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第一章 表の作成
第一章 表の作成 Step1 表の作成 1.表の作成方法 Wordで表を作成する方法には、次の3種類の方法があります。 1)表の挿入ボタン 2)列数・行数を数値で指定 3)《罫線を引く》で作成 1)表の挿入 ①ツールバーから《表の挿入》ボタン をクリックし、表グリッドを表示します。 ②マウスで必要な行数を指定して作成します。(5列×6行) 2)列数・行数を数値で指定する方法 ①ツールバーから《罫線》ボタン をクリックし、 《罫線》ツールバー を表示します。 ②《罫線》ツールバーの《表の挿入》ボタン で《表の挿入》ダイアログボックスを表示し、 列数と行数の数値を入力します。 *メニューバー:《罫線》/《挿入》/《表》 1 3)《罫線を引く》 を使用した表作成 ①《罫線》ツールバーの《罫線を引く》ボタン を選択された状態にします。 ②外枠を引く…表の左上端から対角にマウスでドラッグして外枠を引きます。 ③表の中の縦線・横線を引く…表の列・行を区切るように、マウスで上下・左右にドラッグして縦 線・横線を引きます。 ※外枠のない状態では縦線・横線を引くことはできません。 2.文字の入力 ①図のようにセル内に文字を入力しましょう。 ※表内でカーソルを右方向の欄に移動する場合は《Tab》キーを使用すると効率的です。 入力確定後《Enter》キーを押すとセルが縦方向に伸びるので注意しましょう。《Enter》キーを押してしま った場合は《Backspace》キーを押します。 2 Step2 表の範囲選択 1.セルの範囲選択 ①選択するセル内の左端をポイントします。マウスポインタの形が に変わります。 ②クリックすると選択したセルが反転表示されます。 *メニューバー:《罫線》/《選択》/《セル》 ③複数のセルの選択 選択するセル内をドラッグします。選択したセルが反転表示されます。 3 2.行の範囲選択 ①選択する行の左端をポイントします。マウスポインタの形が に変わります。 ②クリックすると選択した行が反転表示されます。 *メニューバー:《罫線》/《選択》/《行》 ※複数行を選択する場合は、上下にドラッグします。 3.列の範囲選択 ①選択する列の上部をポイントします。マウスポインタの形が ②クリックすると選択した列が反転表示されます。 *メニューバー:《罫線》/《選択》/《列》 ※複数行を選択する場合は、左右にドラッグします。 4 に変わります。 4.表全体の選択 ①表内をポイントするとマウスポインタの形が に変わり、表の左上隅に ル)、表の右下隅に (表のサイズ変更ハンドル)が表示されます。 ② (表の移動ハンドル)をポイントするとマウスポインタの形が ③ (表の移動ハンドル)をクリックすると表全体が反転表示されます。 *メニューバー:《罫線》/《選択》/《表》 5 (表の移動ハンド に変わります。 Step3 表の構造を変更する 1.行の挿入 ①行を挿入したい位置を行選択します。(ここでは2行目) ②ツールバーから《行の挿入》ボタン をクリックします。 ※《行の挿入》ボタンは、任意の行を選択するとツールバー上に表れます。セルの選択だけでは表示され ません。 *メニューバー:《罫線》/《挿入》/《行(上)》 ③選択した行の上に新しく行が挿入されます。 2.行の削除 ①削除する行にカーソルを置きます。(ここでは2行目) ※2行目であればどこにカーソルがあってもかまいません。 ②メニューバー:《罫線》/《削除》/《行》をクリックすると2行目が削除されます。 ※行内(セル内)のデータのみ削除したい場合は削除したい文字を選択して《Delete》キーを押すと削除で きます。 6 3.列幅の変更 1)列幅変更 ①4列目の右の境界線をポイントすると、マウスポインタの形が に変わります。 ②図のように変更する位置までドラッグします。ボタンから手を離した時点で、列幅が変更されま す。 ※セル選択されたままドラッグするとそのセルの列幅だけが変更されます。 ※表全体の幅は変わりません。 【数値による列幅揃え】 *幅変更したいセルをクリック→メニューバー:《罫線》/《表のプロパティ》/《表のプロパティ》ダイアログ ボックスの《列》タブの《サイズ》の《幅を指定する》→数値ボックスに任意の数値を入力する *幅変更したい列内を右クリック→《表のプロパティ》→《列》タブの《サイズ》の《幅を指定する》→数値ボ ックスに任意の数値を入力する ★参考★ 《Alt》キーを押しながら列や行の境界線やルーラーのマーカーをドラッグすると、ルーラーで列幅 や行高のサイズを確認しながら調整することが出来ます。 7 2)文字列の幅に合わせた列幅変更 任意の列の右側の境界線をダブルクリックすると、その列内に入力された最長の文字列に合わせ て、列幅が自動的に調整されます。 ① 図のように5列目の右の境界線をポイントするとマウスポインタの形が に変わります。 ②そのままダブルクリックすると列内の最長文字に合わせて列幅が調整されます。 ※5列目の列幅が変更された分だけ表全体の幅も調整されます。 ★参考★ 各列に入力された最長の文字列の幅に合わせて、表全体の列幅を一括で自動的に調整できます。 *表内の任意の列(セル)をクリック→メニューバー:《罫線》/《自動調整》/《文字列の幅に合わ せる》 *表内の任意の列(セル)を右クリック→《自動調整》/《文字列の幅に合わせる》 【表作成時にあらかじめ設定しておく方法】 *ツールバーの《罫線》ボタン →《罫線》ツールバーの《表の挿入》ボタン →《文字列 の幅に合わせる》 4.行高の変更 1)行高の変更 ①変更する行(ここでは1行目)の下の境界線をポイントするとマウスポインタの形が わります。 に変 ②図のように変更する位置までドラッグします。ボタンから手を離した時点で、行高が変更されま す。 8 2)行の高さを揃える ①《罫線》ボタン をクリックし、《罫線》ツールバーを表示します。 *メニューバー:《罫線》/《罫線を引く》 ②《罫線を引く》ボタン をオフの状態にしておきましょう。 ③表全体を選択し(やり方は5ページ参照)《罫線》ツールバーの《行の高さを揃える》 クリックします。表全体の行高が均等に揃えられます。 *メニューバー:《罫線》/《自動調整》/《行の高さを揃える》 *複数行を範囲選択→範囲内を右クリック→《行の高さを揃える》 ④メニューバー:《編集》/《元に戻す》で元の形に戻しておきましょう。 *ショートカットキーの《Ctrl》+《Z》で前の状態に戻すことも出来ます。 ★参考★ 列の幅を揃える ●操作● *複数列を範囲選択→《列の幅を揃える》ボタン *複数列を範囲選択→メニューバー:《罫線》/《自動調整》/《列の幅を揃える》 *複数列を範囲選択→範囲内を右クリック→《列の幅を揃える》 9 を Step4 セルの結合・分割 1.セルの結合 1)セルの結合 ①図のように結合する行(1行目)を選択し、《罫線》ツールバーの《セルの結合》ボタン クリックします。 *メニューバー:《罫線》/《セルの結合》 ②選択した範囲のセルが結合され、一つのセルになります。 ③4列目の3∼6行目のセルも範囲選択して《F4》を押し、図のように結合します。 ※《F4》は直前に行った操作を繰り返すためのファンクションキーです。 *範囲選択→範囲内を右クリック→《セルの結合》 2)罫線の削除によるセルの結合 ①《罫線》ツールバーの《罫線の削除》ボタン に変わります。 10 をクリックすると、マウスポインタの形が を ②図のように削除する罫線をクリックします。クリックした部分が太線で表示されます。 ③ボタンから手を離した時点で、太線で表示された部分が削除され、セルが結合されます。 ④残りの線も同様にして削除しましょう。 ★参考★ 《罫線の削除》ボタン 表の中で削除するセルや行、列、表全体をドラッグして囲むと、その範囲内の文字列や罫線を一度に 消去することができます。 11 2.セルの分割 1つのセルを複数のセルに2通りの方法を使って分割することが出来ます。 1)《罫線を引く》ボタン を使用した分割 ①《罫線》ツールバーの《罫線を引く》ボタン ② (線の種類)で《 ③マウスポインタの形が をクリックします。 》が選択されていることを確認します。 に変わりますので、図のように左から右に向けてドラッグします。ド ラッグした部分が点線で表示されます。 ④ボタンから手を離した時点で、罫線が引かれ、セルが分割されます。 2) 《セルの分割》 ダイアログボックスで分割 ①分割したいセルの選択→《罫線》ツールバーの《セルの分割》ボタン イアログボックスが表示されるので分割したい数値を入力します。 →《セルの分割》ダ *分割したいセルの選択→メニューバー:《罫線》/《セルの分割》 *分割したいセルを選択し範囲内で右クリック→《セルの分割》 ★参考★ 複数のセルを異なる列数・行数に分割しなおして表全体を再設定することもできます。例えば、3列 ×3行の表を5列×4行の表に変更できます。その場合は《セルの分割》ダイアログボックスの《分 割する前にセルを結合する》にチェックしておく必要があります。 ※ 複数セルを範囲選択した場合は、右クリックでの分割は出来ません。 12 Step5 表に書式を設定する 1.文字の配置 セル内の文字の配置を変更することができます。《罫線》ツールバーの《両端揃え(上)》ボタ ン のプルダウンメニューをクリックすると、配置の種類が一覧表示されます。 ① 両端揃え(上) ④ 中央揃え(上) ② 両端揃え(中央) ⑤ 中央揃え ③ 両端揃え(下) ⑥ 中央揃え(下) ⑦ 右揃え(上) ⑧ 右揃え (中央) ⑨ 右揃え(下) ①両端揃え(上) セルの左上に配置します ②両端揃え(中央) セルの左寄りで行高の中央に配置します ③両端揃え(下) セルの左下に配置します ④中央揃え(上) セルの上寄りで列幅の中央に配置します ⑤中央揃え セルの上下左右の中央に配置します ⑥中央揃え(下) セルの下寄りで列幅の中央に配置します ⑦右揃え(上) セルの右上に配置します ⑧右揃え(中央) セルの右寄りで行高の中央に配置します ⑨右揃え(下) セルの右下に配置します 1)中央揃え ①表全体を選択し、《罫線》ツールバーの《両端揃え(上)》ボタン 覧から《中央揃え》 をクリックします。 13 のプルダウンメニュー一 ②表全体の文字がセルの上下左右の中央に配置されます。 2)列幅の変更 ①1列目と2列目の列幅を自動調節して全体の体裁を整えましょう。 *列の右側の境界線をポイントしてダブルクリック、またはメニューバー:《罫線》/《自動調整》/《文字 列の幅に合わせる》 2.網かけ ①1行目を行単位で範囲選択します。 ②《罫線》ツールバーの《網かけの色》のプルダウンメニュー一覧から好きな網の色(ここでは薄 い緑)を選択します。 *メニューバー:《罫線》/《線種とページ罫線と網かけの設定》/《網かけ》タブ ③選択したセルに網がかかります。 14 ④同じセルを選択し、右クリックで《線種とページ罫線と網掛けの設定》を選択するとダイアログ ボックスが出ます。 ⑤網かけの種類から「濃い横縞」を選択します。 ⑥網掛けの色は「白」を選択します。 15 ⑦セルに緑地に白の横縞が入ります。 3.線の種類の変更 ① 《 罫 線 》ツ ー ル バ ーの 》を選択します。 《 ※《罫線を引く》ボタン ( 線 の種 類 ) の プル ダ ウ ン メニ ュ ー 一 覧か ら が押された状態になり、マウスポインタの形が に変わります。 ②図のように1行目と2行目の境界線を左から右にむけてドラッグすると、ドラッグされた部分が太 線で表示されます。 ③ボタンから手を離した時点で、1行目と2行目の境界線が二重線に変更されます。 ※《罫線を引く》ボタンをオフの状態にしておきましょう。 4.均等割り付け ①図のように2行目を行単位で範囲選択し、ツールバーの《均等割り付け》ボタン クします。 16 をクリッ ② セル内で文字が均等に割り付けられます。 ③1列目(日付)と3列目(講師)も選択し、《F4》(前の操作の繰り返し)で均等割り付けをしま しょう。 ★参考★ 均等割り付けの解除方法 解除したいセルにカーソル移動→《均等割り付け》ボタン 5.表の配置 通常の文章と同じように、行内で表全体を中央揃えや右揃えなどに配置することができます。 をクリックします。 ①表全体を範囲選択し、《中央揃え》ボタン ②表が行内で中央に配置されます。 *メニューバー:《罫線》/《表のプロパティ》/《表のプロパティ》ダイアログボックスの《表》タブの《配置》 *表内を右クリック→《表のプロパティ》→《表のプロパティ》ダイアログボックスの《表》タブの《配置》 17 ★参考★ 《表のプロパティ》ダイアログボックスで、表の配置や文字列の折り返しを設定することができます。 メニューバー:罫線/表のプロパティ 6.表内の文字に対する書式設定 ①「Word中級セミナー 日程表」のフォントを《HG丸ゴシックM-PRO》、サイズを《16pt》に変更し ます。 18