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マスターズに挑むジャパンゴルフツアーメンバー
MONTHLY JAPAN GOLF TOUR NEWS LETTER JGTO広報誌 2007 Mar/3月1日 vol. 82 TOUR NEWS official Sponsor official Supplier Corporate Supporter http://www.jgto.org/ Corporate Supporter http://mobile.jgto.org/ インターネット 携帯サイト ●発行● 社団法人 日本ゴルフツアー機構 〒107-0052 東京都港区赤坂1-3-5 赤坂アビタシオンビル5F TEL.03-3585-7381 FAX.03-3585-7383 片山晋呉、谷原秀人、J・M・シン、Y・E・ヤンの4選手が出場 マスターズに挑むジャパンゴルフツアーメンバー 4月5日に開幕する今季メジャー第1戦の『マスターズトーナメント』。ジャパンゴル フツアーから片山晋呉、谷原秀人、J・M・シン、Y・E・ヤンの4選手が出場する。 片山晋呉 「今年は15位以内が目標。最終日のバック 9で、リーダーボードに名前が載る位置に いたい」と、片山は更なる飛躍に闘志をた ぎらせる。 毎年、進化し続ける片山。国内3年連続 賞金王はそのひとつの証だが、マスターズ においても出場するたびに進化の跡を残し ている。 世界の舞台で活躍して、 “初出場”を手にした3人 毎年、進化し続ける片山 3年連続6度目の出場となる片山晋呉。 昨年は2日目に自身2度目のアンダーパー 70をマークして、4日間通算4オーバーの 292ストロークで自己ベストの27位タイに入 った。 292ストロークは初出場した2001年と同ス コア。奇しくも4日間の75、70、73、74ス トロークもまったく一緒だが、その中身は まるで違う。 昨年、舞台となるオーガスタナショナル GCはコースを改造。全長7445ヤードと前年 よりも155ヤード距離を伸ばし、難易度をグ ッと増した。01年に優勝したT・ウッズが 272ストロークだったのに対し、昨年のP・ ミケルソンは281ストローク。この優勝スコ アを見ても明らかなとおり、昨年の難舞台 でマークした292ストロークは、片山に確か な手ごたえを与えた。 谷原に予期せぬ“朗報”がもたらされた のは1月30日だった。マスターズ委員会か ら特別招待選手として出場資格を与えると の連絡が入ったのだ。 「まさか…。ゴルフを始めたときからの憧 れの舞台。オーガスタナショナルGCでプレ ーできることに興奮と喜びを隠し切れませ ん」と、谷原は素直に喜びを表した。 2005年、念願の米国ツアーに参戦しなが 谷原秀人 らわずか1シーズンで撤退を余儀なくされ たが、そこから谷原はリセット。昨年は国 内で2勝を挙げたばかりでなく、全英オー プンでは3日目に66をマークして5位タイ と大活躍。マスターズ委員会に谷原の名を 強く印象づけた。 また、J・M・シンとY・E・ヤンの二人も、 谷原同様初出場の切符を手にした。J・M・ シンはインド人選手として初めてオーガス タナショナルGCに乗り込む。 二人は、昨年末のオフィシャルワールド ゴルフランキング50位以内の資格で出場権 を獲得したが、このランキングに大きく影 響を及ぼしたのがヨーロッパツアーでの優 勝だった。 J・M・シンはボルボ・チャイナオープン (アジアンツアーとの共催) と、ツアー最終 戦のボルボ・マスターズに優勝。ヨーロッ パツアーの2006年 賞金ランキングで 16位に入る活躍を 見せた。 一方のY・E・ヤ ンも、ヨーロッパ ツアーの今季開幕 戦であるHSBC選 J・M・シン 手権(アジアンツ アーとの共催) で、 T・ウッズを2打 抑えて見事優勝。 これによってラン キングを一気に39 位上げて、マスタ ーズ出場圏内の38 Y・E・ヤン 位へとジャンプアップを果たした。 果たして、4人がどんな戦いぶりを見せ てくれるのだろう。大いに期待したい。 「ツアーへの登竜門、あるいはリベンジの場 でもあるチャレンジトーナメントを、もっと もっと充実させたいですね」 森 昌弘 氏 株式会社 プロギア 専務取締役 1998年から下部ツアーの『PRGR CUP』を主催している株式会社プロギア。今年は新たに最終戦『PRGR CUP FINAL』も主 催する。その新トーナメントの概要とチャレンジトーナメントを支え続けるポリシーについて、同社の森昌弘専務取締役にうかがった。 ◆『PRGR CUP』を主催するようになったきっかけをお聞かせ下 さい。 私どもは1995年からミニツアーのSOTツアー(Star of Tomorrow) を開催しています。これはアマチュア、研修生、プロゴルファー が一堂に会して、技術向上の場として始めました。いずれは予選 会、決勝大会といった具合にステージアップしていく試合を行な いたいと思っていたときに、当時のグローイングツアー(現チャ レンジトーナメント)を知り、SOTツアーの上位者がチャレンジ トーナメントに出られないかな、と考えたのがきっかけです。 ◆出場権が得られるとなれば、SOTに参加する選手のモチベーシ ョンやレベルも上がったのではないですか? そうですね。アメリカの野球を見れば分かりますが、メジャー の下に 3A、2A、1A…とあって、下の層が厚くて強いから頂点 のメジャーが盛り上がるんですよね。ゴルフも同じ。アメリカの トーナメントがなんであんなに盛り上がるのかといえば、下の層 のトーナメントが充実している上に、州単位でたくさんのミニツ アーが行なわれているからだと思います。当然、選手層が厚くな り、試合もエキサイトします。私たちもゴルフ業界で仕事をさせ ていただいている以上、ピラミッドの底辺を支えたいと思い、自 前の手作りミニツアーからチャレンジトーナメントへと参画させ ていただきました。 ◆昨年は、SOTから勝ち上がった重原啓利選手が『PRGR CUP』に優勝し、最終的にチャレンジ賞金ランキングも3位 に入って今シーズンのツアー前半戦に出場することになりました。 アメリカンドリームならぬ“ジャパニーズドリーム”ですね。 是非、頑張っていただきたいです。先日、 矢野東プロにお会いしたとき、「ツアーの 初優勝も嬉しかったが、何よりも『PRGR CUP』で2回勝ったということが自信にな って、ツアーでも戦えると思いました」と おっしゃっていただき、とても嬉しかった ですね。チャレンジトーナメントはツアー への登竜門的な試合ですが、そこで勝つと かシード権を得るということが、将来を担 う若手プロにとってはとても大きな自信に なるのだなぁ、と再認識させられました。 ◆シード権を失った選手にとっては、敗者復活戦の場でもあります。 そうですね。チャレンジのステージでもう一度頑張ってツアー に再チャレンジする、リベンジしようと戦う場ですからね。チャ レンジトーナメントはとても大切な位置づけのトーナメントだと 考えています。 ◆チャレンジトーナメントをもっと盛んにするには? 試合数、コースの設定、大会日程などをなるべく“ツアー基準” にすることが大事なのではないでしょうか。決して賞金額ではな いと私は思います。選手がツアーに上がっても通用するような仕 組みを作ることが、先ほどお話ししたボトムアップに繋がるので すから…。また、いかにしてメディアに取り上げてもらうかも大 切です。CS放送を含めて、多くのメディアに広く知らしめること で、チャレンジトーナメントの存在感がもっと生まれてくると思 います。更に地域住民と一緒になった運営方法を創意工夫するこ とですね。チャレンジトーナメントの多くが平日競技なので難し いところはありますが、今年の開幕戦の『PRGR CUP』、最終戦の 『PRGR CUP FINAL』では、レッスン会などを含めてギャラリー のみなさんとコミュニケーションをとって、少しでも魅力ある大 会になればと計画しています。 賞金ランク上位30名だけが出場できる新設の最終戦 ◆今年から行なわれる『PRGR CUP FINAL』は、チャレンジトー ナメント初の4日間競技で、大変興味深い大会です。 ツアー最終戦のゴルフ日本シリーズと同じ位置づけの大会にな ります。出場選手は前週までの賞金ランキング上位30名だけで、 この試合で翌年のツアー前 半戦の優先順位が得られた り、チャレンジトーナメン トのシード権が確定します。 また、ツアーと同じ4日間 開催なので、実力が遺憾な く発揮できて、とてもエキ サイティングな大会になる と確信しています。 ◆大ドンデン返しも起こり 得ますね。 最後まで諦めない戦いは必見です。JGTOのご理解によって、今 年からチャレンジトーナメントの規定がいろいろ改正されました。 たとえば賞金ランキング第1位者は、翌年のツアーにフル参戦で きるようになりましたし、チャレンジトーナメントのシード権も 従来の15位から20位に拡大されました。したがって最終戦に出場 する選手全員が、なんらかの目標を持って戦う大会となります。 ◆4日間開催になっても、入場料は無料ですか? はい。週末も絡みますので、出来るだけ事前にアナウンスして 地域の方々に来ていただけるように準備します。出場選手は30名 だけですから時間の余裕もあると思うので、選手たちに協力して いただき、たとえばジュニア育成のためのレッスン会なども考え ています。 ◆テレビ放映は? CS放送のCSスカイAでの放映を予定しています。CS放送は時間 に制約がないので、優勝争いやシード権争いだけでなく、たとえ ば選手たちが上のツアーを目指して頑張ってきたこの一年間をド キュメンタリー的に紹介するなど、地上波とはひと味もふた味も 違った映像を供給できればと思っています。それによってチャレ ンジトーナメントの存在感も出てくるはずですから。試行錯誤し ながら、チャレンジトーナメントでもこういうことが出来るんだ、 ということを示したいですね。 ◆本日はありがとうございました。大会のご成功をお祈りします。 ㈱プロギア URL http://www.prgr-golf.com ●昨年の「PRGR CUP」に関する情報は、左記ウェブサイトの「EVENT & TOUR」の項目を参照。 Spot Light 「3年連続賞金王獲得祝賀会」で宣言 片山晋呉、2007年をかく戦う! 1月31日、34回目の誕生日を迎えた片山晋呉が「3年連続 賞金王獲得祝賀会」を開催。4月のマスターズと今シーズンに かける熱い思いを、自信に満ち溢れた表情で高らかに宣言した。 今年も手が震えた マスターズからの招待状 3年連続して行なわ れた誕生日での「賞金 王獲得祝賀会」 。 その席 上、600名を超す来賓者 の誰もが楽しみにして いる“恒例の行事”が ある。マスターズ委員 会から届けられた招待 状の公開開封だ。 昨年末のオフィシャ ルワールドゴルフラン キング24位で、既に今 年のマスターズ出場権 を獲得していた片山。 招待状は昨年末に自宅 に届いていたが、 「自分ひとりで開ける のはもったいない。応 援してくださる皆さん の前で開けたい」と、 この日まで大切に取っ ておいた。 今年で6通目となった招待状だが、手に した感動は、初めて届けられた2001年のと きと少しも変わらない。今回もオーガスタ ナショナルゴルフクラブのロゴマークが入 った白い封筒にハサミを入れたとき、手の 震えを抑えることはできなかった。 「これまでの招待状は全部額に入れて飾っ てあります。もし、家が火事になったら、 真っ先に持って逃げますよ。それだけ僕に とってマスターズは究極の舞台。その舞台 に立つために苦しいトレーニングを自分に 課して、頑張っているといっても過言では ありません」と、片山はマスターズに特別 の思いを寄せる。 「最終日、 リーダーボードに 名前が載る位置にいたい」 昨年のマスターズはコースを改造し、選 手の行く手を阻んだ。全長7445ヤードは前 年より155ヤードも長くなった上に、 ドッグ →今年も誕生日に盛大な祝賀 会を主催した片山。“賞金王 V 4”を達成して、来年の開 催を約束! ↓マスターズからの招待状を 誇らしげに披露。今年は昨年 以上の活躍が期待される レッグ・ホールの曲 がりを一層厳しくし た。ティショットで 距離を出しながら、 ボールを曲げて攻め なければならない難 コースへと変貌を遂 げたのだ。 その舞台で、片山 は2日目にベストス コアタイとなる2ア ンダー70をマーク、 自己最高の27位タイの成績を手に入れた。 その自信は計り知れない。 「去年は最終日の10番まではいい手ごたえ を感じていたので、今年 はもうひとつ上を目指し たい。できれば15位以内 に入りたいですね。最終 日のバック9で、リーダ ーボードに名前が載る位 置にいられたら…」と、 片山は青写真を描く。 そのための準備にぬか りはない。今年はマスタ ーズまでに6試合を戦う スケジュールを組んだの だ。2月15日からの米国 ツアー・ニッサンオープンを皮切りに、翌 週はWGC―アクセンチュア・マッチプレー に出場。そのあとアジアンツアーで2試合、 再び渡米して2試合というスケジュールだ。 昨年は本番までに3試合しか戦えず、研 ぎ澄まされた実戦の勘をいまひとつ取り戻 せなかっただけに、今年に賭ける意気込み がうかがえる。 「持っている力をすべて出し切れば、もの すごくハッピーな時間になるのでは、と自 分自身に期待している。日本中が朝からテ レビに釘付けになるようにしたい」と、力 強く抱負を語った。 通算25勝と4年連続賞金王 日本ツアーにおいても、今年は大きな目 標に挑戦する。 日頃、「いつまでも語り継がれるような 選手になりたい」と口にする片山。ちょう ど一年前には、尾崎将司と青木功の二人し か達成したことがない3年連 続賞金王獲得を公言して、見 事にそれを実現してみせた。 今年は「日本ツアー通算25勝」 が新たな目標だ。過去、6人 しか達成していない快挙で、 “永久シード権”付与で栄光 をたたえる。現在、21勝。目 標まであと4勝と迫った片山 は、例年にも増して貪欲に優 勝の二文字を追いかける。 1998年のサンコーグランド サマーでツアー初優勝を飾っ て以来、毎年優勝を積み重ねてちょうど10 年目。“永久シード権”獲得に向けて、片 山がどんな戦いぶりを見せてくれるか、大 いに注目される。そして25勝達成となれば、 それは4年連続賞金王の偉業へと繋がるだ ろう。今年も片山から目が離せない。 New Comer 『ツアー初優勝!』を目指して、 開幕戦を心待ちするニューカマーたち 2007年シーズン開幕まで、あと1ヶ月と少し。今シーズンの目標も新たに、ツアープレーヤーたちは身体を鍛え、 技に磨きをかけている。中でも、今年初シード権を獲ったニューカマーたちは、高ぶる気持ちを抑えながらも調整に 余念がない。そんな初シード選手たちの人となりを紹介する。 正しい読み方 「とみだ」を定着させたい! 富田雅哉 1977年9月15日生まれ、 三重県出身。中京商業高校 卒業後、2002年プロ入り。 06年ツアー25試合に出場 して、「サン・クロレラク ラシック」2位タイなどベ スト10入り5回。賞金ラン キング34位。 昨シーズン、賞金ランキング34位に入っ た富田。正しくは「とみだ」と発音する。 「たいてい、“とみた”と呼ばれるので、 シード入りした今年こそ、正しく呼んでも らえると嬉しいですね」と笑う。 それには優勝が一番。身長185センチのス ラリとした体型と端正な顔立ちは、スター 性抜群。優勝というスポットライトを浴び れば、自然に正しい呼び方も定着するだろ う。 その可能性は十分。昨年はツアー25試合 に出場して、トップ10入りが5回。『サン ・クロレラクラシック』では、最終日68と 猛追して、優勝した谷原秀人とはわずか1 打差の2位タイ。自己ベストを飾ったが、 富田にとっては冷や汗ものの思い出として 残っている。 最終組の7組前をプレーした富田は、ホ ールアウト後、早々にキャディバッグを宅 配便に手配。ところが終盤、上位陣がズル ズル後退する思わぬ展開となった。ツアー 史上、6人の最多人数によるプレーオフの 実現性が帯びたそのとき、富田は宅配便の トラックを追いかけバッグを取り戻したの だった。結局は徒労に終わったが、この試 合でシード権獲得に当確ランプを灯した。 富田がツアープロを心に決めたのは、中 京商業高校3年の95年。フィリップモリス チャンピオンシップ(現ABCチャンピオン シップ)で田中秀道がツアー初優勝したと きにバッグを担ぎ、口では言い表せない緊 張と喜びを体験。そのときの「感動」は今 でも鮮明に残っている。 今年は師と仰ぐ田中も、米国ツアーから 国内ツアーに復帰する。「不甲斐ない姿は 見せられない」と気合を入れる富田。感動 を与える主役に躍り出ることを狙う。 浅いキャリアを補って 余りある才能と環境 岩田 寛 1981年1月31日生まれ、 宮城県出身。東北福祉大学 卒業後、2004年プロ入り。 06年ツアー21試合に出場 して、「日本オープン」5位 タイなどベスト10入り3回。 賞金ランキング62位。 人生、何がきっかけになるか分からない。 岩田寛の場合、心にもないひと言だった。 高校時代、スケートボードに熱中し、こ れからもっと真剣に取り組もうと考えてい たとき、父・光男氏から「まさか、スケー トボードをやろうなんて考えているわけじ ゃないだろうな」と問い詰められ、思わず 「ゴルフをやりたい」と言ってしまったの だ。 光男氏といえばシニア認定プロで、星野 英正を育てたことでも知られる人。口にし てしまった以上、一生懸命やらなければと、 練習に没頭。「上達するたびに、ゴルフが 楽しくなった」という岩田の様子を見て、 光男氏は息子の才能に太鼓判を押したとい う。 その才能が垣間見えたのが、昨年の『日 本オープン』 。2日目に67を出して5位タイ に急浮上すると、3日目はイーブンパーに まとめて4位タイへ。最終日に初めてオー バーパーの73を叩いてしまったが、5位タ イでフィニッシュ。シード権獲得に大きく 前進した。 ただし、岩田にとっては不満が残る結果。 憮然とした表情でホールアウトしてきた姿 が印象深い。 「上がり2ホールが連続ボギーじゃ、悔し くて眠れないですよ。特に18番は、前のホ ールのボギーを引きずってティショットを ミス。お話になりません」と、反省の弁が 口をついたのだった。 父の厳しい目に見守られ、さらに東北福 祉大学時代には星野英正、谷原秀人、谷口 拓也、宮里優作らそうそうたるメンバーに 鍛えられた環境が、そんな岩田を育てたの だろう。 スケートボードを諦めて12年。プロ入り わずか3シーズン目にしてシード権を獲得 した逸材が、本格的に開花するのはこれか らである。 New Comer ツアー界の人気者は、 高い「プロ意識」の持ち主 すし石垣 1974年2月18日生まれ、 埼玉県出身。埼玉県立蕨高 校卒業後、1997年プロ入 り。06年ツアー23試合に 出場して、「ザ・ゴルフト ーナメント in 御前崎」4位 タイとベスト10入り。賞金 ランキング63位。 1997年に日本のプロテストに合格したが、 それ以前からアジアンツアーに参戦してい た経歴の持ち主。そこで登録した選手名が 「すし石垣」だった。本名は石垣聡志。 「外国人には“SATOSHI”の発音が難しい んです。そこで“S”で始まり、日本人と分 かる愛称」で、“すし石垣”に変更。日本 ツアーでも2002年から登録された。 名前が名前なら、コース上で披露する “す しダンス”もギャラリーに受けて、今やツ アー界の人気者。ただし、決して奇をてら ったわけではない。すべては「プロ意識」 なのだ。 「試合がある以上、どこにでも出かけてい って稼ぐのがプロ」と、シード権を得た今 年ですら、アジアンツアーを始めとする海 外に目を向ける。 また、「プロである限りは、観に来てく ださるお客さんを楽しませたい」との理由 から“ダンス”を披露。さらにホールアウ ト後のサインエリアでは、必ず長い列がで きるが、覗いてみると、サインの横に似顔 絵を丁寧に書き込んでいる。「これを 面倒だと思うなら、プロになんかなら なきゃいい」とサービス精神旺盛。実 に小気味がいい。 そんなすしを応援しようと、今では ファンクラブもできて、すしのロゴが 入ったオリジナルTシャツで応援する ギャラリーもいる。 もちろん、プレーでのアピールだっ て怠っていない。昨年、ツアー終盤戦 に疲労からか、心技体のバランスを崩 して “らしさ” を見失いかけたことを反 省。このオフは身体と技を磨くととも に、 「ゴルフをさせてもらっている “あ りがとう”の気持ちを持ってプレーす ること」を課題に取り組んでいる。 ドライバーでは平均293ヤードを飛ばすロ ングヒッター。「みなさんの期待を裏切ら ないように頑張ります」と、力強くコメン トした。 心強いサポーターを得て 気合十分なチャレンジ代表者 井手口正一 1972年11月5日生まれ、 熊本県出身。近畿大学から、 1999年にプロ入り。06 年ツアーは24試合に出場 して、「サントリーオープ ン」4位タイなどベスト10 入り3回。賞金ランキング 69位。 2005年のチャレンジトーナメントで2勝 して、ランク1位の資格で参戦した昨 年。出場した24試合中16試合で予選通 過を果たし、念願のシード権を手繰り 寄せた。 シニア認定プロの父・一幸氏の指導 で、12歳からゴルフを始め、近畿大学 に入学したが3年で中退してプロを目 指した。1999年、27歳でプロデビュー したが、主戦場はチャレンジトーナメ ント。一昨年、そこでやっと花を開か せた。 チャレンジ参戦中は、経費節減のた めに実家には帰らず、愛車のワゴン車 に寝泊りしたという苦労人。夢は「毎週、 地元の熊本から堂々と通える選手になりた い」。 シード選手となった今年は、その夢も叶 えられるかと思いきや、「いや、時々は車 移動も予定しています」と苦笑いする。た だし、今年からは一人ぼっちではない。 この1月30日、約1年の交際を経て鹿児 島在住の松本史穂さんと念願のゴールイン。 「私もぜひ一度、ワゴン車で遠征してみた い!」と、史穂さんが楽しみにしているか らだそうだ。 ハングリー精神を培ったワゴン車は、ツ アープロ・井手口の原点。良き伴侶と新た なスタートを切るのに、これ以上ふさわし いシチュエーションもないだろう。 一家の大黒柱となった井手口は、現在、 父・幸一氏のチェックを受けながらボール を打ち込み、スウィングの完成度を高める ことに余念がない。 「プロの生活がどういうものなのか、まだ 想像もつきませんが、精一杯支えていきた いです」という史穂さんの心強い応援を得 て、井手口はキッパリと言った。 「初優勝を目指して頑張ります。僕はチャ レンジトーナメントの代表。これまで自分 を育ててくれたチャレンジのためにもやり ます!」と。 ツアー開幕まであと1ヶ月余り。ニュー カマーたちは、それぞれの思惑を抱いて “春 本番”を待っている。 JGTOホームページから「Tour News」をダウンロード 本紙「Tour News」は日本ゴルフツアー機構のホームページでもご覧いただけます。バックナンバーも揃えてありますのでご利用下さい。 URL http://www.jgto.org/ オフィシャルメールニュース ◆ジャパンゴルフツアー「プレーヤーズラウンジ」のご案内◆ ジャパンゴルフツアーをもっと身近に、より面白く観戦していただくために、日本ゴルフツアー機構ではオフィシャルメールニュースを配信しています。 ◆ご登録方法◆ 「プレーヤーズラウンジ」は、ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)より発信されます。日本ゴルフツアー機構のホームページの ファンルームよりGDOのサイトへ登録していただき、新規会員登録中にメールマガジン購読を希望する欄がございますので、購読希望としてください。 Information 「出場資格」および「リランキング」の 主な改正点について トーナメント規定の「出場資格」ならびに「リランキング」の改正が、 1月29日の理事会において下記のとおり承認されました。 ントへの出場は可。 〈2007年度実績により2007年度途中より施行〉 【出場資格】 ◆ツアートーナメント ★欧米のツアーメンバーの出場資格につ いて 欧米のツアーメンバー(賞金シードに よる資格とし、QTによる資格は対象外) で、JGTOの出場資格を有する選手に限 定して、海外での出場資格を失った翌年 に1年間の出場資格を与える。 また、欧米と日本の両ツアーのメンバ ーは出場義務競技数も免除する。 出場優先順位は、 (14) ツアートーナメ ント複数競技優勝者の次位、 (15) 生涯獲 得賞金ランキング上位25位以内の者の上 位とする。 〈2007年度実績により2008年度より施行〉 但し、本資格に関しては、日本のトー ナメントへの出場義務競技を数試合設定 することの提案が理事会であり、この部 分だけ継続審議事項となっている。 ★チャレンジトーナメント年間3勝者 チャレンジトーナメントで年間3勝し た場合、翌週からツアートーナメントに 出場できる。 出場優先順位は、 (14) ツアートーナメ ント複数競技優勝者の次位、 (15) 生涯獲 得賞金ランキング上位25位以内の者の上 位。 尚、資格取得後にチャレンジトーナメ ★チャレンジトーナメント賞金ランキン グ1位者 チャレンジトーナメント賞金ランキン グ1位者は、翌年度のツアートーナメン トにおいてフルシーズンの出場資格を得 る。 出場優先順位は、 (12) ツアー賞金ラン キング上位70名の次位、 (13) 特別保障制 度の適用を受けた者の上位とする。 但し、資格取得後にチャレンジトーナ メントへの出場は不可。 〈2007年度実績により2008年度より施行〉 ・13−14競技→7名 ・15−16競技→8名 ・17−18競技→9名 ・19競技以上→10名 〈2007年度実績により2008年度より施行〉 ★チャレンジトーナメントのシード権 チャレンジトーナメント出場資格の (5) チャレンジトーナメント賞金ランキング 上位15位以内の者を、15位から20位に拡 大する。 〈2007年度実績により2008年度より施行〉 【リランキング】 ◆リランキング時期の変更 ◆チャレンジトーナメント ★ツアートーナメントへの出場資格者数 を年間競技数によって変動制に チャレンジトーナメントの年間開催競 技数によって、ツアー出場資格(第1回 リランキングまで)取得者数を変動させ る。 ただし、チャレンジトーナメント賞金 ランキング1位者の資格を除く人数とす る。 ・2競技以下→1名 ・3−4競技→2名 ・5−6競技→3名 ・7−8競技→4名 ・9−10競技→5名 ・11−12競技→6名 トーナメント開催競技数の減少に伴な い、リランキング回数を昨年までの3回 から2回に変更する。尚、リランキング の期間は下記のように設定する。 第1回目にあっては、2007年第15週 (東 建ホームメイトカップ)から、2007年第 28週(セガサミーカップゴルフトーナメ ント)までについてリランキングを行な い、第31週 (サン・クロレラクラシック) から適用する。 第2回目にあっては、2007年第15週 (東 建ホームメイトカップ)から、2007年第 37週 (ANAオープンゴルフトーナメント) までについてリランキングを行ない、第 39週 (コカ・コーラ東海クラシック) から 適用する。 2007. 6/28(木)6/29(金)6/30(土)7/1(日) ●宍戸ヒルズカントリークラブ ●賞金総額 1億5000万円 2006チャンピオン 橋竜彦 Information 『SRIXONチャレンジ』の追加開催を決定。 今年のチャレンジトーナメントは全10試合! 昨年の12月4日に発表された2007年度のジャパンゴルフツアー日程 のチャレンジトーナメントに、このたび『SRIXONチャレンジ2007』 が昨年に引き続き開催されることが決定。これによって、今シーズン のチャレンジトーナメントは全10試合、賞金総額1億3,100万円となっ た。 <大会名>『SRIXONチャレンジ2007』 <会 場>南山カントリークラブ(愛知県) <開催日>2007年9月12日(水)∼13日(木) <賞 金>総額1,000万円、優勝180万円 また、下記の2試合について開催日程、大会名称ならびに賞金総額 が変更された。 開催週 大会名称 賞金総額 ●17週 『JGTOチャレンジⅠ』 1,000万円 ↓ 25週(6/21∼22)『望月東急JGTOチャレンジⅠ』 1,300万円 ●20週 『JGTOチャレンジⅡ』 1,000万円 ↓ 31週(8/2∼3) 『猿島JGTOチャレンジⅡ』 1,300万円 さらに、38週に予定されていた『GDOチャレンジカップ2007(仮 称) 』は翌39週(開催日は未定)に変更。変更された今年のチャレンジ トーナメント全10試合の日程は下記のとおり。 男子はドンファン、女子は飯島 茜と諸見里しのぶを選出。2月 2日 (金)、都内のホテルで表彰 した。 表彰式当日、ドンファンはタ イでトレーニング中のため欠席。 代わってご両親が韓国から駆け つけ、「プロになって初めての 年に意義深い賞を受賞できて嬉 しいです。今まで受賞された方 々は素晴らしい選手ばかり。私 表彰式に代理出席されたドンファンの父・リ も優勝を目指して頑張りたい。 ー・クンチョルさんと母・ボンジューさん 応援してくださった方に感謝します。ありがとうございます」とのド ンファンから預かってきた受賞のコメントを読み上げた。 東北福祉大学ゴルフ部がチャリティ収益金を寄贈 星野英正、谷原秀人、宮里優作、谷口拓也といったツアーメンバー を輩出している東北福祉大学ゴルフ部が、「第1回チャリティプロア マゴルフ大会」を開催したときに集められたチャリティ収益金196万 6,871円を下記の各団体に寄贈した。 ・ 東北福祉大学社会福祉法人東北福祉会に100万円 ・ 日本赤十字社に50万円 ・ 財団法人高松宮妃癌研究基金に49万6,871円 2月21日(水)、チャリティプロアマゴルフ大会の代表幹事を務める 星野が、日本赤十字社ならびに(財)高松宮妃癌研究基金を訪れ、チャ リティ金を贈呈した。 ●開催日程 ●トーナメント名称 ●トーナメント会場 ●開催地 ●賞金総額 4. 5∼ 4. 7 5.30∼ 5.31 6.14∼ 6.15 6.21∼ 6.22 7.26∼ 7.28 8. 2∼ 8. 3 9.12∼ 9.13 未定 10. 3∼10. 5 10.18∼10.21 PRGR CUP エバーライフカップチャレンジトーナメント セガサミーチャレンジ 望月東急JGTOチャレンジⅠ カニトップ杯チャレンジトーナメント 猿島JGTOチャレンジⅡ SRIXONチャレンジ2007 GDOチャレンジカップ2007(仮称) PAR72チャレンジカップ PRGR CUP FINAL オークビレッヂGC ザ・クイーンズヒルGC セゴビアGCイン・チヨダ 望月東急GC 杜の都GC 猿島CC 南山CC 静ヒルズCC 未定 GC成田ハイツリー 千 葉 福 岡 茨 城 長 野 宮 城 茨 城 愛 知 茨 城 15,000,000円 10,000,000円 10,000,000円 13,000,000円 20,000,000円 13,000,000円 10,000,000円 10,000,000円 15,000,000円 15,000,000円 サントリーオープンが開催地・千葉県 印西市に福祉車両とスナッグゴルフ・ コーチングセットを寄贈 秋のビッグイベントとして注目を集め、毎年、 大勢のギャラリーでにぎわう『サントリーオー プン』が、開催コースの総武CC総武コースがあ る千葉県印西市に車椅子対応型福祉車両とスナ ッグゴルフ・コーチングセット4セットを寄贈 千 葉 した。 1996年から行なわれているこの社会貢献事業。当初は印西市にチャ F・ミノザがアジアンツアーの『フィリピンオープン』に優勝 リティ金を贈呈していたが、2000年からは福祉車両やワゴン車を寄贈 47歳のベテラン、フィリピンのF・ミノザが2月1日∼4日まで行 し、今年は新たにスナッグゴルフ・コーチングセットが加わった。 なわれた2007アジアンツアー第3戦『フィリピンオープン』 (ワクワク 印西市の山 山洋市長は、「福祉車両とスナッグゴルフを寄贈して CC)に優勝。1998年に続いて母国のナショナルオー いただき、とてもありがたいです。特にスナッグゴルフは子どもたち プン・タイトルを手にした。 が楽しみにしているビッグなプレゼントです」と、喜びを語られた。 さらに、F・ミノザは2週間後の『エンジョイ・ 印西市には13の小学校があるが、今回の寄贈を含めて9校がスナッ ジャカルタ・アストロ・インドネシアオープン』で グゴルフを導入することとなった。 も2位に入り、アジアンツアーの獲得賞金ランキン グで1位に躍進する活躍を見せている(2月18日現 在)。 F.ミノザ 「まだこれからたくさんの試合があるし、今年は日 本のツアーにも参戦するので、そう簡単にはいかないと思う。これか らも賞金王の座がキープできるように頑張る」と語った。 これまで日本ツアーで6勝の実績を誇り、昨シーズン、賞金ランキ ング53位に入って3年ぶりに賞金シード復活を果たしたF・ミノザ。 日本とアジア両ツアーでの活躍を約束した。 ドンファンが、 2006年度GTPAルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞 ゴルフトーナメント主催者で構成される(社)日本ゴルフトーナメン ト振興協会(GTPA)は、「2006年度ルーキー・オブ・ザ・イヤー」に 山 市長(右)に福祉車両とスナッグゴルフ・コーチングセットが贈られた TOUR CHAMPIONS CLUB ツアープレーヤーたちが認める戦略性 JGTOが提携する “ワールドスタンダード”の17コース 1999年よりスタートした『TOUR CHAMPIONS CLUB』は、 ツアープレーヤーたちが世界のトップステージで活躍するため の実戦の場として、社団法人日本ゴルフツアー機構(JGTO)が 独自に設定したグローバルな基準を満たした、きわめて戦略性 の高いコースです。現在、その数は17コース。 トーナメント開催コースをはじめ、名だたるコースが揃った 豪華ラインアップ。 この機会に、ツアープレーヤーたちも認める“世界基準”の 秀逸なるステージで、思う存分ゴルフを楽しんでみてはいかが でしょうか。 JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部 ホウライカントリー倶楽部 くまもと中央カントリークラブ 六甲国際ゴルフ倶楽部 美浦ゴルフ倶楽部 岡山県笠岡市鋼管町19番地の2 18H Par72 7,162Yard http://www.jfe-setonaikai.co.jp/ 栃木県那須塩原市千本松793 18H Par72 6,821Yard http://www.horai-kk.co.jp/golf/ 熊本県菊池市旭志川辺1217 18H Par72 7,270Yard http://www.chuogolf.com/ 兵庫県神戸市北区山田町西下押部道15 36H Par143 14,073Yard 茨城県稲敷郡美浦村大字土浦字蔵後2568-19 18H Par72 7,010Yard http://www.pacificgolf.co.jp/ 富岡倶楽部 チャーミング・リゾートワイルドダックカントリークラブ Kochi黒潮カントリークラブ 東建多度カントリークラブ・名古屋 太平洋クラブ&アソシエイツ 益子コース 群馬県富岡市藤木621番地の1 18H Par72 7,000Yard http://www.tomiokaclub.com/ 茨城県神栖市日川2519 18H Par72 7,029Yard http://www.wildduckcc.jp/ 高知県安芸郡芸西村西分甲5207 36H Par144 14,500Yard http://kochi-kuroshio.com/ 三重県桑名市多度町古野2692 18H Par72 7,200Yard http://www.token-tado.co.jp/ 栃木県芳賀郡益子町大字七井3302-1 18H Par71 6,576Yard http://www.taiheiyoclub.co.jp/ ファイブエイトゴルフクラブ 宍戸ヒルズカントリークラブ かさぎゴルフ倶楽部 山陽ゴルフ倶楽部 サンヒルズカントリークラブ 栃木県矢板市安沢2180 18H Par72 7,076Yard http://www.58gc.com/ 茨城県笠間市南小泉1340 36H Par144 14,075Yard http://www.shishido.co.jp/ 京都府相楽郡笠置町笠置東山33 18H Par72 7,011Yard http://www.pacificgolf.co.jp/ 岡山県赤磐市平山428 18H Par72 7,221Yard http://www.sanyogolf.jp/ 栃木県宇都宮市上横倉町1000 36H Par144 13,640Yard http://www.sunhills-cc.com/ 特別料金にて プレーできます 房総カントリークラブ 房総ゴルフ場 琉球ゴルフ倶楽部 千葉県長生郡睦沢町妙楽寺2300 36H Par144 13,432Yard http://www.boso-cc.com/ 沖縄県南城市玉城字親慶原1 27H Par108 10,535Yard http://www.ryukyugolf.com/ MONTHLY JAPAN GOLF TOUR NEWS LETTER JGTO広報誌 2007 TOUR NEWS インター ネット http://www.jgto.org/ 携帯 サイト http://mobile.jgto.org/ ラウンドをご希望の方は、 (社)日本ゴルフツアー 機構・営業企画開発(担当・田中)までご連絡下 さい。特別料金にてプレーすることができます。 TEL.03-3585-7041 FAX.03-3585-7383 トーナメント情報、大会速報、ランキングなど インフォメーションは、オフィシャルホームページまで インター ネット 携帯 サイト http://www.jgto.org/ http://mobile.jgto.org/ 発行●社団法人 日本ゴルフツアー機構 〒107-0052 東京都港区赤坂1-3-5 赤坂アビタシオンビル5F TEL.03-3585-7381 FAX.03-3585-7383