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中期経営計画(PDF)

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中期経営計画(PDF)
伊勢崎市立伊勢崎市民病院中期経営計画
平成25年12月
伊
勢
崎
市
民
病
院
目
次
Ⅰ
改定の目的
………
1
Ⅱ
現状と課題
………
1
Ⅲ
今後の運営方針
………
6
Ⅳ
今後の一般会計負担の考え方
………
7
Ⅴ
今後の経営指標及び具体策
………
7
Ⅰ
改定の目的
伊勢崎市民病院は、開設以来64年を経過しております。その間、平成10年度に病
院建物の改築を行い、平成17年の市町村合併時に一部事務組合経営から伊勢崎市の経
営に衣替えし、一般病床520床、感染症病床4床、計524床、標榜科19科で運営
を開始しております。主に、高度医療と二次救急を担う地域の中核病院としての機能を
果たしてきました。
しかし、経営状況は、平成21年以前までの医療費の抑制、多大な設備投資及び人件
費の増加によって大変厳しい状況が続いておりました。
このような状況の中、伊勢崎市民病院では総務省から示された「公立病院改革ガイド
ライン」により策定が求められた「公立病院改革プラン」に合わせ、平成21年度から
平成25年度まで、5ヵ年の「伊勢崎市立伊勢崎市民病院経営健全化計画」を策定し、
改革の項目や目標数値等を設定すると共に具体的な施策の実施に努めることにより、経
営の健全化に取組んできました。
その結果、平成25年度を目標としていた経常収支の黒字化が平成22年度で前倒し
て達成することができました。
この度、
「伊勢崎市立伊勢崎市民病院経営健全化計画」の計画期間が終了することに伴
い、計画の進捗状況と現状を踏まえ、さらなる経営健全化と医療の質の向上を図ること
ができる計画とするため、この5ヵ年に実施してきた項目を検証し、これから重点的に
取り組むべき項目を整理し、平成26年度から平成28年度までの今後3ヵ年を第2期
の取り組み期間とし、さらに計画の第二段階として名称を改め「伊勢崎市立伊勢崎市民
病院中期経営計画」を策定します。
Ⅱ
現状と課題
これまで取り組んできた医師、看護師の人材確保及び各職種におけるスキルアップ、
経営方針・情報を共有し柔軟で迅速な対応を可能とする組織づくり、合わせて、職員の
意識改革、財務管理の充実などの基幹部分の向上策、そして、医業収益に直接的に関わ
る保険請求事務の精度向上、地域医療支援病院の承認、ベッドコントロール体制の見直
しなどの対策を含む病床利用率の向上、クリニカルパスの見直し、手術件数の増などの
経営改善の具体策の推進により成果を上げてきました。また、平成22年及び平成24
年の診療報酬改定では、若干ではありますが引き上げられた要因もあり、平成22年度
から平成24年度まで連続して経常収支の黒字化を達成でき、トータル約12億円の黒
字を計上することとなりました。
一方では、今後、社会保障制度改革において計画されている医療分野においては、効
率的で質の高い医療提供体制の構築及び地域包括ケアシステムの構築が求められてい
ます。その期限は、次期医療計画の策定が平成30年度であることを踏まえ、平成29
年度を目途とするとされています。
1
今後、市民病院は、公立病院として救急医療はもとより高度な医療を担い、これまで
構築してきた地域の医療機関との連携をさらに強化することが重要となります。
また、市民病院が属する医療圏における他施設の状況や他の医療圏の動向などの環境
の変化に敏感に対応することも重要です。
これらに対応した効率的な病院運営による質の高い医療の提供が求められています。
1
平成21年度から平成24年度における取組状況
(1) 決算状況
① 経常収支比率
%
106.0
104.1
104.0
102.6
102.5
102.0
100.0
98.1
98.0
96.0
94.0
H21年度
H22年度
H23年度
H24年度
・平成22年度は、収益増と費用(主に経費と減価償却費)の縮減により、22年度
に黒字転換しました。
・平成23年度以降も地域医療支援病院の承認や入院患者数の増、手術件数の増によ
る収益増や費用(主に材料費、経費)の縮減により継続して黒字となっています。
・平成24年度に経常収支比率が下がったことについては、延べ入院患者の減による
収益の伸びの鈍化と医業費用(主に経費と減価償却費)の伸びが大きかったことに
因ります。
② 医業収支比率
%
106.0
104.5
104.0
102.7
102.6
102.0
100.0
98.6
98.0
96.0
94.0
H21年度
H22年度
H23年度
H24年度
・平成22年度の医業収益は、前年度比106.1%と大きく伸びましたが医業費用
の伸びと相殺してしまい、医業収支比率はそれほど高くはありませんでした。
・平成23年度は、地域医療支援病院の承認、入院患者増による医業収益の増と医業
2
費用が前年度とほぼ同額だったことが医業収支比率を押し上げました。
・平成24年度は、医業収益の伸びよりも医業費用の伸び率が大きかったため、医業
収支比率が下がりました。診療報酬改定があったにも関わらず医業収益が伸びなか
った要因には、入院延べ患者数減による収益減があげられます。
③ 病床利用率(延べ・24時)
%
92.0
90.6
88.2
88.7
81.1
81.6
H21年度
H22年度
90.0
88.3
88.0
86.0
83.5
84.0
82.0
延べ
81.2
24時
80.0
78.0
76.0
H23年度
H24年度
病床利用率は、入院患者数の順調な伸びとともに上昇して来ましたが、平成24
年度は、平成22年度を下回る結果でした。しかし、平成25年度の状況は復活の
兆しが見えています。
④ 職員給与費比率
%
54.0
53.5
53.5
53.0
52.5
52.4
52.5
51.8
52.0
51.5
51.0
50.5
H21年度
H22年度
H23年度
H24年度
給与費、医業収益ともに増加していますが、平成22年度と23年度は医業収益
が給与費の伸びを上回ったため給与費比率は下がりました。平成24年度は、延べ
入院患者数の減により医業収益が伸びなかった結果、高い値となりました。
(2) 収入の確保策
① 患者の確保及びサービス向上に向けた地域医療支援病院承認と地域医療連携
の状況
3
ⅰ業務概要
区
分
紹介患者に対する医療の提供
H23
H24
紹介率
72.8%
73.6%
逆紹介率
71.8%
74.1%
804件
836件
20,639人
20,733人
研修回数
32回
29回
参加人数
1,385人
1,784人
医療機器の共同利用(CT・MRI・RI)
救急医療の提供
医療従事者の研修
ⅱ連携登録医療機関
区
分
*年度末現在の数値
H23
登録医療機関数
登録医師数
H24
258施設
401施設
307人
491人
市民病院は、紹介率、逆紹介率の向上と医療機関訪問などによる一層の連携強化
を図り、平成23年6月22日付けで群馬県知事から『地域医療支援病院』の承認
を受け、患者確保及び患者サービスの向上に努めました。
② 診療請求事務の精度確保
査定率年度比較
%
0.180
%
1.64
0.160
1.62
0.140
1.6
0.120
0.100
1.58
0.080
1.56
0.060
1.54
0.040
1.52
0.020
0.000
平成20年
平成21年
平成22年
平成23年
平成24年
入院
0.060
0.060
0.050
0.050
0.060
外来
0.140
0.160
0.120
0.160
0.130
全体
0.083
0.090
0.070
0.081
0.082
1.540
1.620
1.600
1.540
全国平均
返戻率年度比較
%
3
2.5
2
1.5
1
0.5
0
平成20年
平成21年
平成22年
入院
1.45
1.46
1.53
2.6
2.0
外来
0.8
0.73
0.74
0.91
0.95
全体
0.85
0.8
0.83
1.1
1.0
0.34
0.32
0.32
0.43
全国平均
4
平成23年
平成24年
1.5
請求漏れ防止については、レセプト提出時に医師が点検を行ってコメントを漏
れなく記入し、加えて事務ではレセプトチェックシステムで内容のチェックを行
う等の対策を取っています。また、返戻レセプト及び査定案件は、調査・検討し、
再提出、再請求してきました。
③ 病床利用率・回転率の向上
病床利用率の向上については、各病棟が目標利用率を掲げ、稼働率が向上する
よう管理を行いました。また、疾患別クリニカルパスにより、最も適切な入院期
間での退院を目指し、稼働率・回転率の向上に努めました。
(3) 経費削減策
① 委託費の削減
・保守点検の内容・回数等を見直し適正な保守点検を実施しました。
キンコム(リハビリテーション科)、中央放射線科医療機器(中央放射線科)
・検査項目の見直しを行い、一部を外注に変更することにより経費の削減を図りま
した。(中央検査科)
・総務関係及び設備関係業務委託について契約内容を見直し削減を図りました。
清掃業務、医事業務等(企画財政課、医療サービス課 17件)
オートドア等設備関係保守委託(企画財政課11件)
② 材料費の削減
・診療材料費の効率性の検証と削減
・不織布を再利用した医療材料の削減
・手術台用ディスポシーツの適正使用による診療材料費の削減
・検査試薬の見直しによる試薬代の削減
・後発薬品採用の促進
・生鮮食材の見直しによる食材費の削減
(4)
事務(業務)処理の効率化
① 集中化
・各病棟で個々に請求していた消耗品をフロアーごとの管理とし効率性の向上を
図りました。(看護部)
・地域医療支援病院として、紹介患者持参のデータ件数増に対応するため、取込
用機器を画像処理ゾーンの共有空間に設置することで人員の有効活用を図り
ました。(中央放射線科)
・放射線治療科の診察室と装置室の位置を修正し、1つのゾーンで診察と治療が
完結するよう改善しました。(中央放射線科)
② 標準化
・包括的かつ基本的指針を定め、これに基づき各看護業務単位での看護手順・検
査手順・看護記録記載基準等の業務手順書を作成し業務の標準化を図りました。
5
(看護部)
・当直業務において、CT及びMR撮影等の専門性の高い機器操作に習熟してい
ることが必要不可欠であり、そのため、各担当責任者がマニュアルを整備し、
教育を行い、全体のレベルアップを図っています。さらに、専門分野のスキル
アップのため専門技師認定機構による認定取得に努めました。
(例)胃がん検診専門技師、マンモグラフィ撮影認定技師、X線CT認定技師、
救急撮影認定技師、放射線治療認定技師、放射線治療品質管理士等
(中央放射線科)
・衛生管理マニュアルの整備、業務作業マニュアル(調理、調乳、洗浄、事務、
献立作成)により標準化を図りました。(栄養科)
・一定の質のリハビリが提供できるよう、マニュアル及び評価書の整備に努めま
した。また、患者によりクリニカルパスが作成されており標準化を図りました。
(リハビリテーション科)
・調剤時の調整方法等及び製剤録の整備を進め標準化を図りました。(薬剤部)
③ 機械化
・患者認証システムの活用による患者と投薬の正確な確認により、医療の安全性
を高めました。(看護部)
・看護管理支援システムの導入により、7対1看護入院基本料に係る人員数や勤
務時間の計算が容易となり、データの共有と活用が可能となりました。このこ
とにより、看護ケア計画・実践・評価の順に進行する一連の看護過程が効率的
に展開できています。(看護部)
・CR(コンピュータX線装置)及びPACS(画像保存通信システム)の更新
整備により、放射線画像はデータ化されフィルムレスとなり、撮影終了後から
画像参照までの時間短縮による診療の効率化を図りました。(中央放射線科)
Ⅲ
今後の運営方針
・効率的で安定性及び自立性のある経営を図る。
・効率的で質の高い医療提供体制の構築に努力する。
・地域の医療機関との連携強化に努める。
(1)果たすべき役割
・ 二次医療体制を堅持し、地域の中核病院としての役割を果たす。
・ 医療安全の充実を図り、市民にとって安心・安全な医療を担う。
・ 患者へのサービス向上に努める。
・ 急性期医療を中心とした、高度医療を提供する。
6
・
・
・
・
・
・
Ⅳ
救急・災害時の医療を担う。
がん診療体制の充実を図る。
小児周産期医療体制を堅持する。
地域一次医療と連携し、地域医療の機能分担を図る。
医療従事者の育成に努める。
財務の健全性維持を図り安定経営に努める。
今後の一般会計負担の考え方
伊勢崎市民病院は現在、地方公営企業法を一部適用した財務適用の地方公営企業とし
て運営され、法律により次の項目に該当する部分が一般会計から繰入が行われています。
(1)救急業務及び小児医療等の性質上、経営に伴う収入をもって充てることが適当でな
い経費
(2)病院建設費又は改良費及び高度医療整備等の能率的な経営を行っても、その収入か
ら充てることが客観的に困難な経費
これらの経費については、今回の地方公営企業会計の見直しにおいても、健全経営
へ向け、一般会計との負担区分の明確化による取り組みが求められています。
これまでの繰入額は、市における厳しい財政状況にもかかわらず一定の繰入を行っ
ておりますが、今後、市においては歳入の減少傾向が続くなど、更に厳しい財政状況
を迎えることとなることを念頭に入れねばなりません。
併せて、今後の病院経営の継続と自立を鑑み、今後も一般会計では地方交付税の基
準財政需要額で定められた割合の遵守に努めることとします。
Ⅴ
今後の経営指標及び具体策
これまでの経営健全化計画及び公立病院改革プランに表記した各指標の達成状況及び
内容を検証し、さらに、今後5年間の診療報酬改定、消費税改正及び患者の動向等を含め
た試算を行い、新たな指標を設定しました。
また、現行の具体策についても同様に検証を行い、加えて、今後取り組む具体策を加え、
さらなる改善に努めるものとします。
1
経営指標
≪H25 年度(目標)≫
・ 経常収支比率
・ 医業収支比率
100.0%
95.0%
7
≪H28 年度≫
→
→
103%
105%
・
・
・
・
・
・
・
・
≪H25 年度(目標)≫
給与費対医業収支比率
52.0%
病床利用率(24時現在)
80.0%
患者一人一日収入(入院) 50,148 円
患者一人一日収入(外来) 10,280 円
医師一人一日収入額
264,343 円
看護師一人一日収入額
66,377 円
紹介率
60%
逆紹介率
30%
→
→
→
→
→
→
→
→
・
・
・
・
手術件数(※1)
3,930 件
救急患者数
21,380 人
集中治療室の稼動率(24時)
85%
入院患者数(※2)
159,559 人
→
→
→
→
※1
≪H28 年度≫
52%
83%
63,000 円
16,000 円
306,000 円
75,000 円
75%
75%
4,500 件
17,000 人
83%
166,000 人
既に実績の出ている領域のさらなる強化を図るとともに、中央手術室の効率的な運用のための
環境整備を行い手術件数の増を図ります。
※2
急性期医療を担う中核病院として、手術及び入院治療が必要な重篤な患者を獲得することで入
院患者増を図ります。
2
指標以外の経営改善へ向けた具体策
(1) 継続的に取り組む具体策
① 医師・看護師の人材確保
医療水準を維持して行くため、医療環境の変化と医療提供体制に応じた定数条例
の見直しや継続的な人材確保が必要です。
② 医師、看護師、医療技術者等のスキルアップ
一定の収益が見込める運営となり、今後の水準維持についての重点課題は、職員
の育成とスキルアップの充実にあると考えます。
喫緊の要素として、専門的事務職員のベテランが退職し、医事サービスを中心に
診療報酬請求事務などの事務能力弱体化への対応などがあります。
また、企業会計の運営に関わる知識を有する職員の配置も必要となっています。
〔対応のための検討事項〕
・職員の育成強化、研修や資格取得
・病院新規採用事務職員の即戦力者の採用検討
・市一般会計職員の支援の継続
③ 組織体制の確立
診療部門を中心とするチーム医療の確立のため、常に見直しを図り改善に努める
必要性があります。
8
④ 職員の意識改革
改革開始時と比べ、経営への関心度は大幅に高まっています。今後も各職種にわ
たり、常に病院経営に関する意識の醸成と必要な情報提供に努める必要性がありま
す。
⑤ 財務管理の充実
現金及び債務の管理を始めとして、各種財務諸表の作成や H26年度からの地方
公営企業会計の見直しへの対応などを含め、経営改革開始時と比べ大幅に事務処理
内容の向上が図られ、適正な管理状況が整いました。是非、この水準を維持する必
要があります。
⑥
診療科別配置ベッドコントロール体制の見直し
現状の入院受入れは、適切に管理されておりますが、病床利用率及び収益に直結
することから常時、点検・見直しの必要性があります。
⑦ 保険請求事務の精度向上
病院収益に直接影響のある診療報酬、薬価及び制度等の変更が頻繁に行われてい
るため、診療報酬改定情報の取得、また、院内で医療情報分析チームを発足しDP
C情報による分析を常に行っています。今後も的確な情報収集と更なる分析向上を
図り、診療報酬請求の精度向上など収益確保の向上に努めていく必要があります。
⑧ 地域医療支援病院への承認
経営改革開始後、承認済みとなっており、収入の確保に繋がっています。
⑨ 未収金の徴収強化
経営改革開始後、債権回収会社のサービサーに委託、その後見直し、現在は、弁
護士事務所に委託先を変更し一定の成果を上げています。
⑩
使用料及び手数料の見直し
経営改革開始後、分娩料の見直しや第2売店の使用料新設などを図りました。今
後も各種使用料及び手数料の見直しを図っていく必要があります。
⑪ クリニカルパスの見直し
入院日数と治療計画内容等の見直し、地域連携クリニカルパスの作成をさらに進
める必要があります。
⑫ 外来の電子カルテ化
平成25年度内に概ね完了予定です。今後、病院内外の情報の取込、整理など調
9
整、整備を進める必要があります。
⑬ 人件費・材料費・経費の削減
人件費については、改革開始後に看護体制の充実を目的に定数条例改正を実施し、
主に看護師の増員が図られました。今後、適正配置等による増員や時間外の抑制を
図るため合理性のある運用が求められると考えます。
また、材料費について、特に、薬剤費について購入方法の改善により大幅な削減
が図られ、棚卸しの見直しや不要在庫の精査も行われました。今後も現行の管理体
制の維持が求められます。
経費全体については、当初検討され取り組み事項にあげた項目について、ほぼ初
回の改善が終了しており、当面新たに大きな削減策は見あたらない状況となってい
ます。
しかしながら、今後想定される、建物本体の老朽化及び医療機器設備の増による
維持管理費の増大、人件費の増加など費用面の増加が見込まれることから、費用の
削減への取り組みは必須となっています。
継続的に新たな取り組みの検討と平行して、取り組み済みの事項についても再度、
検討を実施する必要があります。
(2) 今後取り組む新たな具体策
① 社会保障制度改革や診療報酬改定情報を逐次取得し、早急の体制整備や新たな加
算取得などに反映していくための医療情報分析チームを充実推進する。
② 当院の医療提供体制の一層の充実と地域マーケット分析により、市民病院の特色
を高め、他の医療機関との連携を進める。
③ 医療安全の確保と医療の質向上、医療従事者のスキルアップ及び休職中の医療従
事者の復帰支援などを目的とした(仮称)研修ラボセンターを開設し、人材確保に
努める。
④ 伊勢崎佐波医療圏の中核病院として病病・病診連携を図り、市民が安心・安全な
医療を受けられる体制づくりの構築を進める。
3
進行管理、点検・評価
副市長、関係部長及び市民病院幹部職員で構成する市民病院経営検討委員会が進行
を管理し、常に進捗状況を把握するため、実績について四半期ごとに点検・評価を実
施します。
10
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