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ケンブリッジ(イギリス)およびシュタインバイス 財団(ドイツ

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ケンブリッジ(イギリス)およびシュタインバイス 財団(ドイツ
望月宏-イギリス差替6/26 06.8.24 10:03 AM ページ157
ケンブリッジ(イギリス)およびシュタインバイス
財団(ドイツ)における研究開発型ネットワークの比較
望 月 宏
今回の調査旅行は最初、イギリスのケンブリッジ大学を中心としてイノベーティブな産業の勃
興、集積(クラスター形成)が進んだいわゆる「ケンブリッジ・フェノメナ」を調査し、その起源、
メカニズム、人的ネットワークなどを探ることが最大の目的であった。そのため、訪問先として
は、上記のようにケンブリッジ大学および密接に関連するサポートセンターおよび機関
(Cambridge Enterprise、Centre for Technology Management、Centre for Entrepreneurial
Learning, Transitions)を中心にしつつ、ネットワークのコア(Greater Cambridge Partnership)
あるいは、インキュベーションセンター(St John's Innovation Centre)、また関連してIT企業
のケースとしてマイクロソフトの拠点(Cambridge MSFT)を訪問した。次にドイツにおいては
シュタインバイス財団の本部を訪問した。
専修大学都市政策研究センター論文集 第2号(追補版)
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Ⅰ.ケンブリッジ大学のクラスター
A
イギリスの産業構造の変換と産業集積地の移動
イギリスの産業構造の変革を見ると、下図のように主要な産業集積地(Central Scotland,
North-east England, Lancashire, Yorkshireなど)を中心に、鉄鋼、造船、化学などの重化学工業
型の産業が主体であった北部から、第3次産業の進展にともない、とりわけハイテク、知識産業
の集積がケンブリッジ、オックスフォードなどの南部へと移動することになった。特に、今回取
り上げるCambridgeはM4 Corridor、Londonとともに黄金の三角地帯を形成する南部の拠点の一
つである。
1960年の主要産業立地
2000年の主要産業立地
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ケンブリッジ大学点描
B.Cambridge Phenomena(ケンブリッジ・フェノメナ)
ケンブリッジ市はイギリスの南に位置するケンブリッジ大学を核とした大学町であり、
Londonから北へ約100kmと比較的アクセスの良い位置に立地している。また、緑も多く研究者
が好んで住みたいと思う良好な居住環境が用意されている
ケンブリッジ大学は1209年オックスフォード大学から分離、最初のカレッジはPeter House
(1284)で、King's College, Trinity Collegeなど31のCollegeで構成されている。学生、教授陣が寝
食を共にする環境の中で学際的な知的環境が生まれているがこうした環境から知的な密度の濃い
コミュニティが形成されており、現在のイノベーションクラスター形成の起源となったと言われ
ている。
ケンブリッジ大学を核としたイノベーティブなクラスターの形成を通じて、イギリス有数のハ
イテックエリアとなったこの地域の変化を見ると、最近30年間においてケンブリッジ市とその周
辺地域であるGreater Cambridge(GC)ベースでは、人口は42万人から64万人へ、雇用は20万人
から36万人(80%増加)へと大幅増加を見たが、イギリスの平均が16%にすぎない事を考えると
いかに高成長であるかがわかる。また、このうち、30%が広い意味での知識産業ベース(イギリ
スの平均は20%以下)であるが、特にイギリスの他地域に比べ知識ベースの雇用が顕著(約5倍)
であることも特徴である。このような飛躍的な発展はケンブリッジフェノメナとよばれるが、最
初の契機は1978年 Barclays銀行がスタートアップ企業の資金面でのアドバイスを与えたことか
ら始まった。そして1985年にCambridge Phenomenon Reportが発表され、一躍注目が集まること
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になった。
ハイテク関連職業の集積度
さて、特徴のひとつである、ハイテクの集中度について補足したい。実は、Cambridgeとその
周辺を含むGreater Cambridgeの地域においては、1970年代までは 伝統的な機械、電気機器が
主体であったが、1980年代以降はコンピューター技術の進展とコミュニケーション、バイオ技術
との融合が進み、科学、技術の成果がケンブリッジ大学から国内に広がりを見せた。このほか映
像、音楽、医薬品、実験機材、オフィス機械、航空宇宙産業などもイギリスの他地域に比べ集中
が進んでいる。企業規模に関しては、87%が従業員11人以下と小規模である点も特徴である。さ
らには、国際化とヨーロッバ統合の流れが、Microsoft, Hitachi, Toshibaなど企業立地を促進させ
た。
以下の表は、イギリスの平均とGreater Cambridgeを比較したものであるが、Greater
Cambridgeの生産性、雇用創出(特にハイテク関連)、失業率、労働者の健康状態、環境などほ
とんどの点でイギリスの平均を上回っており、ケンブリッジフェノメナの成果がよく表現されて
いる。
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C.大学の産学連携プログラム
Cambridge Enterpriseは研究成果物である技術の保護および商業化を担う専門のセクションで
あり、それぞれの分野の専門家ではあるが、一般に商業化に際してもパテント取得、企業との間
の契約、取り決めなどに疎いとされる研究者が低リスクで開発に取り組むシステムを作り上げて
いる。
具体的には、
①ケンブリッジ大学に所属する研究者(発明家、革新的な技術者、起業家精神に溢れる大学人)
のアイデアと新しいコンセプトを商業化する企業側のパートナーを探し、結びつける
②知的財産権の保護とライセンス化
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③Seed Money(ベンチャー創設の為の当初投入資本)の紹介
④会社設立時のサポートを行う弁護士などの専門家の斡旋
⑤新企業に関心を持つ組織、人へのネットワーキングサービス
⑥契約、賠償保険などの対外的な調整
2004年度の実績
パテント申請 61
ライセンス 41
スタートアップ企業援助 28
コンサルタント契約 93
守秘義務合意 141
ライセンス収入 2百万ポンド
コンサルタントフィー 1.79 百万ポンド
このほか、Centre for Technology Managementではケンブリッジ内の企業との連携、技術マネ
ージメント教育などを通じてまた、経営学大学院であるJudge Institute of Managementもマネー
ジメント教育を通じて産学連携プログラムの一部を形成している。
D.ネットワーキングの重要性
1.Cambridge Network
1998年に“Cambridge Ideas change the world(ケンブリッジ発信のアイデアが世界を変える)”
をモットーとし、ケンブリッジ大学を含む6つの組織がケンブリッジのコミュニティの組織、個
人の間の情報交換を支援する為に設立された。最も重要なものとしては、Cafe Networkingがあ
る。これは、定期的にメンバーが集い情報交換を行うカフェバースタイルでのインフォーマルな
集いで、フェイス・ツウ・フェイスでのネットワーキングである。毎回ケンブリッジ内外の著名
な企業から立ち上がりの企業まで多種多様な企業が互いに紹介しあいながら、新しいビジネスチ
ャンスを探す。これに加え、ヴァーチャルなインターネット上での情報交換の手法も日常的に行
われており、各種イベント、求人、求職情報の掲示を行っており、既に特定の問題に特化した研
究グループが立ち上がっており、情報の交換が活発に行われている。
2.ソーシャルネットワーク
ネットワークの形成の仕方を見ると有力企業、または中心的な人材の存在が、ネットワークの
形成と拡張に向けての大きな役割を果たすケースが多いようである。下図はバイオ企業のソーシ
ャルネットワークであるが、ここでは、ATM, Avlar Bioventuresなどのコアとなる企業が、たく
さんの関連会社を生み出していることが読み取れよう。
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同様に、下図ではHermann Hauserという中心的な人材が次の人材を育てたり、関連する人々に
影響を与えている様が描かれている。ここでも、先ほどと同様に、Human Networkにおけるキ
ーパーソンの重要性が理解されよう。
(上記2図は”Multiple Directorship in Cambridge Hi-tech Cluster Implications for policy and
research”, Myint, Yin Mon and Vyakarnam, Shailendara, University of Cambridge)
3.海外有力大学とのネットワーク
ケンブリッジ大学の対外的なネットワークの代表例としてCambridge - MIT Instituteを挙げて
みたい。これはイギリスの生産性、競争力、起業家精神の高揚の為にイギリス政府が2000年に
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6,500万ポンドを投入して作ったジョイントベンチャーであり、世界的な工業大学との連携で、
グローバルな展開を期待している。
実際にはCenter for Entrepreneurial LearningおよびJudge Institute of Managementとの提携の
もとで活動が行われている。
E.インキュベーション
St. John’s Innovation Center
サイエンスパーク、インキュベーターとしてはケンブリッジ大学を中心に以下の通り多くのサイ
エンスパーク、インキュベーターの施設が存在する。
■ St. John’s Innovation Centre
■ Babraham Bioincubator
■ Cambridge Science Park
■ Cambridge Research Park
■ Melbourn Science Park
■ Granta Park
■ Peterhouse Technology Park
ここではインキュベーション施設の一例としてSt. John's Innovation Centerあげてみる。
St. John's Innovation CenterはSt.John's Collegeが研究開発の商業化を計る目的で1987年に開所
したが、資金的裏づけとしてはBarclay銀行の中小企業サポートの開始が契機となった。
ここでの実績を見ると、約60社が入居、平均5年で卒業、これまでAutonomy, Technetix,
Symbionicsなど成功起業を育成、テナント事業で年間100万ポンドの売り上げを達成している。
テナントとし入居出来ない場合も、住所貸しなどの便宜を図る。
テナントの選定に当たっては、現在の所長、Walter Herriot氏による入居希望者の能力の判定
に大きく依存しており、元銀行家としてのセンター長自らの経験と勘に基づき入居者の敵性を判
断する。
以下のコメントはHerriot氏によるものである。
他のヨーロッパのインキュベーションの特徴として、
① 施設およびアドバイスサービスへの政府の資金的援助があること
② 失業率を下げることに主眼がおかれる
③ 正しい訓練さえすれば誰でもが起業家になれるという暗黙の仮定
④ 初期の段階から事業として成功するまで管理、監督を続ける
時には、ビジネスプランの作成から新技術開発に至るまで直接的なサポートがなされることもあ
る
一方、これに対してSt. John's Innovation Centerの特徴としては、
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① 政府の直接的な設備への援助はない。しかし、立ち上がりの初期段階でのアドバイスサービ
スに対しては援助がある。
② 高付加価値な知識産業ベースの企業を多く育てることによって富の創造を目指す。
③ ここでは企業の存続可能性と競争力は単に低価格ではなく高度な専門技術によるべきだとの
考えがある。
④ 誰でもが起業家になれるとは考えてはいない、またはなるべきであるとは考えない。
⑤ 個人の事業主としての適性はこれまで受けてきた教育レベルとは無関係である。
⑥ 個々の起業家が自ら責任をもつことを前提
所長自ら、「サッチャーモデル」だと称し、これがケンブリッジの環境に適し、最も効率的で
あると考えている
F.ネットワークのネットワーキングとクラスターの形成
以上、Cambridge 大学を核としたネットワーキングが大きな役割を果たしてきたことを説明し
てきたが、今度はCambridge Technopole Groupと呼ばれている広域ネットワークについて紹介
したい。
Cambridge Technopole Groupは以下の組織で構成されている。
■ Cambridgeshire Business Group (州の商工会議所)
■ Cambridge Network
■ Cambridge Science Park
■ Eastern Region Biotechnology Initiative
■ East of England Development Agency(経済開発)
■ Greater Eastern Investment Forum(投資)
■ Greater Cambridge Partnership
■ St. John’s Innovation Centre
■ ケンブリッジ大学、中でも以下の部署
■ Corporate Liason Office, Cambridge Enterprise, Institute of Manufacturing, Judge Institute of
Management
このように、Cambridge Technopole Groupは大学、商工会議所、投資グループなどのさまざ
まな団体が所属しており、ネットワークをネットワークする組織間のコラボレーションと考えて
よいと思う。
こうした広域連携の中で、知識の伝播と集団的学びの環境が大学に隣接する地域に集結し、ケ
ンブリッジ大学を核とするイノベーティブなクラスターが形成されている。そして、このクラス
ターは大学の技術の伝播を促進し、市場化を図る様々な組織、団体で構成され、起業に対して前
向きに支援する環境を提供している。また、この中には科学に従事可能な質の高い労働者、金融、
法律の専門家の集団も多く含まれている。そして目指すべき方向は、ハイテック企業を中心にグ
ローバル市場での展開とされる。
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Cambridge Technopoleの全体像
G.ケンブリッジ型の3つの行動指針
今回の調査で特に印象に残った、ケンブリッジ型とも言うべきネットワーク形成のための行動
指針をまとめてみた。
■ コミュニティの形成
■ “Cambridge Ideas change the world”(ケンブリッジのアイデアが世界を変える)といった誇
るべき理念を共通としたコミュニティ
■ コラボレーションとネットワーキング
■ 組織、個人の間で「互いに助け合う」の精神が深く浸透している。大学、ビジネスコミュニ
ティ、地方自治体など関連組織が頻繁に連絡を取り合っている
■ 建設的な混沌
■ どの組織もコントロールされてはいないが、必要に応じ、組織が生まれ、淘汰される。
この3つの指針がネットワークを担う人、組織の中で実際に生きていることが感動的ですらあ
った。このような環境を日本に求めると例えば筑波研究学園都市などが思い浮かぶが、歴史の厚
みと担う組織、人の持つプライド、熱意という点でなかなか同様なレベルに達するのは時間がか
かるように思える。
II シュタインバイス財団(Steinbeis
Foundation)の研究開発システム
今回、時間の制限のある中でシュタインバイス財団の本社を訪問することができた。シュタイ
ンバイスの本拠地のあるStuttgartは、メルセデスベンツの本社のある都市としても良く知られて
いる。シュタインバイスはドイツの主要な研究機関の一つであり、最初にドイツの公的な主要研
究所を紹介したい。各研究所はそれぞれ研究対象、組織において異なる特徴がある。
■ マックスプランク協会
ドイツ国内での最重要研究所であり生物、物理、医学、精神科学の最先端技術、学際的な領域を
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得意としており、多くのノーベル賞受賞者を輩出している。基礎研究が主体である。
■ フラウンホーファー協会
特許出願件数がドイツ最大であることからわかるように、デジタル医療技術、光学技術、発電技
術などの応用技術研究に強く産業界への技術移転を活発に行っている。
■ ヘルムホルツ協会
15の研究機関の連合体で基礎研究と技術開発研究の志向が強く、分野としてはエネルギー、地球
環境、健康、構造、素材技術などに注力している。
■ ライプニッツ協会
マックスボルン研究所、ハレ経済研究所、ドイツ語研究所、ドイツ経済研究所、世界経済研究所
などの研究所からなる連合組織である。精神科学、教育、経済、社会学、数学などの分野に注力
している。
これらの研究所に対し、シュタインバイスは顧客のニーズを満たすための専門家の私的なネッ
トワークで組織化されており、その研究組織の形態は伝統的なドイツの研究機関とはかなり趣が
異なるものである。
まず、最初に、シュタインバイスの成立過程について述べてみたい。
1971年 バーデンベルテンベルク州において中小企業の振興、経済の活性化を主目的として最初
NPO団体として設立された。同州は豊かな州とは言えないが、貧しさの中でベンチャー精神が旺
盛という特性を持つ地域であった。1982年には現在の形態に組織替えを行った。1998年には収益
事業を有限会社化( Steinbeis GmbH & for Technology Transfer)するとともに、教育、技術移
転のためにシュタインバイス大学も創立した。
シュタインバイスの特色
「顧客のニーズが最初にありき」であり、顧客のニーズに応えられる人材、機関を現在600近
い技術移転センター(Steinbeis Tranfer Centers)の中から選定する。これらの多くは大学の研
究員などの専門家であり、自ら所属する機関の中に技術移転組織を運営するものである。年間2
万件のプロジェクトを抱え、これまで累計で30万件に達している。2003年の年間収入は89.5百万
ユーロになる。
事業の遂行のためには、全世界50カ国にわたるシュタインバイスの専門家のネットワークに加
え、外部の人材資源を利用する。一人一人が責任を持ち、平坦な階層で分権化を図っていること
が特徴である。
事業の形態としては、
技術、経営アドバイス 38%
研究開発 34%
分析、鑑定 10%
職業訓練 18%
となるが、取り扱う分野は多岐にわたり、顧客に対し包括的サービスを提供することを主眼とす
る。
専修大学都市政策研究センター論文集 第2号(追補版)
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また、Steinbeis Japanによれば日本ではこれまで130社との間で、200のプロジェクトの実績が
ある。
シュタインバイスは既存の研究施設と人材を、また必要ならば外部の人材を全世界のネットワ
ークの中でフルに利用し、活用するという点において経済資源の有効活用という観点からすれば
非常に効率的である。また、顧客のニーズという市場のニーズが研究のトリガーとなる点におい
ても常に市場の声に敏感である。さらに事業の責任も明確である。このようにさまざまな点にお
いて、シュタインバイスは従来型の公的研究機関とは異なる特質を持ち、独自の貢献を行ってい
る。
Ⅲ.ケンブリッジ型とシュタインバイス型のネットワークの比較
ケンブリッジのネットワークは、ケンブリッジ大学を核とするケンブリッジ市という地縁に由
来するネットワークである。大学の基礎研究、応用研究を事業化するさまざまな支援機関、人材
が独特のプライドとアイデンティティのもとに集積を見せている。一方、シュタインバイスは専
門性を軸とし、グローバルな展開を見せるネットワークである。
この二つのケースはネットワークの構成要素、形成のあり方、効果は異なるものの、与え
られた人材、技術などの経済資源の利用において共に有効活用しており、高い成果を上げている。
研究開発型ネットワークにおける典型的なケースとして共に今後も学ぶべき点は多いものと考え
る。
2005.4.26−5.9
(イギリス、フランス、ドイツ調査旅行、平尾、宮本、望月)
〈 168 〉ケンブリッジ(イギリス)およびシュタインバイス財団(ドイツ)における研究開発型ネットワークの比較
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