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ChIP-seq 解析
ChIP-seq 解析 1 基本的な変異解析フロー コントロールデータ ChIPデータ インポート インポート クオリティチェック クオリティチェック マッピング マッピング ChIP-seq ピークアノテーション ピーク配列 エクスポート 本資料では、マッピング後のChIP-seq解析について説明しています。マッピングの方法などはサ ポート資料をご参照ください。 ※コントロールがない場合は、ChIPサンプルのノイズからコントロールを推定します。 2 ChIP-seq解析原理 1. 2. 3. 4. クオリティのチェック Peak Shape Filter の作成 明らかにピークと思われる領域について、ピークのモデル、Peak Shape Filter を 作成する。 Peak Shape Score の計算 Peak Shape Filter と比較し、その差からスコアを計算。スコアが大きいほど、 Peak Shape Filter と似ている理想的なピークということになる。 P-valueの計算と閾値によるフィルタリング Peak Shape Score からP値を計算し、設定した閾値を満たすものをピークとする 3 ChIP-seq Navigation Areaから使用するデータを選択。 Toolboxから Epigenomics Analysis > ChIP-seq Analysisを選択、ダブル クリック。 ウィザードが起動し、選択したデータが選ばれていることを確認。 4 ChIP-seq コントロール コントロールのマッピングファイルを選択 Peak calling p-valueの閾値を設定。 5 ChIP-seq Next で次の画面に進み、データを保存する場所を決め で処理開始。 6 ChIP-seq:結果 ビューをテーブルに切り替える。 ピーク領域の場所、長さ、peak shape score , p-value が表示される。 Peak calling p-valueの閾値を設定。 7 ChIP-seq:結果 Create Track List ボタンをクリックし、参照配列、コントロールマッピング、NRSFマッピング結 果を追加。図のように並び替える。 並び替えはマウスを矢印のアイコンに変更後、ドラッグアンドドロップで並び替え可能。 8 ChIP-seq:結果 名前の上でダブルクリック Peaks トラックの名前をダブルクリックすると、テーブルがトラックリストと並べ て表示される。 9 ChIP-seq:結果 1. 2. テーブルの中のピークの1つを選択 トラックリストのツールバーの中にあるZoom to Selection ボタン(下図)をクリック 3. トラックリストのビューがピークにあわせて ズームされる。 10 ChIP-seq:結果 11 ChIP-seq:結果 • Cross correlation Cross Correlation プロットでは、ChIPサンプルの濃縮がうまくいっているかを 確認できます。左の図のようになっていれば、うまく濃縮され、リードをピーク 領域に向けてシフトさせたときに、クラスター(図のピーク)が出来、右図のよ うな場合は、濃縮がうまくできていないことを表し、リードをシフトさせても左図 のようなピークが形成されません。 12 ChIP-seq:結果 実際に作成されたピークフィルターを確認できます。このフィルターを元に ピークかどうかを検出しています。 13 ChIP-seq:結果 Peak Shape Score が高いほど、Filter との差が小さいということを意味し、p-valueが小さくなり ます。 14 ピーク近傍のアノテーション 付け Navigation Areaから使用するデータを選択。 Toolboxから Epigenomics Analysis > Annotate with Nearby Gene Information を選択、ダブルクリック。 ウィザードが起動し、選択したデータが選ばれていることを確認。 15 ピーク近傍のアノテーション 付け アノテーション付けしたい遺伝子のトラックを選択 16 ピーク近傍のアノテーション 付け 5’ gene: 5末側に一番近い遺伝子の情報 5’ distance: 5末側に一番近い遺伝子までの距離 3’ gene: 3末側に一番近い遺伝子の情報 3’ distance: 3末側に一番近い遺伝子までの距離 17 ピークにオーバーラップした遺伝子 のアノテーション付け Navigation Areaから使用するデータを選択。 Toolboxから Track Tools > Annotate and Filter > Annotate with Overlap Information を選択 ウィザードが起動し、選択したデータが選ばれていることを確認。 18 ピークにオーバーラップした遺伝子 のアノテーション付け アノテーション付けしたい遺伝子のトラックを選択 19 ピークにオーバーラップした遺伝子 のアノテーション付け 20 ピーク領域のExport • • ChIP-seq 解析後、ピーク領域のモチーフ検索を行う事が多いです。そのために ピーク領域をExportし、モチーフ検索のソフトウェアを利用します(GWBにはモ チーフ検索は含まれていません) ここでは、ピーク領域の配列をExportする方法を紹介します。 ピーク領域のExport Navigation Areaから使用するデータを選択。 Toolboxから Classical Sequence Analysis > General Sequence Analysis > Extract Annotations を選択、ダブルクリック。 ウィザードが起動し、選択したデータが選ばれていることを確認。 22 ピーク領域のExport 参照配列を選択 抜き出したいアノテーション(Peak情報)を選択 抜き出した配列につける名前の情報を選択 23 ピーク領域のExport ハンズオンでは、上図のようになっているか確認 24 ピーク領域のExport 25 ピーク領域のExport Export アイコンをクリック。検索ウィンドウが現れる 26 ピーク領域のExport Fasta と入力すると、関連するファイルフォーマット が現れる。 Open をクリックするとウィザードが現れる 27 ピーク領域のExport 28