Title 現代バスケットボールにおける諸攻撃法の検討

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現代バスケットボールにおける諸攻撃法の検討 : 第2回1-4 Offense
加藤, 大仁(Kato, Hirohito)
慶應義塾大学体育研究所
体育研究所紀要 (Bulletin of the institute of physical education, Keio university). Vol.38, No.1
(1999. 1) ,p.19- 27
According to Ceravolo, 1 -4 offense had already been in use in 1937. In today's basketball game, t
his offense is one of the most popular offenses. 1-4 offense is defined by players' alignment and
classified as follows; a)1-4 High, b) 1-4 Tight, and c)1-4 Flat. When the defense plays aggressive
man to man defense, one of the most effective ways to combat this defensive pressure is to use
1-4 set. Because all offensive players are one pass away from the point guard, both wing players
and post players can execute backdoor play if overplay is continued. If defense relinquishes
some of their pressure, the offense can enter into its regular patterns. Skilled point guard is
necessary to run 1-4 offenses. This might be a disadvantage of this offense. For backdoor option,
a t all point guard is desirable.
Departmental Bulletin Paper
http://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/detail.php?koara_id=AN00135710-00380001
-0019
現代バスケットボールにおける諸攻撃法の検討
一 一 第 2回
1-4Offense- -
加藤大仁*
BriefReviewsonPopularOffensesi
nModernBasketball
No. 2
1-4 Offense
Hirohito Kato1
Abstract
4o
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4High，b
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b
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.
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p
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o
n，at
1
. はじめに
今日の NCAAバスケットボールにおいて， 1
-4O
f
f
e
n
s
eは
， BoxO
ffe
n
s
eや S
t
a
c
kO
f
f
e
n
s
eと並んで最もポピュラー
なセットオフェンスといえよう。我が国でもこのオフェンスシステムを採用しているチームはかなりの数にのぼると思わ
れる。
C
e
r
a
v
o
l
oによればその起源は 1
9
3
7年まで湖り得るということであるが 2，l 1
9
5
0年代後半に RayMearsが用いたこと
によって徐々にこのオフェンスシステムに注目が集まるようになった九その後，
J
a
c
kRamsey 率いる P
o
r
t
l
a
n
d
， 1
-4O
f
f
e
n
s
eを効果的に利用して NBAChampionshipを獲得したことによってさらにこのシステムへ
T
r
a
i
l
b
l
a
z
e
r
sが
の注目度が高まったといえる。
現在 NBA レベルでは， J
e
r
r
yS
l
o
a
n率いる UtahJ
a
z
zが 1
-4O
f
f
e
n
s
eを長期にわたっ
て非常に効果的に利用しているのは周知のとうりである O
そこで，本稿では 1・ 4A
lignmentからの基本的なムーブ・プレーを提示した後，その長所・短所等を考察したし '
0
事慶臆義塾大学体育研究所専任講師
l
A
s
s
i
s
t
a
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tP
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s
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n，K
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v
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r
s
i
t
y
.
-19-
現代バスケットボールにおける諸攻撃法の検討
n
.1・4Offenseの定義及び基本的な Alignment
1
-4Offenseという名称は， 4人のプレイヤーが横一列に並んだ Alignmentに対してつけられたものであり， 4人 の プ
レイヤーの並び方及びその位置に応じて以下のように分類される。それぞれの Alignmentを ど う 呼 ぶ か は 各 々 コ ー チ に
よって様々であるが，
ここでは最も一般的な呼称を用いることとする。
a
) ト 4High (
図 2-1)
4人のプレイヤーがフリースローライン及びその延長上
-4Offense と言った場合，
に一列に並んだ状態。単に 1
この Alignmentか ら の オ フ ェ ン ス を 指 す こ と が多 い 。 本
稿での考察も 1
-4Highからのオフェンスを中心に進めて
~ー‘
、、
、
2
3
~)く。
①
1
-4High
図 2-1
b
) 1-4Tight (
図 2-2
)
4人のプレイヤーがフリースローライン及びその延長上
に並ぶことは 1
-4Highと同じだが，同じサイドの 2人 が
よりタイトな位置になる制。
①
1
-4T
i
g
h
t
図 2・ 2
c
) 1-4Flat (
図 2-3
)
1-4B
a
s
e
l
i
n
e， 1
-4Lowなどと呼ばれることも多し ) 0 4
3
4
5
2
人のプレイヤーがベースライン近くにー列に並んだ状態を
指す注2)
ー.旬
、
①
1
-4F
l
a
t
図 2-3
尚，かつては，今日所謂 BoxO
ffenseや S
t
a
c
kO
f
f
e
n
s
eと呼ばれる Alignmentに対しても 1
-4Offense と い う 呼 称
が用いられることもあったが注刊現在両者が同じ名称で呼ばれることはないといえよう。
m
. 1-4Offenseにおける基本的な状況判断
1
-4HighAlignmentの最大の特徴は， 4人のプレイヤーが全員ポイントガードからワンパスのポジションに位置し，
-20-
現代バスケットボールにおける諸攻撃法の検討
同時にゴール近辺がクリアーされているということである O 従ってディフェンスはエントリーパスが出されるまでボール
サイド・ヘルプサイドを見極めることができず，無理にエントリ一パスをデイナイしようとするとパツクドアされてしま
うという危険に晒されることになる 21〕
)
ω
1
ト-4A
lignmentの作り方は，通常フリースローライン及びその延長線上に沿って 4人のプレイヤーがー列に並ぶが，
シューティングガードやスモールフォワードがサイドライン沿いに，パワーフォワードやセンターがエルボー付近に位置
する O 本稿では便宜上前者を WingP
l
a
y
e
r，後者を PostP
l
a
y
e
rと呼ぶことにする。
1.ポイントガードによるドリプル
1
-4O
f
f
e
n
s
eに直面したとき，多くのチームはポイント
ガードを何れかのサイドに追い込んで，ボールサイド・ヘ
ルプサイドをなるべく早く確立しようとする。このような
場合ポイントガードは先ずプレーを始めようとするサイド
と逆にドリブルをし，途中ですばやく方向転換する(図 3
ー
1
)へ そ れ で も デ ィ フ ェ ン ス が 執 劫 に サ イ ド に 追 い 込 も
，ー旬 、
' 、
ぐ
，
1
(
o
s
tP
l
a
y
e
rのスクリーンを使っ
うとするようであれば， P
-2
)。
てペネトレイ卜する(図 3
図 3・ 1
図 3-2
2
. エントリーノマス
l
a
y
e
rと P
o
s
tP
l
a
y
e
rへ の デ ィ フ ェ ン ス は 次
エントリーパスをどう出すかはディフェンスの情況によるが， WingP
の 4つの情況にわけられる O
1
) WingP
l
a
y
e
r， PostP
l
a
y
e
rともディナイされている。
l
a
y
e
r
，P
o
s
tP
l
a
y
e
r共にパックドアー
この場合 WingP
を狙う(図ふ 3
)。
G
図 3-3
-21-
現代バスケットボールにおける諸攻撃法の検討
2
) WingP
l
a
y
e
rだけがディナイされている。
ostP
l
a
y
e
r にエントリーノ fスを
ポイントガードは P
l
a
y
e
rは直ちにバックドアーを狙う(図 3
出す。 WingP
，--、 、
-4
)。
G
図 3-4
3
) PostP
l
a
y
e
rだけがディナイされている。
l
a
y
e
rに エ ン ト リ ー パ ス を
ポイントガードは WingP
出す。 P
ostP
l
a
y
e
rはレーンに沿ってスライドダウンす
ると簡単にポストアップできるはずである(図 35
)。
G
'
図 3・ 5
4
) WingP
l
a
y
e
r， PostP
l
a
y
e
rと も デ ィ ナ イ さ れ て い な
。
、
し
ポイントガードは WingP
l
a
y
e
r， P
o
s
tP
l
a
y
e
rの 何 れ
，--‘ 、
6
)。
にパスしてもよい(図 3-
G
図 3-6
3
. ドリブノレエントリー
l
a
y
e
r， PostP
l
a
y
e
rの何れに
ポイントガードが WingP
もパスすることができない場合には，ウイングにドリブ、ル
7
)。
エントリーする(図 3-
図 3-7
-22-
現代バスケットボールにおける諸攻撃法の検討
I
V
. 1-4 Highからのセットプレー及び C
o
n
t
i
n
u
i
t
yP
a
t
t
e
r
n
既に述べたように， 1
-4O
f
f
e
n
s
eとはその l
n
i
t
i
a
lA
l
i
g
n
m
e
n
tに由来してつけられた名前であり，あるオフェンスを 1
-
40ffenseと 呼 ぶ か ど う か は ， そ の 後 に 続 く パ タ ー ン が ど う で あ る か と い う こ と と は 無 関 係 で あ る 。 従 っ て 単 に 1-4
O
f
f
e
n
s
eといっても様々なバリエーションがあり，そのすべてを紹介することは不可能である o
そこで，
ここでは各ポジションのプレイヤーの能力を活かすためのセットプレーをいくつか取り上げ，次にト 4
o
n
t
i
n
u
i
t
yP
a
t
t
e
r
nを紹介することにする制。
Alignmentから始まる代表的な C
1.セットプレー注 5)
a
) ポイントガードのためのプレー
例 1… ポ イ ン ト ガ ー ド が P
e
n
e
t
r
a
t
eす る 能 力 に 長 け て
いる場合， P
o
s
tP
l
a
y
e
rがハイポストエリアでス
1
)
。
クリーンをセットする(図 4-
2
3
図 4・1
例 2…ポイントガードにインサイドでの得点能力がある
場合，所謂 UCLAC
utを使ってポストアップさ
せる(図 42
)。
2
，
"
'
"
①
図 4-2
例 3…ポイントガードに P
e
r
i
m
e
t
e
rで の シ ュ ー ト 力 が
ある場合は，ハイポストエントリー後逆サイドの
P
o
s
tP
l
a
y
e
rのフレアスクリーンを使ってワイド
オープンになるチャンスをうかがう(図 43
)。
2
図 4-3
-23-
現代バスケットボールにおける諸攻撃法の検討
b
) WingP
l
a
y
e
rのためのプレー
リ
ザ l… 3は High P
o
s
tP
l
a
y
e
r 5と 4の S
t
a
g
g
e
r
e
d
S
c
r
e
e
nを使って逆サイドのウインクoエリアにカッ
l
a
y
e
r
トし， lon1を 狙 う 。 も う 一 人 の WingP
である 2は，ベースラインをスウィングして 5の
スクリーンを受ける。
2
3
‘
こ の プ レ ー は Wing
P
l
a
y
e
rの 1on1能 力 が 高 い と き に 有 効 で あ る
①
(
図 44
)。
・
図 4-4
例 2…WingP
l
a
y
e
rに イ ン サ イ ド で の 得 点 能 力 が あ る
場合，所謂シャツフルカットを使ってポストアッ
プさせる(図 4・ 5
)。
3
.
①
図 4・ 5
例 3…P
o
i
n
tGuard1はウイングにドリブノレエントリー
する。 Wi
n
gP
l
a
y
e
r2は P
o
s
tP
l
a
y
e
r4と 5の
S
t
a
g
g
e
r
e
dS
c
r
e
e
nを使ってポイントエリアにルー
)。
プする(図 4-6
2
図 4-6
c
) PostP
l
a
y
e
rのためのプレー
例 1…WingP
l
a
y
e
r2は P
o
s
tP
l
a
y
e
r4に ス ク リ ー ン を
セットし，続けて 5にもスクリーンをかける O こ
の プ レ ー は 4が P
e
r
i
m
e
t
e
rで プ レ ー す る ス キ jレ
〆
を持っている場合有効である(図 4-7
)。
3
図 4・ 7
-24-
2
現代バスケットボールにおける諸攻撃法の検討
例 2…P
ostP
l
a
y
e
rのインサイドでの得点能力が優れて
いる場合，次のようなプレーが効果的である。
PostP
1
a
y
e
r5は P
o
i
n
tGuard と P
i
c
k& R
o
l
l
する。 5にパスフィードされなかった場合，逆サ
2
3
ostP
l
a
y
e
r4がP
o
i
n
tGuardからパスを
イドの P
igh-Lowプレーを狙う(図 ι8)。
受けて 5との H
図 4-8
例 3…PostP
l
a
y
e
r4は 1にスクリーンをセットする。
ostP
1
a
y
e
r5はタイミングを見計らっ
逆サイドの P
て 4!こフレアスクリーンをセットする。これは所
謂S
c
r
e
e
nf
o
rt
h
eS
c
r
e
e
n
e
rP1ayであるが， 4に
シュート力がある時非常に有効なプレーとなる
(
図 49
)。
図 4・ 9
2
.C
o
n
t
i
n
u
i
t
yP
a
t
t
e
r
n注 6)
1-4A1ignmentからの C
o
n
t
i
n
u
i
t
yP
a
t
t
e
r
nで最もポピュ
ラーなものはシャツフルと T
r
i
a
n
g1
eOff
e
n
s
eであろう。
r
i
a
n
g
l
eO
f
f
e
n
s
eを紹介する。
ここでは後者の T
1は 2にパスする。 5は直ちに 1にパックスクリーンを
3
J
ア
2
セットする。同時に 4は レ ー ン 上 を ス ラ イ ド ダ ウ ン し て
P
o
s
tUpする(図 41
0
a
)
o 5はパックスクリーン後， 2か
らパスを受ける o 5がパスを受けると同時に 3は 1にスク
リーンをセットし，さらに引き続き 4にもクロススクリー
①'
1
0
a
図 4-
ンをかける。 5は 1にパスした後 3にダウンスクリーンを
1
0
b
)。ここまでのプレーでシュートで
セットする(図 4
きなかった場合，
3が 1よ り パ ス を 受 け ，
T
r
i
a
n
g
l
e
1
0
c
)。
O
f
f
e
n
s
eC
o
n
t
i
n
u
i
t
yに入る(図 4，②
図 41
0
b
①
、
、J
込
3
'
図 41
0
c
-25-
現代バスケットボールにおける諸攻撃法の検討
V
.評
価
既に述べたように 1
-4Offenseには大きく分けて 1
-4Highと 1-4Flatという 2種 類 の Alignmentか ら の プ レ ー が
考えられるが，
ここでは主に 1
-4Highからのオフェンスを中心に，その長所・短所を考察していくことにする O
ところで，
1-4Offense という名称はその I
n
i
t
i
a
lAlignment に 由 来 し て し て つ け ら れ た も の で あ る か ら ，
1-4
Offenseの長所・短所を考察するということはすなわち 1-4Alignmentの も つ 特 性 を 考 察 す る こ と で あ る 。 で は 1-4
Alignmentの持つ特性とは何であろうか。
先ずあげられるのは， 4人のプレイヤー全員がポイントガードからワンパスアウェイのポジションに位置しているとい
うことである。従ってオフェンスはエントリーパスを何れのプレイヤーに出すことが可能となる。同時にディフェンスが
ポイントガードに対してダブルチームをかけることはほぼ不可能となる。また，ゴール近辺がクリアーされているので，
ディフェンスにとってはパスディナイを強くすればするほどパックドアプレーで簡単に得点されてしまうというジレンマ
に陥ることになる o 従ってディフェンス側としてはパックドアプレーを防ぐためにも何れかのプレイヤーに対するプレッ
o
n
t
i
n
u
i
t
yPatternへ容易に移行することができるようになる。
シャーを弱めざるを得ず，オフェンスはセットプレーや C
ffenseを QuickH
i
t
t
i
n
gO
f
f
e
n
s
eとして利用することも可能であることを意味している。
これは 1-4O
その他の長所としては以下のようなものが挙げられる。
• 2人のビッグマンを同時に使うことができる。
・スリーガードシステムとしても応用が可能である。
•P
i
c
k& R
o
l
l
特に S
i
d
eP
i
c
k& R
o
l
l
-にスムーズに移行できる。
短所としては，ワンガードシステムであるので，ポイントガードにかなりの能力が要求されるという点が挙げられよう。
すなわち 1
-4Offenseを有効に展開するためには， 4人の潜在的なレシーパーの誰がオープンになっているかを的確に判
断でき，情況に応じてパックドアパスを正確に投げることのできるポイントガードの存在が不可欠なのである注九
以上本稿ではマンツーマンディフェンスを前提に 1
-4O
f
f
e
n
s
eに関する考察を行ってきたが，
このオフェンスはゾー
-4Alignmentをとることによってハイポストエントリーが容
ンオフェンスとしても非常にポピュラーである o これは 1
易になるため，ディフェンス側に対して何らかの形でゾーンの計画の変更や注ペマンツーマンディフェンスに切り替え
-4Alignmentを 使 っ た プ レ ス ア タ ッ ク 削 や イ ン バ ウ ン ド プ
るといった対応を迫ることができるからである。また 1
レー注10) も頻繁に見受けられるが，
これらについての詳細な議論はまたの機会に譲ることとしたい。
〈注〉
注1) 1-4T
i
g
h
tを紹介している文献としては J
e
n
k
i
n
s
ω がある。尚，この Alignmentは 1
-4Highの一変種と考えることができ
る
。
注 2
)1-4F
l
a
tO
f
f
e
n
s
eについては，例えば Hatch
ヘ Stier19l を参照。
注 3
)今日 BoxO
f
f
e
n
s
eと呼ばれるオフェンスをト 4
0
f
f
e
n
s
eとして紹介している文献としては， Heitzman
ペ Henry7)などがあ
t
a
c
kO
f
f
e
n
s
eに対して 1-4O
f
f
e
n
s
eという呼称を用いている文献は Lawsonω がある。
る。また S
注 4
) セットプレー中心かそれとも C
o
n
t
i
n
u
i
t
yP
a
t
t
e
r
nかという選択は，大型のプレイヤーを擁する場合は前者を，小型のチーム
arkins4l p
.1
0を参照。
の場合は後者を選択するのが一般的である。この点については H
注 5
) セットプレーは Bakerl) p
p
.
6
5
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9，R
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r17l p
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.1-2
0に多数紹介されている。
注 6
)C
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r
nについては，例えば Harkins
ヘ Verba2ペ Voth21) pp.137・ 185等を参照。尚， 1-4からの Triangle
O
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e
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eを説明している最近の文献としては P
r
e
t
z
e
r1のがある。
注 7
) このような要求を満たすためにも，できれば長身のポイントガードを擁していることが望ましし仰。
-26-
現代バスケットボールにおける諸攻撃法の検討
注 8
) ゾーンオフェンスについては， John
則的等を参照。
ペ Zampardi
) プレスアタックについては， Davis
ヘ Lucas
注 9
2
3
l
p
p
.1
6
3-7
6等を参照。
注1
0
) インバウンドプレーについては， Karle
t
.al
.ωpp.6
8-7
，
1 R
eiteeSl pp.53・ 5
6等を参照。
《参考文献》
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