Comments
Description
Transcript
Agilent`s DisplayPort Solutions
DisplayPortの市場動向と コンプライアンス試験概要 Genesys Microchip Inc. Vice President, Display Port Business Alan Kobayashi Agilent Technologies International Japan Co. Ltd. Design Verification Division Marketing Toshi Sekino Agilent’s DisplayPort Solutions Oct. 5, 2007 アジェンダ • コンプライアンス・テスト・プログラムの概要 • 物理層の コンプライアンス・テスト • アジレントのソリューション紹介 Agilent’s DisplayPort Solutions Oct. 5, 2007 コンプライアンス・テスト・プログラムの概要 DisplayPort コンプライアンス・チェックリスト Link Layer CTS 9 Test 1 9 Test 2 9 Test 3 VESA 認証センター : 開発 製品 Phy Layer CTS 9 Test 1 Test 2 9 9 Test 3 : お客様 DisplayPort ロゴ ライセンス同意書 ロゴの発行 認証製品リスト Agilent’s DisplayPort Solutions Oct. 5, 2007 コンプライアンス・テスト・プログラムの概要 プラグフェスト 相互接続試験を中心に実施 HDMI相 ロゴの発行 有り USB相 認 VESAが認定した各テスト・センタ: USB/SATA相 Allion, ETC, NTS, Contech Research 証 製品変更における ロゴ申請 製品の変更状況によってはロゴ の再申請が必要になります USB相 セルフ認証 無し HDMIとは異なりま コンプライアンス・プログラムについては引き続き検討中: VTMがプラグフェストに関する管理をする予定 USBのような相互接続試験の実施については検討中 テスト・センタ、プラグフェスト、そしてVESAによる相互接続性の公式な協調体制 については検討中 Agilent’s DisplayPort Solutions Oct. 5, 2007 HDMI と DisplayPort の比較 HDMI DisplayPort Market HDTV/ゲーム機器 PC Technology TMDS(8B/10B) PCI-Express (ANSI 8B/10B) Configuration 4 レーン(3データ, 1クロック) 1, 2, or 4 レーン (エンベディッド・ク ロック), 差動信号, ACカップル 差動信号, DCカップル Bit Rate 各レーン:250Mbs ~ 3.4Gbs per lane 1.62 または 2.7Gbs Tx/Rx Negotiation EDID/DDC Aux チャネル Compliance ATC 認証を受けたテスト・ハウス Ownership Std/Royalty HDMI Licensing LLC & 7C Founders Closed/Yes VESA DP Workgroup Open/No Driving Need HDTV および HDCP コスト削減 Models External External および Embedded Agilent’s DisplayPort Solutions Oct. 5, 2007 コネクタの比較 Agilent’s DisplayPort Solutions Oct. 5, 2007 アジェンダ • コンプライアンス・テスト・プログラムの概要 • 物理層の コンプライアンス・テストの概要 • アジレントのソリューション紹介 Agilent’s DisplayPort Solutions Oct. 5, 2007 物理層の コンプライアンス・テスト CTS1.0については既にリリースされております • 対象デバイス: ソース機器、シンク機器、ケーブル、ハイブリッド・ デバイス、連結(Tethered)デバイス • Box-to-Box間における相互接続性を確立する • 治具も含め、必要となる試験装置を指定する • テストの仕様やリミット値を定義する • HDMIのように具体的な試験装置をリスト化することはしない ← 各計測ベンダーが試験可能な装置(測定器のモデル、治具、 ソフトなど)の情報をMOIとして記載する *MOI=Method of Implementation Agilent’s DisplayPort Solutions Oct. 5, 2007 コンプライアンス・テストの内容 Agilent’s DisplayPort Solutions Oct. 5, 2007 テストにおいて考慮すべきポイント テスト・ポイントの定義 • TP1: 送信デバイスのピンでの測定 • TP2: 送信デバイスとテスト・フィクスチャのインタフェースがDisplayPortで 接続されている可能な限り最短部分での測定 • TP3: 受信デバイスとテスト・フィクスチャのインタフェースがDisplayPortで 接続されている可能な限り最短部分での測定 • TP4: 受信デバイスのピンでの測定 Agilent’s DisplayPort Solutions Oct. 5, 2007 テストにおいて考慮すべきポイント テスト・ポイントの定義 • TP2は送信デバイスの測定で、TP3はケーブル端および受信端における信 号品質の測定に用いられます • TP2’は、ケーブル・アセンブリやケーブルと受信デバイスが一体になった製 品への信号印加に用いられます • TP3’は、受信デバイスの信号印加に用いられます 注意点:TP2とTP3は接続部分を全て含んだ形となります。つまり、プラグとレセプタクルやPCボード 上のトレースも含まれ、この部分の試験を行うことでDisplayPortのコンプライアンス試験の目的であ るBox-to-boxの接続性は保たれるためです。従って、プラグやレセプタクル単体での仕様や、TP1お よびTP4における仕様のリミット値については規定されていません。 Agilent’s DisplayPort Solutions Oct. 5, 2007 ソース機器のコンプライアンス・テスト テスト内容 (赤字はInformative) 1. アイ・ダイアグラム 2. Non-プリエンファシス・レベル 3.プリエンファシス確度 4.イントラペア・スキュー 5.インターペア・スキュー 6. 立ち上がり時間(ディファレンシャル) 7. 立上り時間/立下り時間ミスマッチ(シングル・エンド) 8. オーバー・シュート/アンダー・シュート 9. 周波数確度 10. AC コモンモード・ノイズ 11. Non-ISI ジッタ 12. トータル・ジッタ 13. ユニット・インターバル 14. 周波数の長期安定度 15.Spread Spectrum 変調周波数 16. Spread Spectrum 偏移 17. dF/dt Spread Spectrum CTS Version 1.0 Draft 13 Agilent’s DisplayPort Solutions Oct. 5, 2007 ソース機器のコンプライアンス・テストの具体例 1. DSO80000BオシロスコープとN5380A SMAプローブヘッド+W2641Aテスト・ポイ ント・アダプタによる接続例 2. DSO80000BオシロスコープとW2641A +SMA ケーブルによる2CHを使用した差 動測定の接続例 ※治具はSMPコネクタ Agilent’s DisplayPort Solutions Oct. 5, 2007 ソース機器のコンプライアンス・テスト 3. U7232A DisplayPort コンプライアンス・ソフトウェアによる アイ・ダイアグラムの評価 測定項目をメニューで選択 測定項目をメニューで選択 HTML形式の評価結果 HTML形式の評価結果 レポートが自動で生成 レポートが自動で生成 接続を確認し測定開始 接続を確認し測定開始 CTSに準拠したマスクを使用 CTSに準拠したマスクを使用 したアイ・ダイアグラムの評価 したアイ・ダイアグラムの評価 Agilent’s DisplayPort Solutions Oct. 5, 2007 シンク機器のコンプライアンス・テスト テスト内容 1. シンク・ジッタ・トレランス試験 PRBS7 BER 10^-9 2MHz Data Rate 100MHz Jitter Frequency Number of Bits Max Num of Bit Errors Allowable HBR RBR 2 MHz 1012 1000 10 MHz 1011 100 20 MHz 1011 100 100 MHz 1011 100 HBR RBR HBR RBR HBR CTS Version 1.0 Draft 13 Agilent’s DisplayPort Solutions Oct. 5, 2007 シンク機器のコンプライアンス・テストの具体例 J-BERT(N4903A)を使用したLane1のジッタ・トレランス試験の構成例 1. ストレス信号(RJ+SJ+ISIジッタ)をLane1に入力し、その両端(Lane0/2)にクロック信号を入力 しジッタ耐性(10E^-9)を測定する。この時にLane3は信号を何も入力しない状態にしておく。最終 的にはシンク・デバイス内のPRBS7 ビット・エラー・カウンターの値をAUXチャネルで読み出し、こ の値と比較することでBERを求め、合否判定を行う Agilent’s DisplayPort Solutions Oct. 5, 2007 ケーブルのコンプライアンス・テスト テスト内容(赤字はInformative) 1. インターペア・スキュー 2. イントラペア・スキュー 86100C + 54754A TDR モジュール x 2 3. Far-End ノイズ(FEN) 4. バルク・ケーブル&コネクタ・インピーダンス 5. 挿入損失 (IL:Sdd21) 6. Near-End ノイズ(NEN) … AUX Ch だけ Normative 7. リターン・ロス (RL:Sdd11) E5071C ネットワーク アナライザ 4port Agilent’s DisplayPort Solutions Oct. 5, 2007 ケーブルのコンプライアンス・テストの具体例 Receptacle の Solder Pad までが ケーブルアッセンブリと定義されています この部分は必要に応じて De-Embedding します Agilent’s DisplayPort Solutions Oct. 5, 2007 Test Point Access Fixture(治具) 治具の要求仕様 1. Plug と Receptacle のペア直結で帯域6.75GHz 以上 2. Return Loss: 4.05 GHz まで-20dB以下 3. Impedance: 4.05 GHz まで 50 ohms +/-5% 4. NEXT (Crosstalk): 4.05 GHz まで 100Ω終端の状態で -40 dB 以下 5. Plug/Receptacle 単体の Open/Short/Load と Plug と Receptacle のペア直結で Thru で標準器により De-Embedding できること(それにより上記の条件が達成で きること) レセプタクル・フィクスチャ例 フィクスチャ用校正基板 Efficere Technologies社 http://www.efficere.com Agilent’s DisplayPort Solutions Oct. 5, 2007 アジェンダ • コンプライアンス・テスト・プログラムの概要 • 物理層の コンプライアンス・テスト • アジレントのソリューション紹介 Agilent’s DisplayPort Solutions Oct. 5, 2007 アジレント DisplayPort トータル・ソリューション ソース・テスト・ソリューション ケーブル・テスト・ソリューション シンク・テスト ソリューション PC、マザーボード、 IC、グラフィクスカード ケーブル、コネクタ PCモニタ DSO80000B Infiniium リアルタイム・オシロスコープ 86100C DCA-J サンプリング・オシロスコープ N4903A JBERT U7232A DisplayPort コンプライアンステスト・ソフトウェア W2641 TPA テスト・フィクスチャ E5071C ベクトル ネットワーク・アナライザ 現在検討中 Agilent’s DisplayPort Solutions Oct. 5, 2007