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実施内容(西区・町端区の 2 地区で実施) 2.取り組み(2日目)
第3回 日 時 出席者 平成 25 年度沖縄らしい風景づくりに係る実施作業(2日目) 平成 26 年 2 月 16 日 9:00~12:30 場 所 糸満市町端区・西区 沖縄県建築士会:伊良波朝義、大城通 沖縄県造園建設業協会:大城肇、大屋安軌、上原哲志 糸満市:長嶺薫、阿波根庸伸、徳元弘明、佐久間麗子 国建:比嘉沙也加 地域からの参加者 (計 38 名) 実施内容(西区・町端区の 2 地区で実施) 2日目は町端区公民館に両区の住民を集合させ、樹木医を講師に植物の育て方講習会を 行い、その後それぞれ各区に分かれ花植え作業を実施。終了後、町端区公民館に集まり、 共同で慰労会を兼ねた懇親会を実施。 2.取り組み(2日目) ①沖縄県造園建設業協会の大城肇さんを迎え、植物の育て方講習会を実施。 ~講習会内容~ ・花を植える際にどういった土が適しているか? →砂はダメ。水持ちが悪く、水が流れるだけになってしまう。 ・花を植える間隔は将来育つ状態の範囲を考えて決める。 ・どうやって植物を繁殖させるか? →1番簡単な方法は、挿し木。次に接ぎ木の方法がある。 →挿木の場合は、必ずしも成功し、根っこが生えるとは限らない。 ・水かけはいつ頃行った方が良いか? →朝か夕方が適している。根元に水をかける事が出来るなら、昼でも大丈夫。注意する 点は、炎天下の中で水やりは避ける事。炎天下で水を与えても蒸れて、かえって植物を 弱らせてしまう。 →水かけの効果は、植物に水を吸収させるだけではなく、葉に付着した汚れを落とす効 果がある。 ②町端区・西区に分かれ作業開始。 ~西区~ 西区の対象敷地~民家~保留区域について は、道路との段差をなくした駐車場を隣接さ せた コンクリートたたき部分が、花壇の管理用駐車場と して利用される 手前、左のレンガで囲った花壇は付近住民が 数年前に作ったバラ園である まず、土台の土にイメージ図をスプレーで描 く 西区に関しては波をイメージした複雑な形 状を植栽で形づけるため、100 角のワイヤーメッシュ を利用し、植栽する花の位置を 200 ピッチに 竹棒で記し、花の描くラインを確認しつつ、 植付け作業を行う 波のイメージの絵柄をスプレーし、竹棒で 200 ピッチの植栽位置を明確にしたことによ り、イメージ通りの波を花で表現出来た ~町端区~ 花壇の周囲に琉球石灰岩を並べ、おしゃれな 花壇として印象付けている 町端区も西区同様に、スプレーでイメージ図 を描き配置を確認する ワイヤーメッシュを使って植栽の間隔を確認しつつ、 植付ける(約 20 ㎝ピッチ) 2地区共、子供達の姿や普段見かけない自治 会の方も見られ、地域住民へ方の呼びかけも 成功したと考えられる カニクグヮージョー通りが明るくなった。 (2地区で余った花については、町端区の対 象地区付近の花壇に植えた) 作業後に、花の無料配布があり、参加者の方々 が楽しそうに花を選ぶ姿が見られた。 →風景づくりのこの事業について興味を持っ て頂くと同時に、参加率アップに繋がる効果 的な方法と考えられる ~施行前後の比較~ (町端区) Before After ➔ (西区) Before After ➔ ・完成後のイベントとして、沖縄そばや刺身、お酒などが振舞われた。行政・建築士会・ 造園協会・自治会の方が一堂に集まり酒を今回のイベントについて語り合っていた。今後 の風景づくりに係るサポーター人材育成への第一歩となった。 ・今回の最後の仕上げとして事業のプレートをそれぞれの花壇に設置する予定である。プ レートの記載事項としては、西区は『イービンメーガーデン』、町端区は『ゴンチャン花壇』の名称と それぞれに今回の事業名を併記して、各管理者団体名とプレートの提供業者、事業日を入 れることとした。 西区の植栽状況 町端区の植栽前の説明