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【技術分類】22−1−2 自動二輪車サスペンション/構造部材/機能部材

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【技術分類】22−1−2 自動二輪車サスペンション/構造部材/機能部材
【技術分類】22−1−2
【
自動二輪車サスペンション/構造部材/機能部材
】F16C 19/00-19/56
FI
【技術名称】22−1−2−1
ベアリング
【技術内容】
サスペンションのピボット軸などの揺動部分には負荷の大きさや方向に応じて様々な軸受(ベアリ
ング)が使われる。下図の実施例は一般的なスイングアームのピボット部分への軸受の使用例である。
ニードルベアリングの他に横方向の力に対する位置決めのため、片側のみボールベアリングを使用し
ている。
【図】
リンクロッドの配置部
③スイングアーム
ピボット部
②フレーム
④ニードルベアリング
⑤スペーサ
⑥ボールベアリング
出典:「バイクのメカ入門」、1999 年 5 月 12 日、つじ・つかさ著、株式会社グランプリ出版発行、
167頁
ベーシックな形状のスイングアーム
【出典/参考資料】
「バイクのメカ入門」、1999 年 5 月 12 日、つじ・つかさ著、株式会社グランプリ出版発行
− 234 −
【技術分類】22−1−2
【
FI
自動二輪車サスペンション/構造部材/機能部材
】F16F 1/38、F16F 15/08
【技術名称】22−1−2−2
ラバーブッシュ
【技術内容】
オートバイのサスペンションでは自動車の様に多様なラバー(以下ゴムと表現)ブッシュが使われ
ることはない。ただ1箇所リヤサスペンションのショックアブソーバ(クッションともいう)の取付け
部に使われる。下図実施例の上部取付け金具に圧入される。ゴムブッシュの構造は大小2つの鋼管の
間にゴムを焼付接着している。大径の鋼管は上部取付け金具へ圧入され、小径の鋼管はフレームにボ
ルト止めされる。ゴム層はサスペンションの負荷を受け変形し、ある程度振動を吸収する。
【図】
ゴムブッシュの取付け部
上部取付け金具
ゴムブッシュ
ゴム層
ショックアブソーバ
下部取付け金具
出典:「オートバイのサスペンション」、1994 年 3 月 1 日、カヤバ工業株式会社著、株式会社山海堂
発行、52 頁
図 2-41
筒型緩衝器の構造
倒立単筒両効き
【出典/参考資料】
「オートバイのサスペンション」、1994 年 3 月 1 日、カヤバ工業株式会社著、株式会社山海堂発行
− 235 −
【技術分類】22−1−2
【
自動二輪車サスペンション/構造部材/機能部材
】F16C 11/06
FI
【技術名称】22−1−2−3
球面軸受とロッドエンド
【技術内容】
オートバイの操舵機能と緩衝機能を分離したリンク式前輪サスペンションでは操舵機構のリンク連
結部が3次元的な動きをするため球面軸受(Spherical Bearing)が使われる。特にリンクロッドの端に
取付けられるようアウター(軸受の外輪)の金具形状が造られているものをロッドエンドと呼ぶ。ア
ウターの球面内側にはテフロンをライニングし、無給油化したものもある。
【図】
球面軸受とロッドエンド
球面軸受参考例
ロッドエンド参考例
出典:「THK 総合カタログ」No.401-2004、2003 年 12 月、THK 株式会社発行、
S-12 頁
NHS…T 形 無給油タイプ S-22 頁 NB…T 形 無給油タイプ
【出典/参考資料】
「THK 総合カタログ」No.401-2004、2003 年 12 月、THK 株式会社発行
− 236 −
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