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1 独立行政法人等情報システム棚卸し記入要領 Ⅰ 総則 1.棚卸しの

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1 独立行政法人等情報システム棚卸し記入要領 Ⅰ 総則 1.棚卸しの
資料3-3
独立行政法人等情報システム棚卸し記入要領
Ⅰ
総則
1.棚卸しの対象
平成 24 年4月1日現在、各法人において整備・管理する情報システム(スタ
ンドアロンコンピュータを含む。)のすべてを対象とする。
ただし、今回の調査では、
 独立行政法人において、研究者・研究員等が、科学研究費補助金等によって、
研究開発目的のために構築している情報システム
 国立大学法人において、教育研究の部局(学部、研究科等)が教育研究目的で
構築している情報システム
については、回答は求めないこととする。
情報システムには、平成 24 年4月1日時点で、現に運用しているもののほか、
① 要件定義・調達中の情報システム
② 設計・開発中の情報システム
を含む。
2.情報システムと調査票様式
情報システムの棚卸しは、次に掲げる区分に応じて実施し、当該棚卸しの結果
について、対象となるすべての情報システムの当該区分に応じ、
法人内LANは「調査票A」
通信ネットワークシステム及び情報処理システムは「調査票B」
スタンドアロンコンピュータは「調査票C」
にそれぞれ所要の事項を記載する。
①
法人内LAN → 調査票A
法人職員の事務遂行のための法人内の基幹となる通信ネットワーク、電子
メールその他グループウエア、電子掲示板、電子フォーラム等のアプリケー
ション機能、並びにこれらの機能及び当該通信ネットワークに接続する各種
情報処理システムを利用するためのコンピュータ端末、プリンタ等のクライ
アント環境を一体として整備・管理している情報システム。
②
通信ネットワークシステム → 調査票B
複数のLAN又は情報処理システムを接続するための法人が整備・管理し
ている通信ネットワーク及びそれを制御するコンピュータ群(法人内LAN
を除く。)
1
③
情報処理システム → 調査票B
①及び②以外のソフトウェア、プログラムを搭載したコンピュータ(メイ
ンフレーム、サーバ、ストレージ等)及びその周辺機器並びに通信ネットワ
ークによって情報処理を一体的に行うよう構成されたコンピュータの体系。
情報処理システムには、兵器、医療機材など情報処理を一義的な目的とし
ない装置、機材等は含まない。ただし、これらの装置、機材等の情報を管理
し、解析し、又は制御するコンピュータの体系は情報処理システムに該当。
③
スタンドアロンコンピュータ → 調査票C
単体で用いられているコンピュータ又はその集合体。単体で用いられてい
るコンピュータには、法人内LANに接続せず、かつ、単独でインターネッ
トに接続し、単体で用いられるコンピュータ、及び他の組織が管理する情報
システムに接続するための専用端末を含む。
3.棚卸しの対象とする情報システムの単位
法人内LAN、通信ネットワーク及び情報処理システムについては、これらの
情報システムを構成する、同一の管理責任又は規程の下で運用されている一連の
コンピュータ群、その他の機器(ハードウェア)・物品のまとまりをもって、当
該情報システムの単位とする (※1) 。
ただし、クラウドサービス、ホスティングサービスなど、民間事業者が保有し、
又は管理するコンピュータ上に一連のアプリケーション機能(※2)を構築し、利用
している場合は、当該一連のアプリケーション機能を一の情報処理システムとし
て取り扱う。また、共通システム基盤 (※3) 上に一連のアプリケーション機能を構
築している場合は、当該一連のアプリケーション機能を一の情報処理システムと
して取り扱う。
スタンドアロンコンピュータについては、各法人で利用している複数のスタン
ドアロンコンピュータを一括して (※4) 棚卸しの単位とする。
※1
これらのハードウェア上に論理的に実装されるアプリケーション機能ではないこと
に注意すること。
※2
本要領では、単に「ソフトウェア」といった場合は一般に市販されている「ソフト
ウェア製品」のことを指し、スクラッチ開発(一般に既存の製品や雛形などを流用せ
ずに、まったく新規にゼロから開発することを指す。)によるプログラム群によって
実現している論理的な情報システムの機能(業務用のソフトウェアパッケージをカス
タマイズして実現している機能を含む。
)を「アプリケーション機能」と称している
※3 共通システム基盤について、後述 2.(5)11「共通システム基盤」参照 。
※4
例えば、法人内の各部署にそれぞれ数台ずつスタンドアロンのPCを設置している
場合、これらすべてをまとめて一つの棚卸し単位とする。
2
Ⅱ
調査項目
1.担当組織 ・・・ 調査票A、B、C
当該情報システムを所管する担当組織に関し、次の事項を記載すること。
(1) 法人名
(2) 部局名(法人内においてとりまとめやすい単位として可)
(3) 課室名(法人内においてとりまとめやすい単位として可)
(4) 連絡先担当者氏名(各担当組織について 2 名まで)
(5) 連絡先メールアドレス(各担当組織について 2 名まで)
(6) 連絡先電話番号
2.基礎情報
当該情報システムの名称、通称その他の次に掲げる基礎情報を記載すること。
なお、記載事項は、情報システムの区分(調査票の種類)によって異なるので
留意すること。
(1) 情報システム名 ・・・ 調査票A、B、C
情報システムの名称を記載すること。情報システム名は、法人ごとに一意と
なるように記載し、法人内で同一名称の情報システムが複数存在している場合
には、一意の名称となるよう「△△システム(○○課)」のように名称の後に
括弧を設け括弧内に課室名等を記載すること。通称、略称は別途記載するため
情報システム名には記載しないこと。
(2) 通称 ・・・ 調査票A、B、C
当該情報システムの正式名称とは別に、例えば当該情報システムの英語表記
における単語の頭文字をとって呼称しているものや、名称が長すぎるために用
いる通称、略称などがあれば、それを記載すること。ない場合は記載不要。
(3) 現在の状況 ・・・ 調査票A、B、C
当該情報システムの現在の状況に応じて、次の中からいずれか一つ選択する
こと。
1 運用中
システム開発を終え、現に運用を行っている情報システム。機能拡充・追
加を行っている場合や、次期システムの更改又は入替えに向け、現行システ
ムの運用と並行し、次期システムの整備を行っている場合も運用中とする。
なお、運用費用等に関して明示的な予算措置がされているか否かにかかわら
ない。
2 整備中
運用開始に向け、要件定義、プロトタイプ開発、設計、開発、テスト、移
行の段階にある情報システム。なお、開発費用等に関して明示的な予算措置
3
がされているか否かにはかかわらない。
整備中の情報システムについては、以降の棚卸し項目について特記事項がな
い限り、予定されているものがある場合にはその内容を選択又は記載し、全く
未定である場合には「未定」と記載すること。
(4) 情報システム区分 ・・・ 調査票A、B、C
当該情報システムの区分 (※) として該当するものを、次の中からいずれか一
つ選択すること(調査票A及びCではそれぞれ法人内LAN、スタンドアロン
コンピュータをプレプリントしてあるため選択不要。調査票Bでは通信ネット
ワークシステム、情報処理システムのいずれかから選択すること。)。
1 法人内LAN
2 通信ネットワークシステム
3 情報処理システム
4 スタンドアロンコンピュータ
※
各区分については、前述 Ⅰ2.
「情報システムと調査票様式」を参照。
(5) 情報処理システム分類 ・・・ 調査票B
当該情報処理システムの分類として該当するものを、次の中から該当するも
のすべてを選択すること(該当項目において「○」を選択すること。)。なお、
通信ネットワークシステムは調査票Bを用いるが、当該項目は選択不要。
1 内部管理業務系システム
人事管理、給与計算、文書決裁・管理、会計、資産管理等の内部管理業務
を処理する情報システム。
例:人事・給与システム、文書管理システム、物品管理システム、旅費計算システム、
調達契約システム、財産管理システム
2 情報提供系システム
国民、企業、政府職員、地方公共団体等の特定又は不特定の個人、法人・
団体等への広報、公告、通知、通達、紹介、周知その他情報提供を目的とす
る情報システム
例:各法人のウェブサイト(ホームページ)
3 受付記録系システム
国民、企業等からの申請、届出、調査回答、報告、申告、申込、相談、照
会、納付などを受け付け、当該内容、適用資格、履歴等の記録管理、業務遂
行の工程管理を行う情報システム
例:電子申請システム、統計調査回答受付システム
4 蓄積検索系システム
作成、収集した業務情報、検査・検定結果等を蓄積し、業務に従事する職
員による情報検索、情報抽出を可能とする情報蓄積・共有を目的とした情報
4
システム
例:ナレッジデータベース、検査検定システム、判例検索システム
5 計算分析系システム
社会経済データの分析・加工、数値計算、将来予測、調査結果の集計、保
険料・給付額等の数理計算等(社会科学系のデータ処理)に用いる情報シス
テム
例:年金財政再計算システム、保険料算定システム、国民経済計算システム、将来人口
推計システム
6 観測解析系システム
気象、地質、火山、海洋等の観測データの解析、シミュレーション等(自
然科学系のデータ処理)に用いる情報システム
例:火山活動観測システム、気象情報解析システム
7 監視系システム
法令、規制、基準の遵守・維持を目的として、大気、土壌、水質、放射能、
電波等の監視、モニタリングに用いる情報システム
例:不法電波監視システム、放射能モニタリングシステム、汚染物質監視システム
8 管制系システム
交通、航海、航空等の管制に用いる情報システム
9 施設管理系システム
道路、ダム、河川、橋梁、庁舎その他の施設の管理に用いる情報システム
10 治安防衛系システム
保安、公安、安全保障等に用いる情報システム
11 その他業務系システム
上記 1~10 までのいずれにも該当しない法人内の業務処理を目的とした情
報システム
12 共通システム基盤
複数の法人、府省、部局のアプリケーション機能を構築することを目的と
して整備している情報処理システム。
13 その他
上記以外の情報システム。
(6) システムアーキテクチャ ・・・ 調査票B
当該情報処理システムについて、システム構築において採用されているアー
キテクチャとして該当するものを、次の中から該当するものすべて選択するこ
と(該当項目において「○」を選択すること。)。なお、通信ネットワークシス
テムは調査票Bを用いるが当該項目は選択(記載)不要。
1 メインフレーム型
メインフレーム、ホストコンピュータ、汎用機、汎用コンピュータ、エン
タープライズサーバなどと呼ばれるベンダー独自仕様OSを搭載する大型
5
2
3
4
5
6
電子計算機を備えた情報処理システム
クライアントサーバ型(Webサーバ型を除く。)
アプリケーション機能の実行や、データベース等の情報資源を集中管理す
る「サーバ」と呼ばれるコンピュータと、ネットワークを介してサーバと接
続され入出力やアプリケーション機能の一部の実行を受け持つ「クライアン
ト」と呼ばれる端末用コンピュータの処理により構成された情報処理システ
ム
Webサーバ型
クライアントサーバ型の一種で、アプリケーション機能の利用が専らクラ
イアント側のブラウザを介して行うよう構成された情報処理システム
外部サービス利用型
クラウドサービス(SaaS、PaaS、IaaS 等)、ホスティングサービス、AS
Pなど、民間事業者が保有し、又は管理するコンピュータ上に一連のアプリ
ケーション機能を構築し、利用している情報処理システム
共通システム基盤利用型
共通システム基盤のコンピュータ上に一連のアプリケーション機能を構
築している情報処理システム
その他(その他を選択した場合、欄に具体的な名称を記載すること。)
(7) 政策概要 ・・・ 調査票B
当該情報システムを活用する政策の概要(根拠、目的、手段(制度、方策、
方針、取組等)を記載すること。
なお、整備中についてもその内容を記載すること。
【記載例】
○○法(法令、計画等)に基づき、
・・・を達成するため、
・・・を規制す
る○○制度を創設し、・・・に関する相談受付のための○○窓口を整備する
ことともに、
・・・に関し違反が生じないよう、監督を実施する。また、
・・・
における負担軽減のため、・・・の統合廃止の検討を行う。
(8) 業務概要 ・・・ 調査票B
当該情報システムによって処理される業務の流れ、機能の概要を記載するこ
と。一連の業務の流れにおいて、他の情報システムを用いて処理する業務・機
能があれば、その概要も記載すること。
なお、整備中についても予定する業務概要を記載すること。
【記載例1】
○○制度における申請・届出の受付(受付、補正、記録等)、△△料の徴
収(受領、記録等)、審査(工程管理、記録、委員会等処理)、処分(通知、
記録等)、◇◇に係る監督(通報、監視、助言、勧告、取消、廃止等の事務
手続の工程管理、資料保管等)、統計作成(集計、加工、グラフ作成等)、情
報公開(受付、記録等)、相談処理(受付管理、回答、記録等)、争訟記録管
6
理、関係者間の情報共有(共有ポータル、掲示板等)等の一連の事務を処理
している。当該業務は、全国 48 カ所において展開している。
なお、決裁については一元的文書管理システムを、会計処理についてはA
DAMSを、情報提供については□□省ホームページを利用している。
【記載例2】
○○災害に対応するため、△△、◇◇、□□等の測量、監視、警報、制御、
データ解析、関連システムへの情報移送、国民への情報提供、関係者間の情
報共有(会議、指示命令等)等の一連の処理をしている。
3.システム構成概要
(1) 接続外部通信ネットワーク ・・・ 調査票B
当該情報システムが直接接続している外部の通信ネットワーク(当該情報シ
ステムを構成する内部の通信ネットワークを除く。)を、次の中から該当する
ものすべてを選択すること(その他以外の該当項目において「○」を選択する
こと。)。その他の場合は、該当する通信ネットワークシステムの名称を記載す
ること (※) 。当該情報システムが他の通信ネットワークシステムから閉じてお
り、クライアント端末との接続に当該情報システムで整備する専用の通信回線
を用いて利用されている場合は「接続していない」を選択すること。
1 法人内LAN
2 霞が関WAN
3 LGWAN
4 インターネット
5 その他(その他を選択した場合、欄に具体的な名称を記載すること。)
6 接続していない
※
当該情報システムの機能を、霞が関WANを通じて他府省等に提供している場合であ
っても当該情報システムの直接の接続先が法人内LANであり、霞が関WANには法人
内LANのみを通じて接続されているときは「法人内LAN」を選択すること。
(2) 内部通信ネットワークの冗長・多重化の有無 ・・・ 調査票A、B
当該情報システムを構成する内部の通信ネットワークについて、信頼性向上
のため、冗長・多重化している場合には、その有無について、次から選択する
こと。
1 有
2 無
(3) 拠点数 ・・・ 調査票A、B
当該情報システムを構成するコンピュータ(メインフレーム、サーバ、スト
レージ等)が設置されている施設・設備(メイン環境、バックアップ環境など)
の物理的な地点数を記載すること。国有施設、商用IDC(民間施設)の利用
7
の違いを問わない。なお、同一施設内に用途の異なる区分(セグメント)があ
る場合には、それぞれ一の拠点として取り扱うこと (※) 。他の組織が運用して
いる拠点を共同利用しているがある場合には、その拠点数を記載すること。外
部サービス利用型(クラウドサービス、ホスティングサービスの利用など)や
共通システム基盤利用型のみの情報処理システムのため拠点を有していない
場合は、「0」と記載すること。
※
例えば、運用監視ルームとサーバ設置ルームが異なるセグメントにより管理している
場合にはそれぞれを拠点とする。
(4) 商用IDC数 ・・・ 調査票A、B
当該情報システムの拠点のうち、商用IDC(民間施設)の数を記載するこ
と。商用IDCの利用がない場合は、「0」と記載すること。
(5) バックアップ拠点数 ・・・ 調査票A、B
当該情報システムの拠点のうち、当該情報システムの障害、災害発生時に、
平時と同等の機能(同一の性能を有する必要はなく、業務の継続が見込める程
度の機能で可)を提供することを目的に、本拠点(メイン環境)とは別の遠隔
地に設けている拠点の数を記載すること。バックアップ拠点がない場合は、
「0」
と記載すること。なお、バックアップデータの保管を目的として利用している
拠点は、ここでいうバックアップ拠点に含まない。
(6) メインフレーム台数 ・・・ 調査票B
当該情報システムを構成する物理的なメインフレームの台数を記載する。メ
インフレームがない場合は、「0」と記載すること。
(7) サーバ台数 ・・・ 調査票B
当該情報システムを構成する物理的なサーバの台数を記載する。外部サービ
ス利用型や共通システム基盤利用型のみの情報処理システム、メインフレーム
のみの情報処理システムなど、サーバがない場合は、「0」と記載すること。
(8) サーバの冗長・多重化の有無 ・・・ 調査票B
当該情報システムを構成する物理的なサーバについて、当該情報システムの
信頼性向上のため、冗長・多重化している場合には、その有無について、次か
ら選択すること。サーバ台数が「0」のときは、便宜「2」を選択すること。
1 有
2 無
(9) 連携情報システム数 ・・・ 調査票B
情報システム区分が「情報処理システム」であるものについて、当該情報処
8
理システムが機能やデータの送受信等で連携している他の情報処理システム
がある場合、当該情報処理システムの運用・管理している機関・組織・民間の
別にかかわらず、その数を記載すること。
(10) クライアント端末台数 ・・・ 調査票A、B、C
当該情報システムにおいて管理している、専ら当該情報システムを利用する
ためのクライアント端末 (※1) (PC、タブレット等。当該情報システムの管
理用の専用端末を除く。)の台数を記載する。当該情報システムとしてクライ
アント端末を管理していない場合は、「0」と記載すること。
情報システム区分が「スタンドアロンコンピュータ」であるものについては、
スタンドアロンコンピュータの台数を記載すること (※2) 。
※1
当該情報システムの利用に法人内LANの端末を用いている場合や他の情報シス
テムで管理している端末を用いている場合は、これらの端末は含めない。
※2 他の組織が調達し、管理する情報処理システムに接続するための専用端末は、スタ
ンドアロンコンピュータとして取り扱うことに留意すること。
4.システムライフサイクル
(1) 運用開始年月 ・・・ 調査票B
当該情報システムが初めて運用を開始した年月を西暦で記載すること(数字
は半角とし、1 月~9 月については「0」を加え、01 月~09 月とする。)
。整備
中又は予算措置済の情報システムについては、運用開始予定(構想)の年月を
記載すること。当該情報システムの運用開始年は把握しているものの開始月を
把握していない場合は運用開始年のみを、運用開始年も把握していない場合は
「不明」と記載すること。
【記載例】1985 年 10 月
(2) 前回更改年月 ・・・ 調査票B
当該情報システムを構成するハードウェアの更改又は入替えを行った前回
の年月を西暦で記載すること(数字は半角とし、1 月~9 月については「0」を
加え、01 月~09 月とする。)。ハードウェアの更改又は入替えを複数の時期に
分割して行っている場合には、そのすべてを記載すること。運用開始以降更改
を行っていない情報システム、整備中又は予算措置済の情報システムについて
は、「-」と記載すること。当該情報システムの前回更改年は把握しているも
のの更改月を把握していない場合は更改年のみを、更改年も把握していない場
合は「不明」と記載すること。
【記載例】2010 年 01 月
(3) 次回更改予定年月 ・・・ 調査票B
当該情報システムを構成するハードウェアの次回の更改又は入替え予定年
9
月を西暦で記載すること(数字は半角とし、1 月~9 月については「0」を加え、
01 月~09 月とする。)
。ハードウェアの更改が複数の時期に分割して行ってい
る場合には、そのすべてを記載すること。全くの未定である場合には、
「未定」
と記載すること。
【記載例】2014 年 01 月
(4) 廃止予定年月 ・・・ 調査票B
他の情報システムとの統合等により (※) 、当該情報システムの廃止を予定して
いる場合には、当該廃止予定の年月を西暦で記載すること(数字は半角とし、
1 月~9 月については「0」を加え、01 月~09 月とする。)。
現時点で廃止を予定していない場合には、「-」と記載すること。
【記載例】2012 年 12 月
※
統合の場合、吸収される側の情報システムは廃止とする。統合元をすべて廃止し、
新規に情報システムを構築する場合には、統合元のすべての情報システムが廃止と
なる。なお、政府共通プラットフォームへの移行の場合は廃止としない。
(5) ハードウェアの契約形態 ・・・ 調査票B
当該情報システムを構成するハードウェアの契約形態を、次の中から該当す
るものすべてを選択すること(その他以外の該当項目において「○」を選択す
ること。)。
1 リース
2 レンタル
3 買取り
4 その他(その他を選択した場合、欄に具体的な名称を記載すること。)
(6) ハードウェアの契約延長の有無 ・・・ 調査票B
ハードウェアの契約形態に「リース」又は「レンタル」がある場合において、
当初のリース期間又はレンタル期間を契約変更等により延長して利用してい
るものがある場合、その有無について、次から選択すること。
1 有
2 無
(7) ソフトウェアの契約形態 ・・・ 調査票B
当該情報システムを構成するハードウェアに実装するソフトウェアパッケ
ージの契約形態を、次の中から該当するものすべてを選択すること(その他以
外の該当項目において「○」を選択すること。)。
1 リース
2 レンタル
3 買取り
10
4 オープンソース・フリーウェア
5 その他(その他を選択した場合、欄に具体的な名称を記載すること。)
5.開発規模
(1) 初期開発額 ・・・ 調査票A、B
当該情報システムの初期開発(設計から運用開始前までのプロセス。以下同
じ。)に要した経費を記載すること。当該情報システムが運用開始以降にシス
テム構成や機能の大幅な見直し等抜本的な改修を行っている場合、直近の抜本
的な改修に要した経費を記載すること。把握できない場合は「不明」と記載す
ること。
なお、抜本的な改修には、各年度で行われる部分的な機能拡充、バグ等の不
具合を修正する改修(アプリケーション保守)及び機器等の保守や単純な更改
又は入替えは含まない。
(2) 初期開発工数 ・・・ 調査票A、B
当該情報システムの初期開発に要した工数を人月単位で記載すること。当該
情報システムの運用開始以降に抜本的な改修を行っている場合、直近の抜本的
な改修に要した工数を記載すること。把握できない場合は「不明」と記載する
こと。
(3) 初期開発工期 ・・・ 調査票A、B
当該情報システムの初期開発に要した工期を月単位で記載すること。当該情
報システムの運用開始以降に抜本的な改修を行っている場合、直近の抜本的な
改修に要した工期を記載すること。把握できない場合は「不明」と記載するこ
と。
(4) 開発形態 ・・・ 調査票A、B
当該情報システムの初期開発の形態について、次の中から選択すること。な
お、クラウドサービスのフレームワーク等を用いて情報システムを構築した場
合は、ソフトウェアパッケージのカスタマイズに分類する。
1 スクラッチ開発
2 ソフトウェアパッケージのカスタマイズ
(5) 総LOC ・・・ 調査票A、B
当該情報システムにおいて稼働する、開発プログラムのソースコードの物理
的な行数(物理LOC)を Kstep 単位で記載すること。把握していない場合は
「不明」と記載すること。
(6) 総FP(測定手法の種類)
・・・
調査票A、B
11
当該情報システムの機能に係るファンクションポイントについて、測定手法
を、次の中から選択すること。
1 NESMA法(FP概算法)
NESMA法(FP概算法)とは、ISO/IEC24570 により規格化さ
れている手法であるNESMA法のうちFP概算法
2 IFPUG法
IFPUG法とは、日本工業規格 JISX0142「ソフトウェア技術-機能規模
測定-IFPUG機能規模測定手法(IFPUG4.1版未調整ファンクシ
ョンポイント)計測マニュアル」により規格化されている手法をいう。
3 COSMIC-FFP法
COSMIC-FFP法とは、日本工業規格 JISX0143「ソフトウェア技術
-COSMIC-FFP法-機能規模測定法」により規格化されている手法
をいう。
4 その他(その他を選択した場合、具体的な名称を選択肢の括弧内に記載する
こと。)
5 不明
ファンクションポイントの値を把握していない場合は、「不明」を選択する
こと。
(7) 総FP(測定値) ・・・ 調査票A、B
上記(6) 総FP(測定手法の種類)において選択した手法により、ファンク
ションポイントの総数を記載すること。ファンクションポイントの総数を把握
していない場合は、「-」と記載すること。
(8) 画面総数 ・・・ 調査票A、B
当該情報システムにおいて開発された画面の総数(画面設計において設計さ
れた画面総数)を記載すること。把握していない場合は「不明」と記載するこ
と。
(9) 帳票総数 ・・・ 調査票A、B
当該情報システムにおいて開発された当該情報システムの出力帳票の総数
(帳票設計において設計された帳票総数)を記載すること。把握していない場
合は「不明」と記載すること。
6.運用
(1) 運用契約の有無 ・・・ 調査票A、B
当該情報システムのシステム監視、ジョブ管理、バックアップ管理、構成管
理、変更管理、インシデント管理、ヘルプデスク等の運用に関し、民間事業者
との契約締結の有無について、次から選択すること。
12
1 有
2 無
運用をすべて職員(非常勤職員及び労働者派遣契約による派遣職員を含む。)
で行っている場合は「2 無」を選択すること。
(2) 常勤職員体制 ・・・ 調査票A、B
当該情報システムの運用・管理に関して、従事している常勤職員の標準的な
人数を記載すること(他の業務と兼務している常勤職員がいる場合には、当該
情報システムの運用・管理に係る業務の占める割合を大まかに見こみ、人数を
小数(小数点第1位)で表すこと。)。
【記載例】15.8 人
(3) 非常勤等職員体制 ・・・ 調査票A、B
当該情報システムの運用・管理に関して、常勤職員の指示の下、非常勤職員
や労働者派遣契約による派遣職員が従事している場合には、その人数を記載す
ること(他の業務と兼務している非常勤職員、派遣職員がいる場合には、当該
情報システムの運用・管理に係る業務の占める割合を大まかに見こみ、人数を
小数(小数点第1位)で表すこと。)。非常勤等職員体制により運用していない
場合には「0」と記載すること。
【記載例】2.5 人
(4) 運用事業者体制 ・・・ 調査票A、B
当該情報システムの運用・管理に関して、民間事業者に業務の全部又は一部
を委託している場合、当該民間事業者の体制に係る標準的な人数を記載するこ
と。民間事業者に委託せず、常勤職員及び非常勤等職員体制のみにより運用し
ている場合には「0」と記載すること。なお、当該情報システムについて運用・
管理がなんらなされていない場合は、(2)~(4)のすべてが「0」となる。
【記載例】15.5 人
(5) 稼働率 ・・・ 調査票A、B
当該情報システムの目標稼働率 (※) を記載すること。なお、当該情報システ
ムにおいてサブシステム毎に稼働率を複数設定している場合には、最大値を記
載すること。目標稼働率を設定していない場合には、「-」と記載すること。
※
稼働率の目安は次のとおりである。
稼働率 99.999% =約 5 分/年以内の停止時間
稼働率 99.99% =約 52 分/年以内の停止時間
稼働率 99.97% =約 2.6 時間/年以内の停止時間
稼働率 99.95% =約 4.4 時間/年以内の停止時間
稼働率 99.9% =約 8.8 時間/年 以内の停止時間
13
7.保守
(1) アプリケーション保守の契約形態 ・・・ 調査票A、B
当該情報システムにおいて構築しているアプリケーション機能(ソフトウェ
アパッケージを用いている場合のカスタマイズ部分を含む。)について、バグ
その他の不具合が発覚した場合の保守(制度改正に伴って必然的に発生する改
修を含む。)に関する契約形態について該当するものを、次の中から選択する
こと。
1 一括保守
バグその他の不具合が発覚した場合に、その都度契約を締結することな
く、年間又は特定の期間を通し一括して改修等の保守を行うことを担保する
契約形態
2 スポット保守
バグその他の不具合が発覚した場合に、その都度保守契約を締結して改修
等の保守を行う契約形態
3 一括保守とスポット保守が混在
一括保守とスポット保守の契約形態が混在しているもの
4 保守契約は行わない
保守契約の締結を想定していないもの(職員で保守を行うことを想定して
いるもの等)
(2) アプリケーション保守の昨年度実績 ・・・ 調査票A、B
昨年度、一括保守又はスポット保守によって実際に民間事業者が行った当該
情報システムのアプリケーション保守の実績(工数)を人月単位で記載するこ
と。なお、把握できない場合は「不明」と記載すること。
(3) アプリケーション保守の昨年度の保守料 ・・・ 調査票A、B
昨年度、一括保守又はスポット保守によって実際に民間事業者が行った当該
情報システムのアプリケーション保守に支出した金額を千円単位で記載する
こと。なお、把握できない場合は「不明」と記載すること。
(4) ハードウェア保守の契約形態 ・・・ 調査票A、B
当該情報システムを構成しているハードウェア製品について、故障その他の
不具合が発生した場合の保守に関する契約形態について該当するものを、次の
中から選択すること。
1 一括保守
故障その他の不具合が発生した場合に、その都度契約を締結することな
く、年間又は特定の期間を通し一括して修理、機器交換等の保守を行うこと
を担保する契約形態
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2 スポット保守
故障その他の不具合発生時に、その都度保守契約を締結して修理、機器交
換等の保守を行う契約形態
3 一括保守とスポット保守が混在
一括保守とスポット保守の契約形態が混在しているもの
4 保守契約は行わない
保守契約の締結を想定していないもの
(5) ソフトウェア保守契約の有無 ・・・ 調査票A、B
当該情報システムに実装しているソフトウェアパッケージの全部又は一部
について保守をその内容に含む契約を締結している場合、その有無を、次から
選択すること。
1 有
2 無
8.ユーザ・使用状況
(1) ユーザ分類 ・・・ 調査票A、B
当該情報システムを利用するユーザについて、次の中から該当するものすべ
てを選択すること。
1 一般国民・法人
2 政府職員(非常勤、派遣職員を含む。)
3 地方公共団体・独立行政法人等職員
※
ここでの「独立行政法人等」とは、独立行政法人、国立大学法人、特殊法人、認可法
人その他政府が出資している法人をいう。
(2) ユーザ規模 ・・・ 調査票A、B
想定ユーザ数の規模について、次の中から該当するものを選択すること。
1 ~100 未満
2 100~1,000 未満
3 1,000~
(3) ユーザアカウント数 ・・・ 調査票A、B
当該情報システムへのログイン等のアクセスを制御するためにアカウント
管理をしている場合において、登録されているアカウント総数(ユーザID総
数)を記述すること。
(4) 平均トランザクション数 ・・・ 調査票A、B
当該情報システムを構成する各メインフレームやサーバが処理する1日当
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たりの平均的なトランザクション数(Transaction Per Day)の合計を記載す
ること。把握していない場合は「不明」と記載すること。
(5) 平均アクセス数 ・・・ 調査票A、B
当該情報システムを構成する各メインフレームやサーバに対し、ユーザがア
クセスした1日当たりの平均的な件数の合計を記載すること。把握していない
場合は「不明」と記載すること。
9.情報セキュリティ
(1) 取扱個人情報量 ・・・ 調査票A、B
当該情報システムが個人情報(8.(3)のユーザアカウントに係る個人情 報
を除く。)を有する場合、当該個人情報に含まれる個人の数の規模について、
次のから選択又は記載すること。
1 無
2 ~1,000 未満
3 1,000~10,000 未満
4 10,000~100,000 未満
5 100,000~(100,000~を選択した場合、その括弧内に具体的な数量を 10 万
単位(端数切り捨て)で記載すること。)
10.予算・執行
(1) 平成 20~23 年度の執行額 ・・・ 調査票A、B、C
当該情報システムについて、平成 20 年度から 23 年度まで年度ごとに、当該
年度中に支出した執行額(当該会計年度に確定した債務について出納整理期間
に支出した執行額を含む。)について、総額及びその内訳を千円単位で記載す
ること(百円単位以下は切り捨て)。なお、執行額が重複して計上されないよ
うに留意すること。
内訳については、次のとおり。
① 整備経費
調査研究、最適化計画策定支援、仕様書作成支援、新規開発を含むシス
テム開発、機能拡充・追加、機器等の切替、工程管理支援等を行うに当た
って必要なSE・研究員等人件費、テスト用環境整備経費(テスト用機器
導入経費等)、データ移行経費、据付調整費等の一時的経費(次の②から⑤
までの経費の合計額)を記載すること。
② 最適化計画策定・工程管理支援等経費
整備経費のうち、最適化計画の作成を支援に係る経費及び設計・開発の
工程管理支援や品質管理支援等に係る経費を記載すること。
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③ 設計・開発経費
整備経費のうち、調査研究、仕様書作成支援、システム開発、機能拡充・
追加、機器等の切替等を行うに当たって必要なSE・研究員等人件費、テ
スト用環境整備経費(テスト用機器導入経費等)、データ移行経費、据付調
整費等、システムの運用開始に至るまでの設計・開発に係る役務経費(④
を除く。)を記載すること。
④ ハードウェア・ソフトウェアの買取経費
整備経費のうち、当該情報システム構成するハードウェア・ソフトウェ
アについて、整備の際、購入したハードウェア・ソフトウェアの経費を記
載すること。
⑤ その他の整備経費
整備経費のうち、上記②③④以外の経費を記載すること。
⑥ 保守・運用経費
システム運用経費、ハードウェア・ソフトウェア保守経費(制度改正対
応等毎年度義務的に計上するアプリケーション機能の保守に係るものを含
む。)、ソフトウェア利用料、回線利用料、施設等借料、ヘルプデスク運営
経費、ハードウェアリース料、システム監査経費等情報システムを運用す
るために必要な経常的経費(次の⑦から⑩までの経費の合計額)を記載す
ること。
⑦ ハードウェア・ソフトウェア等の賃貸借料等
保守・運用経費のうち、当該情報システムを構成するハードウェア・ソ
フトウェアについて、整備の際、賃貸したハードウェア・ソフトウェアの
経費を記載すること。施設等借料及びハードウェア、ソフトウェアの保守
料を含む。また、外部サービス利用型の場合、そのサービスの利用に係る
経費を含む。
⑧ 通信ネットワーク使用料
保守・運用経費のうち、当該情報システムを構成する外部接続通信ネッ
トワーク(インターネットなど)又は内部通信ネットワークに要した回線
等使用料を記載する。
⑨ 運用経費
保守・運用経費のうち、システム監視、ジョブ管理、バックアップ管理、
構成管理、変更管理、インシデント管理、ヘルプデスク、システム監査等
その他運用に係る委託又は請負に要する経費を記載すること。
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⑩ その他の保守・運用経費
保守・運用経費のうち、上記⑦⑧⑨以外の当該情報システムの保守・運
用を行うに当たって経常的に発生する経費を記載すること。
⑪ 備考
上記①~⑩の記載内容について、特記すべき事項があれば記載すること。
(2) 平成 24 年度の予算額 ・・・ 調査票A、B、C
当該情報システムの平成 24 年度の予算額(執行見込額)について、総額及
びその内訳を千円単位で記載すること。なお、予算額が重複して計上されない
ように留意すること。
内訳については、次のとおり。
① 整備経費
上記(4)①に係る経費を記載すること。
② 保守・運用経費
上記(4)⑥に係る経費を記載すること。
③ 繰越額
平成 23 年度から繰り越された額を記載すること。
④ 備考
上記①~③の記載内容について、特記すべき事項があれば記載すること。
11.公開の是非 ・・・ 調査票A、B、C
その存在を公開できない情報システムである場合、公開できない具体的な理由
を記載すること。本項目及び1.担当組織及び2.基礎情報のうち(1)~(3)
以外は記載不要。情報システム名も提供できない場合は便宜△△システム(○○
課)など仮の名称を付与すること。
12.備考 ・・・ 調査票A、B、C
その他特筆すべき事項があれば記載すること。
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