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「平成28年度大型はかり検査実施要領」(PDF:112KB)
平成28年度大型はかり検査実施要領 大型はかり検査を円滑に実施するため、以下のとおり要領を定める。 1 出張時の準備 (1) 検 査 日 程 表 、 前 回 実 績 の 写 し (2) 主 な 携 帯 品 2 ○ 計量取締手帳及び名刺 ○ 合格シール、不合格票、不合格シール、筆記用具、テレホンカード等 ○ 住宅地図 検査手順 ○ 電気抵抗線式はかり M級、ひょう量40t、目量10㎏の場合 (1) 証 印 ・ 表 記 事 項 ① 検定証印と年月を確認する。 ② 定期検査合格シールを確認する ③ 申請書内容を確認し、写しを渡す ④ 検査申請事業者名、検査場所住所、検査区分(定検・計証)を確認する ⑤ 計量器種類、精度等級、製造事業者名を確認する ⑥ 型式、型式承認番号、製造番号を確認する ⑦ 使用区域、使用範囲、載せ台寸法を確認する ⑧ 指示機構ひょう量、目量、印字装置の有無を確認する (2) 0 点 確 認 ① 電源を入れて表示を確認する ② ゼロリセットで0㎏を確認する (3) 下 付 近 の 感 じ 検 査 ① 使用範囲の下限を確認し、適切な数の500㎏分銅を載せ台に載せる ② 表示を確認する (4) 器 差 検 査 1 ( 分 銅 の み ) ① フォークリフトを用いて500㎏分銅を順次載せ台に載せる。載せ方は、 偏荷重検査がスムーズに出来るように考慮しながら行う。 ② 使用公差の変わり目の5t、20tの器差及びトラックのみなし真値での 器差(12t付近)を確認する ③ その都度、表示を確認し、器差があれば観測紙に記録する (5) 偏 荷 重 検 査 ( ひ ょ う 量 の 半 分 = 2 0 t ) ① 20tの分銅を、片方半分に移動する。 ② その都度、表示を確認し、器差があれば観測紙に記録する (6) 繰 り 返 し 検 査 ( ひ ょ う 量 の 1 / 4 = 1 0 t ) ① 分銅を一旦載せ台から降ろす ② トラックを載せ台に載せ、空車重量を確認する - 1 - ③ 空車重量の直近上位の整数値をみなし真値とし(概ね12t)この値にな るように調整用分銅を用いてあわせる。この時、器差検査1で観測した12 t付近の器差をみなし真値での器差とする。 ④ トラックを3回出入りし、表示を確認し、器差があれば観測紙に記録する (7) 器 差 検 査 2 ( ト ラ ッ ク を 用 い る ) ① 繰り返し検査で使用したトラックを12t分銅とみなし、これにひょう量 の60%になるように分銅を12tトラックに載せる ② 表示を確認し、器差があれば観測紙に記録する (8) 印 字 装 置 の 確 認 ① 印字装置に用紙をセット確認する ② 2 4 t で の 表 示 を 印 字 す る 。 ( 器 差 が 0 の 場 合 は 1 目 量 分 の 分 銅 (1 0 kg) を 載 せ て 1 0 kg を 表 示 さ せ て 印 字 す る 。 ) ○ 電気抵抗線式はかり M級、ひょう量60t、目量10㎏の場合 (1)~ (3) 4 0 t と 同 じ (4) 器 差 検 査 1 ( 分 銅 の み ) ① フォークリフトを用いて500㎏分銅を順次載せ台に載せる。載せ方は、 偏荷重検査がスムーズに出来るように考慮しながら行う。 ② 使用公差の変わり目の5t、20tの器差及びトレーラーのみなし真値で の器差(24t付近)を確認する ③ その都度、表示を確認し、器差があれば観測紙に記録する (5) 偏 荷 重 検 査 ( ひ ょ う 量 の 約 半 分 = 2 4 t ) ① 24tの分銅を、片方半分に移動する。 ② その都度、表示を確認し、器差があれば観測紙に記録する (6) 繰 り 返 し 検 査 ( ひ ょ う 量 の 約 1 / 4 = 1 2 t ) ① 分銅を一旦載せ台から降ろす ② トレーラーを載せ台に載せ、空車重量を確認する ③ 空車重量の直近上位の整数値をみなし真値とし(概ね12t)この値にな るように調整用分銅を用いてあわせる。この時、器差検査1で観測した12 t付近の器差をみなし真値での器差とする。 ④ トレーラーを3回出入りし、表示を確認し、器差が有れば観測紙に記録す る (7) 器 差 検 査 2 ( ト レ ー ラ ー を 用 い る ) ① 繰り返し検査で使用したトレーラーを12t分銅とみなし、これにひょう 量の60%になるように分銅を24tトレーラーに載せる ② 表示を確認し、器差があれば観測紙に記録する (8) 印 字 装 置 の 確 認 ① 印字装置に用紙をセット確認する ② 36tでの、表示を印字する。(器差が0の場合は1目量の分銅を載せて 1目量を表示させて印字する。) - 2 - ○ 電気抵抗線式はかり M級、ひょう量20t、目量10㎏の場合 (1)~ (3) 4 0 t と 同 じ (4) 器 差 検 査 ① フォークリフトを用いて500㎏分銅を順次載せ台に載せる。載せ方は、 偏荷重検査がスムーズに出来るように考慮しながら行う。 ② 使用公差の変わり目の5tの器差及びフォークリフトのみなし真値での 器差(5t付近)を確認する ③ ひょう量の60%の12tまで500㎏分銅を順次載せ台に載せる ④ その都度、表示を確認し、器差があれば観測紙に記録する (5) 印 字 装 置 の 確 認 ① 印字装置に用紙をセット確認する ② 12tでの、表示を印字する。 (6) 偏 荷 重 検 査 ( ひ ょ う 量 の 半 分 = 1 0 t ) ① 10tの分銅を、片方半分に移動する。 ② その都度、表示を確認し、器差があれば観測紙に記録する (7) 繰 り 返 し 検 査 ( ひ ょ う 量 の 1 / 4 = 5 t ) ① 分銅を一旦載せ台から降ろす ② フォークリフトを載せ台に載せ、空車重量を確認する(概ね5t) ③ フォークリフトを3回出入りし、表示を確認し、器差があれば観測紙に記 録する 3 その他 ○ トランシーバーの使用について ケース内に使用手順書を入れていますので参照してください ○ 合格証明書の交付について ケース内に申請書一式を入れていますので、希望する受検者に渡してください ○ 申請書の写しについて 受付済申請書写がファイルに入れてありますので、受検者に渡してください。 - 3 -