Comments
Description
Transcript
(仮訳)(PDF:135KB)
第12回ASEAN及び中国、日本、韓国の農林大臣会合 (第12回AMAF+3会合) 2012年9月28日、ビエンチャン 共同プレス・ステートメント(仮 訳) 1.我々、ASEAN諸国の農林大臣及び中国、日本、韓国の農業担 当大臣は、ラオスのヴィライワン農林大臣の議長の下、2012年 9月28日にビエンチャンで第12回AMAF+3会合を開催した。 2.我々は、東アジア協力第2共同声明及びASEAN+3協力作業 計画(2007-2017)に沿った、食料・農林業セクターのASEAN+ 3協力の促進に対する強い支持を再確認した。本決定を実現するた め、我々は、6つの戦略分野(食料安全保障の強化、バイオマスエ ネルギー開発、持続可能な森林経営、気候変動の緩和と適応、動物 疾病管理、分野横断的課題)からなるASEAN+3協力戦略(A PTCS)枠組みの進展を支持し、歓迎した。 3.我々は、特に、作物、畜産、漁業及び林業の分野における農業生 産に関する人材育成、ポストハーベスト・出荷、研修、研究・開発 に関するAPTCS枠組みの下での協力事業の進捗状況に満足して 留意した。 4.2011年10月7日、ジャカルタで開催された第11回AMA F+3でのAPTERR協定署名を受け、我々は、2012年7月 12日のAPTERR協定発効を歓迎した。我々は、食料の緊急事 態に呼応し、2011年~2012年、タイ、ラオス及びインドネ シアでの備蓄米放出において、ASEAN+3緊急米備蓄(APT ERR)が取ったイニシアティブを賞賛した。我々は、国内手続き の完了を条件に、APTERR事務局をホストするというタイの申 し出を歓迎するとともに、APTERR理事会が、APTERRの 完全な運用のための必要な手続きを完了させるよう促した。 5.我々は、ウェブサイト・データベース、早期警戒情報、農作物見 通し等の食料安全保障情報ネットワークシステムの確立、及び人材 育成活動支援における成果を伴った、ASEAN食料安全保障情報 システム(AFSIS)プロジェクトの実績を承認した。我々は、 本プロジェクトから自立的な組織としてのASEAN+3食料安全 保障情報システムへの転換を支援することを再確認するとともに、 新たなAFSISの枠組みと手続き規則の最終化を行うための独立 した検討を行うことに留意した。また、我々は、2013年~20 15年のAFSIS事業計画を支持する。 6.2009年にASEAN+3首脳が採択した、食料安全保障及び バイオエネルギー開発に関するASEAN+3協力のチャアム・ホ アヒン声明に則り、我々は、農業及び農村開発に向けたバイオエネ ルギー促進における協力活動の進展に留意した。我々は、持続的バ イオエネルギー開発と食料安全保障の達成における取り組みの相乗 効果を確保するための、農業及びエネルギー分野間の協力の重要性 を認識するとともに、その計画された協力を支持した。 7.我々は、第13回AMAF+3会合を2013年にマレーシアで 開催することに合意した。 8.他のASEAN諸国、中国、日本及び韓国の閣僚は、第12回A MAF+3会合に際してのラオス政府及び国民の暖かな歓待と見事 な運営に心よりの謝意を表した。 参加閣僚リスト ブルネイ ペヒン・ダト・ヤヒヤ産業一次資源大臣 カンボジア チャン・サルン農林水産大臣 インドネシア ススウォノ農業大臣 ラオス ヴィライワン・ポムケー農林大臣 マレーシア ハシム・アブドゥラ農業・農業関連産業省次官 ミャンマー フィリピン シンガポール タ イ ベトナム 中 国 日 本 韓 国 ASEAN 事務局 オーン・タン農業灌漑副大臣 ジョエル・ルディナス農業次官 モハマド・マリキ・ビン・オスマン 国土開発上級政務次官 ティーラ・ウォンサムット農業・協同組合大臣 ブイ・バ・ボン農業農村開発副大臣 牛盾農業副部長 岩本 司 農林水産副大臣 イ・サンギル食料農林水産副部長 リム・ホン・ヒン次長