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PTAだより 第5号

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PTAだより 第5号
NO5
季節もめっきり寒くなり、日も短くなりました。すっかり冬ですね~~、会員の皆様はいかがお過ごしですか。
今回のNO5は四つの研修会報告と講習会の報告です。
クリスマス、大晦日、お正月、あっという間で忙しい年末年始が来ますが、お体ご自愛くださいませ。
【研修報告】
平成27年10月21日(水) 仙台市宮城野区文化センター パトナホール
平成27年度 宮城県特別支援学校PTA等連絡協議会 第2回研修会
《講演①》 「障害児教育(特別支援教育)に出会って!」
《講師》
東北福祉大学 教育学部 教育学科 准教授
辻 誠一先生
・昭和54年養護学校義務制がスタート
「道(指導法)無し、物無し、予算無し」の状態で、あったのは「あったかい手と目と心」での教育でした。
・ある先輩の言葉
「人の価値は、何(校長・教頭・指導主事)になったかではなく、何をしたかだよ!」
・いつの時代も、「教育は人なり・人生も人なり」です
※等々38年間の教育現場と、一教諭から校長までの経験をお話しして下さいました。
《講演②》 「夢は見るものではなく、実現させるもの」
《講師》
一般社団法人コミュニティスペースうみねこ 代表
八木 純子様
・「東日本大震災」の後、避難所のママたちを休ませるための【子守支援】からスタート
・自分たちでなにかをしなければ!と思い【布草履】作成を始めました
(材料は全国から寄せられた支援物資のTシャツでした)
・高齢の男性にも生きがいを持ってもらおうと【畑】を作り農業をしました
(漁業⇒農業へ、平均年齢74歳、イチジク、ニンニク、唐辛子などを栽培)
・みんなの居場所をつくるために【ゆめハウス】をオープンさせました
(60歳代~88歳の女性たちが3グループに別れ、地域の食材でお料理を作る)
※みんなの居場所、学びと憩いの場、子育て中の女性の仕事場となっています。
平成27年10月22日(木) 本校コモンホール
平成27年度研修部主催第1回研修会
《講演》 「療育手帳の活用」
《講師》 社会福祉法人白石陽光園 県南生活サポートセンター「アサンテ」
相談支援専門員 八島 哲氏
【療育手帳を取得するとこんなメリットがあります】
・タクシー料金が1割引 ・自動車税免除(上限45000円) ・所得税、住民税の控除
・自動車運転免許取得費用助成(上限100000円)⇒市町村による⇒事前に自治体などに問い合わせ
・心身障害者扶養共催 ・携帯電話料金(ソフトバンクホワイトプラン無料) ・映画館(1800⇒1000円)
・新幹線(仙台東京往復22400⇒16400円) ・JR(片道100キロ以上乗車で50%割引)
・障害基礎年金(20歳の誕生日から)1ヶ月65008円⇒2級の場合
◎生きるために必要不可欠な要件
・健康な身体(衣・食・住)
※それを得るために必ずなくてはいけないのが「お金」
↓
障害者雇用全国平均総支給(1ヶ月)110000円
◎障害者雇用賃金+基礎年金で生活していきます。
(従業員50人以上の会社では必ず2%の障害者雇用の義務)
↓
※反した企業には罰則金がありますが、
それでも雇用率は上がっているとは言えない状況です。
(私達会員も頑張って働きかけることが大切になります!!)
【建設機械資格取得講習会】
平成27年10月1日~2日
毎年この時期に開催される講習会です。学科、実技の講習があります。
毎年受講しますと、卒業までに三つの資格を取得出来ます。子供達頑張っていましたよ!!
(学科講習)
みんな真剣です。
(実技講習)うまく出来るのかな・・・
天候にも恵まれ、実り多い二日間でした。
【研修報告】
平成27年11月26日(木) 本校コモンホール
平成27年度研修部主催第2回研修会
研修Ⅰ 《講演》 「障害基礎年金について」
研修Ⅱ 《講演》 「障害基礎年金手続きの実際」
《講師》 仙台南年金事務所 天内 はるみ様
《講師》 本校第10回卒業生保護者
佐藤 美夏様・工藤 裕子様
秋の定番研修会で毎年好評の
「障害基礎年金」についての
講習会が行われました。
今年度もたくさんの参加があり、
皆様熱心に聞いていました!!
昨年度同様、OB保護者の方を招いての
実体験を交えた講習も、数年後の我が子のことを見据えて
皆様聞き入っておられました。
◎研修部の皆様、ありがとうございました。
平成27年11月27日(金) 仙台市旭ヶ丘市民センター 第1会議室
平成27年度宮城県知的障害支援学校PTA等連絡協議会 研修会
《講演》 「涙も笑も、力になる ~院内学級の子どもたちが教えてくれた大切なこと~」
《講師》 昭和大学大学院保健医療学研究科 准教授 副島 賢和先生
『赤鼻の先生』(日本テレビ/09)のモデルでもあり、『プロフェッショナル仕事の流儀』にも出演した副島先生、
時にユーモラスに、時に感極まり、その情熱的な話に会場からはあちこちからすすり泣きが聞こえてきました。
院内学級の永年の指導経験から、障害を持つ子どもたちへのかかわりを語ってくれました。
・Doingの前のBeing(何かを行える、何かが出来るの前に、存在していることだけで価値があるということを伝える)
・受容(感情を受け止める)はするが許容(行動を容認すること)はしない。
・当事者意識(思いやり)を持ち、「ちょっと視点を変えて」、「ちょっと想像して」子どもたちと接する。
等々、書面の都合で書ききれませんが、とてもいい話でした。
年内のPTAだよりはこれが最終となります、皆様よいお年を!!
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