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早わかり《SFC のフランス語》授業体系
SFC フランス語研究室 早わかり《SFC のフランス語》2005 早わかり《SFC のフランス語》授業体系 <2005 年度秋学期版> 慶應義塾大学 SFC フランス語研究室 Ⅰ.はじめに/ Ⅱ.フランス語各科目の概要/ ザイン/ Ⅳ.SFC フランス語研究室のスタッフ Ⅲ.フランス語履修系統図・コースデ Ⅰ.はじめに―― 次世代フランコフォン先導者の育成をめざして―― フランス語は 、 1. 同じ西洋語とはいえ、英語とは異なる構造・性格・背景を持つ言語です。フランス語 の習得によって、日本語とも英語とも異なるもう1つの「世界を見る目」を獲得する と、世界を立体的に捉えることができるようになります。 2. フランス、ベルギー、スイス、カナダなどはもちろん、ヨーロッパから中近東、北ア フリカ、中央アフリカにまで拡がる広い地域で用いられています。言い換えると、そ れらの国々に関して、フランス語抜きの知識は表層に留まるということです。欧州連 合(EU)を理解しようとする場合にも同じことがいえます。 3. 国連やOECD、そして欧州評議会など多くの国際機関の公用語であり、作業言語で もあります。国連加盟 185 ヶ国のうち約 40 ヶ国の代表がフランス語で演説するそうで す。国際的な場で、フランス語能力はひとつの切り札となり得ます。 4. 文学や哲学はもちろん、美術・建築・都市デザイン、国際法、政治学、歴史学、社会 学、文化人類学、映画学、さらには精神医学、数学などの研究にも不可欠、ないしは 非常に有用な言語です。 5. 世界の人文的教養の一翼を担ってきた言語です。16 世紀のモンテーニュ、ラブレー、 17 世紀のデカルト、モリエール、18 世紀のルソー、ヴォルテール、19 世紀のバルザッ ク、トックヴィル、20 世紀のプルースト、サルトル 、枚挙に暇のないほど多くの 偉大な精神が、この言語で考え、この言語で著述を残してきました。人間と世界につ いて深く思索しようとするとき、フランス語はきわめて重要な言語なのです。 <結論 >: フラ ンス 語は 、生 半可 な覚 悟で習 得で きる 言語 では あり ませ んが 、そ れ 自体と して 実に 面白 い言 語で ある 上に 、上記 のよ うな 有用 性を 帯び てい ます から 、 学習の喜びと見返りの大きな言語だといえましょう。 そこで、SFCフランス語研究室は「次世代フランコフォン(フランス語話者)先導者育 成プロジェクト」と称する教育プロジェクトを立ち上げ、日々充実化に努めています。学 問研究や職業生活の中で本格的にフランス語を活用することのできる人材を育成するのが 目的です。 1 SFC フランス語研究室 早わかり《SFC のフランス語》2005 Ⅱ.フランス語各科目の概要 《SFC のフランス語》を構成する科目をカテゴリーごとに分類すると、次の表のようにまと めることができます。 科目名 ひと言でいうと 到達目標レベル 授業時間数 単位数 (開講学期) インテン シブⅠ・ Ⅱ・Ⅲ 入 門 か ら 中 級 ま で Ⅰ:新 DELF A1-A2 を総合的に速習す るメインコース。 TCF 250 点 TCF 350 点 《SFC フラ語》の目 Ⅲ:新 DELF B2 玉。精鋭はここで育 つ! TCF 450 点 クラス 100 分授業 Ⅰ=4 単位 週4回 Ⅱ=4 単位 Ⅱ:新 DELF B1 定員/ 20 名 Ⅲ=4 単位 (Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ とも毎学期 開講) をそれぞれ取得 ベーシッ ク Ⅰ ・ Ⅱ・Ⅲ・ Ⅳ スキル コンテン ツ 海外研修 少 し ず つ 着 実 に 学 Ⅳ修了時に仏検 2 級に 90 分授業 週2回 ん で 基 礎 を 身 に つ 挑めるレベル (Ⅰ・Ⅱ・ けるためのコース Ⅲ・Ⅳとも 毎 学 期 開 講) 上 級 レ ベ ル の 仏 語 新 DALF C1-C2 取得 90 分授業 週1回 運 用 能 力 を 身 に つ TCF 600 点以上取得 仏検準 1 級および 1 級 けるための科目群。 《SFC フラ語》黒帯 合格 (毎学期開 のための道場 講) Ⅰ=2 単位 Ⅱ=2 単位 Ⅲ=2 単位 Ⅳ=2 単位 仏語を使って特定 の知的領域を学ぶ ための科目群。 《SFC フラ語》の、 もう一つの目玉 1 科目につ なし き 2 単位 新 DALF C1-C2 取得 TCF 600 点以上取得 仏検準 1 級および 1 級 合格 90 分授業 週1回 1 科目につ なし き 2 単位 (毎学期開 講) 短期留学・短期研修 学生によって異なる。 65-70 時間 2 32 名 2 単位 なし SFC フランス語研究室 早わかり《SFC のフランス語》2005 ●「新 DELF/DALF」 :フランス文部省認定フランス語資格試験。従来の DELF/DALF が、欧 州評議会が定めた語学力認定基準に適応する目的で、今秋から大きくシステムを変えたの で、これを便宜的に「新 DELF/DALF」と呼びます。世界 130 ヶ国で実施。 ●「TCF」: フランス文部科学省認定フランス語テスト。欧州評議会が設定した 6 段階の レベルに対応。英語の TOFLE のようなポイント制、証書は 2 年間有効。全世界で統一的に 実施。 ●「仏検」 : 実用フランス語技能検定試験(財団法人フランス語教育振興協会主催)。 参考のために、欧州評議会の各国の専門家の協力を得て定めた語学能力基準と、新 DELF/DALF および TCF のレベルの対応関係を示す表を載せておきます。 Ni v ea u d u Con s ei l d e l' E urop e DELF/DA TCF 欧州評議会設定レベル LF 非常に優れたフランス語の運用能力を持。読むもの、聞くも のの全てを即座に理解し、且つ的確に要約することが出来る。 レベル 6 600 699 点 DALF C2 複雑なテーマについても、様々な形で、ニュアンスを交えつ つ流暢に意見を述べることが出来る。 フランス語の優れた運用能力を持つ。含みのある難解な長文 テキストであっても、その殆どを解し、自分の社会的な立場 レベル 5 500 599 点 DALF C1 や仕事、学問との関わり、あるいは他の複雑なテーマについ ても、流暢且つ論理的に述べることが出来る。 フランス語を全般にわたって自主的に運用出来る。複雑なテ レベル 4 キストの要点を理解すると同時に、一般的あるいは専門的な a ut on om e 内容の会話に加わり、筋の通った意見を明確且つ詳細に述べ 400 499 点 DELF B2 ることが出来る。 フランス語を効果的にマスターしているが、限界がある。身 レベル 3 近な分野の明快で標準的な表現なら理解する。旅行先で会話 s eu i l をこなし、自分に興味のあることを話すことが出来る。計画 300 399 点 DELF B1 やアイデアに関して短く説明することも可能。 3 SFC フランス語研究室 早わかり《SFC のフランス語》2005 フランス語の初歩をマスター。身近な分野の単文を理解する。 レベル 2 慣れた状況でならコミュニケーションが可能。自分に関する 200 299 点 DELF A2 問題を単純な手段で表現出来 フランス語の基礎レベル。日常生活での単純且つ具体的な状 レベル 1 況を理解する。相手がゆっくり話すなら、簡単なコミュニケ 100 199 点 DELF A1 s urv i e ーションも可能。 以下、科目別に説明を加えます。 ●インテンシブ・フランス語Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ 少人数クラスで《SFC のフランス語》の精鋭を育成する速修コースです。授業は週4回、す べて午前中に実施され、内容も相当にハードです。 入門段階からスタートしますが、このコースで本気で切磋琢磨すれば、みるみる能力がア ップします。すると俄然フランス語への興味が増して学習に弾みがつき、初めは苦しかっ た勉強が楽しくなっていきます。そうなればしめたもので、入門から約1年半を経てイン テンシブⅢを終えたとき、あなたは中級の名に恥じないフランス語能力を身につけている でしょう。すなわち、《SFC のフランス語》における黒帯(!)の実力です。 ただし、そこに到達するには、是が非でもフランス語を習得しようとする意志をあらかじ め固めておくだけでなく、つねに堅持していく必要があります。他の活動の片手間にフラ ンス語を齧ってみようなどという気持ちでただ漫然と教室に通ってくるのでは、たちまち 脱落してしまいす。自主的・積極的な学びの姿勢がこの上なく重要です。 インテンシブでは、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの各段階で履修者の選抜をおこないます。Ⅰの単位が取れ たからといってⅡへ、Ⅱの単位が取れたからといってⅢへ、自動的に上がれるわけではあ りません。履修資格規定に注意してください。 <開講クラス数>: 2005 年秋学期 インテンシブⅠ インテンシブⅡ インテンシブⅢ 2クラス 3クラス 1クラス <履修資格>: インテンシブⅠ 履修を希望する学生は全員、当該学期の始めの定められた期日に志望 4 SFC フランス語研究室 早わかり《SFC のフランス語》2005 理由書を提出しなければならない。その志望理由書により、SFC フラン ス語研究室の書類審査に合格した学生にのみ、履修資格が与えられる。 なお、この方式で履修資格を得た者は、当該学期に必ずこの科目を履修 しなければならない。 インテンシブⅡ この科目の履修を希望する学期の直前の学期に、インテンシブⅠを履 修して評価Aを取得した学生には、自動的に履修資格が認められる。 それ以外の学生が履修資格を得るには、当該学期の始めに実施される 選抜試験に合格することが条件となる。なお、この方式で履修資格を得 た者は、当該学期に必ずこの科目を履修しなければならない。 インテンシブⅢ この科目の履修を希望する学期の直前の学期に、インテンシブⅡを履 修して評価Aを取得した学生には、自動的に履修資格が認められる。 それ以外の学生が履修資格を得るには、当該学期の始めに実施される 選抜試験に合格することが条件となる。なお、この方式で履修資格を得 た者は、当該学期に必ずこの科目を履修しなければならない。 ●ベーシック・フランス語Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ インテンシブよりもゆっくりしたペースで進んで初級フランス語をマスターし、中級に差 しかかるところまで学ぶコースです。Ⅳの修了がおよそ、インテンシブⅡ修了のレベルに ほぼ相当します。ベーシックを履修していて、もし本格的にフランス語を学びたくなった ならば、次の学期からはインテンシブコースで学ぶべく、インテンシブの選抜試験に挑戦 すべきです。ベーシックⅠはクラスによって教授法と内容にヴァリエーションがあるので、 履修にあたっては、フランス語研究室のウェブサイトで各クラスのシラバスを参照する必 要があります。 <開講クラス数>: 2005 年秋学期 ベーシックⅠ ベーシックⅡ ベーシックⅢ ベーシックⅣ 3クラス 2クラス 1クラス 1クラス 5 SFC フランス語研究室 早わかり《SFC のフランス語》2005 <履修資格>: 履修のための条件は設けられていません。選抜試験もありません。各自の判断で、自分の レベルにふさわしい授業を履修してください。但し、定員オーバーの場合は抽選により履 修者を決定しますから、初回の授業には必ず出席する必要があります。なお、レベルの 異なる複数のベーシック・フランス語を同時履修することと、すでに単位を取得したフラ ンス語科目よりレベルの低いベーシック・フランス語を履修することは、絶対に許されて いません。 ● スキル・フランス語 2005 年度は、春学期・秋学期ともに、スキル・フランス語として6つの授業を実施します。 授業 目的・内容 担当教員 口語翻訳表現演習(★) 実践的口語運用能力のレベルアップ 古石篤子(春) 北村亜矢子(秋) 文法演習(★) レジュメとコメント メディアとコミュニケーション 原典講読 ディセルタシオンと分析 中級文法の理解と定着 理解力・表現力の強化と批判精神の涵養 仏語によるメディアリテラシーと討論 味読する喜びの発見と読解力の養成 仏語のアカデミック・ライティング 塩田明子 H・グルナック P・ルロワ H・グルナック P・ルロワ *これらの「授業名」はテーマを示すもので、学則上の科目名ではありません。 *スキル・フランス語は、担当教員・授業名にかかわりなく、繰り返し履修して単位を取得する ことができます。 ★印のついている授業は、インテンシブⅢを修了した直後の学生にとって最適であり、 中級の実力を固めるために有益です。他のスキル・フランス語やコンテ ンツ・フランス 語に先立って、あるいは少なくとも同時に、ぜひ履修すべき授業です。 <履修資格>: スキル・フランス語の履修登録に条件はなく、学生本人の判断に任されています。当フラ ンス語研究室ホームページ上の説明とシラバスをよく読んだ上で、自己の責任において履 修登録をしてください(授業のレベルは予め決まっており、履修登録をした学生諸君の能 力に合わせて融通無碍にそれを下げるようなことはしません)。 但し、フランス語研究室では、各学期初めに学習指導体制を整え、学生の相談に応じ、ア ドバイスをします。また、自らの学習レベルについて確信の持てない学生のためには、レ ベルチェックのための非公式のテストをおこない、学生がそれぞれの能力の向上に適した 授業を受けられるように配慮します。 ● コンテンツ・フランス語 6 SFC フランス語研究室 早わかり《SFC のフランス語》2005 2005 年度に開講するコンテンツ・フランス語は以下の8科目です。 外国語科目として クラスター科目として 学期 担当教員 フランス語Ⅲc 美術・建築・都市デザインA 春 未定(2005 年 1 月) フランス語Ⅲd フランス語Ⅲk フランス語Ⅲl フランス語Ⅲm フランス語Ⅲn フランス語Ⅲo フランス語Ⅲp 美術・建築・都市デザインB フランス語学特論A フランス語学特論B フランスの思想と文学A フランスの思想と文学B フランスの政治と社会A フランスの政治と社会B 秋 春 秋 春 秋 春 秋 三宅理一他 古石篤子 S・テュシェ 堀 茂樹 國枝孝弘 A.-L. デストゥルモ A.-L. デストゥルモ *これらの科目は、フランス語科目としても、クラスター科目としても、履修できます。 *ただし、スキル・フランス語と異なり、同じ名称の授業を繰り返し履修して卒業単位に加える ことはできません(自由科目としてなら再履修可です)。 *「美術・建築・都市デザインA」は 2003 年度までの「クレアティヴィテA」と、 「美術・建築・ 都市デザインB」は 2003 年度までの「クレアティヴィテB」と同一の科目と見なされます。 <履修資格>: コンテンツ・フランス語の履修登録に条件はなく、学生本人の判断に任されています。 「SFC ガイド」 、SFC オフィッシャル・サイト、および当フランス語研究室ホームページに掲載さ れる説明とシラバスをよく読んだ上で、自己の責任において履修登録をしてください(授 業のレベルは予め決まっており、履修登録をした学生諸君の能力に合わせて融通無碍にそ れを下げるようなことはしません) 。 ただし、フランス語研究室では、各学期初めに学習指導体制を整え、学生の相談に応じ、 アドバイスをします。また、自らの学習レベルについて確信の持てない学生のためには、 レベルチェックのための非公式のテストをおこない、学生がそれぞれの能力の向上に適し た授業を受けられるように配慮します。 ● 海外研修(フランス語) フランス語の海外研修は毎年春と夏の長期休暇中におこないます。研修に参加して一定の 条件を満たした者は、次の学期に科目登録することにより2単位を取得できます。 研修地として認めているのは、フランスのブザンソン市に所在するフランシュ=コンテ大 学の応用言語学センター(CLA)、グルノーブル大学、ルーアン市・マルセイユ市・ボル ドー市のアリアンス・フランセーズ、さらに、パリ郊外に所在するHEC経営大学院です。 学習レベルにかかわらず、原則として希望の時期に履修できます。ただし、HEC経営大 学院における研修は中・上級者向きで、春期に限られます。 また、東京仏学院(フランス政府公式機関 http://www.ifjtokyo.or.jp/top_j.html)で毎 7 SFC フランス語研究室 早わかり《SFC のフランス語》2005 年 3 月と 9 月に実施される「大学生対象フランス語特別短期研修」は、SFC フランス語研究 室の発案・構想にもとづく企てであり、しっかりしたフランス語を速習しようとする人に とって有益な研修です。SFC では目下、この研修への参加を、「海外研修」と同等の扱いで 正式に 2 単位の認定対象とする道を模索しています。 Ⅲ.フランス語履修系統図・コースデザイン レベル1 インテンシブⅠ レベル2 レベル3 レベル4 インテンシブⅡ インテンシブⅢ レベル5 スキル コンテンツ BI BⅡ BⅢ BⅣ 海 外 研 修 (B=ベーシック) ↓↓↓↓ ↓↓↓↓ 研究領域・テーマ(参考) 言語関連 言語教育政策、外国語教育、フランス語学、バイリンガル論、 ウェブ教材開発 etc. 思想と文化 政治哲学、近代思想、現代思想、比較文化論、フランス文学、 クレオール文学、フェミニズム、トランスカルチャー論、メデ 政治と社会 ィア論、演劇・映画、B.D.(フランス・ベルギーの漫画)、etc. 現代フランス論、EU統合論、アフリカ研究、国際政治、移民 環境とデザ 問題、人道支援、難民問題、文化政策、大学論、学校教育、etc. 美術史、現代美術、建築、都市論、世界遺産、モード、服飾史、 イン 工業デザイン、etc. (注意)本年度から、インテンシブⅠはベーシックⅠと同じレベルから学習を始める科目となり ます。但し、2004 年度秋学期にベーシックⅠを履修した学生のためには、ベーシックⅠ修了の レベルからスタートするインテンシブⅠ特別クラスを設けますから、当該の学生諸君は、志望理 由書を提出して、その特別クラスの履修を希望することができます。 Ⅳ. SFC フランス語研究室のスタッフ ■専任教員: 古石篤子 堀 茂樹 國枝孝弘 パトリス・ルロワ KOISHI, Atuko HORI, Shigeki KUNIEDA, Takahiro Patrice LEROY [email protected] [email protected] [email protected] [email protected] フランス語学、言語教 近代フランスの思想と フランス文学、 8 フランス語教育 SFC フランス語研究室 早わかり《SFC のフランス語》2005 育政策、第二言語習 得、フランス語教育 <研究会テーマ> バイリンガリズム と言 語教育政策/教育とメ ディア―こ とばを学ぶ 環境をデザインする― <学外で> NHK「ラジオ・フランス 語」担当講師 文学、現代フランス論 フランス語教育 <研究会テーマ> フランス&ヨーロッパの 思想(古典研究)/フラ ンス&ヨーロッ パの文 明(現代研究) <学外で> 東京日仏学院講師 (文藝翻訳クラス) <研究会テーマ> 教育とメディア―ことば を学ぶ環境をデザイン する―/近代フランス 論 <学外で> NHK「テレビ・フランス 語」担当講師 <研究会テーマ> « Négatif », film à la française (映画関連) <学外で> NHK「テレビ・フランス 語」ほかに出演 ★古石篤子教授は、2005 年度秋学期はサバティカル期間ゆえ、授業を担当しません。 ★なお、毎年度、コンテンツ・フランス語のうちの一科目「美術・建築・都市デザイン」 の統括運営を、三宅理一政策・メディア研究科教授にお願いしています。 ■非常勤講師: 《SFCのフランス語》教育は、慶應義塾大学SFC専任教員だけでは到底成り立ちませ ん。塾外から、熱意溢れる、非常に優れた先生方に出講していただき、貴重な貢献をして いただいています。次にお名前を挙げる先生方です。 井上美穂、Nicolas GAILLARD(ニコラ・ガイヤール)、北村亜矢子、倉館健一、Hélène GRENAC ( エ レ ー ヌ ・ グ ル ナ ッ ク )、 Claire JACQMIN ( ク レ ー ル ・ ジ ャ ク マ ン )、 塩 田 明 子 、 Florence-Yoko SUDRE(フローランス容子・シュードル)、Anne-Laure DESTREMAU(アンヌ =ロール・デストゥルモ)、Simon TUCHAIS(シモン・テュシェ)、Vincent DURRENBERGER(ヴ ァンサン・デュランベルジェ)、平松尚子、Louis-Solo MARTINEL(ルイ=ソロ・マルティ ネル)、山根祐佳 【以上、敬称略、アイウエオ順】 ■アシスタント: SFCフランス語研究室に、専任教員はわずか4名(教授2名、助教授1名、訪問講師1 名)しかいません。この数は、総合政策学部、環境情報学部、看護医療学部の3学部を擁 する湘南藤沢キャンパス全体のフランス語及びフランス語圏文明をカバーする専任の人員 として、慶應義塾内他学部に比べて極度に少ないと言わなければなりません。(慶應義塾大 学の、また他大学の文科系学部は、それぞれSFCの2∼4倍のフランス語担当専任教員 を擁しています)。それでいて、当研究室は創設以来、めざましい成果を上げてきましたし、 これからは、より一層大きな成果を上げていこうとしています。 この観点から、大いに頼りになるのが、また頼りにしなければならないのが、TA(大学 院生) 、SA(学部生) 、そしてSA予備軍にあたるST(学部生)の存在です。研究室全 体の日常業務をコーディネートしてくれるCAを筆頭とする、これら若いアシスタントた ちが、さまざまな授業と企画を支援してくれるからこそ、当研究室は機能するわけです。 最後になりましたが、このことはしっかり強調しておきたいと思います。 9 SFC フランス語研究室 早わかり《SFC のフランス語》2005 • • • • コーディネート・アシスタント(CA):岡本さやか ティーチング・アシスタント(TA):山岡真由 ステューデント・アシスタント(SA) :大野 舞(チーフ)、飯沼直人、今泉玲美、 岩崎千帆、駒崎雄一郎、杉本みのり、高田知樹、出口香央里、南 直樹 スタジエール(ST):阿部葉菜子、大貫絵里、大薄麻未、片山彩子、犬伏アヤカ、塚 原早織、一ノ瀬秀実 2005 年 9 月 慶應義塾大学SFCフランス語研究室 http://www.sfc.keio.ac.jp/french/ 10