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記 録 誌
宮城県七ヶ浜 町から お二人のゲス トを 招いて、被災 地の生の 声を伝えまし た 第二学期 記 録 誌 平成 23 年 3 月 11 日、かつてない規模の震災と原発事故が東北地方を襲いました。私たちは被災地の 人を想い、支援の地を差し伸べてきましたが、同時に私たち自身の身の回りの災害への備えに対してもよ り強力な行動を起こさなくてはなりません。 東日本大震災発生後、初となる供米田中学校区地域防災大会。本年は、昨年好評だった「供米田防災・ 減災学園」の第二学期を開講しました。 災害から命を守る割合は、 〈行政からの助け(公助)2 割、地域での助け合い(共助)3 割、そして自らの 守り(自助)が 5 割〉と、言われています。 本大会では、学園仕立てによる多彩な企画で、自分と家族と地域の人を守る具体的な手だてを学ぶ授業 を行いました。 主 催 戸田学区連絡協議会 豊治学区連絡協議会 協 力 供米田中学校 戸田消防団 豊治消防団 中川区役所 富田支所 中川警察署 中川消防署 東邦ガス 名古屋国際センター 名古屋大学災害対策室 NPO法人レスキューストックヤード なかがわ災害ボランティアネットワーク 中川区社会福祉協議会 名古屋市緑政土木局 そのほかの皆さん(順不同) 企画・運営協力 株式会社山田組 ↑告知チラシ 1 受付∼自主学習 朝礼前に防災に関する防災ドリルに挑戦です!知ってるようで知らない(?)問題に、皆さん真剣に考え ている様子。答えは栗田理事長よりビデオレターにて解説されました。 2011版 チャレンジ!! 防災ドリル(供米田学区) レンジ! ドリルにチャ ↓ 答えは下記に なまえ ◆正しいと思う答えに○をつけて下さい。 司会 東海ラジオ 深谷里奈アナウンサー 第1問 ●液状化が最も起こりやすいのはどんな場 所? 第2問 ●東海東海地震発生!名古屋に津波が来 るまでの時間はどのくらいでしょう? 第3問 ●全国の消防団員の平均年齢はいくつで ①粘土質の地質の場所 ②海のそばの埋め立て地 ③急斜面のがけ ①およそ15分 ②およそ30分 ③およそ80分 ① 42歳 ②38歳 ③29歳 ①1週間分 ②3日分 ③1日分 ①消防署 ②自衛隊 ③近所の人 しょう? 第4問 ●家に備える備蓄の飲み物・食べ物は何日 分程度用意しておけばよいでしょう? 第5問 ●地震によって火事が発生!まだ小さな火を 消すのに一番頼りになるのはだれ? 第6問 ●「洪水ハザードマップ」にふつう書かれて いないのはどれ? 第7問 ●災害時に家族と連絡を取るための災害 ①洪水が起きた時の水の深さ ②避難所の場所 ③あなたの家からの避難路 ①1 ② 2 ③# 時伝言ダイヤル171。 メッセージを録音し たい人が次に押す番号は? 第8問 ●津波の速さ。陸地についてからはどのくら いでしょう? 第9問 ●大雨なので避難所に避難!足元にふさわ ①人が歩く速さ ②自転車の速さ ③車の速さ ①サンダル ②スニーカー ③長ぐつ しい履物は? 第10問 第6問…3 第2問…3 第7問…1 第3問…2 第8問…2 第4問…1 第9問…2 第5問…3 第10問…1 ①メガネ ②入れ歯 ③指輪 何? 答え 第1問…2 ●近眼の人が枕元に備えておくべきものは あなたの正解数 問 ※正解数8∼10問のあなたは防災マスター。 どんな災害時でも、 あなたは冷静に対処し、みごと生き残ることができるでしょう! 正解数4∼7問のあなたは防災普通人。災害の時はややパニックに! でも大丈夫。 これから少しずつ非常時に備えた準備をしましょう! 正解数0∼3問のあなたは防災初心者。災害の時、 あなたは生き残れないかも…。今から、大急ぎで非常時に備えた準備をしましょう。 朝礼 防災・減災学園校旗掲揚、校歌斉唱(供米田中学校校歌)、来賓・主催者あいさつ、用務員説明(本日の催 事説明)が行われました。 ■校歌斉唱 3 ■来賓・主催者あいさつ ■用務員説明 1 限目:理科 福和伸夫校長先生の 「なぜなぜ地震教室 第二講」 今年 3 月に起きた東日本大震災発生時の各地の VTR を中心に、地震の恐さや発生のしくみを学びまし た。また、名古屋の地盤についても詳しく解説して頂きました。 員で 体育館内で全 ジャンプ! の揺れ 震度「1」程度 七ヶ浜町からのゲストのお二人にも、 当時の状況を聞きました。 「今までに感じたことのない揺れで 移動式階段で 揺らすと… 震度「3∼4」程 度 必死に逃げた」と語って頂きました。 ■福和校長先生の資料から 4 2 限目:社会 「東日本大震災からの報告」 NPO 法人レスキューストックヤードが現地で行っているボランティア作業の紹介や、被災された宮城 県七ヶ浜町からゲストを招き、被災時の体験などを聞きました。 七ヶ浜での活動 足湯、喫茶、ものづくり、中高生未来プロジェクト (表札作り・看板作り)、浜再生プロジェクト、イベ ントのお手伝い(復興まつり) 活動の写真を ました。 見せてもらい 震災直後は住居も失い、 愕然としていましたが、 全国からのボランティアを はじめ多くの人に支えられ、 勇気づけられました。 今後も頑張っていきたいと 思います。 引地淑子さん 岡崎正憲さん 災横丁内の お二人には、防 に 道部のお茶席 供米田中学茶 きました。 立ち寄って頂 んは 参加者の皆さ の体験談を 震災について いました。 熱心に聞いて ャツ」を着て、 「七ヶ浜 T シ た。 ルを送りまし 被災地にエー 防災横丁では ナーを設置! 足湯体験コー は 寒い被災地で たそうです。 大変好評だっ 5 大放課 七ヶ浜町へのメッセージ作りや、出展団体ブースを体験しながら回る スタンプラリーなど、楽しく防災・減災の知恵を学ぶことができました。 出展ブース代表者による挨拶と説明がありました。 供米田中学校茶道部 1階特別教室で、 抹茶と和菓子の接待 あいち自主防災キャラバン隊 災害時の救援活動の 紹 介・デ モ 財団法人 名古屋国際センター 災害時の外国人支援 活 動 の 紹 介 、ク イ ズ ジャンボエンチョー 販売している 防災グッズの展示 6 中川警察署 愛知県警の宮城県 復旧支援活動の紹介 名古屋市緑政土木局 無人河川監視 システムのデモ LIFA中川 家具止め体験 東邦ガス株式会社 ガスマイコンメーター 復帰操作の体験 フィレンツェ お 菓 子 の 販 売( 収 益 の 一部はチャリティー) 7 特定非営利活動法人 レスキューストックヤード 足湯体験、 活動紹介など なかがわ災害ボランティアネットワーク 赤い羽共同募金活動 社会福祉法人 名古屋市中川区社会福祉協議会 赤い羽共同募金活動 中川消防署 起震車の体験 豊治学区連絡協議会 地域防災倉庫の 備蓄機材の展示 ●出席各団体の皆さん、ご苦労様でした。 8 3 限目:国語 「戸田・豊治の地域をどう守るか」 地域・行政・中学生・NPO・企業それぞれの代表者が、参加された皆さんと共にこの地区をどう守るか を語りました。 (一部、実演あり) 防災についてクラス内で 地域の ア ン ケ ー ト を 取 り、防 災 団結力が グッズの所持率など様々 素晴らしい! な観点から集計しました。 供米田中学校代表 入倉名古屋市副市長 の対応ついて 戸田の海抜について 大地震が発生した場合 服部戸田学区区政協力委員長 て 豊治学区避難所につい 東邦ガス 供給防災部 河津さん ターについて 災害ボランティアセン 名古屋なかがわ災害ボランティアネットワーク 海田豊治学区区政協力委員長 防災活動道路について 下田さん ついて 地元企業の取り組みに 株式会社 山田組 山田 名古屋市緑政土木局 企画経理課 堀田さん 9 ←地域サポート隊による救助訓練 給食「炊き出し体験」 万一の災害時を想定して、炊き出し体験を行いました。災害時に最小限の材料で、簡単に炊き出しができ るポリ袋を使用した調理法で、けんちんうどんとふかしイモを作りました。 調理法を ふかしイモの した。 教えて頂きま 災害ボランティアコーディネーター 椿さん から大行列! には始まる前 炊き出し会場 すが、 特大のお鍋で に あっという間 完売です! 寒い季節に は 暖かいうどん ! 大好評でした 子どもたちに も 大人気でした ! ●燃料のプロパンガスは東邦ガスさんの提供、 調理器具は富田支所さんからお借りしました。 ありがとうございました。 10 クラブ活動「放水訓練」 グラウンドでは、戸田・豊治両消防団による放水訓練が行われました。 近くで見る放水は迫力満点!一部の参加者の数名は実際に放水を体験しました。 放水準備… 加! 地域の方も参 やや緊張… 火を想定した つい立てを 倒します! 放水開始! もの凄い 勢いです! 無事終了! でした! お疲れさま 11 建通新聞 平成 23 年 11 月 15 日 建通新聞 平成 23 年 11 月 25 日 中日新聞 平成 23 年 11 月 21日 力委員 治学区区政協 最後に海田豊 、 の挨拶があり 長から終わり 。 た し ま 了し 無事授業が終 ●新聞紙上以外に、大会当日夕方にはメーテレでニュース報道されました。 12