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株式会社アサボウ - Microsoft

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株式会社アサボウ - Microsoft
株式会社アサボウ
株式会社アサボウ
世界各地との貿易ビジネスに欠かせない Office 365 の機能とは
導入の背景
世界各地との貿易ビジネスを広く展開する企業に必要なもの
株式会社アサボウ (以下、アサボウ) は、東京・日本橋に本社オフィスを構える総合貿易商社。
ソリューション概要
○プロファイル
株 式 会 社 ア サ ボウ(http://www.asaboh.com)
は東京・日本橋に本社オフィスを構える総合貿易
商社。アフリカやロシアからの鉱物資源の輸入
事業のほか、イタリアからのチーズ輸入や、イギ
リスのベンチャー企業が手掛けるマイクロ発電装
置など、世界各国のさまざまな商材を扱う。
○ソフトウェアとサービス
Microsoft® Office® 365
- Microsoft SharePoint Online
○メリット
・多言語対応が可能
・専門知識がなくても簡単にサイトを制作できる
・素人でもブログ感覚でサイトが制作・更新でき
る
・知識がなくてもきれいなサイトができる
○ユーザー コメント
「これなら、専門知識がなくても簡単にサイトを
制作できるし、かつ出来上がった Web サイトの
品質も弊社が想定していた水準をクリアしてい
た。また Office 365 は、マイクロソフトが提供
するグローバル サービスなので、多国語対応に
関しても問題ないはずだと踏んだ 」
株式会社アサボウ 取締役
ウシニナ・ヤナ 氏
会社設立は 2009 年 7 月、従業員数は 8 人とまだ規模は小さいながら、独自の海外ネットワー
クを生かした幅広い貿易ビジネスを展開している。アフリカやロシアからの鉱物資源の輸入事業
のほか、イタリアからのチーズ輸入や、イギリスのベンチャー企業が手掛けるマイクロ発電装置な
ど、世界各国のさまざまな商材を扱う。
社内の雰囲気も、グローバル色豊かだ。社内ではロシア人や中国人の従業員が働くほか、アフリ
カやイタリア、ロシアに拠点やパートナー企業を持つ。当然、取引先も海外企業が多く、海外との
人の行き来が絶えないという。
そんな同社が行っている取り組みの 1 つに、社外向けの会社紹介サイトの多国語対応がある。ア
サボウでは、会社概要や事業内容などの紹介を行うコーポレート サイトをインターネット上に公
開しているが、その内容は日本語だけではなく英語、ロシア語、中国語、イタリア語でも掲載され
ている。
いかにも貿易商社らしい取り組みだといえるが、通常はこれだけ多様な言語でサイトを制作すると
なると、多額のコストや技術的な制約が付き物だ。しかし同社では、社内に IT の専門家が 1 人
もいないにもかかわらず、これらのサイトを最小限の手間で、しかも外部の業者に一切作業を委
ねることなく、すべて自製したという。にわかには信じ難い話かもしれないが、こうした取り組み
を可能にしたのが、同社が現在利用している Office 365 の「SharePoint Online 」だったという。
導入の経緯
なるべくコストを掛けずに自前でサイトを制作できれば
アサボウがそもそも Office 365 を導入したきっかけは、会社設立後、メールをはじめとする IT
インフラを整備するためだったという。同社 取締役のウシニナ・ヤナ氏は、当時の事情を次のよ
うに説明する。
「弊社の社長が前職で Google Apps を使っており、スパム メールの
自動フィルタリング機能や共有ストレージ機能を重宝していた。そこ
で、アサボウでも同じような IT サービスを使いたいと考えていたとき、
たまたま Office 365 のことを知り、
『普段仕事で使っている Word や
Excel といった Office 製品との親和性が高いのではないか』と考え、
採用を決めた 」
Office 365 の導入自体は、独自ドメインの登録に若干手間取ったもの
株式会社アサボウ 取締役
ウシニナ・ヤナ 氏
の、IT の専門家の手を借りることなく、すべて独力で行ったという。現
在では、Exchange Online のメール環境のほか、SharePoint Online
のファイル共有機能などを活用している。
株式会社アサボウ
こ れら に 加 えて さら に 同 社 が 取り 組 ん だ の が、 先 ほ ど 紹 介 した、
SharePoint Online を使った会社案内サイトの制作・運営だ。
「弊社は小売ビジネスは行っていないので、サイトに盛り込む情報は最
導入の効果
SharePoint Online を使って多国語対応の企業サイト
を自製
低限で構わない。従って、なるべくコストを掛けずに自前でサイトを制
そんなことを考えていたとき、Office 365 を触っていてたまたま見つけ
作できればと考えていた。そのためには、IT の専門家でなければ使い
たのが、
SharePoint Online に含まれる外部向けサイト作成機能だった。
こなせない難しいツールではなく、素人でもブログ感覚でサイトが制作・
あらかじめ用意されているテンプレートとフォームに、指示に従って情報
更新できるツールがあればと考えていた。ただし、出来上がったサイト
を入力していくだけで、インターネット上に公開する企業サイトが簡単に
の見栄えが、いかにも素人が作ったようなものになってしまっても困る」
構築できるという機能だ。
(ヤナ氏)
「これなら、専門知識がなくても簡単にサイトを制作できるし、かつ出
来上がった Web サイトの品質も弊社が想定していた水準をクリアして
いた。また Office 365 は、マイクロソフトが提供するグローバル サー
ビスなので、多国語対応に関しても問題ないはずだと踏んだ 」(ヤナ氏)
こうして同社は、SharePoint Online を使った企業サイトの構築に着手
した。まずは日本語版のサイトを制作。その内容を順次、ヤナ氏ら社内
の人員が外国語に翻訳していった。こうして、外部の業者に一切頼るこ
となく、社内の人員だけで多国語対応の企業サイトを完成させた。
アサボウの企業サイト
株式会社アサボウ
「現在でも、サイトの更新作業はすべて社内で行っている。ホームページ
制作会社や翻訳業者に外注していたら、かなりのコストが掛かるところ
だったが、SharePoint Online を活用することで相当額のコストを節約
できた 」(ヤナ氏)
なおアサボウでは現在、社内のクライアント環境の刷新に取り組んでい
るが、これによって Office 365 の使い勝手がさらに向上したという。
「現在、試験的に Windows 8 搭載 PC を運用しているが、Office 365
との 親 和 性は Windows 7 より高まったと感じている。また併せて、
Windows Phone 端末の評価も行っているが、SharePoint Online 上
に保存した書類ファイルや、メールに添付された Office ドキュメントを
端末上で簡単に閲覧・編集できるので本当に便利。大変重宝している」
今後の展開
将来のビジネス拡大に備え SharePoint Online のさら
なる活用を
同社では、こうした評価結果を踏まえ、近く全社員に Windows 8 マシ
ンや Windows Phone 端末を支給する予定だという。さらには、将来
のビジネス拡大を見越して、SharePoint Online の文書管理機能の有
効活用も検討しているとヤナ氏は述べる。
「SharePoint Online を使った、文書ファイル の共有や版管理といっ
た使い方を検討している。現在でも簡単な版管理は行っているが、今
後ビジネスの規模が拡大して、書類の数が増えてくると、現在のやり
方では限界を迎えるかもしれない。そうしたことを見越して、今後は
SharePoint Online を使った本格的な版管理や、海外拠点とのファイル
共有の仕組みなどを検討していきたい」
導入についてのお問い合わせ
本ケース スタディは、インターネット上でも参照できます。http://www.microsoft.com/ja-jp/casestudies/
本ケース スタディに記載された情報は制作当時 (2013 年 6 月 ) のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。
本ケース スタディは情報提供のみを目的としています。Microsoft は、明示的または暗示的を問わず、本書にいかなる保証も与えるものではありません。
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