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「社会人スキルを養成するためのファシリテーション!」を開催しました
平成28年9月8日開催 「社会人スキルを養成するためのファシリテーション!」を開催しました 高齢・障害・求職者雇用支援機構香川支部 生産的ビジネスコミュニケーションのためのグループ演習の進め方 ロセスについての話し合いを行います。ファシリテータ 1.はじめに 求職者支援訓練は平成28年10月に職業能力開発 講習を基礎コースに必ず設定されることとなりました。 はグループワークがどのように進んでいるのか、また、 進もうとしているのかをよく観察し、うなずきなどを適 宜交えながら、グループワーク間を巡回します。 これを受けて、香川支部では求職者支援訓練の受講 者や訓練企画担当者向けに「社会人スキルを養成する ためのファシリテーション!」を開講しました。 2.「場」の学習について コミュニケーションやビジネスマナーをはじめとす る社会人スキルを養成することは、採用側の人材ニーズ として重視されています。 4.コミュニケーションと質問力 コミュニケーションを活性化させるためには、良い質 問をすることが大切です。 個人で完結する仕事よりは複数の人が協力し、チーム 質問により相手が考えたり、話したりするうちにコミ で協力して仕事をするほうが多く、訓練を通じてこうし ュニケーションの内容が深まり、また、話し手と聞き手 た社会人スキルを身に着けることができるよう、臨場感 の双方の理解を深める効果が期待されます。 あふれるグループコミュニケーションの進め方につい て参加者とともに学びました。 「気づき」を重視する訓練では、チームという「場」 について意識し、個人がアイデアをだしあったり、発言 しあう場をつくるのかが、成功のポイントとなります。 「場」によって、グループワークの質や成果は変わっ てきます。ファシリテータは訓練の開始にあっては「場」 しかし、質問には様々な種類があり、場合によっては 質問により相手の行動を制限することもあり、質問その もののやり方についても、事前によく学び、理解してお くことも必要です。 コミュニケーションの質を高め、量を増やしていくこ とで、様々な気づきを得る「場」に仕立てていくことは ファシリテータの目標となります。 づくりに注力し、直ちに本論に入ろうとせず、慎重にか つ丁寧に雰囲気を見ていくことが求められるのです。 5.セミナーを終えて 求職者支援訓練の実施機関の講師等、9名の方に参加 3.ファシリテーションについて ファシリテータはグループワークの内容について介 いただきました。本セミナーが今後の求職者支援訓練の 質の向上に活かしていただくと、幸いです。 入せず、ワークがどのようなプロセスを辿って進んでい 満足度 くのかを注意深く観察していきます。 回答者9名 また、はじめに示したルールに基づき、時間管理を徹 底し議論が途中であっても、適宜、区切りをつけ状況に ついてモニタリングをします。モニタリングでは、ルー 活用可能性 ルが厳守して進められていたかや議論のワークのプロ 回答者9名 セスのどこかに注目すべきやりとりがあったなどのプ 平成28年9月9日香川支部求職者支援課記