Early Music Part 1,2

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資料 No. 9-2014-036 / March 2014
＜芸術史＞
16 世紀中盤～17 世紀初頭の英国音楽
Early Music
Part 1: The Pembroke Choir Books and Other Music Manuscripts
from Pembroke College, Cambridge.
3 reels 概価 ¥75,000〔本体〕
Part 2: Music Manuscripts, 1500-1793,
from the National Library of Scotland.
14 reels 概価 ¥350,000〔本体〕
エリザベス一世の戴冠(1558 年)からジェームズ一世による欽定英訳聖書の刊行(1611 年)までの半世紀
は、まさに英国の黄金期と呼びうる時代でした。ホーキンズやドレークらによって世界探検が行われ、
ベーコンやハーヴェイらによる科学上の大きな功績が生み出されたこの時期には、シェークスピアやマ
ーロウ、シドニー、スペンサーらの文学および演劇、そしてバード、ギボンズ、ウィールクス、ウィル
バイ、タリス、ダウランドらの音楽など、芸術面においても英国の華が咲き誇りました。
この時代には一般公開の演奏会などはまだ存在していなかったものの、音楽はエリザベス朝の文化に
おいて重要な役割を果たしていました。作曲家たちは劇作家と共同で創作活動を行い、マドリガル（小
恋歌）が人気を博し、さらに教会のミサでは壮麗な合唱とオルガン演奏がつきものでした。
本マイクロ・コレクションに収録された六つの合唱曲集には、以下に挙げるような当時のほとんどの
一流音楽家の作品が含まれており、とくに 17 世紀初頭の教会音楽を研究する方々にとっては見過ごす
ことのできない内容となっています。
●トマス・タリス (1505-1585)
ウォルサム寺院と王宮付属礼拝堂のオルガン奏者
●ウィリアム・バード (1543-1623)
王宮付属礼拝堂のもう一人のメンバーで、ラテン教会と英国国教会の双方における宗教儀式のため
に優れた音楽を提供
●オーランド・ギボンズ (1583-1625)
ジェームズ一世のバージナル奏者。またウェストミンスター寺院のオルガン奏者
●ウィリアム・マンディ (1572-1650)
●トマス・トムキンス (1572-1650)
英国におけるポリフォニー教会音楽の傑作を作曲
（Adam Matthew, GBR / 日本総代理店：丸善）
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