...

(平成20年2月23日、展示商談会「GULFOOD2008

by user

on
Category: Documents
15

views

Report

Comments

Transcript

(平成20年2月23日、展示商談会「GULFOOD2008
15)在ドバイ日本国総領事館にて開催
■
実施概要
実施国(都市):アラブ首長国連邦(ドバイ)
主 催:農林水産省、在ドバイ日本国総領事館
行事名:WASHOKU−Try Japan’s Good Food(GULFOOD2008 前夜祭)
会 場:ドバイ・ワールド・トレード・センター 最上階会員制レストラン
日 時:2008年2月23日(土) 18:00開場、19:00開演
招待者:ホテルのマーチャンダイザー、インフライトミール(ファーストクラス)の
ケータリング会社、流通関係バイヤー等 約80名 (出席者:約40名)
提供品目:
メニュー
サイコロステーキ
牛肉煮込み
帆立・文化揚げ
日本からの提供品
産地
和牛ヒレ (A4)
熊本
和牛モモ (A4/佐賀牛)
佐賀
ホタテ
北海道
にっこりなし
栃木
温州みかん
熊本
デコポン
熊本
完熟キンカン
宮崎
ふじりんご
青森
柿 (富有柿)
福岡
カットフルーツ
■
当日のプログラム
18:00
18:30
18:35
18:40
18:45
19:20
20:30
受付開始・ウエルカムドリンク
開会
ウエルカムスピーチ - 在ドバイ日本国総領事館 総領事 小林様ご挨拶
キーノートスピーチ - 農林水産省 岩間係長
講演 From Boom to Trend-Japanese food on your menus, the incredible Potential
- LA DITTA LIMITED ハリー社長
日本食試食会
閉会
0
15)在ドバイ日本国総領事館にて開催
■実施結果
2月23日、ワールド・トレード・センター・クラブにおいて、24日∼27日に開催される食の国際見本
市である「ガルフード2008」のサイドイベント(セミナー・レセプション)を兼ねて、「WASHOKU−Try
Japan’s Good Food」事業を開催しました。
冒頭、大使館より挨拶を行い、本事業を通じ、日本産農産物の輸出を積極的に促進する日本政
府の試みや、ドバイでのこれまでの具体的な成果につき紹介しました。また、世界的な健康志向
ブームに後押しされ需要の高まる日本食の魅力や、寿司や刺身等の伝統的な日本食のみならず、
多種多様な食材を用いた新たな日本食の拡がり等につき説明を行った後、農林水産省より本事業
の概要を説明しました。
次に、欧米やインド等で幅広く日本食の普及活動を行っているLa Ditta Limited社のハリー・チェン
社長より、日本食の独自性等につき講演が行われました。
講演は、当地で日本産食材を輸入し、また活用しようと考える参加者には、非常に有意義な説明
であったと考えられます。実際に同業種に携わる専門家の発信として、成功に結びつく秘訣や説得
力のある各種データ等は、参加者にとって日本食や日本食業者とのつき合い方を上手に示すことと
なりました。
試食に入ってからは、大使館館員を始め、農水省出張者や本事業関係者から積極的に参加者と
意見交換を行いました。輸入品目を用い、日本食に調理された形で提供されたことから、味付けに
関する質問等を日本側出席者に尋ねる光景も多数見られ、関心の良さを実感するとともに、参加し
たレストランのシェフからは、調理方法や飾り付け等参考になることが多いとの高評価を受けました。
食材の中では、牛肉の人気が極めて高かったのが印象的でした。
今後につきましても、「その場限りの単発行事」ではなく、その後の「商機拡大」に結びつけるとの
点に留意しつつ、各アクターの知見を活用したオール・ジャパンとしての環境熟成に努めていきたい
と考えております。
1
15)在ドバイ日本国総領事館にて開催
■
制作物
①品目案内チラシ(配布用)
2
15)在ドバイ日本国総領事館にて開催
②品目案内POP
和牛(ヒレ)
和牛(モモ)
ホタテ
りんご(ふじ)
デコポン
キンカン
みかん
なし(にっこり)
柿(富有)
3
15)在ドバイ日本国総領事館にて開催
■
品目の到着時の状況
和牛
キンカン
デコポン
みかん
柿
なし
4
15)在ドバイ日本国総領事館にて開催
■
日本産食材の展示
展示全景
展示全景2
展示全景3
和牛(ヒレ)
和牛(モモ)
ホタテ
柿
みかん
りんご
デコポン
なし
キンカン
5
15)在ドバイ日本国総領事館にて開催
■
会場の様子
講演の様子
和牛の試食
お寿司の試食
講演の様子2
試食会の様子
アンケート回答
6
15)在ドバイ日本国総領事館にて開催
■
アンケート調査結果
1
Ⅰ.本日提供された日本食・日本食材のお味はいかがですか?
18
16
人数
14
12
と ても美 味し い
10
美 味し い
8
まあまあ
6
あまり 美 味し くな
い
美 味し くない
4
2
かき
︵富 有 柿 ︶
り んご
︵ふ じ ︶
キ ンカ ン
デ コポ ン
みかん
なし
ホタ テ
モモ
ヒレ
0
Ⅱ.本日提供された日本食材は、どれぐらいの価格なら売れると思いますか?
14
dh40∼
12
人数
10
8
dh800∼
dh50∼
dh400∼
dh500∼
dh300∼
dh30∼
dh200∼
dh100∼
dh80∼
dh60∼
dh40∼
dh40∼
dh200∼
dh20∼
dh40∼
dh200∼
4
dh40∼
dh100∼
dh100∼
dh40∼
dh30∼
dh20∼
dh30∼
dh20∼
∼dh50
∼dh20
∼dh10
∼dh20
∼dh40
∼dh20
デ コポ ン
1kg
キ ンカ ン
1kg
り んご
1kg
∼dh30
かき
1kg
dh50∼
みかん
1kg
モモ
1kg
※dh1≒¥29.2 (2008年2月23日現在)
dh10∼
なし
1kg
∼dh100
ヒレ
1kg
0
∼dh200
dh30∼
ホタ テ
1kg
2
dh60∼
dh50∼
dh150∼
6
dh50∼
7
15)在ドバイ日本国総領事館にて開催
■
アンケート調査結果
2
Ⅲ.今後、本日の日本食材をドバイで購入することが出来たら、購入したいと思いますか?
18
16
14
是非購入したい
12
人数
購入したい
10
値段による
8
たぶん購入しない
6
絶対購入しない
4
2
かき
︵富 有 柿 ︶
り んご
︵ふ じ ︶
キ ンカ ン
デ コポ ン
みかん
なし
ホタ テ
モモ
ヒレ
0
★本日のイベントを通して、日本食のイメージは変わりましたか?
<変わった> (10)
・豪華で素晴らしい食事でした。
・盛り付けがきれいで、ビュッフェに出た食事が最高でした。
・水準が高い料理の一つ。
<変わらなかった> (2)
・昔から良いイメージを持っていた。
・日本食が一番好きです。
<どちらでもない> (1)
・日本領事館を通してこういうイベントは数回参加したことがある。
3月8日に日本料理のレストランを開店する。
8
15)在ドバイ日本国総領事館にて開催
■
アンケート調査結果
2
★今後どのような日本食材を購入したいと思いますか?
・和牛ビーフ (5)
・果物 (2)
・海鮮 (2)
・リンゴ (2)
・ミカン
・巻き寿司、寿司(2)
・酒類(お酒、焼酎) (2)
・わさび、カリフォーニアン、海苔
・メニューに必要なもの全部
・おにぎり以外ほとんど全部
★「食」に関する情報はどのようにして入手しますか?
・インターネット (4)
・書籍・雑誌等 (4)
・職場・会社等 (3)
・経験 (2)
・サプライヤー (2)
・Jumeirah Chainへの公式サプライヤー
・展覧会、日本料理のレストランを訪問する時、街で
・テレビ
・ドバイのケータリング業者
・日本料理のシェフ
・日本食品の卸業者等
9
15)在ドバイ日本国総領事館にて開催
■
アンケート調査結果
2
★食材をよく購入するお店はどこですか?
・スピニーズ (4)
・カルフール (5)
・サプライヤー
(5)
・高級スーパー
・故郷、市場
・ドバイの卸屋
・Deans Trading
・Summit
・AGSS
★本日の感想などご自由に書いて下さい
・素晴らしい夜でした、ありがとうございました。
・日本食品は、日本人や日本料理のレストラン向け以外に売り込むべきだ。
パッケージが正しければ可能性は十分ある。
・特にシェフが気に入った 。
・料理が最高だった 。
・良い時間、良い人、良い食べ物と雰囲気 があった。
・日本食は昔から大好きだった 。
・おもてなしをありがとうございました。高くて素晴らしい見識をお持ちだと思います。
コンセプトがとてもよかったです。
10
15)在ドバイ日本国総領事館にて開催
■
ジェイコム所感
【輸送について】
・ドバイ向けの和牛輸出は今回が初めてであったため、ハラルや輸出条件等の事前調査から
事前準備まで、かなりの時間と労力を要した。時間的な制約もあり、農林水産省、外務省、現
地総領事館を通して、現地ドバイ市庁へ問い合わせを行うなどして、必要書類はそろえたもの
の、正確な形式は把握出来ていないため、特例として承認いただき、無事、レセプションまでに
輸送を完了することができた。
・和牛、及び果物等の輸送に関しては、GULFOOD2008を受託されている近鉄エクスプレスに
一括してお願いすることにより、輸送上のトラブル回避を試みた。
【展示・PRについて】
・準備期間が短かったが、限りある時間の中で、チラシ・POP作成の為の情報収集に努めた。
・また、イスラム圏ということもあり、和牛は生ではなく、良く焼けたイメージ写真を 起用する等
その国の事情に配慮した。
・大きいサイズの横断幕(270×90)を作成することにより、会場装飾に彩りを加えた。
・当初の予定参加者数80名に対し、当日キャンセルが合相次ぎ、残念ながら、実際の参加者
数は40名程度となってしまった。参加者数が減ってしまったのは残念だが、参加いただいた方
へのPRはかなり濃い内容となったと思われる。
【食材について】
・和牛(特にヒレ肉)の人気が高かった。
・果物、及びホタテについても概ね好評であった。
【今後について】
・和牛の輸送については、引き続き必要な手続きについて調査する必要がある。
・果物の価格について、日本産と近隣諸国からの輸入物の格差が激しいので (日本産の価格
は10∼30倍)、積極的に取り扱いたいというところまでいかないようである。高額となる食材をど
のようにPRしていくかが今後の課題である。
・国民性を理解した上での、効果的なPR方法を考える必要がある。
【Gulfood 2008について】
・今回のWASHOKU−Try Japan s Good Food事業はGulfood2008の受託者の推進する前夜祭
と併催で行った為、連携体制について危惧されたが、各々の役割分担を明確にし、双方が連絡
を密にとり、積極的に情報開示を行ったことにより、効果的なPRができた。事業連携に当たって
は今回のような明確な役割分担が重要であり、今後の事業連携にあたっての布石となった。
以上
11
Fly UP