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第2回 国土強靱化プロジェクト会議
第2回 国土強靱化プロジェクト会議 日 時 場 所 1 開 会 2 あいさつ(統轄監) 3 議 題 1. 脆弱性評価の概要 2. 今後のスケジュール 4 閉 会 平成26年12月24日(水) 16時00分 ~ 特別会議室 国土強靭化地域計画の策定 ■これまでの状況 ○第1回 国土強靭化プロジェクトチーム 国土強靭化基本計画に即して県の地域特性等を考慮して策定 1 地域の強靱化を図る目標の明確化 ・1 人命保護、2 重要施設の保全、3 被害軽減、4 迅速な復旧 2 起きてはならない事態の特定 ・国が定めた「起きてはならない最悪の事態」(45の事態)に即した施策分野毎の事態特定 3 現状の把握 「脆弱性」 の分析・評価・課題検討 ・老朽化対策・耐震化等の進捗状況など現状の把握 ・ハザードマップ、調査点検などソフト対策の状況把握 4 推進方針の策定 ・対策が必要な施設の把握、選定 (ハード) ・効果的な対策となるしくみ、施策 (ソフト) 5 対応方針に基づく重点化・優先順位づけ ○第1回 国土強靭化プロジェクトチームWG 構成メンバー:各部局主管課課長補佐 等 【作業内容】 ・脆弱性評価の実施 →国が定めた「起きてはならない最悪の事態」(45の事態)に対する現行の施策を評価 地域計画の構成案 第1章 鳥取県における強靭化の基本的な考え方 1 強靭化の理念 2 強靭化を推進する上での基本的な方針 3 基本的な進め方 第2章 脆弱性の評価 1 評価の枠組み及び手順 2 脆弱性評価の結果 第3章 鳥取県における強靭化の推進方針 1 強靭化に関する施策の分野 2 強靭化の推進方針 第4章 計画の推進と不断の見直し 1 他の計画等の必要な見直し 2 計画の進捗管理 3 計画の不断の見直し 脆弱性評価の実施 ■脆弱性評価の実施 ・脆弱性評価に当たっては、国土強靭化基本計画の策定に際し、国が実施した評価方法を 参考に実施。 【国土強靭化地域計画の策定検討の流れ】 ○目標の明確化 ○リスクシナリオ 「起きてはならない最 悪の事態」の設定 【脆弱性評価】 最悪回避に向けた現行 施策の対応について分 析・評価 推進計画及び具体 的施策の検討 計画の推進 ・見直し (5年ごと) 脆弱性評価 ○45の「起きてはならない最悪の事態」の回避に向け、各施策分野ごとに現行施策について検討 事前に備え るべき8の 目標 1.大規模 自然災害 が発生し たときでも 人命保護 が最大限 図られる 起きてはならない 最悪の事態 個別施策分野(12分野) ①行政機能・・・ ② ③ ・ ・ ⑧交通・物流 ⑨農林水産 ⑩国土保全 ・ 「起きてはならない事態」を回避する観点からの、 現在取り組んでいる施策の評価 1-1. 1-2. 1-5. 大規模な火山噴 2.大規模 2-1. 2-2. 自然災 害・・・・ 火・土砂災害(深 層崩壊)等による 多数の死者の発 生のみならず、後 年度にわたり国 土の脆弱性が高 まる事態 各部局が取り組む施策 ○市町村への的確な情報提供と訓練の実施が 必要である。 ○山地災害防止対策の実施が必要である。 ○砂防堰堤等施設整備の促進する必要がある。 ○防災教育の実施により住民の防災意識の向上 を図る必要がある。 ○・・・・・・ ○・・・・・・ 脆弱性評価の概要 ■脆弱性の評価結果 「起きてはならない最悪の事態」に即した施策分野ごとの現状把握を実施 脆弱性の評価(例) 起きてはならない最悪の事態 上記「起きてはならない事態」を回避 するための施策分野ごとの取組状況 現行施策について分析・評価 【評価のポイント】 ・ハード整備、ソフト施策の組み合わせ ・代替性、冗長性の確保 ・民間との連携 進捗状況を把握する指標及び目標 の設定 脆弱性評価の概要 ■「起きてはならない最悪の事態」について 国が定めた45の「起きてはならない最悪の事態」に即した施策分野ごとの現状把握を実施したところ、本 県に該当しない事態を削除及び本県の実情に合わせ内容を修正し、本県では、8つの事前に備えるべ き目標、44の「起きてはならない最悪の事態」とし、整理しているところ。 地域計画策定を公表している地方公共団体 出典:内閣官房HP モデル自治体の策定状況 ■モデル自治体(北海道、徳島県)の策定状況 《北海道》 「起きてはならない最悪の事態」の設定 7つのカテゴリー(事前に備えるべき目標)、21の「起きてはならない最悪の事態」を設定 国 1 大規模自然災害が発生したときでも人命の保護が最大限図られる 2 大規模自然災害発生直後から救助・救急、医療活動等が迅速に行わ れる(それがなさない場合の必要な対応を含む) 北海道 1 人命の保護 2 救助・救急活動等の迅速な実施 3 大規模自然災害発生直後から必要不可欠な行政機能は確保する 3 行政機能の確保 4 大規模自然災害発生後から必要不可欠な情報通信機能は確保する 1 人命の保護 5 大規模自然災害発生後であっても、経済活動(サプライチェーンを含む) を機能不全に陥らせない 5 経済活動の機能維持 大規模自然災害発生後であっても、生活・経済活動に必要最低限の電 6 気、ガス、上下水道、燃料、交通ネットワーク等を確保すすとともに、これ 4 ライフラインの確保 らの早期復旧を図る 7 制御不能な二次災害を発生させない 8 大規模自然災害発生後であっても、地域社会・経済が迅速に再建・回 復できる条件を整備する 6 二次災害の抑制 7 迅速な復旧・復興等 起 き て は な ら な い 最 悪 の 事 態 を 設 定 モデル自治体の策定状況 《徳島県》 「起きてはならない最悪の事態」の設定 8つの事前に備えるべき目標(基本計画と同じ)、39の「起きてはならない最悪の事態」を設定。 なお、施策分野については、5つの施策分野及び4つ横断的分野に集約及び追加している。 施策分野 国 徳島県 ①行政機能/警察・消防等 ①行政施策分野 ②住宅・都市 ⑪環境 ②住環境分野 ③保健医療・福祉 ③保健医療・福祉分野 ④エネルギー ⑤金融 ⑥情報通信 ⑦産業構造 ⑨農林水産 ④産業分野 ⑧交通・物流 ⑩国土保全 ⑫土地利用(国土利用) ⑤国土保全・交通分野 ●横断的分野は、国の基本計画に加え、 「過疎対策分野」(地域コミュニティと連携した森林の保全等)を追加 モデル自治体の策定状況 ■脆弱性評価の実施例 《北海道》 出典:北海道HP モデル自治体の策定状況 《徳島県》 出典:徳島県HP 今後のスケジュール ■今後のスケジュール 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 脆弱性の分析・評価の検討 地域計画(素案)作成 地域計画策定 地域計画(案)作成 ○ 有識者意見聴取 策定検討委員会 ○ 第1回検討委員会 ○ 第2回検討委員会 プロジェクト会議 PT PT PT パブコメ パブコメ 策定検討委員会(案) ■策定検討委員会(案) 各施策分野における産・官・学の有識者により構成 施 策 分 野 委 ① 行政/警察・消防 市長会、町村会、消防 ② 住宅・都市 ③ 環境 鳥取大学(都市) 鳥取環境大学 ④ 保健医療・福祉 医療機関 ⑤ エネルギー ⑥ 金融 ⑦ 情報通信 金融機関 中国電力、NTT 報道機関 商工会議所 農業団体 ⑧ 産業構造 ⑨ 農林水産 ⑩ 交通・物流 ⑪ 国土保全 ⑫ 土地利用 鳥取大学(防災) JR 物流団体 建設業団体 地域防災団体 員(案)