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遠藤 清香 - 山梨学院短期大学

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遠藤 清香 - 山梨学院短期大学
保育科
遠藤
Endo
准教授
清香(えんどう
さやか)
Sayaka
自己紹介(プロフィール) 障害児保育の研究をしています。特に発達障害のある子どもたちへの支援を専
門にしています。すべての子どもがその子にあった環境で生活し学んでいける
ようになることを願っており、保護者支援や教員支援についても興味を持って
います。子どもたちとの関わりを大切にして、実践的な研究をしていきたいと
思っています。
学生へのメッセージ
勉強の目標は、知識を得ることでなく、得た知識を使って、自分自身が行動し、
人に何かを伝えることだと考えています。授業や実習、サークル活動の場など
で、自分が表現した何かで周りが喜んでくれたら嬉しいですね。
保有学位
博士(特別支援教育・応用行動分析学)オハイオ州立大学
修士(心理学)慶応義塾大学
保有資格・免許
臨床心理士
小学校教諭二種免許状
研究分野
障害児保育、特別支援教育、応用行動分析学、スクールカウンセリング
主な担当科目
障害児保育、保育相談支援、障害児発達論
障害児保育特論<専>
学内での活動
学外実習委員会、カリキュラム委員会、自己点検評価委員会
学外での活動
山梨学院大学附属小学校・附属幼稚園
学習支援アドバイザー
山梨学院大学附属小学校学習カリキュラムセンター常任研究員
笛吹市子ども子育て会議委員
山梨県立ろう学校評議員
所属学会
日本保育学会、日本行動分析学会、日本教育心理学会、日本特殊教育学会
日本臨床心理士会、山梨県臨床心理士会
主な職務実績(抜粋)
事項
(単独・共同)
(教員研修会)大塚小学
校校内研修会講師
「発達障害の理解と指
導」(単独)
年月日
H20.11
概要
大塚小学校からの要請をうけ、要請支援スクールカウンセラーとし
て講演を行なった。発達障害をもつ児童の理解と適切な指導につい
て、臨床心理士の立場からの提案を行った。講演後、教師たちとの
討議を通じて、現場の教員が抱える苦労を軽減することで子どもた
ちへの指導がより豊かなものになることを痛感させられた。教育相
談を行うに当たって、教師のさまざまな大変さを踏まえることの必
要性が示唆された。
(講習)山梨学院大学・
山梨学院短期大学 免許
状更新講習「子どもの心
理的発達とカウンセリン
グ」
(単独)
H26.8
免許状更新講習(必修講習 12 時間中の 1 時間)で講義を行った。
子どもの心身の発達、発達障害のメカニズムを考える上で、脳科
学・心理学の最新の知見について知識を得ることは重要である。受
講生(現役教員)とともに、脳科学や心理学の研究成果を元に、子
どもへのよりよい指導について討論した。また、学校生活を送る中
で、発達障害児が 2 次障害を被ることがないよう、学校環境を整備
することの大切さについて議論を行った。
(講習)山梨学院大学・
山梨学院短期大学 免許
状更新講習「子どもの生
活変化と子ども理解」
(単
独)
H26.8
(講座)県民コミュニテ
ィカレッジ「発達が気に
なる子どもへの支援―私
たち一人ひとりができる
こと―」
(共同)
H26.9~
H26.11
免許状更新講習(必修講習 12 時間中の 1 時間)で講義を行った。
子どもと接する際の心構え・態度としてのカウンセリングマインド
について講義した。また、いくつかのカウンセリングの技法につい
ても紹介した。受講生(現役教員)は、教育現場で実際に起こりそ
うな児童・生徒からの相談事例について、生徒役と先生役に分かれ
てロールプレイを行い、カウンセリング技法を使った返答について
実技練習を行なった。
山梨学院短期大学主催の生涯学習講座として、発達が気になる子ど
もへの支援について、全 4 回の講義形式で学ぶ講座を企画・実施し
た。第 1 回「発達障害とは?」と第 4 回「発達が気になる子どもと
のかかわり2―学童期:すごしやすい環境づくり―」の講師も務め、
発達支援に興味のある保育士や保護者、その他一般県民の方を対象
に、発達障害の理解と支援の方法について講演を行った。
主な教育研究業績(抜粋)
著書、学術論文等
(単著・共著)
共有の言葉を用いて
相手に伝わる説明を
する―数領域の授業
を通して―(単著)
全員の考えを引き出
しまとめる話し合い
のあり方(共著)
年月日
H22.8
H23.5
発行所、発表雑
誌、発表学会等
山梨学院大学
附属小学校研
究紀要
第4巻
山梨学院大学
附属小学校研
究紀要
第5巻
概要
小学 5 年生を対象に、割合の文章題の授業の際、解き
方を友だちに説明させる課題を設定した。なかなか自
分の考えを説明できなかった児童に、自分の考えに名
前を付けるという手立てを与えた。その結果、児童の
対話(説明活動)が増えた。
本研究では 4 年生を対象に、司会のあり方の指導を行
い、全員の考えを引き出しまとめる話し合いができる
か検討した。司会のあり方については 3 年生の言葉の
授業で取り扱いがある。3 年の時に学習した司会の役
割は①話の内容がそれないようにする、②多くの人の
意見を聞く、③はっきりしないところは確かめるであ
った。本研究ではそれに④みんなが納得できる結論に
導く、を加えて指導した。授業では、児童は司会の役
割をしっかり果たし話し合いを進めることができた。
児童から多くの意見を引き出すこともできたし、それ
ぞれの意見に折り合いをつけて、みんなが納得できる
結論を導こうとする姿も見られた。
病棟保育士の役割―
病棟保育士へのイン
タビュー調査から―
(共著)
平 成 26
年度
山梨学院短期
大学紀要第 35
巻(in press)
病院現場で働く病棟保育士にインタビュー調査を
行い、病棟保育士の目から見た病棟保育士の役割、利
点や課題について考察した。子どもの病院での生活を
よりよいものにするための病棟保育士の役割につい
て、現場の病棟保育士は、
(1)遊びを通した支援、
(2)
環境設定、
(3)保護者・兄弟支援、
(4)スタッフとの
連携、の 4 つを挙げた。また、病棟保育士の利点につ
いては、子どもや家族にとって安心材料になるという
ことを挙げた。病棟保育士の課題については、現場で
保育士自身が直面している課題として(1)個に応じ
た対応をする技術、
(2)病気の知識、
(3)パソコンス
キル、
(4)スタッフ間の連携の 4 つが挙げられた。
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