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ごみ処理量を ピーク時の 半減以下に!
ご家庭で リデュース(発生抑制) リユース(再使用)の 取り組み例 1人ひとりに できること 手を付けずに捨てる食品を半減すると… 5g 1人1日あたり リサイクル (再生利用)の 取り組み例 5g の削減 台所ごみの約8割は水分。 そのうちの1割を水切りすると… 10g 缶・びん・ペットボトルを分別ルール 1人1日あたり 10g の削減 どおりに出してリサイクルすると… 5g マイバッグ持参でレジ袋を1枚断ると… 10g 1枚あたり N o,t 10g の削減 han k 5g の削減 s ●● スーパー 食品トレイや紙パックを店頭回収に出すと… 5g ○○ ー シャンプ 詰替え用のシャンプーを購入すると… 10g 10g 10g 1人1日あたり 1回あたり 10g 10g 10g 60g の削減 1人1日あたり 5g の削減 古着や古布を資源集団回収に出すと… 10g 1人1日あたり 10g の削減 Recycl e 段ボールコンポストなどで 台所ごみの半分を堆肥化すると… 100g 1人1日あたり 100g の削減 新聞や雑がみを資源集団回収に出すと… 100g ごみ 処理量を ピーク時の 半減 以下に! 「もったいない!」で築く循環型都市“こうべ“ 神戸市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画 【概要版】 10g 212 1人1日あたり 10g 120g の削減 神戸市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画とは… 天然資源の消費が抑制され、環境への負荷ができる限り低減された「循環型社会」。そんな 社会を目指し、ごみの減量・資源化と適正処理に関する施策を推進していく神戸市の計画です。 今回の計画期間は平成23年度から平成32年度までの10年間です。 ∼「もったいない!」で築く循環型都市“こうべ”∼ 神戸市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画【概要版】 神戸市 環境局 資源循環部 環境未来都市推進室 電 話 078−322−5283 FAX 078−322−6060 電子メール [email protected] 神戸市広報印刷物登録 平成23年度第212号(広報印刷物規格A−1類) ごみと 資源 分別徹底 キャラクター ごみの内訳(組成) 神戸市の 神戸市のごみ処理量は、 ごみの現状 できる古紙が、また「燃えない 12年度まで右肩上がり ごみ」にも缶・びん・ペットボトル で増加し、約20年間で 等が多く含まれています。 の要因は、バブル景気による消費の拡大と、大量消費型ライフ については、ピーク時(平成12年度)と比較して、平成20年度 22.0% 46%減少しています。 平成 18 570 750 790 720 11 <事業系ごみ> 不燃物 0.5% 可燃物 缶・びん ペットボトル 2.3% 資源化できる 古紙 23.0% (厨芥類以外) CO2 市民1人あたりの年間 最終(埋立)処分量が 廃 棄 物処 理事 業から ごみ処理原価(コスト) 減少しました!(埋立処 排出される温室効果ガ が削減されました! 分場の延命化につながっ スの量が削減されてい ています。) ます!(二酸化炭素換算) 16,900 円 144 千トン 307 千トン ➡ 18%減 ➡ 23%減 ➡ 28%減 13,800 円 111 千トン 221千トン 廃棄物対策の優先順位 燃えないごみ [年度] 年 月∼ 家庭系 20 21 平成 21年度 R リデュースが なにより優先! 810 880 960 1,070 1,090 1,130 350 不燃物 64.3% 大型ごみの申告有料収集実施 指定袋制度実施 平成 月∼ 事業系 4 手数料改定・有料指定袋制度実施 平成 年 19 20 缶・びん ペットボトル 7.9% 古着 ・ 古布 0.2% 容器包装 プラスチック 13.8% 可燃物など 12.3% 370 380 530 540 520 510 560 590 46 平成 19 平成 平成 11 平成 16 ﹁6分別収集﹂の全市実施 11 18 17 平成 年 月∼ 家庭系 平成 年 月∼ 家庭系 15 16 平成 平成 15 ﹁缶・びん・ペットボトル﹂の全市実施 1 平成 15 手数料改定・4区分化 年 月∼ 家庭系 1 平成 年 月∼ 事業系 平成 11 14 13 ﹁缶・びん・ペットボトル﹂の区別段階実施 13 平成 12 年度 燃えるごみ %減 580 36 平成 平成 0 古着 ・ 古布 容器包装 2.1% プラスチック 15.1% 資源化できる 古紙 1.5% 1000 500 ¥ 最終 処分量 コスト ■事業系 ■家庭系 ピーク時 %減 1500 進んでいます。その結果、このような効果がありました。 缶・びん ペットボトル 0.3% 資源化できる 古紙 22.4% 厨芥類 36.5% 市民1人1日あたりのごみ処理量の推移 2000 可燃物 (厨芥類以外) 実績において約36%減少し、さらに平成21年度実績では、約 出しルールの変更などにより、ごみの減量・資源化が 不燃物 1.6% 模世帯が増加したことなどが考えられます。 ごみが減ると こんなにイイこと! 20年11月からの家庭系ごみの指定袋制度などのごみ <家庭系ごみ> スタイルの定着のほか、世帯分離が進み、単身世帯など小規 しかし、様々な減量・資源化施策を導入した結果、ごみ処理量 平成19年4月からの事業系ごみの指定袋制度や、平成 「燃えるごみ」の中には資源化 昭和57年度から平成 2倍に増えています。そ [g] ごみの減量・資源化による効果 1 循環型社会形成推進基本法では、循環型社会の実現に向 けた廃棄物対策の優先順位を以下のとおり定めています。 ⇨ R 2 ⇨ R 3 リデュース リユース リサイクル まずは、ごみになる つぎに、ものを繰り そして、もう一度資 ものを減らす。 返し大切に使う。 源として活用する。 (発生抑制) Reduce (再使用) Reuse (再生利用) Recycle 42.6% 厨芥類 31.6% 可燃ごみ *ピンク部分(■・■・■・■)は、資源化できるもの。 平成20年度組成調査結果、湿重量比 3R から! まずは そのあとに… 4. 熱回収 5. 適正処分 ごみ発電を行い、エ 環境負荷の低減に ネルギーとして有効 配 慮して適 正に処 に活用する。 理(埋立)する。 2 [万トン] 目標❶ 策定の趣旨 基本計画 これまでの市民・事業者との協働による減量・資源化の効 の策定 り組み、 「低炭素社会」、 「自然共生社会」にも資する「循環 果を維持するとともに、さらなるごみの減量・資源化に取 120 103 万トン ごみの減量・ 資源化目標 100 投入 会 らの社 これか 大量 廃棄 大量 生産 ⇨ ● 資源の浪費による危機 ● 地球温暖化の危機 ● 生態系の危機 3社会の統合的な 3Rを通じた 資源循環 取り組みの展開による 循環型社会 「持続可能な社会」の実現 持続可能な社会 温室効果ガス 排出大幅削減 自然の恵みの 享受と継承 低炭素社会 自然共生社会 【 ■ 資源化量(資源化率)】 資源集団回収量や 「缶・びん・ペットボトル」、 「容器包装プラスチック」 などを資源化した量 (資源化率=資源化量/ごみ発生量) 基本方針 2. 「発生抑制・再使用」 の上流対策に重点をおいた施策の総合的展開 3.神戸の特色を活かした 「協働と参画」の取り組み推進 減量・資源化目標 3 平成27年度までにごみ量を ピーク時(平成12年度、93万トン)の半減以下に! 21 40 23 万トン (35%) 万トン 61 万トン 46 23 万トン 0 42 万トン 20 【 ■ 最終処分量】 ごみ処理量のうち焼却灰などの最終処分場 に埋立を行った量 12 8 万トン 平成12 万トン 6 万トン 平成20 万トン 平成27 平成32 [年度] (ピーク時) (基準年度)(中間目標年度)(目標年度) 目標❷ 廃棄物処理 事業から 排出される 温室効果ガス 削減目標 34%減 267 千トン 平成20年度 (基準年度) 基 本理 念 1. 「低炭素社会」、 「自然共生社会」にも資する「循環型社会」 の実現 最終 処分量 65 万トン 万トン (30%) 93 【 ■ ごみ処理量】ごみ発生量−資源化量 ごみとして焼却や埋立を行った量 廃 棄 物 処 理 事 業 から排 出さ れ る 温 室 効 果 ガ ス:プ ラス チックごみの焼却や有機物の 埋立、ごみの収集・運搬などか ら排出される二酸化炭素など 「もったいない!」で築く循環型都市“こうべ” 67 万トン (20%) 60 焼却減量 天然 資源 3 つの危機 76 万トン 15万トン ごみ処理量 大量 消費 会 での社 これま ごみ発生量 【 ■+■ ごみ発生量】 家庭や事業所から 発生するごみの総量 半減以下に! 80 資源化量 型社会」の実現を目指す必要があります。 10万トン (10%) 33 %減 179 176 千トン 千トン 平成27年度 平成32年度 (中間目標年度) (目標年度) 半減以下に! 目標❸ 市民1人 1日あたりの ごみ処理量 減量目標 36%減 1710 g 平成12年度 (ピーク時) 50%減 55%減 25%減 1090 g 平成20年度 (基準年度) ⇨ 30%減 820 770 平成27年度 平成32年度 あと 270g g g (中間目標年度) (目標年度) 4 神戸市は目標達成のために こんなこと、考えてます! ❶ 循環型社会 構築のための 基盤づくり そのうち以下の5点は ただちに取り組みます。 具体 的な 取り 組み ・多様な媒体を活用した情報提供(パソコン・携帯電話等の活用など) ・行動をレベルアップできる情報提供(地域の取り組み成果が実感できる最新情報提供など) ・情報の共有化が深まる情報交換(出前トーク・地域説明会の拡充など) Ⅰ 2Rの推進 ( ) リデュース:発生抑制 リユース:再使用 全市で実施します! ❶ 分別ルールブックの全戸配布及び (リサイクル) ❹ 環境負荷の 低減に配慮した 適正処理の推進 ❶ 「雑がみリサイクル徹底キャンペーン」の 展開による資源化の啓発 ・体験型・参加型の環境教育・環境学習の充実(ふれあいごみスクールの拡充など) ❷ 写真等を使った視覚的に分かりやすい ❷ イベントや雑がみ専用の紙袋の活用に ・美しいまち「こうべ」の実現(路上喫煙・ぽい捨て防止の啓発の充実など) 分別排出方法の説明 よる効果的な広報・啓発 ・クリーンステーション等の美化・不法投棄対策(市民・事業者との連携による監視強化など) ❸ 市民との協働によるクリーンステーション ❸ パソコンや携帯電話を活用した ・ 「ごみと資源」に関する情報発信・相談窓口の充実など での排出指導・啓発 資源集団回収情報の提供 Ⅲ ・市民・NPO・事業者の連携による簡易包装の促進 ・マイバッグ・マイボトル・マイカップ等持参運動の展開 ・買い過ぎない・作り過ぎない・食べ残さない運動の展開 など など 「生ごみ」の減量・資源化を推進します! ・生ごみの水切り運動の展開 ∼段ボールコンポストの普及∼ ❶ 「買い過ぎない、作り過ぎない、食べ残さない」 行動の呼びかけ ・フリーマーケットなどのリユース情報の提供など ❷「段ボールコンポスト」の普及・啓発と ・ISO14001、KEMS(神戸環境マネジメントシステム)の普及促進 堆肥化モニターの募集 ❸ 具体的な減量・資源化の取り組み事例の ・エコタウンまちづくりの拡充 再生利用の推進 ∼雑がみもリサイクルできるんです∼ 分別排出ルール説明会の開催 ・拡大生産者責任に関する国等への要望、事業者の自主的な資源化ルートの啓発 ❸ Ⅱ 「雑がみ」の資源化を推進します! ・幅広い年齢層に対応した環境教育・環境学習の推進と人材の育成(KOBE環境大学など) ・ 「もったいないやん!KOBE運動」の推進 ❷ 「容器包装プラスチックの分別収集」を 情報提供 など ・ 「容器包装プラスチック」の分別収集の全市実施 ・プラスチックごみの分別排出ルールの徹底 ・店頭回収や公共施設での拠点回収などの拡充と情報の提供 ・生ごみ等のバイオマス系廃棄物、レアメタル含有小型家電製品などの分別収集の検討 ・ 「雑がみ」 の資源化の推進 Ⅳ 分かりやすい情報を提供します! ∼タイムリーな情報提供∼ ❶ パソコン・携帯電話などを活用した Ⅴ 市民サービスの向上に取り組みます! ∼高齢化社会への対応∼ ❶ ひまわり収集の要件緩和などによる ・古紙回収ルートや古紙回収方法の情報提供の充実 タイムリーな情報提供 対象者の拡大 ・段ボールコンポストの普及啓発 ❷ ごみの減量・資源化の必要性や効果、 ❷ 現在、クリーンステーションに排出いただいて ごみ処理経費など市民・事業者の いる「大型家具・自転車」以外の「大型ごみ」の 「やりがい」につながる情報の提供 など より身近な場所への排出場所の変更 など ・地域が主体的に行う分別排出ルール徹底の活動への支援(排出指導など) ・ひまわり収集の充実、大型ごみの戸別収集の検討 ・ごみ収集車への次世代自動車の導入 ・低炭素社会に資する新クリーンセンターの整備(高効率発電の導入など) ・中間処理施設(クリーンセンターなど)及び最終処分場の適正な管理・運営 ・ごみ発電など熱エネルギーの回収推進 ・産業廃棄物など処理施設への搬入不適正物の監視体制・適正搬入指導の強化など ・大規模災害時の災害廃棄物処理に関する他自治体との連携・協力など 5 6