旧加納町役場跡地再整備基本構想

旧加納町役場跡地再整備基本構想
平成２６年１１月
岐
阜
市
目
次
・趣
旨 .................................................................................... １
・経
緯 .................................................................................... １
・今後の予定 .................................................................................... １
・基 本 方 針 .................................................................................... ２
・機能構成図 ........................................................................... ３～４
・イメージ図 .................................................................................... ４
旧加納町役場跡地再整備基本構想
趣
旨
大正１５年１１月に竣工した旧加納町役場は、中山道加納宿の中心に位置し、
旧加納町の核として多くの人々から愛され、利用されました。
この跡地において、宿場町として栄えた歴史的経緯やまちの将来像を踏まえ
つつ、地域の活性化に繋がる拠点施設を整備するために、施設づくりや施設運
営についての基本的な考え方を明らかにするものです。
旧加納町役場
経
緯
■T15.11 加納町役場竣工
■S15.2 岐阜市に合併、加納支所となる
■S60.4 加納支所を廃止、学校給食会事務所として活用
■H19.5 施設の使用を禁止（閉鎖）
○H25.4～
地元４団体及び市関係部局と共に、基本構想づくりに着手
※地元４団体：加納東・西自治会連合会、加納まちづくり会、中山道加納宿文化保存会
○H26.8.19 意見交換会（加納東・西地区）
○H26.8.20～9.8 意見募集（意見回収箱、市ＨＰ）
○H26.11
基本構想策定
今後の予定
○H27.4以降
実施設計、工事
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旧加納町役場跡地再整備基本構想
基本方針
方針３
方針２
方針１
基本方針
地域の活性化に資する施設
まちの将来を見据えた布石となる施設
地域に愛され、地域や来街者に十分活用される施設
中山道界隈の将来イメージ
施設規模・構造等
・加納宿として刻んだ歴史や文化に相応しいまちなみ
まちづくり交流機能
まちなか歩き機能
観光・文化機能
・ご当地イベントの開催
・伝統文化の実演・伝承
・人とのふれあい
・ご当地物語の紹介
・観光案内
・ルート案内
・休憩、飲食、トイレ
・規 模 ： 延床面積約５００㎡、2階建て
→格子等の伝統的工法、伝統的な外観の再生
・構 造 ： 鉄骨造
→適切な延床面積に抑え、コストも低減
施設外観イメージのコンセプト
→一般利用者の空間は、利用しやすい１階へ配置
・中山道界隈の将来のまちなみの先進事例
加納版ＰＰＰ（官民連携）の導入
→加納宿に相応しい 『和 風』
・十分活用されるために、地域との協働を前提に計画
→皇女和宮が宿泊した本陣をイメージ
創
る
活かす
～これからの公共施設の整備のあり方～
公共施設の更新費用の縮減・平準化
⇒ 喫緊の課題
ＰＰＰ(Public Private Partnership：官民連携)の積極的な導入
［岐阜市公共施設白書(H25.9)］
公共施設の集約化・効率化／配置の見直し／長寿命化
公共と民間との協働により、効率的に公共サービスを提供
【公共施設の整備・運営手法】
公設・公営
地域性
●地域との繋がりを大切にする施設づくり
～これからの公共施設の運営のあり方～
・直営
公設・民営
・業務委託
民設・民営
その他
・管理運営委託（指定管理者制度）
・ＰＦＩ
・ＤＢＯ
・施設貸与
・第３セクター
・定期借地方式 他
・出会いの場や地域の諸活動の場を積極配置
機能性
●多機能で柔軟な施設づくり
・限られた空間で多用途に弾力的に対応できるよう、
間仕切り等による柔軟な構造
快適性
●ゆとりある快適な施設づくり
[２Ｆ] 倉庫
兼ワークス
ペース
・作戦会議など諸活動の基地として活用
・イベント等のための小道具の制作、保管場所
・ご当地の貴重なお宝収蔵庫
加納版ＰＰＰ(案)
《岐阜市の役割》
《地域への期待》
・通風を確保した快適な空間
・明るく快適なトイレ
●施設整備
●加納の地域性（歴史、和傘等）
を踏まえたイベントの企画/実施
環境性
●環境に調和した施設づくり
協働
●まち案内ボランティア等諸活動管理
・庭園等敷地内を積極的に緑化
・耐久性のある材料、構造による長寿命化
●施設定期点検
●施設メンテナンス
●施設の日常的なメンテナンス/管理事務（鍵、清掃、球切れ対応等）
安全性
●安全・安心な施設づくり
・ユニバーサルデザイン、
耐震性、防災性を確保
[１Ｆ] 各スペース
・その時々の用途に合わせて、自在に空間の形を変更
・全間仕切りを撤去し、最大１６０人規模のイベントに対応
[１Ｆ] 事務室
・四方に視界を確保し、施設内外の安全性を向上
・広い事務空間（約２０畳）を諸活動に有効活用
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機能構成図（1 階）
N
中山道
■中山道加納宿本陣をイメージする 門 塀
■イベントスペース
・地域と来街者等との交流、工作等活動スペース
■ポケットスペース
・屋外ライブコンサート等の開催
（玄関）
・地域と来街者等との交流スペース、休
・和傘の展示
憩スペース
※和傘をイメージした四阿や野点傘
（のだてがさ）を設置
約 30
■軒下空間
約 40
・来街者等の休憩スペース、
駐輪スペース
※地図情報などの案内板
を設置
■管理事務室
・人による情報発信拠点
約 40
約 110
※コンシェルジェ（世話人）として積極的なおもてなし
※加納城城下町・加納宿の歴史紹介などを含めた総合案内
・まちづくりやボランティアの活動支援拠点
■多目的室
・和傘などご当地伝統工芸教室の開催
・加納城下町や加納宿等の歴史文化の学習、資料展示
※団体相互の連絡調整
約 40
洗い場
・イベント等各種活動
※可動間仕切りに
より大空間に対
応
※会議室としても
利用が可能
※空き時間帯は、休
憩室として解放
（特に南側）
・多目的室(3)に洗い場を設置
■トイレ（屋内・屋外共用）
（玄関）
◇多機能トイレ（オストメイト等）
※休館日にも施設外から利用可
■展示スペース・休憩スペース
・加納城や加納宿等の歴史資料等展示
・観光資料、工芸品等展示
・観光パンフ、マップ等設置
・学生等の作品展示や地域活動の紹介
◆施設規模
・1 階 約 375 ㎡
・2 階 約 120 ㎡
・合計 約 495 ㎡
・敷地 約 929 ㎡
）
（都
※和庭が眺望できる休憩スペース
※まちなか歩きの拠点として、また地域と来街者の交流の場とし
て、またある時は開放してライブ等イベント空間として…
線
前
蔵
町
栄
■旧加納町役場を彷彿とさせる常設コーナー
・天井、柱、床の意匠再現や建具、模型、パネル等の展示
・亀姫、武田五一など加納ゆかりの人物の紹介
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北側外観パース （塀の一部省略）
機能構成図（2 階）・イメージ図
収 納 ス
ペース
約 25 ㎡
管理事務室
約 50 ㎡
展 示・休 憩
スペース
倉庫兼ワーク
スペース
N
南側エントランスから事務室を見る
■倉庫兼ワークスペース
加納宿 や加納城にま つわる
資料等の保管
※ 展示スペースで使用する
ものを含む。
諸活動のための自由空間
●
機械置場
●
■収納スペース
施設で使用する備品等の収納
●
南側庭園
1F 展示（旧役場の意匠を再現）コーナー
1F 多目的室（可動間仕切りを開放した状態）
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旧加納町役場跡地再整備基本構想（H26.11）
岐阜市まちづくり推進部まちづくり景観課
ＴＥＬ ０５８－２６５－３９８５
ＦＡＸ ０５８－２６４－１７６０