Comments
Description
Transcript
先進事例の整理
資料6:先進事例の整理 1.三郷市公共交通情報相互提供システム 設置場所:埼玉県三郷市(TX三郷中央駅) 実施主体:三郷市公共交通情報相互提供システム 等運営協議会(三郷市、交通事業者等 で構成) 設置時期:平成19年8月 OS:Windows系 機器構成: ◇ディスプレイ ・65インチタッチパネルディスプレイ1台(駅構内) → バス案内、 市のお知らせ、イベント・観光情報等を探索して表示可能 ・65インチディスプレイ2台(駅構内)→ バス発車時刻(主要目 的地別先発表示)、広告 ・45インチディスプレイ6台 (バス停・駐輪場)→鉄道発車時刻 ◇サーバー:1台 ◇専用回線:3回線 主要目的地別の先発情報 の提供イメージ (改札を出た場所に設置) 行き先 発 のりば 三郷市役所 先発 09:07 7 のりば 09:13 次発 6 のりば 09:20 次々 7 各バス乗場の時刻表 広告等が表示されている 行き先 三郷市役所 先発 のりば 09:07 7 次発 のりば 次々発 のりば 09:13 6 09:20 先発順に乗場が表示される 7 表示したい情報のボタンを押してください バス運行情報 鉄道運行情報 駐輪場情報 三郷市の情報 観光情報 地域情報 バス案内、市からのお知らせ、 イベント・観光情報の検索 (改札を出た場所に設置) 知りたい情報のボタンにタッチ! 広告情報 イベント情報 鉄道時刻表 バス路線図 システムの特徴 z 三郷中央駅には、バス事業者が5社乗り入 れており、主要な目的地に多くの路線が運 行されいるため、これまで利用者はバス停を 回って先発のバスの確認する必要があった ため、主要目的地(市役所、三郷駅、ピアラ シティ(商業施設))への先発バスの時刻と乗 り場が表示され、鉄道との乗り継ぎ利便性が 向上した。 2.伊予電鉄電車・バス総合情報システム 設置場所:愛媛県松山市 実施主体:伊予鉄道の電車とバス 設置時期:平成16年4月 提供情報:拠点駅(9駅)公共施設(11施設) に設置されたLCD案内板によるロ ケーションシステムと連動した電 車・バスの運行状況を表示 バス停(106箇所)に設置された案内板での 次発バスの案内表示(バスロケーションシス テムとの連携) 電車(50両)・バス(170両)の車内に設置さ れたLED表示板による乗り継ぎ案内 携帯電話・インターネットでの次発バス・電 車案内、所要時間案内、ノンステップバス案 内、目的地までの乗り継ぎ検索案内、運賃 表示、いよてつニュース等が案内されている。 システムの特徴 z 鉄道とバスの車内で、相互の乗り継ぎ情報 が提供されており、結節点では電車運行管 理システムやバスロケーションシステムと連 動した運行状況(定刻・遅延情報)や方面別 の先発情報が提供されいる総合的なシステ ムである。 3.青葉台駅バス発車案内システム 設置場所:神奈川県横浜市東急青葉台駅 実施主体:東急バス 設置時期:平成5年1月 提供情報:方面・バス停 別のバス時 刻表等の表 示 行きたい場所の番号を一覧表から 選んで入力する。 場所は、バス停・主要な沿線 施設から選べる。 また、時刻を入力すれば帰り の時間も表示される。 また、次のようなサービスも実施されている。 ランプの点灯により、バス乗務員 に電車の到着を知らせ、バスの発 車時刻を調整する。 電車接近表示灯 方面別に案内板・バス停等を色分 けし、利用者にわかりやすくして いる。 方面別カラー表示 システムの特徴 z いち早くバスの発車情報をわかりやすく提供 した事例であり、降車バス停だけでなく、沿線 施設(公共施設、学校、文化・スポーツ施設、 病院等)からも先発情報が検索可能となって いる。さらに、時刻別の検索も可能となってお り、帰宅時の情報も入手可能となっている。 z また、電車接近表示灯、方面別カラー案内表 示等の多様な乗り継ぎ利便方策を展開して いる。 4.バス・鉄道運行情報システム 実施主体:神奈中バス・小田急 実施時期:平成19年8月 (神奈中のバス運行情報提供サービスは 平成17年2月より) 提供情報:神奈中のバスと小田急の電車の 一体的かつリアルタイムな運行情 報やバスと電車を乗り継いだ目的 地までの所要時間、運賃、乗り継 ぎ可能なバス・電車の出発時刻な どを携帯電話やパソコンで提供 バスへの電車遅延情報の配信イメージ (運転席横に設置されている) バスへの電車遅延情報の配信イメージ (運転席横に設置されている) 携帯版での情報提 供イメージ パソコン版での情報提供イメージ また、平成20年2月より、「厚木バスセンター」 ~「厚木アクスト」間でのノンステップ連節バ ス「ツインライナー」の運行に合わせて、バス 車内でリアルタイムなバスと鉄道(小田急線) の運行情報を提供する。 バス車内での鉄道運行 情報の提供イメージ システムの特徴 z 異なる交通事業者間で、相互のリアルタイ ムな情報提供を行っている数少ない事例で ある。(伊予鉄の事例は、同一事業者) 5.岡山バス到着時刻予測システム 実施場所:岡山県岡山市 実施主体:国土交通省中国地方整備局等 実施時期:平成11年12月 (現在のシステムは平成17年5月より) 提供情報:市内のバスの到着予定時刻をP C・ 携帯で検索・表示する。 パソコン版での情報提供イメージ 発着バス停入力画面 (地図より) •地図上でバス停をクリッ クすることにより設定で きる。 •その他にも直接入力や 50音順、良く使うバス 停などから設定可能 到着時刻予測画面 システムの特徴 z 国内で初めてバスの到着予想時刻を提供し たシステム(以降、萩市などで実施)。 z アンケート調査による、システム導入により、 バスの利用意向が高まったと思う人は6割 近く。システム利用により、実際に交通手段 をバスに変更した人は、1割近くで、実際に はないが、利用すれば変更することがあると 回答した人は7割以上。 6.せんちゅうナビ(実証実験) 設置場所:北大阪急行千里中央駅・大阪モノ レール千里中央駅 実施主体:駅前総合交通情報システム検討 会(国土交通省近畿運輸局等) 実験期間:平成17年2月27日(日)から1年間 提供情報:バス発車時刻案内、また店舗等案 内による広告収入で運営 情報提供内容と検索イメージ ハードウェア構成 大型案内板の表示イメージ 【発車時刻案内】 現在時刻からの発車バスを24本表 示 【店舗情報表示】 予め入力した店舗情報を一定間隔 で表示 システムの特徴 z 乗り継ぎ利便性の向上と地域の活性化のた めの実証実験システムであり、交通事業者。 地元商店街が協力し、交通情報だけでなく 商業情報を積極的に提供した事例。 7.秋葉原不思議交流空間プロジェクト (実証実験) 設置場所:東京都秋葉原地区 実施主体:UAA2007年度実証実験実行委員会 (日立製作所等・後援総務省) 実験期間:2007年10月19日~28日・11月16日~30日 提供情報:ユビキタスな入力機器をもちいてゲームや 店舗やイベントの情報を表示。また、RFI Dカードを用いてユーザーの利用履歴を 記録する機能を持っており、何度か利用 すると、好みに合わせた情報を即時に表 示する 多様な入力方法を備えた端末機 RFIDが入ったカード システムの特徴 z ICタグを利用して識別することにより、利用 者個人個人が求める情報を簡易に取り出す ことができるシステム z また、端末機器も多様なセンサーなどを用 いて、直感的に操作できるように工夫されて いる。 8.さわれる案内板 設置場所:JR品川駅 実施主体:JR東日本 設置時期:平成19年1月 提供情報:駅構内及び周辺 の案内情報をタッ チパネルにより 表示。表示され る順序は利用頻 度に応じて変更 される。 多様な入力方法を備えた端末機 メニュー画面 案内画面 4ヶ国語に対応 •利用件数は、平日で約500 件、休日で約1,000件 •平日は駅の案内に関する 情報での利用が多く、休日 は駅周辺施設とくにアミュー ズメント施設の情報が多く利 用されている。 システムの特徴 z メインメニュー画面の表示が、利用履歴に応 じて変更されるなど、利用者が情報の検索 をより簡単にできるシステム z また、表示もピクトグラムを多様し、直感的 に理解できる工夫がされている。 9.電車運行状況(JR・市営地下鉄) (1)JR 路線図と文字情報による運行・振替等の案 内情報を提供。 また、改札外や一部車両内でも以下のよう な運行状況情報を提供(その他、PCや携 帯でも)。 (2)市営地下鉄 文字情報による運行・振替等の案内情報 を提供。