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環境活動レポート 2014

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環境活動レポート 2014
2014
環 境 活 動 レ ポ ー ト
Environmental Report
はじめに
当社は東邦ガス(株)の関連会社として昭和33年に設立
され、幾多の合併・分離・営業譲渡等を経て、現在はビル・不
動産事業をはじめスポーツ・セミナー事業、
レストラン・ベー
カリー事業、造園・緑化事業と多岐にわたる事業を展開して
おります。地域の皆さまに親しまれているガスビルやスポー
ツランドの運営などを通して、お客さまのご期待にお応えす
るとともに、暮らしを豊かで潤いのあるものにするお手伝い
をしております。
今年で6回目の発行となるこの環境活動レポートでは、「地
球温暖化対策の推進」「循環型社会への取組み」「地域社会へ
の貢献」の3つに関わる活動に主眼をおき、当社で取組んで
きた最新の活動内容を紹介させていただきます。
環境調和型社会の実現を目指して
東日本大震災以降、全国各地域において、節電・省エネル
ギーへの取組が大きな課題となっています。
容を策定するとともに、その達成に向け全社一体となって取組
また、本年度より電力需給のひっ迫に対応するため、事業
みを進めております。
者が従来の省エネに加え電力需給バランス
(ピーク電力対策
本年度は、新たなチャレンジとして、環境省が推奨する環境
等)
を意識したエネルギー管理を行うことを目的として省エ
経営システム
「エコアクション21」
への認証登録を目指します。
ネ法が改正されました。
環境保全や省エネのために何ができるのか、会社としては
このような状況の下、企業活動を行う上において環境対策、
もちろん、社員一人ひとりもそれぞれに考え、身近なところか
省エネルギー・節電対策等のエネルギー管理への積極的な
ら行動をはじめ、人と環境に優しい企業として永続的に発展す
取組みは不可欠のものとなっております。
ることを目指して努力してまいります。
こうした中、東邦ガスグループにおいては、東邦ガスグルー
今回発行する
「環境レポート2014」
は、当社が実施している
プ環境行動ガイドラインを設定しクリーンエネルギー天然ガ
環境活動や地域社会に対する貢献活動をわかりやすくまとめ
スの普及促進をはじめ企業活動のあらゆる場面を通じ、環境
たものです。ぜひご一読いただき、当社の取組みにご理解を
調和型社会の実現に貢献することを基本方針としております。
いただければ幸いです。
当社におきましても、平成20年に、環境関連法規の遵守、省
エネルギーの推進、循環型社会への寄与など5つの環境方針
を決定し、この方針に沿ってより具体的な行動計画や活動内
01
東邦不動産株式会社
取締役社長
山崎 正 美
環 境 活 動レポ ート2 0 1 4
環境方針
1
2
3
4
5
環境関連法規を遵守する。
・環境に関する法令や規則を遵守し、必要に応じて自主基準を定める。
省エネルギーを推進する。
・電気、水道、
ガスなどのエネルギー使用量の削減に努める。
・省エネルギーに対応したシステム・工法を積極的に採用する。
循環型社会に寄与する。
・リサイクル資材や物品を積極的に採用する。
・廃棄物の削減・リサイクルの推進に努める。
環境教育・啓発活動を推進する。
・従業員に定期的に環境教育を行う。
・当社のお客さま・関係する事業者に対して環境活動への理解、協力を呼びかける。
環境情報を発信するとともに環境社会づくりに貢献する。
・さまざまな広報媒体や手段を通じて、環境の情報や活動状況を発信する。
・緑化の推進を通じて、広く地域社会の環境保全に寄与する。
取組み体制
各事業部長、副事業部長で構成
環境行動委員会
する
「環境行動委員会」
( 委員長:
常務取締役)を2008年10月に
事務局
設置し、環境活動の実行責任者を
eco統括者として当社環境行動計
画の円滑な推進を図っています。
また、建物ごとにecoアドバイザー、
企画総務部
ビル事業部
港事業部
ecoサポーターを選任し、環境活動
の推進に取組んでいます。
eco統括者
:建物単位での環境活動の実行責任者
ecoアドバイザー:eco統括者の補佐
ecoサポーター :職場環境活動の推進者
建物ごとに配置し、きめ細かな環境活動を推進しています。
02
環境関連法規制等への対応
当社は、
環境方針の第一に、
環境関連法・条例等の遵守を掲げています。
これは環境に限らず、
遵法が全ての事業活動
の基本として重要であると考え、
設定したものです。
遵法を適切に推進するために、
管理者による環境管理の徹底を図っています。また、
2003年度からは、
自主環境監査
を実施しています。
自主環境監査は、東邦ガスグループにおいて、環境関連法・条例についての対応状況を環境監査員が毎年自主監
査する仕組みです。当社でも環境監査員を選任し、東邦ガス
(株)
による監査員教育を受講し認定を受けています。
また、自主環境監査に加え、環境法令対応の専門知識を持つ監査員が2次監査を行う環境コーポレート監査制度を
導入しています。
当社が関わる環境関連法・条例等は、騒音・振動をはじめとする公害関係の規制法や名古屋市の条例等が主なもの
です。過去含め、
環境関連法・条例について、
違反、
罰則等はありませんでした。
2010年度から、省エネ法の改正に伴い、エネルギー使用状況の届出によって当社全体が同法の対象となり、エネ
ルギー管理統括者を選任し、中長期計画書・定期報告書を提出しております。
また、化学製品の製造工場跡地であった社有土地
(名古屋市港区河口町)
では、土壌浄化対策を環境負荷の少ない
バイオパイル処理工法を主体に行い、
2011年12月、
土壌浄化対策を完了しました。
社員の環境教育
当社は、
地域社会の一員として、
環境活動に対して高い意識と知識を持ち、
モチベーションを向上していくために、
東邦
ガス
(株)
によるecoアドバイザー、
ecoサポーター教育や環境講演会、
社外の環境セミナー等を積極的に活用しています。
名古屋市エコ事業所・
優良エコ事業所認定を取得
環境に配慮した取組みを自主的・積極的に行っている事業所に対
し、名古屋市が
「エコ事業所」
として認定する
「エコ事業所認定制度」
。
当社が運営する施設では、2010年5月に邦和スポーツランド・邦和
エコ事業所認定証
セミナープラザ 、同 年 1 0 月にチェリー みなと店と邦 和グリーン、
2011年3月に今池ガスビルが
「エコ事業所」
の認定を受けました。
また、2012年から、よりすぐれた取組を実施している事業所を
「優良エコ事業所」
として認定する制度が開始され、昨年度の邦和
スポーツランド・邦和セミナープラザにつづき、本年度は、邦和グリ
ーン・チェリーみなと店がその認定を受けました。
優良エコ事業所認定証
03
環 境 活 動レポ ート2 0 1 4
京都議定書に基づく温室ガスの排出の削減が進められ、第一約束期間後の2013年以降の新たな枠組
み構築に向けた議論がなされています。わが国は京都議定書第二約束期間には参加せず、2013年以降
2020年までの削減目標の登録とその達成に向けた進捗の国際的な報告・検証を通じて、引き続き地球
温暖化対策に積極的に取組んでいくことになります。
当社は、地域社会の発展と環境への維持改善に貢献する企業として、従来から省エネ活動に継続して
取り組んでおり、現在でも多くの地球温暖化対策を
推進しています。
CO2 排出量
2010年度からは
「2013年度におけるCO 2 排出
量を2009年度比2%以上削減」
という自主目標を
策定し、目標を大幅に上回る3.8%の削減を行う
ことができました。
2014年度からは引き続き「2018年度に向け
①2009年
②2013年
増減
(①-②)
7,794
7,498
増減率
△296
△3.8%
※CO2排出量換算係数は2009年度の値にて計算した。
電 力
ガ ス
熱供給
CO2 排出量を2009年度比3%以上削減」の目標を
掲げ取り組んでおります。
kg-CO2/kwh
kg-CO2/m3
kg-CO2/MJ
0.455
2.259
0.057
ガスビルにおける地域冷暖房
当社では、栄ガスビル、今池ガスビル及び小牧ガスビルに
おいて、地域冷暖房設備から冷温水の供給を受けています。
地域冷暖房のメリットは、効率の高い機器の運転による冷温
水供給を受けられることで、個別空調・給湯システムと比較し
て、CO2やNOx排出量の低減等、環境保全への貢献が可能と
なることです。また、高効率な機器を冷温水や蒸気等を供給す
るエネルギープラントに集約・設置することで、専用の設備を
自社として持たずにすみ、土地の有効利用が可能となります。
【地域冷暖房による効率化】
個別熱源システム
(全体平均)
100
平均総合エネルギー効率
0.675
地域冷暖房
(全体平均)
平均総合エネルギー効率
0.749
地域冷暖房
(未利用エネ活用)
平均総合エネルギー効率
0.850
病 院
0
事務所
ビル
エネルギー
プラント
20
90.1
9.9%
79.4
20.6%
40
60
80
100 (一次エネルギー
消費量 )
出典 : 経済産業省資源エネルギー庁『2007年度 未利用エネルギー面的活用熱供給適地促進調査報告書
概要版
〔未利用エネルギー面的活用熱供給の実態と次世代に向けた方向性〕
2008年3月』
商業
施設
ホテル
地域冷暖房の
システムイメージ図
04
省エネ機器、
照明の導入
LED照明の採用例
改正省エネ法に基づく中長期計画に沿って、CO 2
排出量削減に向けて当社施設内の空調設備、照明設備
に省エネルギー型機器の導入を推進しています。
空調設備として高効率ガス吸収式冷温水機を、2010年
度はガスビル瀬戸と邦和スポーツランド体育館棟、
2011年度は邦和スポーツランド温水プール棟で採用
しました。
また、照明設備では、邦和スポーツランド
「スケート
リンクエントランス」
・今池ガスビル「各階共用廊下」
・
スケートリンク エントランス
邦和セミナープラザ「ホール」の天井照明、今池ガス
ビルの
「ガス燈」
の店内照明他、屋外イルミネーション
などにもLED照明を採用しています。
LED照明は、白熱電球と比較してエネルギー消費量
が非常に少ないため、省エネ機器として注目されて
います。
加えて、洗面所照明・非常階段誘導灯に人感セン
サーを設置し、各所にて節電対策を進めています。
今池ガスビル 共用廊下
今池ガスビル ガス燈
邦和セミナープラザ ホール
「オフィスecoプラス」の実施
当社では、東邦ガスグループが実施している環境推進活動
「オフィスecoプラス」
に積極的に取組んでいます。各事業所では、適切
な空調温度の設定、空調機運転時間の管理のほか、照明、OA機器においても建物ecoルールを設定し、
ecoサポーター
(環境活動
推進者)
によるチェック・フォローを確実に実施することで、
オフィスにおけるCO2排出量の削減に取組んでいます。
また、環境ボランティア活動についても、積極的に情報提供を行い社員の環境活動を支援しています。
05
環 境 活 動レポ ート2 0 1 4
ガスビルの壁面緑化・
邦和グリーンの駐車場緑化
ビル事業部とグリーンテクノ部では、2007年7月に栄ガスビルの半地下
広場
「グリーンパティオ」
の壁面にセラミックとスナゴケを一体化させた壁面
緑化を採用しました。
壁面緑化
壁面緑化は、水と光の加減で微妙に変化するコケの彩りとほのかに漂う
森の香りにより、訪れる人の心を和ませてくれるオアシスとして、さらには空
調エネルギーの削減、
ヒートアイランドの緩和にも貢献します。
また、グリーンテクノ部では駐車場緑化も事業として行っており、緑少ない
都市において、緑化オアシスの創出に一役買っています。
駐車場緑化
遮光フィルム等の採用
省エネを推進するため、遮光フィルム・遮光ガラスコートの採用を進めて
います。遮光フィルム・ガラスコートを採用することにより、夏は太陽からの
熱を遮断し、冬は断熱効果により空調負荷を軽減することができます。
当社では、黒川ガスプラザ・邦和セミナープラザに遮光フィルムを採用し
黒川ガスプラザ 遮光フィルム
ています。
邦和セミナープラザ 遮光フィルム
天然ガス自動車の利用
当社では、天然ガスを燃料とするCNG
(圧縮天然
ガス)
車を採用しています。邦和スポーツランド・邦和
セミナープラザでは、お客様送迎用のマイクロバス
に、邦和グリーンでは、作業用トラックなどにCNG車
を利用しています。CNG車は、ガソリン車やディー
ゼル車と比べてCO 2 やNOxの排出が少なく、環境
に優しいクリーンな自動車です。
また、スポーツランド構内駐車中のアイドリング
の抑制に取り組むなど、さらなる省エネルギーと環
天然ガスマイクロバス
境負荷の低減を目指しています。
天然ガストラック
06
わが国では現在、地球温暖化対策による低炭素社会の構築と並んで、資源循環型社会への取組みが進めら
れています。当社からは主に一般廃棄物が発生し、その処理は重要な課題となっています。とりわけ飲食事業を
展開する当社においては、食品残渣の発生量抑制と食品のリサイクルを積極的に推進する必要があります。
また紙ごみリサイクルについても、2008年度より
「オフィスにおける紙ごみのリサイクル率100%を維持
する」
ことを目標に掲げ、積極的に活動を進めています。これらの活動を通じ、資源循環型社会構築への貢献
を果たしていきます。
生ごみから飼料・肥料への再資源化
2007年より、企業向け研修施設の邦和セ
食品リサイクルへの取組み
ミナープラザでは、ガスの熱で乾燥・脱水を
行い、生ごみの容量を1/3∼1/5程度まで減
当社運営の事業所・飲食営業店
量させる
「ガス乾燥式生ごみ減容機」
を採用
ビル事業部
しました。2008年からは、
ガスで焼くパンの
●栄ガスビル
●今池ガスビル
製造・販売、喫茶サービスを行うチェリーみな
と店でも、サンドイッチ屑や野菜屑を94%消
港事業部
滅させる
「アースラブ酵素活性化法による生
ごみ処理技法」
を導入し、生ごみの廃棄量の
チェリー
みなと店
栄ガスビル
削減に努めてきました。
みを始めています。これは、再生利用事業者
再生利用事業者
当社が茶葉を購入
●茶
農家
で、現在、今池ガスビル排出分は飼料へ、栄ガ
る三重県の
「豊翠園」
さまから、社内用として
茶葉を購入しています。
07
港事業部
畜産業者
化されています。その肥料は野菜や果物の
あるオーガニック・有機栽培のお茶を栽培す
再資源化
肥料
スビル、港事業部排出分は肥料へと再資源
栽培に使われており、当社事業所は利用者で
生ごみを
栄ガスビル
が生ごみを質の高い再生製品(肥料、飼料)
に再資源化し、農業生産者に提供するもの
生ごみ分別
の徹底
生ごみ100%
2010年度からは、生ごみを循環資源とし
て再利用するための食品リサイクルの取組
生ごみ発生
抑制の努力
●邦和セミナープラザ
●邦和スポーツランド
●チェリーみなと店
豊翠園さま
(三重県)
●野菜
●養豚
今池ガスビル
飼料
環 境 活 動レポ ート2 0 1 4
廃食油のリサイクル
使用済み食用油
(廃食油)
からバイオディーゼル燃料
(BDF)
にリサイ
クルする事業の発足を受け、当社もこのリサイクルに賛同し、2012年
バイオディーゼル燃料(BDF)化の流れ
3月から当社の飲食事業から排出する廃食油の提供を開始しました。
この事業は、
(株)
ダイセキ環境ソリューションが、愛知県循環型社会
排出元 流通・外食
形成推進事業費の補助金を受けて事業化したもの
(BDF10kℓ/日の
●邦和セミナープラザ 事業規模)
で、製造したBDFは、運輸・建設業界がディーゼル車や重機
●ガス燈
●チェリーみなと店・本社店
の燃料として利用しています。
BDFは植物由来であるため、
CO2排出
がゼロカウントとなり、地球温暖化対策に結びつきます。
使用済みの
食用油
など
廃食油供給
B D F 製 造・販 売
BDF販売
(
(株)
ダイセキ環境ソリューション)
購入先 運輸・建設
各社へ販売
廃食油からバイオディーゼル燃料を
製造する専用工場
車両の燃料
など
BDF専用作業車
紙ごみ分別によるリサイクルの推進
当社では、すべてのオフィスにおいて紙ごみ分別を実施
事業所内での
紙ごみ分別
しており、OA用紙、新聞・雑誌・段ボール等において全社で
ほぼ100%のリサイクルを行っています。邦和スポーツラン
ドやセミナープラザでは、来館されるお客さまにもごみの分
別をしていただくよう、分別ボックスを備えています。
また、紙以外の空き缶、空きびん、ペットボトルについて
も、100%のリサイクルを達成しています。
邦和スポーツランドの分別コンテナ
グリーン適合商品の購入促進
当社では、グリーン購入法適合商品
(グリーン対象商品)
の使用を増やすため、事務用品の総購入量に
占めるグリーン対象商品の割合
(商品数・金額)
について、
目標を定め積極的に取り組んでいます。
昨年度の実績では、
グリーン商品の購入割合が商品数・金額とも70%台を維持しています。
08
街と地域の快適な環境づくりを目指す当社は、国際規格に合格したアイススケートリンクや、室内温水プール
などを運営、スポーツを通して未来の子どもたちの健全な育成と健康的な暮らしを応援しています。また、
生活文化の情報発信として講演会や演奏会などに使用する多目的ホールや、多彩なカルチャー教室などを
通じて、様々な年代の地域の人々に親しんでいただいています。
さらに、環境への細やかな配慮として、木のお医者さん「樹木医」による活動や、社員による定期的な道路
清掃作業の実施など、積極的に地域に溶け込み、人々と心のつながりを大切にして、地域社会への貢献に一
層努めていきます。
スポーツ教室・大会の開催を通じて、
地域社会の活性化に貢献していきます
日本のトップスケーターを輩出する愛知県は、
フィギュア
スケートやアイスホッケーなどウインタースポーツが盛ん
で、毎年すばらしい成績を残しています。その強さの理由の
ひとつに施設の充実があります。当社が運営する邦和スポ
ーツランド
(名古屋市港区)
は、愛知県内でも数少ない国際
規格のリンクで、県内スポーツ団体と緊密に連携を取り、
邦和スポーツランド
アイススケートリンク
スポーツ振興や子どもたちの健全な育成を通して社会の
活性化に貢献しています。平成22年からは、
名古屋市スケート
協会と共に
「名古屋市スケート競技会 邦和スポーツランド杯」
を開催しています。
子ども教室
■ 鈴木明子さんと共に
日本を代表するスケーター鈴木明子さんと共に、様々な
スケート普及振興活動を推進しています。
今年度は、
スケート普及イベント
「夢へのトレースを描こう!」
、
特別スケート教室
「Let’
s enjoy skating in Akko’
s school」
などを企画しています。
09
アイススケーター
鈴木 明子 さん
〈現役時代の成績〉
バンクーバーオリンピック/8位入賞
2014年全日本選手権/優勝
ソチオリンピック/8位入賞
環 境 活 動レポ ート2 0 1 4
ガスホールの運営・管理
当社ビル事業部にて運営・管理する今池、栄の
「ガスビル」
には、それぞれ
「今池ガスホール」
「栄ガスホール」
の多目的ホールがあります。各種講演会
や寄席、演奏会などにご利用いただき、知的メッセージ、文化発信の場所と
して地域に親しまれています。
今池ガスホールの催事案内 http://www.gasbldg.net/hall/
演奏会
社員による地域清掃
スポーツ・セミナー部においては、
自主環境行動計画の一環として、社員に
よる邦和スポーツランド周辺の道路清掃を毎月第2金曜日の朝に実施して
います。さらに2月、6月、10月には、本社も含めすべての事業所で地域貢献
の一環として社員による事業所周辺の地域清掃を行っています。
また、邦和スポーツランドでは
「おはようございます」
の声掛け運動を実施
し、周辺住民の皆さまとのコミュニケーション作りに努めています。
道路清掃活動
エコキャップ活動
社会貢献活動として、ペットボトルのキャップを分別回収する活動を実施しています。この活動
は、集めたキャップをNPO法人エコキャップ推進協会に引き渡すことで、①再資源化を促進し、
②CO 2排出量の削減と環境保全に寄与するとともに③売却益は
「世界の子どもワクチンを日本委
員会」
に寄付され、発展途上国の子どもたちのワクチン代として役立てられます。また、
この活動を
通じて、社会貢献に寄与するとともに、従業員の環境に関する意識の一層の向上を目指します。
エコキャップ回収容器
(今池ガスビル)
「樹木医」による活動
グリーンテクノ部には樹木医が在籍しており、豊かな経験と知識を生か
し、個々の樹木の治療にとどまらず、人にも木にも快適な空間作りをめざ
して日々活動しています。2011年度は、東日本大震災の復興支援活動に
参加し、被災した樹木の診断・治療などを行いました。
作業風景
(岩手県陸前高田市)
10
会社概 要
事業者名: 東邦不動産株式会社
本 社: 〒456-0004 名古屋市熱田区桜田町19番18号
(東邦ガス本社構内 本館6階)
Tel.052
(881)
0487
(代表) Fax.052
(872)1737
設 立: 1958年6月10日
資 本 金: 4億1,775万円
事業内容: 1. 不動産の所有及び経営
2. 不動産の売買、賃貸借及びその仲介並びに管理業務
3. 建物の設計、建築及び工事の監督
4. スポーツ施設及び宿泊付研修施設の運営
5. パン・菓子類、惣菜等の製造・加工及び販売並びに飲食店の経営
6. 造園、緑化・外構工事の設計、施工及び管理並びに緑地の維持管理
7. 花き・植物の育成、輸入、販売及び賃貸
8. 園芸用材料の生産、販売及び賃貸
9. 有価証券に対する投資
前各号に付帯関連する事業
10.
従業員数: 86名
(2014年3月31日現在)
事業紹介
ビル事業
“街の顔”
として親しまれている
スポーツ・
セミナー事業
「ガスビル」の運営管理を通し
未来を担う子どもたちの健全
て、地域社会に生活文化情報
な育成と、健康的な暮らしを応
を提供する
「ビル事業」
。街と暮
援する
「スポーツ事業」
、企業を
らしの快適環境づくりを目指し
支える人材の育成をお手伝い
ます。
する
「セミナー事業」
を通して、
地域社会の発展に貢献してい
ます。
レストラン・
ベーカリー事業
住 む 人 の ライフスタイ ル に
家族や親しい友人たちとの楽
あわせグリーンとエクステリア
しいひとときを本格的な料理
を調和させた庭づくりを提案
でおもてなしをする
「レストラ
し、都市に緑あふれる空間を
ン事業」
、地域の皆さまに焼き
創出する環境にやさしい
「グリ
たてのパンをお届けする
「ベー
ーンテクノ事業」
にも取り組ん
カリー事業」
を通して豊かな食
でいます。
文化に貢献しています。
11
造園・緑化事業
環 境 活 動レポ ート2 0 1 4
事業所 一 覧
19
W
1
7
N
W
広小路通
W
S
153
S
E
2栄
今池
E
N
伏見
千種駅
E
速道路
名古屋高
東片端JCT
名古屋駅
N
19
動車道
東名阪自
3
22
鶴舞南JCT
■本社
14
高辻出入口
桜山
環状線
6
名古屋市
S
環状線
金山総合駅
八熊通
岐阜県
六番町
速道路
江川線
10
89
車道
自動
央
中
名神高
13
154
12
11 港区役所
4
東
23
築地口
車道
動
自
阪
名
三重県
154
5
東海環状自動車道
空港線
1
愛知県
伊勢湾岸自動車道
伊勢湾
東名高速道路
名古屋港
■ 本社
〒456-0004 名古屋市熱田区桜田町19-18
東邦ガス本社構内 本館6F
Tel.052(881)0487
www.toho-fudosan.jp
■ ビル事業部
〒464-0850 名古屋市千種区今池1-8-8
今池ガスビル2F Tel.052(732)3211
www.gasbldg.net
1 今池ガスビル
〒464-0850 名古屋市千種区今池1-8-8
Tel.052(732)3211
2 栄ガスビル
〒460-0008 名古屋市中区栄3-15-33
Tel.052(242)7111
3 黒川ガスプラザ
〒462-0841 名古屋市北区黒川本通2-17
Tel.052(917)6361
4 小牧ガスビル
〒485-0029 小牧市中央1-267
5 ガスビル瀬戸
〒489-0809 瀬戸市共栄通1-30
6 池内ビル
〒456-0005 名古屋市熱田区池内町2-11
7 和菜SALOON ガス燈
〒464-0850 名古屋市千種区今池1-8-8
今池ガスビル8F Tel.052(732)2944
www.gastou.jp
■ 港事業部
〒455-0015 名古屋市港区港栄1-8-23
Tel.052(654)0791
スポーツ・セミナー部
8 邦和スポーツランド
〒455-0015 名古屋市港区港栄1-8-23
Tel.052(654)0791
www.howasportsland.com
ベーカリー部
チェリー みなと店
13
〒455-0018 名古屋市港区港明2-4-1
Tel.052(653)8302
www.toho-fudosan.jp/cherry
チェリー 本社店
14
〒456-0004 名古屋市熱田区桜田町19-18
Tel.052(872)9290
www.toho-fudosan.jp/cherry
9 邦和みなとテニス
〒455-0015 名古屋市港区港栄1-8-23
Tel.052(654)0791
www.howasportsland.com
10 邦和セミナープラザ
〒455-0015 名古屋市港区港栄1-8-23
Tel.052(654)3321
www.howaseminarplaza.com
11 邦和みなとゴルフ
〒455-0018 名古屋市港区港明2-4-4
Tel.052(653)5200
www.minatogolf.com
グリーンテクノ部
邦和グリーン
12
〒455-0018 名古屋市港区港明2-4-3
Tel.052(651)1371
www.toho-fudosan.jp/howagreen
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環境データ実績
2013年度実績
単位
エネルギー
一般管理部門
スポーツ・
セミナー事業
ビル事業
レストラン・
ベーカリー事業
緑化・造園事業
全社計
購入電力
千Kwh
5
7,221
3,212
139
33
10,610
都市ガス
千m3
0
118
407
37
8
570
GJ
0
24,252
0
0
0
24,252
千m3
0
77
56
3
1
137
t-CO2
2
4,935
2,382
147
32
7,498
熱供給
用水
用水
大気
CO2排出量
(注)
CO2排出量については、基準年度である2009年度換算係数により算定した。
CO2排出量経年推移
(単位:t)
8,000
7,900
7,800
7,700
7,600
7,500
7,400
7,300
7,200
7,100
7,000
2009年
CO2排出量
2010年
2011年
2012年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
7,794
7,859
7,324
7,415
7,498
第三者審査
当社は2008年度から第三者機関の協力を得て、環境データの信頼性向上に努
めています。活動量の把握にあたり、全事業部のエネルギー使用量・自動車燃
料について、データの照合及びデータ取得の仕組み・基準についてアドバイスを
いただき、統一基準に従った管理を行ってまいりました。
〈第三者機関〉(株)あらたサステナビリティ認証機構
〈対象データ〉2013年度のCO2などの温室効果ガス排出量及びエネルギー使用量
13
(年度)
2013年
環 境 活 動レポ ート2 0 1 4
m e m o
●本報告書は環境に配慮した仕様になっております
この冊子の印刷には環境に配慮した、
植物油インキを使用しております。
★
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(東邦ガス本社構内 本館6F)
Tel. 052(881)0487(代) Fax. 052(872)1737
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