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平成26年度体力向上プランシート実践事例集(PDF版)

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平成26年度体力向上プランシート実践事例集(PDF版)
平成26年度
大阪狭山市立小・中学校
体力向上プランシート
実践事例集
平成26年度 大阪狭山市立小・中学校
体力向上プロジェクト
(様式1)
平成26年度体力向上プランシート
学校名
1
大阪狭山市立東小学校
平成26年度 体力向上アクションプラン
目標
年間を通して、楽しんで取り組める運動を継続的に行う子どもを育てる。
課題
①地域、学校の運動をする場所が少ない。
②テレビゲームなどの室内遊びをする児童が多く、体を動かす機会が少ない。
③新体力テストの記録が柔軟性以外、府の平均値に比べて低い。
取組
①児童が運動に取組む時間と場所の確保 ( 活動学年や活動場所の設定の工夫 )
②手軽に楽しめる運動の提案 ( なわとび、サーキット型運動プログラム等 )
③季節ごとの取組や、年間の体育で継続的な取組(全学年共通でサーキット型運動プログラム)
【具体的な取組(全学年共通)】
①②③なわとびタイム
・月1回程度、休み時間に実施
・「なわとび伝説」と題し、児童の記録を掲示
・なわとびカードを低、中、高にわけ活用
①③なわとび朝会
・1月から「なわとび月間」とし、朝の学習の時間に実施 (各学年6回程度)
・2分間のリズムに合わせてなわとびを行う
①②③ランニング月間
・11月から朝の学習の時間に実施 (各学年8回程度) ・ランニングカードの活用
・4∼6年は最後に狭山池で記録会を実施 (ペース走で自分自身の記録に挑戦する)
①②③サーキット型運動プログラム
・10月から実施 ろくぼく、ラダー、投てき 等
・全学年で、体育の時間に実施
検証(指標)
①②遊びの実態調査アンケート(10 月以降に実施 遊び方や場所) 初回実施後、数値目標を設定
する。
③全学年で新体力テストを実施
検証結果
①②遊びの実態調査アンケートでは、昨年度と同様、室内遊びをしている児童の割合が高かった。
今年度と昨年度は、
「遊びの実態調査アンケート」を実施したが、次年度は「運動に関するアンケ
ート」を実施する予定である。
③全学年で年間2回の体力テストを実施するのが困難だったため、一部の学年で体育の時間を利
用して3種目の計測を行い、取組前と取組後の記録を比較した。
2
平成26年度体力向上プラン
(N0.1)
1.サーキット型運動プ
・全身筋力(肋木) ・投力(フォームロケット)
ログラムで向上させた
・スピード(ラダー) ・巧緻性(ラダー)
い体力
・下半身の強化(ジャンプ運動)
(様式2)
・今年度の体力テストの結果から、長座体前屈(柔軟性)以外は、各学年の男女
(理由)
ともに全国の平均値をより下回る結果となった。とくに、シャトルランは全学年
の男女ともに国平均を下回っていた。
・シャトルラン(持久力)については、ランニング朝会や狭山池ランニング、な
わとび朝会を通して持久力の向上を図り、記録の向上を図っていきたい。また、
年間の体育の時間を通して、体力向上のためのサーキット型運動プログラムに継
続的に取組んでいく。
・サーキット型運動プログラムの計画にあたり、全児童にアンケートを実施し、
児童の考えをプログラム内容に反映できるよう配慮した。アンケートの結果、児
童は体育で「好き・できそうな種目がある」「友達と一緒にできる」「自由に使え
る時間がある」という項目を重視していることがわかった。3つの中で最もポイ
ントが高かった「好き・できそうな種目がある」に焦点をあて、自分で段階を選
んで取組めるよう工夫した。
2.プログラム所要時間
約6分(準備・後片付け込)
3.実施学年と実施期間
全学年(11月∼2月実施)
4.取組みの成果
・平成26年5月と平成27年1月の記録を比較(1年生)
握力
立ち幅跳び
ソフトボール
投げ
H26.5
H27.1
比較(数値)
9.2
9.2
0(−)
107.1
107.5
0.4(↑)
5.9
7.2
1.3(↑)
第一学年を対象に、5月と1月の記録の比較を行った。比較する種目は、
「握力」
「立ち幅跳び」
「ソフトボール投げ」の3種目を取り上げた。
●握力について
前回と今回を比較すると、握力の結果に変化はなかった。
●立ち幅跳び
前回と比較すると、0.4cm 向上した。
個々の記録で比較をすると、34 名中 14 名の体力が向上した。
●ソフトボール投げ
前回と比較すると、1.3m 向上した。
個々の記録を比較すると、34 名中 18 名の記録が向上した。
向上したのは、男子が多かった(18 名中 14 名)。向上の理由として、休み時間に
ボール遊びをしていたことも関係していると考えている。前回のソフトボール投
げでは、右投げで右足を一歩目に出していた児童が左足を一歩目に出す等、フォ
ームを改善したことも記録の向上につながったと考えている。
5.児童生徒の感想
【サーキット型運動プログラムの感想】
・肋木にテープがあって運動が楽しめた。
・フォームロケットで、いっぱい倒せて面白かった。
・肋木で上がったり下がったりするのが楽しかった。
・ジャンプの運動で、届かなくて悲しかったけど楽しかったです。
・ジャンプでタッチするところが高くて大変だった。
・ラダーが早くいけて楽しかった。
【サーキットに取り入れてほしい種目】
・なわとびがあれば良かった。
・ボールがしたかった。
・鉄棒があれば良かった。
6.プログラムの流れ
運動種目
1
向上させたい体力と指導内容
時間
<ラダートレーニング>
体 スピードや敏捷性を高める。
○
ラダーを使って、自身の能力に応じたメニ
1分
[指導内容]
ューを選び取組む。
2
<ジャンプ運動>
体 下半身の筋力を高める。
○
壁に貼られた目標に、飛んだりしゃがんだ
りして触りながら移動する運動を行う。
1分
[指導内容]
3
<肋木クライミング>
体 全身筋力を高める。
○
1分
[指導内容]
肋木につかまったり、登ったり、移動した
りする運動を行う。
4
<フォームロケット>
体 投力を高める。
○
1分
[指導内容]
学年に応じたフォームロケットで、投げる
運動を行う。
フォームロケット
ラダートレーニング
ジャンプ運動
肋木クライミング
(様式1)
平成26年度体力向上プランシート
学校名
大阪狭山市立西小学校
1平成26年度 体力向上アクションプラン
目標
体育的な集団活動を通じて、進んで運動に親しみ、運動の楽しさを味わう態度や能力を身
につけさせるとともに、体力の向上を図る。
課題
・新体力テストの「握力」の記録が全学年とも国平均を下回っており、筋力に課題がある。同様に、「長座体前
屈」
、
「反復横とび」についても、国平均と同じか、下回っているため、柔軟性や敏捷性にも課題がある。
取組
①年間を通した継続的な運動プログラムや、季節ごとの運動行事の充実
②大会や検定への参加で、仲間と協力しながら楽しく運動できる取組の充実
【全学年共通】
①大阪狭山市チャレンジランキングへ参加する。
②11月から12月にかけて「かけ足朝会」や「大縄朝会」を実施する。
③体育の準備運動に取り組む「サーキット型運動プログラム」の取組を推進する。
低学年
中学年
高学年
①色々な遊具の遊び方を教
①遊具を使って、みんな遊びを
①鉄棒運動が苦手な低・中学年の児童
える。
②なわとびカードの活用。
工夫して楽しむ。
に対して、高学年(体育委員)の児
②大縄跳びの記録をクラスに
掲示する。
童が教える「鉄棒教室」を開催する。
②「かけ足朝会」、
「大縄朝会」を運営
する。
検証(指標)
・握力の記録の計測による検証(5月と1月の記録の比較を全学年で実施)
検証結果
・握力の記録の比較を行ったところ、ほぼ全学年男女ともに5月実施時よりも記録を上回ることができた。記
録が伸びにくいと言われる冬期に記録を伸ばすことができた点は、評価できるといえる。伸び幅については
学年ごとに違いはあるが、およそ1∼2㎏伸びることができた。
(様式2)
2 平成26年度体力向上プラン
1.サーキット型運動プログラム
で向上させたい体力
(理由)
・握力(筋力)
今年度5月に実施したスポーツテストの握力の結果は以下の通りであり、
全学年男女とも全国平均を下回っており、課題といえる。
西小 握力の記録(平成26年5月)
男子
女子
1年
2年
3年
4年
5年
6年
7.8
8.6
9.8
14.0
14.4
16.5
(↓)
(↓)
(↓)
(↓)
(↓)
(↓)
7.0
8.3
8.9
12.1
14.2
14.3
(↓)
(↓)
(↓)
(↓)
(↓)
(↓)
(↓)は全国平均を下回っているという意味を表す。
2.プログラム所要時間
約3分
3.実施学年と実施期間
全学年(10月∼3月実施)
4.取り組みの成果
今年度1月に実施したスポーツテストの握力の結果は以下の通りである。
西小 握力の記録(平成27年1月)
1年
2年
3年
4年
5年
6年
男子
8.8
9.4
12.5
14.4
15.4
19.5
差
+1
+0.8
+2.7
+0.4
+1
+3
女子
8.2
8.6
11.8
13
15.1
16.4
差
+1.2
+0.3
+2.9
+0.9
+0.9
+2.1
学年ごとに伸び幅に差はあるが、どの学年も5月実施時よりも記録を上回
ることができた。記録が伸びにくいと言われている冬季に記録を伸ばすこと
ができたことは、評価できるといえる。どの学年も前回実施時より記録が向
上したのは、日頃の体育指導の継続的な取組の成果によるものと考えてい
る。
今後の課題としては2つある。1つ目は全国平均との差である。前回より
も記録を上回ることができたとはいえ、全学年とも全国平均をいまだ下回っ
ている。2つ目はサーキットトレーニングの実施状況である。9月に全職員
に向けて提案し、1月に実施状況を確認したところ、継続的な取組が十分で
きていない学年も見られた。
来年度に向けて、学校全体で継続的な取組をさらに進めていくとともに、
運動プログラムの内容の精選も合わせて行っていきたいと考えている。
5.児童生徒の感想
・サーキットの時の曲がおもしろくて好きだった。
・ムキムキになれるように頑張った。
・鉄棒では毎回違う技に挑戦することができた。
・のぼり棒で一番上まで登ることができた。
・サーキットが終わった後は、とても疲れた。
6.プログラムの流れ
運動種目
向上させたい体力と指導内容
時間
体 鉄棒(巧緻性)
○
1
[指導内容]
課題設定した技、もしくは好きな技を行う。
10秒
体 ジャングルジム(筋力・筋持久力)
○
2
[指導内容]
上り下りを行う。
30秒
体 のぼり棒(筋力・筋持久力)
○
3
[指導内容]
上まで登りきったり、一定時間つかまったりする。
30秒
体 ろくぼく(筋力・筋持久力)
○
4
[指導内容]
上り下りを行う。
30秒
体 鉄棒(巧緻性)
○
5
[指導内容]
課題設定した技、もしくは好きな技を行う。
10秒
(様式1)
平成26年度体力向上プランシート
学校名
1
大阪狭山市立南第一小学校
平成26年度 体力向上アクションプラン
目標
進んで体をきたえ
ねばり強く挑戦する子を育てる
課題
・新体力テストの全国平均を下回っている種目が多い。特に「反復横とび」や「立
ち幅跳び」の記録が全学年で下回っている。
取組
①朝学習や昼休みの時間を活用して、達成感を味わえる運動プログラムの実施・学習カードの活用
②仲間と協力して楽しみながら取り組むことのできる、サーキット型運動の実施
【全学年共通】
①大なわ朝会、チャレラン・チャレラン大会(持久走)、短なわ朝会の実施
記録表、チャレランカード、なわとび検定カードの活用
②準備運動時に大運動場や小運動場、体育館でのサーキットトレーニングの実施
③体育委員会による昼休みのなわとび検定の実施
【低学年】
【中学年】
【高学年】
①小運動場での遊具・器
①大運動場の遊具・器具
①器械・器具を使った準
を使った準備運動
備運動
②クラス全員参加のみ
②チャレンジランキン
んな遊び(ドッジボール
グへの参加
具を使った準備運動
②休み時間のフラフー
プの活用(ケンケンパ)
や鬼ごっこ等)の実施
検証(指標)
・反復横とび、立ち幅跳びの記録(6月と翌年1月に測定予定)
・状況把握のための児童の意識調査(アンケートの実施)
検証結果
・全学年でそれぞれプログラムを作成し、取り組むことができた。
・1 月に測定を行った学年では、男女共に記録を向上させることができた。
・児童の感想は、
「もっとやりたい。」等の積極的な意見が多く、楽しみながら体力を
向上させることができたと言えるだろう。
(様式2)
2 平成26年度体力向上プラン
(N0.1 ・ 1年生 )
1.サーキット型運動プロ
グラムで向上させたい体
・主に 上体起こし 立ち幅跳び シャトルラン
力
今年度の体力テストの結果で、ほとんどの記録で課題が見られる。
(理由)
特に、シャトルラン・上体起こし・立ち幅跳びは全国平均との値の差が
大きい。そこでその3点の記録が向上できるようにプログラムを組む。
●上体起こしの記録
一小1年男子
9.67
一小1年女子
8.13
全国1年男子
11.50
全国1年女子
10.95
一小1年男子
107.08
一小1年女子
104.00
全国1年男子
113.97
全国1年女子
106.37
一小1年男子
12.15
一小1年女子
11.63
全国1年男子
18.46
全国1年女子
15.33
●立ち幅跳びの記録
●シャトルランの記録
2.プログラム所要時間
約10分
3.実施学年と実施期間
1年(10月∼1月)
4.取組みの成果
鉄棒やうんていは、4月当初は恐怖感からか抵抗を示す児童が多か
ったが、怖がって触れない、登れない児童が全員遊具で遊べるように
なった。
また、フラフープのけんけんをとりいれたことで、敏捷性も伸び、片足
で支持できる時間がのびた子どもが多くみられた。
5.児童生徒の感想
・うんていがこわかったけど、すすむようになってうれしくなった。
・てつぼうに長い時間ぶらさがれるようになった
・毎回サーキットが楽しみだ。
・休み時間に遊具でたくさんサーキットをしたくなった。
・フラフープのけんけんが上手になってうれしかった。
6.プログラムの流れ
※全体を連続しておこなうことで、持久力を養う。
運動種目
1
向上させたい体力と指導内容
時間
<うんてい>
タイミング
[指導内容]
3分
体 握力
○
リズムよく最後まで渡りきる。
片手でも行えるようにする。
2
<とんねるジム>
3分
体 支持力
○
[指導内容]
とんねるジムの中をすばやく移動する。
3
<タイヤとび>
腕支持
[指導内容]
3分
体 タイミング
○
リズムよく跳び超えていく。できる子は片手にも
取り組む。
4
<つりわ>
3分
体 腹筋
○
[指導内容]
・さかあがり、しりぬき
5
<てつぼう>
1分
体 腕の筋肉
○
[指導内容]
・前回りから腕を曲げ、体をささえて5秒かぞえて
おりる。
6
<フラフープ>
跳躍力
[指導内容]
両足や片足ジャンプでリズムよく跳び超えてい
く。
3分
体 タイミング
○
(様式2)
2 平成26年度体力向上プラン
(N0.2 ・ 2年生 )
1.サーキット型運動プロ
グラムで向上させたい体
・主に 握力 立ち幅跳び
力
今年度の体力テストの結果で、全国平均との値の差が大きい「握
(理由)
力」「立ち幅跳び」の記録が向上できるようにプログラムを組む。
●握力の記録
一小2年男子
10.75
一小2年女子
9.69
全国2年男子
11.04
全国2年女子
10.34
一小2年男子
105.90
一小2年女子
103.14
全国2年男子
125.55
全国2年女子
119.42
一小2年男子
12
一小2年女子
11
全国2年男子
11.04
全国2年女子
10.34
一小2年男子
116
一小2年女子
114
全国2年男子
125.55
全国2年女子
119.42
●立ち幅跳びの記録
2.プログラム所要時間
約12分
3.実施学年と実施期間
2年(9月∼12月)
4.取組みの成果
●握力の記録
●立ち幅跳びの記録
1 月に握力・立ち幅跳びの測定を行った結果、握力では、全国平均
を上回る結果となった。立ち幅跳びでは、全国平均は下回ったが、体
力テスト時より上回る結果となった。
5.児童生徒の感想
体力づくりで行った遊具のうんていでは、目標を目指して最後まで
あきらめずに取り組む姿が見られ、子どもたちからも、「やりたい!やり
たい!」という、意欲的な声が聞けた。
6.プログラムの流れ
運動種目
1
向上させたい体力と指導内容
時間
<うんてい>
タイミング
3分
体 握力
○
[指導内容]
リズムよく最後まで渡りきる。
片手でも行えるようにする。
2
<とんねるジム フラフープ跳び>
体 跳躍力
○
とんねるジムをうんていのように使用し、フラフ
3分
[指導内容]
ープを下に置き、輪の中に着地をする。
3
<フラフープ>
跳躍力
[指導内容]
3分
体 タイミング
○
両足ジャンプで跳び超えていく。
4
<ジャングルジム移動>
[指導内容]
体重の移動をスムーズに行い、腕で前進する。
3分
体 自分の体を支持する力
○
(様式2)
2 平成26年度体力向上プラン
(N0.3 . 3年生)
1.サーキット型運動プロ
グラムで向上させたい体
・主に 握力・反復横とび
力
今年度の体力テストの結果を見てみると、ほとんどの記録で課題が
(理由)
みられる。平均値との差が大きい「握力」「反復横とび」について、記録
が向上できるようプログラムを組む。
○握力の記録(㎏)
3年一小男子
12.0
3年一小女子
11.7
3年全国男子
12.8
3年全国女子
12.1
3年一小男子
27.2
3年一小女子
27.2
3年全国男子
35.2
3年全国女子
33.6
12.08
3年一小女子
11.1
○反復横とびの記録(回)
2.プログラム所要時間
約10分
3.実施学年と実施期間
3年( 9月∼ 12月実施)
4.取組みの成果
○握力の記録(㎏)
3年一小男子
握力では、男子の記録が少し上がった。登り棒や鉄棒で、腕の力を
鍛え、掴む力を意識して取り組んできた結果と考える。女子は少し平
均値が下がってしまったが、個々の記録を見ると、左手の握力が右手
に比べて目立って低い児童がみられた。利き腕でない力を意識してつ
けるようにする必要があると思われる。
○反復横とびの記録(回)
3年一小男子
29.5
3年一小女子
26.7
反復横とびでは、男子の記録が少し上がった。ラダーを取り入れ、
横向きの運動を取り入れたことで、成果がでたと思われる。
5.児童生徒の感想
どの動きも意欲的に取り組むことができていた。登り棒が苦手な児童
は、棒につかまっているだけでも辛いと話していた。
サーキットは毎回同じパターンで行うことができるので、支援が必要
な児童にとっても安心して取り組むことができていたようである。
ラダーは楽しんで取り組んでいた。色々な動きをするのことができる
のが、楽しかったようである。
6.プログラムの流れ
運動種目
1
向上させたい体力と指導内容
時間
<平行棒移動>
[指導内容]
3分
体 自分の体を支持する力
○
体重の移動をスムーズに行い、腕で前進する。
2
<のぼり棒>
力強さ
[指導内容]
3分
体 握力
○
登り棒を手を使って登る。
登れない子は棒に8秒間つかまる。
3
<鉄棒>
腕支持
[指導内容]
4分
体 握力
○
自分の得意な技、できない技に取り組む
1
体育館
体 タイミング
○
腕支持
5分
<馬跳び>
[指導内容]
自分に合う高さをリズムよく跳び越える。
2
<ラダー>
[指導内容]
何種類かのステップを最後まで正確に丁寧に
行う。
5分
体 巧緻性
○
(様式2)
2 平成26年度体力向上プラン
(N0.4 ・ 4年生)
1.サーキット型運動プロ
グラムで向上させたい体
・主に
握力・シャトルラン
力
今年度の体力テストの結果をみてみると、ほとんどの記録で課題が
(理由)
みられる。今年度は、全国平均との値の差が大きい「握力」「シャトルラ
ン」の記録が向上できるようプログラムを組む。
男子
握力
女子
一小
13.12
11.43
全国
14.63
14.02
男子
シャトルラン
女子
一小
48.43
31.05
全国
46.84
35.62
2.プログラム所要時間
約5分
3.実施学年と実施期間
4年( 9月∼ 12月実施)
4.取組みの成果
握力
男子
女子
6月
13.12
11.43
1月
15.46
13.38
男子
女子
6月
48.43
31.05
1月
53.83
32.27
シャトルラン
握力・持久力においても取組の成果が表れ、全体的に向上したと考
えられる。継続して取り組むことで、一定の成果がえられるのであれ
ば、学年の発達段階に応じて 6 年間取り組んでいくことで、体力がつく
と考えた。ただし、体育の授業における主運動の時間の確保を考える
と、領域によっては取り組みにくいことや、系統性をもった内容になるよ
う工夫していくことが今後の課題である。
5.児童生徒の感想
・6 月に比べて数値があがってうれしい。
・だんだん時間が短くなってきている。早く帰ってこれるようになった。
・友だちと競争するのも楽しい。
6.プログラムの流れ
運動種目
1
向上させたい体力と指導内容
時間
< 鉄棒 >
分
体
○
[指導内容]
「逆上がり」または「前回りおり」を行う。
2
< 登り棒 >
分
体 握力
○
[指導内容]
登り棒を手足を使って上まで登る。または棒に
10秒つかまる。
3
< ろくぼく >
分
体
○
[指導内容]
上まで登って、渡って降りる。(または、上まで
登ってそのまま降りる。
4
< タイヤとび >
体 タイミング
○
腕支持
分
[指導内容]
自分に合わせた高さのタイヤを連続してリズム
よく飛び越える。
5
< ラダー >
[指導内容]
分
体
○
何種類かのステップを最後まで正確に丁寧に
行う。
6
〈 ランニング 〉
[指導内容]
運動場を走り,ゴール地点まで戻る
分
体 持久力
○
(様式2)
2 平成26年度体力向上プラン
(N0.5 ・ 5年生)
1.サーキット型運動プロ
グラムで向上させたい体
・主に握力と反復横とび
力
今年度の体力テストでは、男子で「反復横とび」、女子で「握力」の記
(理由)
録が、全国平均と比べて大きく下回った。そこで、「握力」と「反復横と
び」の記録が向上できるように、サーキット型運動プログラムに取り組ん
だ。
○反復横とびの記録
5 年一小男子
33.00
5 年一小女子
13.58
5 年全国平均
43.11
5 年全国平均
16.28
2.プログラム所要時間
約5分
3.実施学年と実施期間
5 年(9 月∼12 月実施)
4.取組みの成果
○握力の記録
平成 27 年 1 月 29 日に実施した結果
・反復横とび
男子
6月
33.00
1月
40.60
6月
13.58
1月
15.00
・握力
女子
男子・女子ともに記録は向上した。体育の時間を中心に、サーキット
型運動プログラムに継続して取組んだ成果といえるが、児童の成長や
様々なスポーツ、運動をしてきた結果でもあると考えられる。しかし、年
間を通して、これらのサーキット型運動プログラムに継続して取組んで
いくことは、体力を向上させる上で、とても効果的であると考えている。
5.児童生徒の感想
・タイヤ飛びが楽しかった。
・登り棒がしんどかったけど、登れるようになると楽しかった。
・動きのコツがわかって、リズムよくできたと思う。
6.プログラムの流れ
運動種目
1
向上させたい体力と指導内容
時間
<タイヤとび>
体 タイミング
○
腕支持
分
[指導内容]
リズムよくタイヤを飛び越えていく。
2
<登り棒>
体 握力
○
力強さ
分
[指導内容]
登り棒を腕を使って登る。または、10 秒間ぶら
下がる。
3
<鉄棒ぶら下がり>
体 握力
○
腕支持
逆上がりを 2 回行う。もしくは、前回りを 3 回行
う。
分
[指導内容]
(様式2)
2 平成26年度体力向上プラン
(N0.6 ・ 6年生)
1.サーキット型運動プロ
グラムで向上させたい体
・主に 握力・立ち幅跳び
力
今年度の体力テストの結果を見てみると、ほとんどの記録で課題が
(理由)
見られる。今年度は、全国平均との値の差が大きい「握力」「立ち幅跳
び」の記録が向上できるようプログラムを組む。
○握力の記録(kg)
6 年一小男子
17.5
6 年一小女子
18. 4
6 年全国男子
19.8
6 年全国女子
19.2
6 年一小男子
144.8
6 年一小女子
127.2
6 年全国男子
165.1
6 年全国女子
155.6
○立ち幅跳びの記録
2.プログラム所要時間
約5分
3.実施学年と実施期間
6年(9月∼12月実施)
4.取組みの成果
平成 27 年 1 月 28 日に実施した結果
○握力の記録(kg)
男子
6月
17.5
1月
21.03
女子
6月
18. 4
1月
21.2
6月
127.2
1月
142.7
○立ち幅跳びの記録(cm)
男子
6月
144.8
1月
179.50
女子
男子、女子ともに記録が大幅に向上した。女子の立ち幅跳び以外は
全国平均よりも高い数値となった。
今年度は体育の授業で走り幅跳びや走り高跳びなどの授業を行っ
たため、その取り組みの影響も考えられるが、登り棒やミニハードルジ
ャンプの運動を通して、確実に児童の体力が向上したと考えている。
また、準備物も少ないことから、他のクラスや学年に比較的容易に広
めることができるプログラムであるといえる。
5.児童生徒の感想
・全体的に疲れた。
・普通に面白かった。
・ちょっとしんどかったです。特に腕で前に進んでいくのが。でも、体も
あたたまってなんかおもしろかった。
・体育の始めにやるから、それで疲れて本当の体育の記録が伸びなく
て残念だった。
・登り棒に最初は登れなかったけれど、やってるうちに登れるようになっ
た。
・ラダーがきつかった。でも最初にぐるぐるグランド回るのは楽しかっ
た。
6.プログラムの流れ
運動種目
1
向上させたい体力と指導内容
時間
< 登り棒 >
力強さ
分
体 握力
○
[指導内容]
登り棒を手を使って上まで登る。または、棒に
10 秒間つかまる。
2
< タイヤとび >
腕支持
分
体 タイミング
○
[指導内容]
自分に合わせた高さのタイヤを連続してリズム
よく跳び越えていく。
3
< 平行棒移動 >
分
体 自分の体を支持する力
○
[指導内容]
体重の移動をスムーズに行い、腕で前進する。
4
< ミニハードル >
分
体 跳躍力
○
[指導内容]
ミニハードルを両足ジャンプで跳び越える。
5
< ラダー >
[指導内容]
何種類かのステップを最後まで正確に丁寧に
行う。
分
体 巧緻性
○
(様式1)
平成26年度体力向上プランシート
学校名
1
大阪狭山市立南第二小学校
平成26年度 体力向上アクションプラン
目標・様々な遊具・道具を使った遊び等、すすんで外遊びに取り組む子ど
もを育てる
課題
握力、50m走、シャトルラン、ソフトボール投げの4点で全国平均を下回る傾向が
あり、持久力・俊敏性・投力に課題が見られる。
取組
①なわとび記録会の実施→チャレンジランキングの活用
②体育委員主催で「二小ジュニアオリンピック」を開催
(種目については子どもたちがどんな運動がいいかを考える)
③体育委員会からの様々な外遊びの種類・遊具の紹介
④継続的な体力向上プランの周知、徹底
【全学年共通】
①二小ジュニアオリンピックを開催し、体力向上につながる種目に挑戦させる
②大阪狭山市チャレンジランキングへの参加
③毎週木曜日の朝の時間に、全学年によるリズム縄跳びの実施(6月∼3月)
【低学年】
【中学年】
【高学年】
①外遊びタイムを週2回設
① なわとびカードを作成し
①体育委員会でなわとび検
定し、小運動場で鉄棒、
昼休みなわとび運動を実
タイヤとび、短なわ、ド
施。なわとび検定を週 1 回
ッジボールなどを行う。
は、体育委員会で行う。
定を行う。
②体育委員会で二小ジュニ
アオリンピックを実施。
検証(指標)
・シャトルランの記録の計測による検証
検証結果
・5年生で再び記録を測定したところ、男女ともに記録が伸びた。
(クラスの8割ほどの記録が上昇)
(様式2)
2
平成26年度体力向上プラン
(N0.1)
1.サーキット型運動プ
ログラムで向上させた
・持久力・投げる力
い体力
今年度の本校の体育目標は
(理由)
・体育の学習を中心に体の機能(俊敏性・持久力)を意識した学
習を計画する。
・学習時間以外でも、外遊び、様々な遊具・道具を使った遊びを
通して体力向上につなげる。
であり、スポーツテストの結果でも俊敏性・持久力が全学年全
国平均値より下回っていたため。
2.プログラム所要時間
約10分
3.実施学年と実施期間
5年(9月∼3月実施)
4.取組みの成果
12月の測定結果が男女とも以下の通り記録が上がった。
20メートルシャトルラン
男子平均(5月)
50.1回
男子平均(12 月)
61.1回
女子平均(5月)
39.8回
女子平均(12 月)
46.7回
(記録の比較)
↑10回
↑6.9回
1学年のみの実施による考察ではあるが、全体的に記録が上がっ
た要因として、3点が考えられる。1点目は、その種目のポイン
トとなるところを子どもたちに教えたころ。2点目は、短い時間
でも継続して同じことに取り組んだこと。3点目は、今年度から
児童のスポーツテスト、水泳、縄跳びの記録を6年間保存する「成
長の記録」を作成したことである。友達との競争ではなく、以前
の自分の記録に挑戦させるようアドバイスした。また、
「成長の記
録」を保護者にも前期終了時、修了式の年2回見てもらうように
している。保護者に見せることで、家庭での体力向上の取組にも
つなげていけたのではないかと考える。
5.児童生徒の感想
・リズム縄跳びやかけあし運動を続けたことで記録が伸びたこと
が嬉しい。
・初めはラダーの速さが遅かったけれど、体育の時間やり続ける
ことで速くなったので、コツコツ続ければ上手になっていくこ
とがわかった。
・少しボールを投げることが楽しくなったので、女の子同士で外
遊びすることが多くなった。
6.プログラムの流れ(体育館バージョン)
運動種目
1
動物歩き
向上させたい体力と指導内容
時間
体 自分の体を支持する力
○
2
[指導内容]
クモ歩きなど様々な歩き方で腕の力をつけ、
分
かえるとび・アザラシ歩き・くま歩き
体を支えることができるように取組んでいる
2
ラダー
体 俊敏性
○
壁面にラダートレーニングの内容を掲示
し、早く正確にできるように取組む。
3
イレギュラーボール
2 分
[指導内容]
体 俊敏性
○
[指導内容]
分
ールを落とし、キャッチする
2
低学年:フラフープの中にイレギュラーボ
高学年:①3人が後ろを向き、2球投げ、
取りに行く。
②壁にタッチし、
「11月生まれの
人」など指定した人が取りに行く
4
跳び箱ダイブ
体 バランス
○
跳び箱から飛び降り、しっかりと着地する。
できる児童には、着地ポイントの幅を縮め
たり、跳び箱の高さを変えたりするなど、
次の課題を提案する。
2 分
[指導内容]
6.プログラムの流れ(運動場バージョン)
運動種目
1
登り棒
向上させたい体力と指導内容
時間
体 腕の力
○
全身の力を使い(特に腕の力)
、一番上の所
1分
[指導内容]
までタッチ。苦手な人は半分より上までい
く。
2
タイヤ跳び
体 跳躍力
○
3
一本橋
体 バランス力
○
スムーズに渡ることができるようになる
ジャングルジム
1 分
[指導内容]
4
分
リズムよくタイヤを跳ぶようにする
1
[指導内容]
体 バランス力・腕の力
○
バランスと保ちながら手足を使って移動す
ることができる。
1 分
[指導内容]
運動場バージョンは遊具を使いながら一周走る、持久力を高める体力づくりプログラムも
行っている。
スポーツテスト6年間のまとめ
名前
( )
あくりょく
じょうたいおこし
握力
上体起こし
ちょうざたいぜんくつ
長座体前屈
はんぷくよことび
反復横とび 20mシャトルラン
たちはばとび
50m走
立ち幅跳び
ソフトボール
1年生
kg
cm
cm
回
回
秒
cm
m
kg
cm
cm
回
回
秒
cm
m
kg
cm
cm
回
回
秒
cm
m
kg
cm
cm
回
回
秒
cm
m
kg
cm
cm
回
回
秒
cm
m
回
秒
cm
m
2年生
3年生
4年生
5年生
6年生
kg
じぶん
ねんかん
きろく
cm
じぶん
cm
とくい
しゅもく
にがて
回
しゅもく
さが
じぶん
たいりょく
たか
自分の6年間の記録をのこしていきましょう。そして、自分の得意な種目と苦手な種目を探し、自分の体力を高めていきましょう。
入門編
チャレンジ 二小 なわとびカード
南第二小学校
小学校
ゅ
き
う
年 組 番 名前 ☆ にんていの方ほう
※ かくきゅうのすべてのとび方をクリアすれば、『ぜんクリア』です。
☆ 見てくれる人はたんにんの先生か
体育委員会の人が二時間目と三時間目の間のきゅうけいじかん体育倉庫でみてくれます
できたところまで すきな色を ぬっていこう!!
ゅ
き
30
20
15
50
14
10
き
25
15
12
45
12
8
10
40
8
35
あ
や
と
び
5
30
後
ろ
ゅ
1う
2う
ゅ
き
さ
と
ゅ
き
10
後
ろ
じ
8
ゅ
5
と
う
あ
や
2
じ
ゅ
う
と
び
10
8
6
︶
び
2
10
︶
5う
15
交
さ
と
び
︵
き
4う
20
︵
交
ゅ
3う
び
6
4
3
き
5
3
2
25
4
2
き
1
1
1
20
2
1
ゅ
6う
ゅ
7う
ゅ
き
100
100
8う
ゅ
き
80
90
9う
11 う
き
70
き
り
60
ょ
50
30
40
20
ゅ
ゅ
う
足
ゅ
き
40
後
ろ
︶
ゅ
き
14 う
50
︵
ゅ
き
13 う
60
と
30
10
び
20
5
17 う
き
15
3
き
10
1
15 う
ゅ
き
16 う
ゅ
ゅ
18 う
き
7
き
2
ゅ
19 う
ゅ
20 う
か
た
あ
し
と
び
や
と
び
28
12
14
90
20
80
8
か
け
足
と
び
16
70
6
後
ろ
12
け
4
8
足
50
2
2
と
40
10
︶
80
ゅ
き
100
14
︵
り
ょ
う
足
と
び
10 う
12 う
あ
か
40
2
び
ょ
う
し
と
び
び
60
30
20
20
16
10
12
4
10
8
5
4
ぜ
ん
ク
リ
ア
上級編
チャレンジ 二小 なわとびカード
小学校
級
年 組 番 名前 ☆ にんていの方ほう
※ かくきゅうのすべてのとび方をクリアすれば、『ぜんクリア』です。
☆ 見てくれる人はたんにんの先生か
体育委員会の人が二時間目と三時間目の間のきゅうけいじかん体育倉庫でみてくれます
できたところまで 好きな色を ぬっていこう!!
1級
30
2級
3級
20
10
5
6級
側
し
ん
と
び
2
3
20
7
20
2
15
6
18
5
16
1
1
24
20
12
8
前
後
交
差
と
び
10
あ
や
2
重
と
び
5
後
ろ
4
3
2
14
重
12
と
2
3
5
4
8
2
重
と
び
10
︶
︶
8
3
重
と
び
︵
5級
後
ろ
15
︵
4級
交
差
と
び
3
交
差
2
重
と
び
び
10
7級
3
8級
120
30
24
50
5
9級
100
25
20
45
3
10級
90
16
40
1
12
35
8
30
前
70
差
と
15
び
10
と
14級
15級
︶
60
5
4
25
50
1
2
20
40
両
足
と
び
30
20
18級
15
後
ろ
︶
17級
︵
16級
両
足
・
か
け
足
か
け
足
と
び
)
︵
び
1
(
13級
後
ろ
︶
12級
あ
や
と
び
20
︵
80
11級
交
1
1
50
8
20級
3
14
30
や
8
10
と
4
3
19級
あ
び
後
ろ
2
8
4
8
40
30
20
10
60
2
び
ょ
う
し
と
び
40
20
12
全
ク
リ
ア
(様式1)
平成26年度体力向上プランシート
学校名
1
大阪狭山市立南第三小学校
平成26年度 体力向上アクションプラン
目標
夢中になって、様々な運動に継続的に取り組む子どもを育てる。
課題
・20mシャトルラン(全身持久力)、50m 走(走力)が全国平均を下回っている。
特に『全身持久力』が課題である。
取組
①
年間を通して、体力向上の取組(チャレンジランキング)を全校で行う。
②
体育の授業でサーキット型の運動プログラムを行う。
【全学年共通】
①大阪狭山市チャレンジランキングへの参加(5・7・9・11・2月の全5回)
②鉄棒月間(10月)
③マラソンタイム(11月∼12月)
④なわとびタイム(1・2月の月・水・金の20分休み)
【低学年】
【中学年】
【高学年】
①みんな遊びで鬼遊
①みんな遊びでクラスみ
①みんな遊びでクラスみ
びを中心とした遊
んなが外に出る機会を
んなが外に出る機会を
びを行う。
週に 1 回設定する。
週に 1 回設定する。
②鉄棒・マラソン・な
②鉄棒・マラソン・なわ
②鉄棒・マラソン・なわ
わとびカードの授
とびカードの授業活
とびカードの授業活
業活用。
用。
用。
検証(指標)
・シャトルランの比較検証を行う。(1 月に実施)
・取組ごとに児童アンケートを実施する。
検証結果
・5年、6年男子は、平均して1回∼2回記録が上がった。また、6年女子は平均し
て3回記録が下がった。
・アンケート結果から、意欲的に長縄に取組んでいる子どもが多いことがわかった。
(様式2)
2
平成26年度体力向上プラン
(N0.1)
1.サーキット型運動プ
◎全身持久力
ログラムで向上させた
〇調整力(バランス)
い体力
〇敏捷性
(青…大阪府の平均以下 黄色…大阪府の平均以上)
(理由)
平成 26 年度 20m シャトルランの結果(5 月)
1年
2年
3年
4年
5年
6年
男子
14
23
36
25
51
55
女子
14
18
25
24
30
40
20m シャトルランの回数が大阪府の平均回数(平成 24 年度)
よりも 3∼14 回下回る結果となった。
体力向上のための具体策として、学校全体での取組やサーキッ
ト型の運動プログラムを継続実施していきたいと考えている。
2.プログラム所要時間
約6分
3.実施学年と実施期間
全学年(9月∼実施)
4.取組みの成果
平成 26 年度 20m シャトルランの結果
5年
男子
女子
5月
51.05
30.38
1月
52.88
32.38
結果
+1.83
+2.00
平成 26 年度 20m シャトルランの結果
6年
男子
女子
5月
55.69
40.22
1月
56.80
36.77
結果
+1.29
−3.45
6年生女子以外は5月の結果を上回った。しかしながら、大阪
府の平均値を越えたのは 5 年生男子のみであった。サーキット型
の運動プログラムを行っているが、思うような持久力の向上は見
られなかった。今後も体育館・運動場の 2 種類のプログラムに加
えて、年間を通して体力向上の行事を続けていきたい。
5.児童生徒の感想
・トランポリンが楽しかった。もっとやりたいです。(中)
・ラダーでマスの中に足を入れるのが難しいです。
・なわとびが始めの時よりとべるようになった。
・外の階段ダッシュがしんどい。(外)
・バランスクッションは簡単でした。
6.プログラムの流れ<体育館バージョン>
運動種目
向上させたい体力と指導内容
1
< ラダー
時間
>
体 敏捷性
○
・枠の中に素早く足を入れる。
1分
[指導内容]
・素早く足を動かして色々なステップに挑
戦する。
<30 秒>
2
< なわとび >
[指導内容]
1分
体 全身持久力
○
・決められた時間、止まらず多くの回数を
跳べるようにする。
<30 秒>
3
< バランスクッション >
体 調整力(バランス)
○
・不安定なクッションの上に立ち、自分の
1分
[指導内容]
姿勢を保持する。
<30 秒>
4
< トランポリン >
体 調整力(バランス)筋力(体幹)
○
・基本はしっかりジャンプする。
〔同じ場所に着地することが大切。〕
・慣れたら、大の字・ひねり・回転といっ
た動きの工夫をする。
1分
[指導内容]
(様式1)
平成26年度体力向上プランシート
学校名
1
大阪狭山市立北小学校
平成26年度 体力向上アクションプラン
目標
自発的に、楽しみながら運動する子どもを育てる。
課題
・体力テストの結果より「ソフトボール投げ」の記録が全国平均と比べて例年低い。
また・休み時間、運動する児童は多いがドッジボールか鬼ごっこと決まった遊びが多
い。
そのため、限られた運動領域のみの運動しか行えないのが課題である。
取組
① 運動するきっかけづくり
② 子どもたちが自発的に取り組みたくなる場や内容の設定
【全学年共通】
①体育の準備運動時に、継続的な体幹運動等を導入していく。
②体育委員会を通して運動行事を設定。
なわとびカードを全児童に配布し、級判定会を実施
【低学年】
【中学年】
【高学年】
①体幹を養うため、準備運動に必
①基礎体幹を養うため、体育の
①基礎体幹を養うため、体育の
ずラジオ体操を行う。①全身運動
準備運動に必ずラジオ体操を
準備運動に必ずラジオ体操を
ができるサーキット型トレーニン
行う。
行う。
グを体育に導入。
②「チャレンジおおさかなわと
②「チャレンジおおさかなわと
②「チャレンジおおさかなわとび
びカードを配布し、休み時間に
びカードを配布し、休み時間に
カードを配布し、休み時間に縄跳
縄跳び運動を実施。級判定も行
縄跳び運動を実施。級判定も行
び運動を実施。級判定も行う。
う。
う
検証(指標)
①児童への「運動への取り組みアンケート」の実施。(運動への意欲・総運動時間)
②体育委員会行事への提案・感想 (今後期待したい運動、ゲームなど)
③体力テストの結果・考察
(学校全体の課題の明確化)
検証結果
① アンケートの結果、児童の運動意欲は非常に高い指数を示していた。
② 体育委員会主体の運動プロジェクトを全校へ提案し、意欲的に取り組めた。
③ 体力テスト結果により、全体としては「握力」と「投擲能力」に課題があった。
(様式2)
2
平成26年度体力向上プラン
1.サーキット型運動プ
・握力強化
ログラムで向上させた
・基礎体力向上
い体力
・投擲能力強化
(理由)
(N0.1 )
本校では、シャトルランや50M走などの走力に関しては全体
平均として目標を概ね達成できている。しかし、握力や投擲能力
に関しては、全国に比べやや低い傾向がみられる。そこで、各学
年の基礎体力(主に腕、バランス、投擲)向上を重視した運動を
体育の時間に導入できるよう、プログラムを組んでいくことにし
た。
2.プログラム所要時間
約 10 分
3.実施学年と実施期間
2年( 4月∼ 11月実施)
4.取組みの成果
中間報告
・基礎体力向上として、学年で約半年間取り組んできた。
取組当初、子どもたちが十分に達成できない活動もあったが、
2か月を過ぎたころから少しずつ子どもたちの様子が変化してき
た。特に、腕の力や体のバランス能力が向上し、2年生の約9割
の子どもが補助倒立ができるようになった。また、鉄棒運動でも
2年生のほぼ全員が逆上がりができるようになった。
(結果データ)
各種目において記録の向上が見られた。
握力
5.児童生徒の感想
ソフトボール投げ
2年生 男子
14
15↑
13
15.2↑
2年生 女子
11
12↑
8.9
9.5↑
・ロケットをなげるのは、とても楽しい。
・やればやるほど、遠くへとばせるようになった。
・最初はしんどかった手押し車も、いまはずっとやれる。
・跳び箱でとぶのが上手になった。
6.プログラムの流れ
運動種目
1
手押し車
向上させたい体力と指導内容
体
○
時間
握力 バランス 筋力強化
[指導内容]
2往復をする。(背中と腕の筋力向上
2分
二人ペアになり、手押し車で体育館を
につながる)学年に合わせて休憩や、
回数を工夫する。
2
馬跳び
体
○
跳ぶ力 バランス
[指導内容]
4人ペアになり、交代馬跳びで体育館
2分
を2往復する。
両手でしっかりと押すことを意識さ
せ、土台は踏ん張ることで足腰強化に
もつなげる。
3
ロケット投げ
体
○
投てき能力
[指導内容]
指導のポイントとしては、「投げる対
象よりやや上をみて投げること」「踏
み込み足を意識すること」等が挙げら
れる。
6分
ロケットを使ってペアで投げ合う。
(様式1)
平成26年度体力向上プランシート
学校名
1
大阪狭山市立第七小学校
平成26年度 体力向上アクションプラン
目標
向上心を持ち、意欲的に運動に取り組む子どもを育てる。
課題
・新体力テストの「ソフトボール投げ」と「50m 走」の記録が全国平均を下回って
いる。
取組
①休み時間の外遊びを促進させる取組
②体育の授業で継続的に行う取組
【全学年共通】
①・体育委員会の児童が、昼休みに月替わりで様々な種目を、毎週月曜日に奇数
学年、金曜日に偶数学年の希望者に教える。
・マラソン大会の1か月前から、マラソン奨励期間として、毎週火曜日にマラ
ソン朝礼を行う。他の曜日も朝休みの時間は、マラソンの練習をする児童が
トラックを優先的に使えるようにし、音楽をかけて奨励する。
・ソフトボールに近い大きさのティーボールを休み時間に貸し出し、ネットに
的を設置するなどして、楽しくボールを投げる運動を奨励する。
・さやまチャレンジランキングに参加する。
②・ウォーミングアップとして、かけっこやおにごっこ、なわとびなど脚力アッ
プを図る運動、ティーボールなどを使った投げる運動に積極的に取り組む。
検証(指標)
・ソフトボール投げの記録計測による検証(6 月と 12 月の記録を比較する。)
・アンケート調査による検証(上記の取組に対しての感想。12 月に行う。)
検証結果
<記録計測>6 月平均値→12 月平均値
男子 16.9m→21.8m(+4.9m)
女子 11.2m→14.7m(+3.5m)
<アンケート>29 人中 22 人が、
『ボール投げが好きになった』を選択
残り 7 人は『もともと好き』な児童
記録が伸びた児童は 28 人中 23 人
(様式2)
2
平成26年度体力向上プラン
1.サーキット型運動プ
ログラムで向上させた
い体力
(N0.1)
・50m走(巧緻性、瞬発力)
・ソフトボール投げ(巧緻性、筋力)
上記の 2 種目に関して、全国平均を上回ったのは1集団ずつのみ
(理由)
であり、改善・向上を図りたいと考えているため。
第七小 50m走の記録(平成26年6月)
1年
2年
3年
4年
5年
6年
男子
11.6
11.1
10.5
10.1
9.3
9.0
全国平均男子
11.5
10.6
10.0
9.6
9.2
8.8
女子
11.9
11.1
10.9
10.0
9.3
9.4
全国平均女子
11.8
10.9
10.4
9.9
9.6
9.1
第七小 ソフトボール投げの記録(平成26年6月)
1年
2年
3年
4年
5年
6年
男子
8.2
11.4
16.6
16.9
22.7
27.2
全国平均男子
8.8
12.3
16.5
20.4
24.9
29.6
女子
5.0
6.6
9.8
11.2
12.8
13.9
全国平均女子
5.8
8.1
9.9
12.1
14.6
17.4
2.プログラム所要時間
5∼10 分
3.実施学年と実施期間
4 年(9 月∼12 月実施)
4.取組みの成果
ソフトボール投げの記録比較(6 月→12 月)
男子平均値 16.9m→21.8m(+4.9m)
女子平均値 11.2m→14.7m(+3.5m)
※50m走の記録比較(6 月→12 月)
男子平均値 9.8 秒→9.6 秒(−0.2 秒)
女子平均値 9.7 秒→9.7 秒(±0 秒)
5.児童生徒の感想
・腕をしっかり振って一歩を大きくすると速く走れる。
・なわとび 3 分はすごくきつくて足がパンパンになるけど、
跳べたらうれしい。
・ボールを何回も投げているうちに、なんとなく投げるコツが
わかってきた。
・黄色いボール(ティーボール)は柔らかいので怖くないし、い
っぱい投げられて楽しい。
・斜め上に投げると距離が伸びることがわかった。
・ネットにギリギリ届いたらとてもうれしい。
6.プログラムの流れ
運動種目
1
向上させたい体力と指導内容
時間
<ダッシュ>
[指導内容]
笛に合わせてダッシュとジョグを繰り返す。
1∼2分
体 50m走(瞬発力)
○
腕の振りと歩幅をなるべく大きくするよう
に意識させる。
2
<なわとび>
[指導内容]
学年に応じて、1∼3 分間、前跳びをする。
1∼3分
体 50m走(瞬発力)
○
ひっかかっても続けて、なるべく多くの回数
を跳ぶようにする。
3
<ボール投げ>
[指導内容]
ティーボールを 1 人 1 球持ち、何m離れた
所から舞台まで届かせることができるか挑
戦する。
3∼5分
体 ソフトボール投げ(巧緻性)
○
(様式1)
平成26年度体力向上プランシート
学校名
1
大阪狭山市立狭山中学校
平成26年度 体力向上アクションプラン
目標
誰もがいつでも、どこでも気軽にスポーツに親しみ、人生を健康で豊かに
過ごすことの出来る能力と態度を育成する基礎を身に付ける
課題
・運動時間数の減少に伴う体力の低下
取組
○学校行事と関連付けて、運動する機会を設ける。
○自ら考え、行動する力を養う。
○補強運動を通して、継続的に体力づくりを行う。
【全学年共通】
・体育の準備運動時に、補強運動を行う。
・体育大会前に、クラスで長縄跳びの練習を行う。
【1年生】
【2年生】
【3年生】
・長縄を各クラスに配
・雪国体験学習でスキーを体験するとともに、
・修学旅行でダンスの計画・練習・発表
布し、昼休みにクラ
レクリエーションスポーツの親しみ方を身に付
・総合学習発表会でダンスの計画・練習・発
ス全員で練習
ける
表
・長縄を各クラスに配布し、昼休みにクラス全
・長縄を各クラスに配布し、昼休みにクラス
ストレ ッ チ ・ 補 強 運
員で練習
全員で練習
動
・スポーツレク大会の企画・運営
・体育大会の運営
・授業でのランニング・ストレッチ補強運動
・授業でのランニング・ストレッチ補強運動
・授業でのランニング・
検証(指標)
○単元終了時に体力測定を行い、生徒に感想を書かせる。
○20mシャトルランや持久走での記録比較(昨年度との)
○行事の振り返りの検証
検証結果
・「みんなで協力できたので、楽しくできた」という感想が多くあった。
・シャトルランの記録の平均があがった。
・どの行事も一生懸命頑張っている子を応援できる雰囲気だった。
(様式2)
2
平成26年度体力向上プラン
(N0.1)
1.サーキット型運動プ
ログラムで向上させた
・持久力・全身持久力・筋持久力・敏捷性・筋パワー・巧緻性
い体力

(理由)
運動部に所属している生徒と、所属していない生徒の体力の二極化があ
る。

生徒アンケートから、体育の授業時間以外では運動していないという生
徒が半数以上いる。
それを補うために、授業で行うトレーニングプランを作成した。
2.プログラム所要時間
約10分
3.実施学年と実施期間
1∼3年
4.取組みの成果
4月∼
・毎時間、継続的にトレーニングを行うことで、筋力・筋持久力が高まり、
スムーズにできる生徒が増えた。特に、体育の授業時しか運動していない
生徒の運動時間・運動量の確保ができたように思う。
・馬跳びを最初はスムーズに行うことができていなかったが、巧緻性・敏捷
性が増し、着地してから足の間を通るまでの時間が早くなった。昨年度と
比べてみると、さらにスムーズになった生徒が多く見られる。
・定量的検証として、持久力のテストであるシャトルランを行った。昨年度
からの記録と比較してみると、記録が上昇しているところがみられる。し
かし、3年生の女子は、部活動を引退直後の9月頃の記録は下がってしま
った。
1年女子
2年女子
3年女子
1年男子
2年男子
3年男子
5.児童生徒の感想
2013年度
2014年度
4月
9月
1月
4月
9月
1月
53.7
61.4
63.7
54.0
54.9
58.1
56.1
63.3
63.6
63.9
66.0
65.3
59.6
62.7
58.6
57.6
73.3
78
74.7
79.4
92.0
98.8
85.7
90.6
101.4
103.0
・段々しんどくなくなってきたから、体力がついたんだと思う。
・みんなについていくので精一杯。
・部活より楽
・持久走をもう一度行いたい!
・馬跳びが怖いからできない
・ちょっとずつ楽をしてしまうから、自分に厳しく、全力でやりたい。
6プログラムの流れ
向上させたい体力と指導内容
ランニング
体
○全身持久力
時間
5分
1
運動種目
[指導内容]
列を揃える、足を揃える、声を出す
腕立て伏せ
体
○筋持久力(上腕三頭筋・大胸筋等)
[指導内容]
30秒
2
体をまっすぐにして行う
クランチ
体
○筋持久力(腹斜筋・腹直筋)
[指導内容]
30秒
3
手を頭の後ろに持っていき、腹筋を収縮させる
膝を曲げる
かかえこみジャンプ
体
○筋パワー(大腿筋等)・巧緻性
[指導内容]
30秒
4
リズミカルに跳ぶ
バックエクスティション
体
○筋持久力(背筋)
[指導内容]
30秒
5
うつ伏せになり足首を持って背筋を収縮させる
ラダー
体
○敏捷性・巧緻性
[指導内容]
30秒
7
素早く行う
指立てふせ
体
○筋持久力(上腕筋・大胸筋)
[指導内容]
30秒
8
体をまっすぐにして行う
馬跳び
体
○筋パワー・敏捷性
[指導内容]
2人組で馬跳びをし、すぐに馬の脚の間を通る
1分
9
(様式1)
平成26年度体力向上プランシート
学校名
1
大阪狭山市立南中学校
平成26年度 体力向上アクションプラン
目標
仲間と協力しながら体をきたえる。
課題
・「新体力テスト」の結果がどの学年においても全国平均を下回っており、仲間との
つながり、運動意欲などに課題がある。
取組
① 体育時に継続して体力づくりが行えるようにする。
② 体育大会など行事を通じて、運動しながら仲間とのつながりを高める。
【全学年共通】
① 体育時における準備運動に「南中ストレッチ」など取り入れる。
② 年間を通じて、昼休憩でボール貸出をすることで基本ルールの確認と仲間で運
動する習慣を身につける。
【1年生】
【2年生】
【3年生】
① 校外学習の取組み
① 学年全体で体育の
① 球技大会の実施。
として大縄跳びの
授業を行う「学年体
実施。
育」の実施。
② 球技大会の実施。
検証(指標)
・抽出生徒による新体力テスト結果の比較
検証結果
・反復横とびの回数の向上(前回の記録より、抽出生徒の記録が平均8%向上)
・体育の授業で、生徒がゲームに意欲的に取り組む姿が見られるようになった。
(様式2)
2
平成26年度体力向上プラン
(N0.1 )
1.サーキット型運動プ
ログラムで向上させた
・反復横とび(巧緻性)
い体力
「新体力テスト」の結果がどの学年においても下回っている
(理由)
ことから反復横とびの記録向上を目標とした。
南中学校 反復横とび 平均(平成26年6月)
1年
2年
3年
男子
47.64
50.20
57.11
女子
43.78
44.32
47.08
全国 反復横とび 平均(平成26年度)
1年
3年
男子
49.38
52.72
55.19
女子
44.45
46.76
47.36
2.プログラム所要時間
約15分
3.実施学年と実施期間
2年(12月∼1月実施)
4.取組みの成果
2年
・抽出した生徒の反復横とびの回数が向上した(平均 8%の記録
の向上)
。
Aくん…
57 回 → 59 回(3%向上)
Bくん…
49 回 → 58 回(18%向上)
・その他も生徒についても記録が低下した生徒は少なく、向上し
ている生徒が多くみられた。
5.児童生徒の感想
・ダブルダッチの取組経験が少ない生徒が多かった。
・縄のまわし方・跳び方の指導を通じて、
「もっと跳びたい」、
「50
回跳べた」など明るい意見がほとんどだった。
・跳べない生徒は縄を回す、数を数えることなど別の場面で頑張
ったという意見もあった。
6.プログラムの流れ
運動種目
1
<
ランニング>
(運動場)
向上させたい体力と指導内容
< ランニング
時間
>
体 20mシャトルラン(全身持久力)
○
[指導内容]
(体育館)
① 大きな声を出す。
大きく 5 周
② 足音をそろえる
4分
200mを 2 周
(N0.2)
③ 列を整える
2
< 南中ストレッチ >
< 南中ストレッチ
>
南中学校オリジナルの
[指導内容]
ストレッチ
① のばす場所をしっかり伸ばす。
3分
体 長座体前屈(柔軟性)
○
② 大きな声を出す
3
< 補強運動 >
筋トレ
体 上体起こし(筋力・筋持久力)
○
腹筋・背筋・腕立て伏せ
[指導内容]
二人組
① 大きな声を出す。
馬跳びなどの運動
② 各種目のポイントを正しく動かす。
< ダブルダッチ >
< ダブルダッチ >
3分
4
< 補強運動 >
体 反復横とび(巧緻性)
○
① 仲間と協力する。
② 目標に向けて取り組む。
5分
[指導内容]
(様式1)
平成26年度体力向上プランシート
学校名
1
大阪狭山市立第三中学校
平成26年度 体力向上アクションプラン
目標
自ら体力の向上に積極的に取り組む子どもを育てる。
課題
・新体力テストの「シャトルラン」の記録が全学年とも全国平均を下回っており、持
久力・運動意欲に課題がある。
取組
①年間を通して継続的なプランを立てる。
②行事や検定への参加でモチベーションを高める。
【全学年共通】
①授業(体育)内で、継続的な体力向上プランを実施。
②大阪狭山市チャレンジランキングへの参加
検証(指標)
・4月∼7月に行う新体力テストの記録(全学年)
→9月、1月にシャトルランのみ測定(全学年)
・運動意欲の検証(5月、1月にアンケート)
検証結果
・シャトルランの結果
単位(回)
6月
9月
1月
1年 男子
68.2
76.3
74.1
女子
50.4
55.6
56.5
2年 男子
78.3
86.0
85.1
女子
52.4
57.6
53.1
・アンケート結果
1週間運動をしないことがある ( 6月:17.0% →1月:8.5%)減少
(様式2)
2
平成26年度体力向上プラン
1.サーキット型運動プ
・敏捷性
ログラムで向上させた
・筋パワー
い体力
・スピード
(N0.1)
・特に女子の反復横とびの結果が全国平均を大きく下回っていた
(理由)
ため、上の3つの体力要素をフォーカスした。同時に、自分の体
を思い通りに動かせるようになることで運動意欲も高めたい。
反復横とび(平均値:回)
1年
2年
男子
45.71
50.18
52.17
Tスコア
44.5
46.1
45.6
女子
42.32
43.25
41.82
Tスコア
46.5
43.7
40.5
2.プログラム所要時間
約6分
3.実施学年と実施期間
全学年(9月∼3月実施)
4.取組みの成果
3年
・日々のトレーニングの中でラダーやミニハードルをより早く、
より正確にこなすことができるようになってきた。まだまだ姿勢
や上半身の使い方に改善点はあるが、少しずつ自分の意思で「体
を動かせる」ようにはなってきている。
・アンケートの結果「運動しない生徒」は減少した。
5.児童生徒の感想
・体力に自信がついた
( 85.2% )
・一週間運動をしないことがある (
8.5% )
・1回の運動で30分以上行う
( 85.1% )
・体力は必要だと思う
( 96.2% )
6.プログラムの流れ
運動種目
1
向上させたい体力と指導内容
時間
<ラダー>
体 敏捷性(反復横とび)
○
分
・さまざまなステップに取り
2
[指導内容]
組み敏捷性を高める。
2
<ミニハードル>
体 敏捷性,筋パワー(立ち幅)
○
・ラダーと同様、ステップに
加えて高さのある動きに取り
2 分
[指導内容]
組むことで、筋パワーの向上
を図る。
3
<ハードル>
体 筋パワー,スピード(50m
○
走)
・高さとストライド(歩幅)
高める。
分
にこだわることでスピードを
2
[指導内容]
Fly UP