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機械設計・加工・材料関連技術 ポスターセッション(1PS) (コアタイム
10月28日(水) ポスターセッション(1PS) (コアタイム ①12:00~13:00、②14:30~15:30) PS会場 2階・中2階ホール ◎機械設計・加工・材料関連技術 1201 人の皮膚構造を模倣した3Dスクリーン 東海大学 児玉 晃季 我々は、ナノ材料の性質を用いて、コンピュータや眼鏡を必要としない3Dスクリーンを作成した。これは、人の皮膚構造を模倣しており、 それにより自然な奥行き感を感じる構造になっている。 1202 中空管マイクロポンプ高効率化を目的としたFEM解析による溝付加型 PZTアクチュエータの動的評価 東海大学 鈴木 宏昌 我々はポンプと流路が一体化した中空管マイクロポンプの開発を行っている。しかし、管内を通る流量が微量である。そこでポンプであ るPZTに60[%]の溝割合を付加し更なる最良溝割合の探索のため時刻歴応答解析を実施した。 1203 多角形状断面を有する極細無痛針の創製を目的とした局所スパッタリン グの探求 東海大学 木本 英明 患者の負担を軽減する目的から痛みのない極細無痛針の開発を行っている。しかし、針の肉厚不足による強度低下が課題である。そこ で、 Arガスが供給される方向に着目し、指向性を持ったスパッタ粒子で局所成膜を行う。 1204 薬剤投与効率向上を目的とした高分子超薄膜による注射針管内面の表 面改質 東海大学 川田 健人 現在、注射針は様々な場面で用いられているが、用途毎に区別化が行われていない。そこで薬剤投与専用注射針の開発を目的とし、 針管内表面に高分子超薄膜を施し、表面改質させることで、既存の針との比較を行う。 1205 材料設計によるチタン酸バリウム圧電薄膜の高機能化 東海大学 八十田 穣 圧電材料の高機能化においては場当たり的な取り組みが主流であり、効率的な機能向上手法が確立されていない。本報ではチタン酸 バリウム薄膜を対象にシミュレーションから創製まで一貫した機能向上手法の確立を行う。 1206 自己潤滑膜を生成するハイブリッドポリマーベアリングの開発 横浜国立大学 古池 仁暢 特殊環境下での使用を想定した「自己潤滑性ハイブリッドポリマーベアリング」を「全機械加工」により開発した。「自己潤滑膜」を軌道輪 に「再生」させることで、はく離、摩耗、焼付きを抑制し超寿命化が期待できる。 1207 ナノダイヤモンド微粒子の超音波による分散と凝集の基礎研究 桐蔭横浜大学 遠田 リキ 超音波照射によって音響キャビテーションを発生させ、ナノダイヤモンド微粒子のコントロールを行う。基礎研究としてナノダイヤモンド微 粒子の分散や再凝集のコントロールを行う実験を行った。 1208 血管内超音波検査プローブ搭載に向けたコイル状ステータ超音波モー タの形状の検討 桐蔭横浜大学 大関 誠也 医療分野では血管内超音波検査が用いられている。当研究室では、血管内で使用が可能な小型モータであるCS-USMの開発を行って きた。本研究では画像用プローブの搭載に向けたCS-USMの形状の変更を行い評価したので報告する。 1209 コイル状ステータ超音波モータ(CS-USM)の駆動効率向上に関する研究 - 適切な音響導波路の材料の選定 - 桐蔭横浜大学 大関 誠也 現在、医療分野では血管内超音波検査が用いられている。当研究室では、血管内で使用が可能な小型超音波モータであるCS-USM の開発を行ってきた。本研究では駆動効率向上を目的としてCS-USM用音響導波路材料の検討を行う。 1210 ハイドロキシアパタイトの酸溶解性を利用した高機能材料の開発 機械・材料技術部 小野 洋介 ハイドロキシアパタイト(Ca10(PO4)6(OH)2)は酸に溶解しやすい無機化合物である。本ポスターでは、ハイドロキシアパタイトの酸溶解性に 着目して取り組んできた研究について発表する。 ◎ライフサイエンス 1401 実環境を考慮した可視光応答型光触媒抗菌性試験方法の開発 (公財)神奈川科学技術ア カデミー 永井 武 光触媒による抗菌試験法は、すでにJISに制定されているが、実環境下での性能を反映できていない。そこで、試験室レベルで、実環境 での可視光応答型光触媒製品の抗菌活性を推定するための新たな試験方法を開発した。 1402 線虫C. elegans を用いた、健康寿命延長に寄与する生理活性物質の探 索 神奈川工科大学 井上 英樹 生物の全寿命のうち、健康状態を長期にわたり維持できる健康寿命が近年注目されている。本発表では当研究室での健康寿命の延長 に寄与する植物由来の生理活性物質の探索、同定、および作用機序解析について報告する。 1403 蛍光タンパク質を用いた新規β-secretase基質の構築 神奈川工科大学 安達 稔 アルツハイマー病は、β-secretaseが作用して産生されたAmyloid-β(Aβ)が神経細胞毒性を示す事で発症する。我々は、蛍光タンパ ク質を用いた新規基質を開発しβ-secretase活性評価への応用に取り組んだ。 1404 先端成長時に輸送されるβ-glucanaseをターゲットとした新規抗真菌薬 探索のための基礎的研究 神奈川工科大学 喜田 亜由美 感染症の一つにカビが感染することで起こる真菌症がある。本研究では、β-glucanaseをターゲットとした、真菌特異的新規抗真菌薬探 索のための基礎となる評価系の構築を目的とした。 1405 HAS2細胞内局在解析のためのHAS2-GFP融合ベクターの構築 神奈川工科大学 時岡 舜 真皮のヒアルロン酸は肌のハリや弾力を維持しており、線維芽細胞のヒアルロン酸合成酵素(HAS)により合成される。本研究では、 HAS2-GFP融合ベクターを構築し、HAS2細胞内局在の評価に取り組んだ。 1406 新規アポトーシス誘導性抗がん作用を有する物質のスクリーニング法の 開発 神奈川工科大学 長谷部 佑亮 SurvivinはHBXIPと複合体を形成し、がん細胞のアポトーシスを抑制するとされている。本研究では、survivinとHBXIPの複合体化を阻害 する物質の探索を簡便に行える系の構築を目的とした。 1407 蒼朮抽出物由来HAS2 誘導物質におけるヒアルロン酸産生評価 神奈川工科大学 穂坂 友里 ヒアルロン酸は年齢と共に減少し、ヒアルロン酸はヒアルロン酸合成酵素(HAS1,2,3,)のみが携わっている。本研究では蒼朮中に含まれ ているhinesol、β-eudesmolを用いてヒアルロン酸合成酵素、ヒアルロン酸産生量を評価することとした。 1408 アポトーシス誘導のためのsurvivin機能解析 神奈川工科大学 齋藤 宇伸 SurvivinはIAPファミリーに属するタンパク質のXIAPと相互作用することにより、カスパーゼ9を阻害し、癌細胞のアポトーシスを抑制してい るが、その領域は詳細には分かっていない。本研究では当該結合領域の解析に取り組んだ。 1409 自己組織化により高度配向したコラーゲンフィルムの作製 東京工業大学 徳地 彩稀 近年、生体高分子を利用した材料が注目されている。これらは生体適合性に優れる一方、力学強度の低さなどの課題が多い。そこでわ れわれは、生体高分子であるコラーゲンを用いて、高い力学強度を有する薄膜フィルムを簡便に作製することに成功したので報告する。 1410 ラット唾液ムチンの生理的変動 神奈川工科大学 合田 瑞紀 唾液ムチンは口腔環境の保持に重要な役割を果たすことから、その量的・質的変動は口腔環境に影響を及ぼすと考えられる。今般、非 麻酔下のラットより経時的に摂取した唾液中のムチンを免疫学的に測定した結果、生理学的に変動していることが示唆された。 1411 膵臓癌細胞のアポトーシス誘導に関する基礎研究 桐蔭横浜大学 佐藤 貴亮 膵臓癌細胞のアポトーシス誘導に関する基礎研究として外部刺激が膵臓癌細胞株MIA-PaCa2の細胞生存率の変化とアポトーシス誘導 に関する影響を検査する。 1412 多変量解析による植物種子の成分分析と産地判別 神奈川工科大学 小林 健太 農産物の品質と安全性の管理のため、農産物の種子を対象に産地及び品種の判別について、無機元素組成を指標とした多変量解析 より検討を行った。その結果、玉葱の種子から日本産と外国産との産地判別が可能となった。 1413 耐塩性植物の細胞培養とプロトプラスト化 神奈川工科大学 松下 雄太 高耐塩性と有用特性を有する植物細胞間での細胞融合を行い、育成しやすく除塩効果を有する耐塩性植物の開発を目的とする。その 基礎検討として耐塩性植物の細胞培養及びプロトプラスト化の実験方法の確立の検討を行った。