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ユニバーサル・スタジオ・ジャパン誘致に際して支援を求める意見書

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ユニバーサル・スタジオ・ジャパン誘致に際して支援を求める意見書
意見書案第 10 号
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン誘致に際して支援を求める意見書
観光は、沖縄県にとって重要な政策であり、地域の振興、産業・雇用の創出等に非
常に大きな役割を果たし、旅行業、宿泊業にとどまらず、観光施設、飲食業、土産
物販売を含む小売業、更には農林水産業、製造業など、さまざまな業種や産業への
経済波及効果のある裾野の広い複合産業であります。
このように、観光の振興は、地域の広範囲な産業に影響を及ぼすとともに人々の生
活を豊かにし、地域文化の発展と人材育成にも寄与するものと考えます。
日本国においても観光立国推進基本法を定め、観光を 21 世紀における日本の重要
な政策の柱として位置づけており、経済活性化に大きな期待が寄せられております。
沖縄県においては、平成 26 年度の観光入込客数は 700 万人を超え、年々顕著な伸
びを示しており、将来目標を 1,000 万人の入込みを目指し、観光産業をリーディン
グ産業として位置づけ、
「世界水準の観光リゾート地」の実現に向けた取り組みを進
めております。
一方、名護市においては、山・川・海を有する山紫水明の豊かな自然環境と歴史・
文化に恵まれた地を生かした既存観光資源の活用と新たな観光資源の創出が課題と
なっており、多様なメディアや情報ツールによる積極的な情報発信と、地域資源を
活用した体験・滞在型観光につながる新たな魅力の創出等を推進することが観光振
興につながるものとして「名護市観光振興基本計画」を定めております。
このような中、マスコミ等でも報道されておりますユニバーサル・スタジオ・ジャ
パンが名護市に興味を持ち、新たなるテーマパークの設置について検討している状
況であり、誘致が実現されれば、沖縄観光に新たなインパクトを与えるとともに、
北部地域及び名護市の経済活性化に大きな起爆剤となるものと確信をいたしており
ます。
よって、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの名護市誘致に際し、ご支援を賜りま
すよう要請いたします。
以上、地方自治法第 99 条の規定に基づき、意見書を提出します。
平成 27 年4月 24 日
沖縄県名護市議会
宛先:内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策担当大臣)
、観光庁長官、沖縄県知事
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