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データシート:企業アプリケーション基盤をクラウドに開放する

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データシート:企業アプリケーション基盤をクラウドに開放する
JBOSS ENTERPRISE
®
APPLICATION PLATFORM
データシート
企業アプリケーション基盤をクラウドに開放する
JBoss Enterprise Application Platform 6
概 要
クラウドコンピューティングは、自動的なスケーリングからコスト削減まで多くの魅力を備えており、そのすべてがわずか
数回のクリックで手に入ります。
したがって、現在の関心事項は「なぜクラウドにするか?」ではなく
「どのようにクラウドにするか?」になってきています。IT
に関する多くの変化と同様、クラウドコンピューティングは完了までに何年もかかる旅であり、それは「完了」の定義によっ
ても異なります。実際、アプリケーションによっては本当の意味でテクノロジが完成することはない場合もあります。
Red Hatは長年にわたり、お客様が容易にクラウドに移行するための答えを追求しており、自社のクラウドか外部のクラウ
ドかを問わず、企業アプリケーション基盤を既存のオンプレミスの世界からクラウド環境に拡張する必要があることを理
解しています。一方ではあるアプリケーション基盤を使い、他方では別のアプリケーション基盤を使うというのではなく、1
つのアプリケーション基盤で思い通りの目標に向かって、どのような環境(オンプレミスやクラウド)にでも配備できる企業
アプリケーション基盤が必要なのです。
JBoss Enterprise Application Platform 6を発表
2年以上前、JBossコミュニティの最高のスタッフたちが、次世代アプリケーション基盤がどのような姿になるかを検討し始
めました。その答えは、どのような環境にでも1つの配備で対応できる企業アプリケーション基盤なのです。
彼らはまた企業が成功するためには、その企業アプリケーション基盤が比類のないレベルでITの生産性を促進する必要
があるという結論も下しました。 そして彼らは、その生産性がJBossを使用する開発者の利益になるだけでなく、アプリ
ケーションのライフサイクルに関わるすべての人に利益をもたらすべきであることも理解していました。
これらの認識の結果が、業界をリードする次世代Javaアプリケーション用プラットフォームの最新アップデート、JBoss
Enterprise Application Platform 6なのです。大きな成功を収めているJBoss CommunityプロジェクトのJBoss
Application Server 7.1と最新のJava EE6規格とに基づくJBoss Enterprise Application Platform 6は、企業アプリ
ケーション基盤をクラウドに開放する唯一のソリューションなのです。
jp.redhat.com
データシート: 企業アプリケーション基盤をクラウドに開放するJBoss Enterprise Application Platform 6
企業アプリケーション基盤をクラウドに開放するためのステップ
超高速、超軽量が実現する
斬新なアーキテクチャ
並行サービスローディング:
サービスの並列スタートを可能
ステップ1:適切なアーキテクチャを選択する。
エンタープライズは長年にわたりTomcatのような軽量コンテナか、フル機能で認定済みのJava EEアプリケーションサー
バの、どちらかを選択する必要がありました。
にしマルチコアハードウェアを
仮想化およびクラウドコンピューティングの普及に伴って、軽量コンテナの訴求力がさらに高まりました。
しかしながら、プ
活用することによって、JBoss
ロプライエタリなアプリケーションプラットフォームは、その多機能性と重量級アプリケーションサーバにより、企業全体の
Enterprise Application Platform 6
アプリケーション基盤をカバーすることがもっとも重要な要素になっていました。
は、旧バージョンに比べ起動時
間が10倍高速になっています。
アグレッシブなメモリ管理:
一方で、JBoss Enterprise Application Platformは、以前からJava EEアプリケーションプラットフォームはスリムで組み
替え可能なモジュール構成であるべきと考えられてきました。そしてJBoss Enterprise Application Platform 6で、Red
メタデータのインデックス化や
Hatは軽量コンテナをまったく新しいレベルに進化させました。JBossテクノロジがRed Hat OpenShiftを使用したPaaS(
必須でないサービスをパッシブ
Platform-as-a-Service)ソリューション上に配備される初めての認定Java EE 6アプリケーションサーバになったのはそ
のままにする機能によってサー
のためです。
バのメモリ占有量が非常に軽量
になっています。
ステップ2:素早く運用を開始する。
モジュール型のコア:
クラウドコンピューティングの優れた特性の1つは、稼働させるのが非常に簡単だという点です。Red Hat OpenShiftのよ
サーバ実装クラスを隠し、アプリ
うなPaaSソリューションを使用すれば、わずか数秒でサーバのインスタンスを準備し、アプリケーションの開発を開始する
ケーションが必要とするクラス
ことができます、
しかし、そのインスタンスがどこで実行される場合にも、使用するフレームワームおよび開発者用ツール
だけをロードすることによって、
真のアプリケーションの隔離を
が、作業を迅速かつ効果的に完了できるように調整されていることが重要です。
実現しています。
JBossはこれまで常に開発者の生産性を重視しており、その結果IDCの調査でも、JBoss Enterprise Middlewareのお客
様はそれまで使用していたアプリケーションプラットフォームに比べて年間51%多くのアプリケーションを開発できること
が判明しています 注1 。JBoss Enterprise Application Platform 6は、以下を含む標準規格に基づ いた世界トップクラス
のツールセットと開発機能を提供することによって、開発者の生産性をさらに向上させます。
●
Java EE 6 : より緩やかな結合の開発モデルを提供する、エンタープライズJava仕様の最新バージョン。
●
世界トップクラスのJBossテクノロジコンポーネント : Hibernate、HornetQ、およびInfinispanを含む、一般的なコ
ンポーネントやプロジェクトの最新バージョン。
●
設計によるテスト可能性 : アプリケーションコンテナ内でのテストを可能にする、受賞歴のあるArquillianプロジェク
トのサポート。
●
ツールの統合 : MavenやHudsonのような他の一般的なツール機能のサポート。
注1: IDC:Business Value of JBoss Enterprise Application Platform
(JBoss Enterprise Application Platformのビジネスバリュー)
http://engage.jboss.com/forms/jboss-eap-business-value
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ステップ3:運用保守の85%を単純化する。
各種の業務が変化する業務要件に対応する機能を新しいアプリケーションに求めるため、より効率的な開発プロセスが非
常に重要になります。実際の世界では、運用サポートと保守はアプリケーションのライフサイクルの85%以上に相当し、多
くの場合アプリケーションのコストの中で最大の割合を占めます。
残念ながら、プロプライエタリなアプリケーションプラットフォームのシステム管理および運用ツールの多くは柔軟性に欠
け、困難なアーキテクチャ上の決定を企業に強要します。Red Hatの目標は、自社のソリューションを優先するために必要
ならRed Hatの標準機能をオフにすることも含めて、企業が望みどおりの、システム管理と運用を行えるようにすることで
した。運用保守の85%のための新しい機能として、以下のようなものがあります。
エレガントなシステム管理:中央集中化されたコンフィギュレーション構造、Java、HTTP管理API、GUIベースの管理
●
コンソール、およびコマンドラインインターフェイスにより、システム管理者は複数の方法でサーバを管理することが
できます。
●
ドメイン管理:多数のサーバを一元管理し、
ドメイン内でのローリングデプロイメントをサポートします。
●
JBossによる管理:マルチドメインモニタリング、アプリケーションプロビジョニング、および構成管理を含む、新たに
アップデートされた機能セットがJBoss Operations Networkを通して提供されます。
クラウドコンピューティングの登場によって、アプリケーション開発および管理の方法を合理化するための新しいチャンス
がエンタープライズに与えられています。アップデートされたアーキテクチャと新しい機能を備えたJBoss Enterprise
Application Platformは、オンプレミスまたはクラウド環境で使用できるように設計されています。また、この1つのプラッ
トフォームを使用することで、エンタープライズは自らスケジュールを選定し、それに沿って既存および将来のアプリケー
ションをスムーズにクラウドに移行できるようになります。
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本書の情報は、2012年4月現在のものを翻訳したものです。実際の製品、サービスとは内容が異なる場合があります。
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