Comments
Description
Transcript
モ ノ が 語 る - ray-rhythm | 小林プロジェクト2015
モ ノ が 語 る “人と「モノ」の関わりの大切さ”を見た人に気付いてもらうにあたり、一番大切さを実感しやすいであろう、 人と人との思い出にまつわるモノに、プロジェクションマッピングを用いて語らせることにした。 その中でも今回メインに置くのは《写真立て》である。 デジタル化が進み、今の人々はスマートフォンやデジカメなどで写真を撮ることしかしないため、 昔のように写真を現像し「モノ」として残しておくことが少なくなった。 「モノ」として残さずにデータだけがあるのであれば、機械が壊れればすべて消えてしまういうことも考えられる。 したがって私たちは、写真立てをメインの「モノ」とし、写真立てに思い出を語らせることとなった。 見ているだけでは受け身になってしまうため、インタラクションを盛り込みユーザがアクションを起こすことで より実感してもらおうと考え、体験アトラクションという形でストーリーを展開していくことにした。 - トワ - 永遠の モ ノ 語 リ モノとの関わりを大切に。 私たちは、いつも何気なく使って い る モ ノ を 、 わ ざ わ ざ 気 に 留 め る こ と は ほ と ん ど な い 。 しかし、モノは人とともにある限 り 、 必ず人の思い出、人生、夢などを 共 有 し て い る は ず で あ る 。 モノは必ず人の思い出の中にある 。 そのため、思い出を今に、未来に 残 す こ と が で き る の も モ ノ な の で あ る 。 いろいろな思い出を有するモノは 、 ときとして人の心を癒すこともあ れ ば 、 乱 す こ と も あ る だ ろ う 。 人は、そういった過去を振り返る こ と で 、 前 を 向 き 、 進 む こ と が で き る の だ 。 したがって私たちは、人との思い 出 を モ ノ に 語 ら せ る こ と で 、 モノとの関わりの大切さを、作品 を 見 た 人 に 気 付 か せ た い と 思 っ た 。 体験型アトラクション 永遠の モ ノ 語 リ シナリオ 用 意 し た 1 枚 の 写 真 に は 多 く の 思 い 出 が つ ま っ て い た が ・ ・ ・ 小林研究所で開発した装置を使って 少年と少女の出会い。 写真の世界に入ろう! ふたりで多くの思い出 しかし、突然の別れを ショックのあまり少年は写真 を作った。 迎えてしまう。 をビリビリに破いてしまい、 思い出のモノたちが飛び散る。 写真の世界も壊れてしまう。 写真立 て と 、 そ の 中 に 写 っ て い る 思 い 出 の 品 が プ ロ ジ ェ ク シ ョ ン マ ッ ピ ン グ に よ り 、 飛 び 散 っ た カ ケラの在りかを知らせてくれる。 飛び散ったさまざまな思い出のモノに プロジェクションマッピングが プロジェクションマッピングを あるインタラクションをおこなうことで 発動し、 見ることによって、写真のカケラの カケラに対して、 Wii リモコンのセンサー 写真立てを元通りにして を向けることで、 いく。 在りかを見つかることができる。 体験型アトラクションの開発に向けて ◎ 学習状況 ● 基本的な画面描画プログラム ◎ 今後の展望 ① プログラミングの成熟 ● 簡単なアニメーションプログラム ② インタラクションの制作 ● アドオンを用いた基本的なプログラム ex) ユーザの行動、動きに反応して対応する何か ③ かっこいいプロジェクションマッピングの制作 等は学習済みである。 ④ アトラクションを作り上げにいく さらに、Kinect と openFrameworks を組み合わせた簡単な プロジェクションマッピング、Wii のハックなども実践してきた。 具体的な技術として ①各種アドオンの導入 (ofxMIDI、ofxOSC、ofxOpenCV、ofxBox2d 等 ) ②Web API の導入 (Twitter API × PM、Facebook ×PM、Instagram × PM 等 )