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消費財流通業界のシステム化最前線 - 一般財団法人流通システム開発

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消費財流通業界のシステム化最前線 - 一般財団法人流通システム開発
Contents
№160/2014
消費財流通業界のシステム化最前線
医療用医薬品流通のシステム化動向
坂本尚登
高度化するスーパーの自動発注システム 梶田 瞳
QR コードを活用した原材料管理の取組み
岩崎仁彦、清水裕子、森
流通 BM S の活用による生鮮取引の効率化への取組み
激動する出版流通のシステム化動向
星野
修子
田中成児
渉
特別報告
注目される海外流通企業をレポートする
ハードディスカウントストアの元祖アルディ
二神康郎
国際流通標準の動き
GS1 & EPCglobalレポート
国内の動き
流通政策の動き
産業界の動き
Books
流通レーダー
小売業
総合政策
物流
海外
調査研究
新規出店訪問
コレド室町 生まれ変わる商都日本橋の新たな出発点
田中真理子
流通システム化先進事例
加工食品卸売業の物流センターにおける JAN コードの利用調査
田村祐一
流通システム化先進事例
アパレル・ファッション業界における電子タグの活用事例調査
浅野耕児、清水裕子
消費財流通業界の
システム化最前線
消費財流通業界におけるシステム化の最新動向を紹介する。
医 療 用 医 薬 品 流 通 の シ ス テ ム 化 動 向」で は、医 療 用 医 薬 品 の 市
場 規 模 と 動 向(市 場 規 模、後 発 医 薬 品 の 伸 長)、医 療 用 医 薬 品 の 流
通構造(流通チャネル、卸売業者の動向)を概説した後、オンライ
ン ネ ッ ト ワ ー ク(2 つ の 共 同 ネ ッ ト ワ ー ク、PRO-NET、新 た な
EDI サ ー ビ ス の 動 き)、コ ー ド と デ ー タ ベ ー ス(商 品 識 別 コ ー ド、
企 業 ・ 事 業 者 コ ー ド、商 品 情 報 デ ー タ ベ ー ス)、バ ー コ ー ド 表 示
(JAN ソースマーキング、GS1 バーコードの表示)を紹介する。
高 度 化 す る ス ー パ ー の 自 動 発 注 シ ス テ ム」で は、自 動 発 注 の 形
(セ ル ワ ン ・ バ イ ワ ン 型、在 庫 型 等)、自 動 発 注 導 入 に お け る 注 意
点・ポイント(現場や本部の役割の明確化、特売の対応、関連する
他 の シ ス テ ム と の 連 携 等)、自 動 発 注 の 課 題(運 用 面 の 課 題、機 能
面の課題)について解説した後、株式会社ヤマナカにおける導入事
例(導入目的、現場の作業、導入時の改善点や取組み、自動発注成
功の決め手、導入効果、今後の課題)を紹介する。
QR コ ー ド を 活 用 し た 原 材 料 管 理 の 取 組 み」で は、① 各 種 ス ー
プ 及 び 具 材 を 製 造 ・ 供 給 す る 企 業 の 取 組 み(味 日 本 株 式 会 社 の 事
例)に つ い て、QR コ ー ド を 印 字 し た ラ ベ ル の 概 要、ラ ベ ル 貼 付 作
業の概要、原材料・資材管理等、②原材料を調達するメーカーの取
組み(株式会社永谷園岡山工場の事例)について、原材料管理シス
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流通とシステム
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テム 導 入 の 経 緯、QR コ ー ド を 活 用 し た 原 材 料 管 理 シ ス テ ム の 概 要、
QR コードに格納されてい る デ ー タ と ラ ベ ル に 表 示 さ れ て い る 情 報、
シス テ ム 導 入 に よ る 効 果 等 を 紹 介 し、QR コ ー ド の 利 用 拡 大 と 標 準
の重要性について言及する。
流 通 BM S の 活 用 に よ る 生 鮮 取 引 の 効 率 化 へ の 取 組 み」で は、
生鮮取引電子化推進協議会が実施した「食料品バリューチェーン構
築支援事業(流通過程情報伝達促進事業)」
(農林水 産 省 補 助 事 業)
について、ヒアリング調査等により判明した生鮮取引における現状
課題(取引情報の交換、産地情報の伝達方法、食品トレーサビリテ
ィ の 取 組 み)、実 証 事 業 の 概 要(達 成 目 標、参 加 メ ン バ ー、実 施 内
容、実 証 結 果、今 後 の 課 題)、生 鮮 食 品 取 引 に お け る 流 通 BMS 導
入の手引き等を紹介する。
激 動 す る 出 版 流 通 の シ ス テ ム 化 動 向」で は、日 本 の 出 版 業 界 の
特質、出版取次の多様な機能について概説した後、世界に類をみな
い「新刊配本」と雑誌・書籍の扱い、取次を中心とした業界ネット
ワーク、出版社が販売データを収集する理由(
「ベストセラー倒産」
の 防 止 等)、出 版 不 況 の 本 質 と 取 次 の 変 化、日 販 の 書 籍 取 引 改 革、
オ ン ラ イ ン 書 店 の 影 響、
「配 本」か ら「発 注」へ の 転 換、電 子 書 籍
時代の出版流通、電子書籍についての新たなシステム開発の必要性
を紹介する。
流通とシステム
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