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大阪インターナショナルチャーチ アリステア・マッケナ師 2016/12/11

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大阪インターナショナルチャーチ アリステア・マッケナ師 2016/12/11
大阪インターナショナルチャーチ
贈り物
アリステア・マッケナ師
2016/12/11
導入
クリスマスには、世界中の人々がプレゼントをもらいます。
プレゼントをもらってうれしいのは、子どもだけではありません。うれしいのは大人も同じです。
プレゼントを渡す習慣の起源は定かではありませんが、イエスが生まれた最初のクリスマスに、3
人の博士たちが黄金、乳香、没薬を贈ったのが始まりだと考える人もいます。
クリスマスプレゼントをもらうとき、たいていの人は次の 3 つのことを知りたいと思うでしょう。
1. プレゼントの贈り主。
2. もらったものの使い方。
3. プレゼントの大まかな値段。高価なものだと、大切にしようと思う傾向があるようです。
今日は、人生でもっとも大切なプレゼントについてお話したいと思います。
1. ではまず、プレゼントの贈り主は誰でしょう。
クリスマスに誰がプレゼントをくれるか、たいていの場合はわかっています。
夫や妻、家族、友だちなどでしょうか。
もし英国のエリザベス女王からクリスマスプレゼントが届いたらびっくりするでしょう。
安倍首相やアメリカの次期大統領トランプ氏からでもびっくりするでしょう。
そんな有名人からのプレゼントは、きっと高価で貴重なものでしょう。
けれども、今年のクリスマス、ここに挙げた人たちよりももっと重要な誰かがあなたにプレゼン
トをあげようとしています。
その誰かとは、あなたを造ったお方、聖書の神です。
聖書には、最高の贈り物は人からもらうのではなく、神ご自身からいただくものだという教えが
あります。
ローマ 6:23 罪から来る報酬は死です。しかし、神の下さる賜物は、私たちの主キリスト・イエス
にある永遠のいのちです。
神からのクリスマスプレゼントは、今年のクリスマス、あなたに贈られています。箱の中ではな
く、ある人の中にそのプレゼントは詰め込まれています。
その人とは、神の子イエス・キリストです。
今年のクリスマス、あなたにとっての最高のプレゼントは、あなたを造ってくれた神との絆です。
その絆は、イエス・キリストという人によってもたらされます。
2. 次に、そのプレゼントの目的は何でしょう。何に役立つのでしょう。
今年のクリスマス、もしかすると自分は使わないようなものをもらうかもしれません。または、
何か自分で作らなくてはならないものをもらうかもしれません。
私は、妻へのプレゼントを何にするかいつも悩みます。
きっと気に入ってくれるだろうと思って買っても、それほど喜んでもらえなかったこともありま
す。
それで、解決策を見つけました。
今は、誰か女性に買い物についてきてもらって、妻が好きそうなものを選んでもらうのです。
これはなかなか名案だったようです。女性は女性のことをよくわかっているからです。
神は私たちにとって最高のプレゼントを選んでくださいました。それは、神が私たちのことをよ
くわかっておられるからです。
私たちが心でどんなことを思っているか、どんな暮らしをしているか、過去も現在も未来もすべ
てご存じです。
このクリスマス、神が私たちにくれる贈り物は、私たちが生きる上で犯す罪と関係するものです。
罪とは、私たちを造られた創造主なる神を怒らせる考えや言動すべてです。
神は 100%聖なる存在なので、罪に耐えることができません。
神は必ず罪を罰せられます。そして、罰として死を選ばれました。
ローマ 6:23 罪から来る報酬は死です。しかし、神の下さる賜物は、私たちの主キリスト・イエス
にある永遠のいのちです。
神は私たちを深く愛しておられるので、罪の罰を私たちが負うことを望まれないと聖書は語りま
す。ですから、神が私たちに今年のクリスマスプレゼントとして渡したいと考えておられるもの
は、私たちの罪の問題の解決策です。
この贈り物の目的は、罪の解決です。
3. プレゼントはいくらくらいしたでしょうか。
私たちはよく、プレゼントの値段によってその価値をはかります。
高価なプレゼントをもらうと、ずいぶん大切にされているような気になります。
けれども、神が私たちに与えようとしてくださっている贈り物はあまりにも尊くて、値段をつけ
ることができません。
神は 2 千年前に、神ご自身の子イエス・キリストをこの世の救い主として送ってくださることに
よってこの贈り物の値を払ってくださいました。
マタイ 1:21 マリヤは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。この方こそ、ご自分の民
をその罪から救ってくださる方です。」
誰か他の人が代金を払うから、贈り物となるのです。
この贈り物の値は神が払ってくださいました。それは、神の子イエス・キリストに私たちの罪の
罰を負わせることによってです。
イエスは私たちの身代わりになりました。私たちに代わって死んだのです。
私たちが罪を赦されてきよい者とされ、神の御前に出るには、この方法しかなかったからです。
コリント第二 5:21 神は、罪を知らない方を、私たちの代わりに罪とされました。それは、私たち
が、この方にあって、神の義となるためです。
このクリスマス、神からの贈り物を謙虚に受け取るか、断るか、それはあなた次第です。
神からのすばらしい贈り物をいただくために、しなければならないことが 3 つあります。
1. 気づく ―神の怒りを買ったことに気づきましょう。私たちが過去に思ったり考えたり
したことや言動が聖なる神を怒らせているのです。
2. 悔い改める ― これは、方向転換して進む方向を変えることです。イエスといっしょに
生きていくことであり、イエスについていくことです。自分勝手な生き方をやめて、
神の道を歩みはじめることです。
3. 受け取る ―これはなかなかむずかしいかもしれません。というのも、イエスは目に見
えないし、手に取ることのできる贈り物がないからです。けれども、イエスは今ここ
におられ、あなたがイエスを心に迎え入れてくれるのを待っておられます。イエスこ
そが神の贈り物です。
今年のクリスマス、神の贈り物を受け取りたいと思われた方は、礼拝後この場に残って誰かにそ
のことを話してください。
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