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4月の全校朝会の話(PDF:45KB)

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4月の全校朝会の話(PDF:45KB)
4月の全校朝会のお話
校長:今日は、青葉台小学校の「学校の宝」についてお話をします。
青葉台小学校には、どんな宝があるでしょうか?
児童:あいさつ~!!
校長:そうですね。みんなの元気な挨拶は、「宝」ですね。他にも、形のある「宝」
もあります。たとえば、音楽室に大きな絵が掛かっています。
あの絵は、300万円位の価値があるそうです。びっくりしましたか?
他にも、職員室の前にあるたくさんの絵の中に150万円くらいのものがある
そうです。どの絵がそうなのか校長先生にはわかりませんが、壊したり汚した
りしないようにしてほしいと思います。
ところで、もう一つお金には換えられないけれど大切な「お宝」があること
を知っていますか?
児童:シーン!!
校長:第1校舎の昇降口から入って、保健室に向かって左側にテレビがあるのはわか
りますか?
児童:
~ウン。ウン。~
とうなずいている。
校長:そのテレビの右側に「みてござる」と書いた額があります。
児童:知ってる~!
校長:その額に書かれている「みてござる」という言葉。どんな意味があると思いま
すか?
~
間
~
校長:昭和20年に「みてござる」という童謡が大ヒットしました。ヒントとして
その歌詞を読んでみます。「みてござる」という言葉がどんな意味があるのか
考えながら聞いていてください。
一番です。
村のはずれの
お地蔵さんは
いつもにこにこ
仲良しこよしの
じゃんけんぽん
元気にあそべと
みてござる
ほい
それ
みてござる
石けりなわとび
かくれんぼ
みてござる
二番です。
たんぼ田なかの
かかしどんは
チュンチュンバタバタ
おかたをいからし
いつもいばって
すずめども
みてござる
ほい
それ
みてござる
おこめをあらしに
きはせぬか
みてござる
三番です。
山のカラスの
かんざぶろうは
おいしいおだんご
どこじゃいな
いつもカアカア
ほい
みてござる
お山の上から
キョロキョロと
あの里この里
みてござる
それ
みてござる
四番です。
夜はお空の
お月さんが
いつもやさしく
みてござる
あちらのおうちの
良い子ども
ほい
こちらのおうちの
おねんねしたかと
みてござる
それ
みてござる
良い子ども
校長:どうでしたか。一番の歌詞は、お地蔵さんが元気に遊ぶ子ども達をにこにこ
見守っている様子がわかりますね。二番は、かかしが悪さをしそうな雀たちに
にらみをきかせているようなようすですね。三番はどうでしょうか。カラスが
何かおいしいもの(いいこと)はないかとさがしている様子がうかがえます。
最後の四番はどうでしょうか。お月様がよい子が安らかに眠るのを見守ってい
る様子のようです。
私は、「みてござる」という言葉に、「良いことも、悪いことも私たちの
行いはすべて神様(お天道様)が見守っている。」という意味があるのだと
感じました。
「悪いことをしていたら、誰もみていなくても必ずいつかはばれてしまう。
反対に正しいこと(良いこと)をしていたら自分から人に広めなくても、いつ
か誰かが認めてくれる。」そんなふうに感じました。
また、お天道様は「元気に素直に成長していく子ども達をいつも温かく、
見守っている。」というふうにも感じました。
第1校舎の昇降口にかけられている「みてござる」という言葉の意味は、
一人一人の感じ方によっても変わってくると思います。
でも、「いつでも、どこでも、誰に見られても、人として恥ずかしい行いを
しないように心がけたい。」と思いました。
青葉台小のみんなも、「誰も見ていなくても、悪いことやずるいことをしな
い。正しいと思う行いをする。」と思って学校生活をおくってくれるうれしい
なと思いました。
以上で、今年度最初の全校朝会の話しを終わります。
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