...

インバウンドカレンダー(台湾編)

by user

on
Category: Documents
36

views

Report

Comments

Transcript

インバウンドカレンダー(台湾編)
これは便利!インバウンドカレンダー【台湾編】
「訪日タイミング」
を知れば、
外国人はもっと呼び込める!
外国人観光客誘致カレンダー
皆様に、
宣伝PR効果をより高めて頂く為に今回から国別のインバウンドカレンダーを紹介していきます。
最終回には、
各国共通のPR時期にも触れていきますのでお楽しみに!
ビジネスとしてだけでなくそれぞれのお国柄を知って頂けるこの資料、
ぜひご一読ください。
それではまず、
私の母国である台湾からご紹介させて頂きます。
第1回 台湾インバウンドカレンダー
訪日外国人ランキングの第2位̶̶総人口は2,300万人しかいないのに!
?
(単位:人)
2009年訪日台湾観光客数(月別) 出典:JNTO日本政府観光局
【日本が大好きな台湾人】
テレビ番組、漫画、J-POP、映画、
ファッション、
キャラクターグッズといった日本の大衆文化の流入により、台湾の若年
層を中心に大勢の台湾人が日本に対する憧れを持っています。
そして、
日本に対する台湾の一般的なイメージ̶「清
潔」
「高品質」
「親切」
「秩序」
などが表しているように、治安が良い・交通が便利・文化が近い・特色ある質の高い観光
地が多い等、
日本には優れた条件が揃っています。台湾人は旅行だけではなく、留学や就職希望も年々増加している
ようです。
さて、
このように日本が大好きな台湾人がどのような休暇を利用して日本にやってくるのか、
月別行事を通してみていき
ましょう
!
1日・2日/開国記念日 休日獲得日数の目安:3∼4日
1912年の中華民国
(台湾)
成立を祝う日。政府主催による式典が開催されます。
13日:除夕 休日獲得日数の目安:5∼10日
(一般)、一ヶ月
(学生)
※2011年の除夕は02/02となります。
14日:お正月
(春節) 休日獲得日数の目安:5∼10日
(一般)、一ヶ月
(学生)
この週は公共施設、商店、
レストランはほとんど休業するのでご注意を。
三大節句のひとつ。 ※2011年のお正月は02/03となります。
28日:①和平記念日/②元宵節(旧暦01/15)
①1947年に発生した228事件を偲び。平和を祈るイベントが開催されます。
②もち
(米の)
だんごをゆで汁に浮かべた
「湯圓」
を食べる。
「花燈会
(ランタン祭)
」
が各地で開催される。
5日:清明節(民族掃墓日) 休日獲得日数の目安:2∼4日
家族そろって祖先のお墓参りをする日。帰省ラッシュで交通機関は混雑します。
16日:端午節(旧暦5月5日) 休日獲得日数の目安:2∼4日
戦国時代、愛国者であった屈原が、汨羅江
(ミロジャン→中国の川)
に追われて自決した。
それを偲
ぶ人々が始めた慰霊の儀式。各地でドラゴン・ボ−ト・レ−スが行われます。
ちまきを食べる習慣も。
三大節句のひとつ。
7∼8月:夏休み 休日獲得日数の目安:5∼7日
(一般)、2ヶ月
(学生)
22日:中秋節 休日獲得日数の目安:2∼4日
秋の名月を家族で愛でます。月餅を贈りあい、
バーベキューを食べて、家庭円満を祝います。三大
節句のひとつ。
10日:国慶節
国家樹立を祝う式典が各地で開催されます。
25日:行憲記念日 休日獲得日数の目安:2∼4日
台湾人の訪日タイミング PRすると最大限の効果が得られる時期は・
・
・
?
第1位
夏休み ⇒ シ
ョッピング、
グルメ
学生達は2ヶ月ほどのお休みに入ります。家族旅行や個人旅行者の出国ラッシュ。
また、
台湾にも卒業旅行があり、
だいたい夏休みを利用して一週間旅行に行きます。
第2位
年末年始+旧正月 ⇒ 雪化粧、
温泉、
グルメ
旧正月
(春節)
の休暇を利用して家族で海外旅行をする人はかなり多いです。
12/25の行憲記念日を使って、
クリスマスイブから一週間ほどの休暇をとって旅行にいく人も多くなりました。
また、
学生達は1月下旬から長い冬休みが入りますので、
月別訪日数ではTOP3に入っていませんが、
12月から2月までに来日する台湾人観光客の累計数は見逃せません。
第3位
秋
(10・11月) ⇒ 紅葉、温泉、
グルメ
休暇が特にはないのに、少し意外?
!
いいえ! 日本の紅葉+温泉+グルメの魅力は、台湾人に有給をがんばって取らせてしまうパワーをもっているのです。
亜熱帯に住んでいる台湾人は、
日本の四季折々の美しさを楽しみに訪日しています。
また、
ミシュランの日本ガイドの星獲得店の多さでも分かるとおり、
日本の食文化は世界水準で見ても非常に高く、
グル
メ目的の訪日も多いです。
もちろん、海外ブランドを始め、
日本の高品質な品々を求めてのショッピングも訪日理由のトッ
プに挙げられます。
今回は母国の紹介ができて、
とてもうれしかったです。
ちなみに、
日本の皆様が台湾に来てくださる際には、南投
(なんとう)
の湖、
日月潭
(ジイエタン)
の美しさを是非ご覧下さ
い!
Fly UP