Comments
Description
Transcript
委員会議事録 (PDF形式:16kbyte)
事業番号 11 SOHO支援事業費 会 議 録 【事業番号11 SOHO支援事業費(ものづくり産業支援課)】 1 会議名:平成24年度第4回市民行政評価委員会 2 日 時:平成24年10月17日(水)午後2時40分∼午後3時10分 3 場 所:議会第3委員会室 4 出席者: (1)市民行政評価委員会委員 岡田委員長、安嶋委員、林委員、澤田委員、宮委員、大野委員、 中野委員、西本委員、西元委員、 (2)事業担当課 ものづくり産業支援課 宮本課長 (3)事務局 行政経営課 高村課長、木下補佐、佐野グループ長、鈴木主査、佐藤主任主事 5 内容等: 事業担当課:(SOHO支援事業費について、事業内容を資料に基づき説明) 一次評価は見直し、内容見直し。ビジネスプラザ南町については、施設 の老朽化と民間のまちなかオフィスの家賃下落等により空室率が高くなっ ていることから、募集方法や広報のあり方を含めた効率的な運営形態を検 討する必要がある。 事 務 局:(二次評価を資料に基づき説明、市民意見を資料に基づき報告) 二次評価は見直し、縮小。ビジネスプラザ南町については、空室率も高 く、近隣にビジネスプラザ尾山もあることから賃貸契約の更新時期にあわ せ施設の廃止を検討する必要があると考えている。このことについて、ご 審議いただきたい。なお、市民からは、利用者数に比して事業費が高すぎ るという意見など、見直し3件のご意見が寄せられている。 評価委員 :賃料が周辺の民間相場よりも割高だと思う。事業の意義はよくわかるが、 果たしてこのビルがふさわしいかどうか、検討しているのか? 事業担当課:ITビジネスプラザ武蔵との連携などを念頭に置き、武蔵が辻から近い所を 選定した。周辺の他のビルについては特に検討していない。 1 事業番号 11 SOHO支援事業費 評価委員 :SOHOは自宅や郊外で事業を立ち上げるのが一般的だと思うが、あえて まちなかで、この事業を行う理由は? 事業担当課:中心部に事務所を置くと信用が増すと聞いている。また事務所間の連携、 コラボを活発にするという観点からも、事業者が多数集まる中心部で、こ の事業を行うメリットがあると考えている。 評価委員 :ビルオーナーと家賃の交渉は行っているのか? 事業担当課:前回更新時に交渉したが、当初が比較的安かった経緯もあり、現状のまま となった。昨今、近隣の賃料も下がってきていることから、今後、交渉は していきたい。 評価委員 :資料では個人の入居者がいるが、市内在住要件など入居条件はどのように なっているのか? 事業担当課:市内で事業を行うことが要件であり、市内在住要件は無い。なお、この人 は声優やボイストレーニング教室などをしている人で、ビジネスプラザは 事務所として使用されている。 評価委員 :入居者からの賃料収入と事業費の差が、市の実質的な負担、利用者への支 援ということか? 事業担当課:そのとおりである。事業費は市が支払うものとして、家賃や、電気代など であり、入居者からの賃料が収入にあたる。その差分が、市の実質的な負 担であり、利用者への支援だといえる。 評価委員 :事業者間の交流を促す取り組みは行っているのか? 事業担当課:ITビジネスプラザ武蔵の事業に参加してもらうよう声をかけている。 評価委員 : ITビジネスプラザ武蔵の事業には、ビジネスプラザ南町や尾山の利用者で なくても参加できることから、武蔵の事業に参加できることがビジネスプ ラザを利用する高いメリットだとは感じられない。魅力が感じられないの ではないか。 評価委員 :事業者に場を提供する仕組みとしてコワーキングがあり、それが最近注目 されているが、そのような形態への転換は検討しないのか? 事業担当課:コワーキングは現在のビジネスプラザの形式よりもオープンな形式で、市 内でも民間の運営するものがあるが、民間との役割分担という観点からは、 現在のビジネスプラザの形からコアワーキングへと転換することは考えて いない。 2 事業番号 11 SOHO支援事業費 評価委員 :ビジネスプラザ南町の利用者が減少した要因は? 事業担当課:昨今の景況の影響がまずある。また、平成22年度からは、より多くの事業 者に機会を設けるため入居期間の限度を6年までとした。さらにビジネス プラザ南町は未改修で、ビジネスプラザ尾山と比べてブースも大きく使い にくいということが要因ではないかと考えている。 評価委員 :入居者の募集方法や広報について、どのように見直すつもりか? 事業担当課:基本的には新聞広報となるが、その他にHPやフェイスブックなども活用 して広報や募集をしていきたい。 上記議事を踏まえた各委員の評価 見直し(9) ・家賃補助への切り替えや施設の統廃合などを検討すべきである。 ・現状を分析して、魅力を高め、より必要とされる施設に見直すべきである。 ・同じ地域に2箇所は不要であり、入居状況などからビジネスプラザ南町は契約 更新にあわせて廃止すべきである。 ・ビジネスプラザ尾山についても、設置場所の再検討も含め、利用者のメリット が向上するよう見直すべきである。 ・事業の効果を高めるためにも、入居条件は厳格にすべきである。 ・ビルオーナーと、もっと家賃交渉し経費の縮減を図るべきである。 評価結果 見直し ビジネスプラザ南町は空室率が高い現状を踏まえ、契約更新時期にあわせ廃止 すべきである。また、ビジネスプラザ尾山についても、利用者のメリットを高め てより魅力ある施設とするなど、事業内容の見直しを検討する必要がある。 3