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4.事業計画 - 城東区社会福祉協議会

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4.事業計画 - 城東区社会福祉協議会
平成28年度
大阪市城東区社会福祉協議会事業計画
【基本方針】
我が国においては、2025(平成 37)年に団塊の世代が 75 歳以上となり急速
な少子高齢化の進展に加え、地域社会や家庭機能の変化によるつながりの希薄化
などにより、地域コミュニティにおいて互いに助け合い、支え合う新たな支援体
制が求められています。
また、社会的孤立や生活困窮などが顕在化するなど、社会保障制度や福祉施策
だけでは解決に至らない多様な生活課題が山積し、支援のニーズはますます増大、
多様化しており、地域包括ケアシステムの構築が喫緊の課題となっています。
このような中、地域福祉を推進する中核的な役割を果たすため、城東区社会福
祉協議会は、地域の関係団体と連携を密にして、地域の見守り活動や食事サービ
ス、ふれあい喫茶などの日常的な支え合い、助け合いを実践しておられる区民の
方々との連携をより一層強化しながら「一人ひとりの人権が尊重され、誰もが自
分らしく安心して暮らすことができる優しさとぬくもりのある福祉のまちづく
り」の実現のための取り組みを強化します。
具体的には、平成27年度より受託しています生活困窮者自立相談支援事業・
認知症初期集中支援推進事業・地域における要援護者の見守りネットワーク強化
事業の更なる強化はもとより、認知症の方や家族の方への支援を重視し、認知症
対応型デイサービス事業を開設します。また、
「ボランティアビューロー」を「ボ
ランティア・市民活動センター」として機能強化を図り、地域で活動する住民の
皆様を始め、ボランティア、NPO、社会福祉施設、団体、企業との連携を密にし、
地域における様々な福祉課題の解決に向けた取り組みを進めます。
【重点事業】
1
ボランティア・市民活動センターの設立
これまでの個人、施設を中心としたボランティア活動にとどまらず、地域住民
の方々はもとより、施設、団体、NPO、企業、福祉サービス事業所、学校などとつ
ながりを作るための拠点として現在のボランティアビューローの強化の延長線上
に「ボランティア・市民活動センター」を設立し、地域におけるさまざまな福祉課
題の解決をめざす。
2
認知症の方や家族への支援の強化
2025 年には、認知症患者は 700 万人を突破すると予想される中、城東区社会福
祉協議会においても認知症になっても家族や地域の助け合いで住み慣れた地域で
自分らしく安心して暮らせるまちづくりのためにさまざまな事業に取り組む。
○認知症対応型デイサービス事業の実施
医療と介護の連携や日常生活圏域(地域包括支援センター圏域)ごとに認知
症の人を支えるネットワークの構築が推進されている中、本サービスは在宅で
認知症患者とその家族を支える事業そのものであることから平成 28 年度より取
り組む。
○認知症初期集中支援推進事業の充実
在宅で生活されている 40 歳以上の方で、認知症が疑われ①医療サービスや介
護サービスを受けていない方、または中断している方、②医療サービスや介護
サービスを受けているが対応が困難な方への支援を実施する。平成28年度か
らは認知症地域支援推進員を配置し、若年性認知症の方への支援等を強化する。
○認知症カフェ等の推進
地域支援事業(ソーシャルインクルージョン推進事業)における「新たな地
域福祉活動支援事業」の取り組みの一つとして、認知症初期集中支援推進事業
や地域支援担当部門とも連携しながら、認知症カフェ等の運営支援や情報提供
などに取り組み、各地域での居場所づくりを支援する。
3
地域における要援護者の見守りネットワーク強化事業の充実
平成 27 年度においては、高齢者の要援護者名簿の同意確認と提供リストの整備、
また認知症高齢者の行方不明時の早期発見のためのネットワークの構築を実施。
平成 28 年度においては、身体障害者 1・2 級の方と、並行して新規の要介護認定
者への同意確認を行う。さらに行方不明者の早期発見ネットワークの構築において、
地域、各団体などへの周知活動により事前登録者と発見協力者の拡充に取り組む。
4
区社協設立65周年・法人化40周年記念事業の実施
当法人は 5 年ごとに周年事業を実施しており、平成 28 年度に設立 65 周年・法
人化40周年を迎えるにあたり、記念事業を実施する。
【具体事業】
《管理運営部門》
1
会議の開催
(1)理事会
(2)評議員会
(3)校下社会福祉協議会会長会
(4)役員会
2
法人運営基盤の強化
(1)規定、マニュアルの整備
(2)金銭管理体制の強化
(3)情報公開の推進(ホームページの活用)
(4)人材育成、研修の充実
(5)住民会員・賛助会員の拡充
(6)自主財源確保に向けた取組
(7)経費節減への取り組み
(8)公益性の明示及び経営情報の適正な開示への取り組み
(9)管理運営部門の機能強化
(10)善意銀行の運営体制の強化
(11)善意銀行の効果的運用
3
募金運動の充実
(1)硬貨募金運動の推進
(2)共同募金運動の推進
《地域福祉推進部門》
1
地域福祉活動の推進
(1)地域福祉活動推進事業の推進
(2)校下社協活動への支援
(3)福祉教育の推進・拡充
(4)社会福祉講演会の実施
(5)社会福祉施設連絡会の促進
(6)不登校・発達障害にかかる活動への支援
(7)認知症サポーター養成等事業
(8)車椅子など貸出事業
(9)実習生の受入れ
2
広報・啓発と調査事業
(1)城東区社協広報紙「ゆうゆう」の発行
(2)ホームページ・フェイスブックの充実
(3)各種助成事業の周知・協力
(4)社会福祉関係資料の収集及び提供
3
ボランティアビューロー事業
(1)ボランティア講座・学習会の開催
(2)ボランティア(個人・グループ)連絡会の開催
(3)ボランティア、グループ活動に対する支援事業
(4)団塊・シニア世代の地域活動への参画促進
4
災害時におけるボランティア活動の支援体制づくり
(1)災害ボランティアセンターの開設訓練の実施
(2)災害ボランティア養成講座の実施
(3)災害ボランティアセンターの設置・運営マニュアルの作成
(4)災害対応備品や器具の整備
(5)各校下で実施される防災訓練への参画・啓発の確立
5
地域支援事業(ソーシャルインクルージョン推進事業)
(1) 災害時要援護者支援
(2) 区地域福祉アクションプラン推進支援
(3) 新たな地域福祉活動支援
6
地域における要援護者の見守りネットワーク強化事業
(1)要援護者名簿にかかる同意確認・名簿整理
(2)孤立世帯等への専門的対応
(3)認知症高齢者等の行方不明時の早期発見
7
生活困窮者自立相談支援事業
(1)谷間のない包括的な相談支援体制の確立
(2)就労支援業務(総合就職サポート事業、就労ファーストステップ事業、就
労訓練事業等の活用、連携)
(3)家計相談支援業務
(4)住居確保給付金関連業務
(5)大阪弁護士会等関係機関・団体との連携
(6)社会資源の開発
(7)就労訓練事業所の開拓
(8)緊急食料等給付事業(独自事業)
8
生活福祉資金事業
(1)
生活福祉資金貸付業務
(2)
事業全般の管理業務
9
日常生活自立支援事業(あんしんさぽーと事業)
《地域包括支援部門》
1
地域包括支援センター運営事業
(1)総合的な相談支援業務
(2)虐待の早期発見・防止などの権利擁護業務
(3)介護予防ケアマネジメント支援業務
(4)包括的・継続的ケアマネジメント支援業務
(5)地域ケア会議から見えてきた地域課題への取り組み
(6)地域包括ケアシステムの構築に向けた地域と医療・介護の専門職等との
交流を図る取り組み
(7)高齢者世帯へのニーズ調査の実施
(8)出張相談会の実施
(9)地域マップづくりの実施
(10)認知症の理解普及・啓発
(11)地域や関係機関と協働した認知症予防への取り組み
2
家族介護支援
3
認知症初期集中支援推進事業
(1)認知症初期集中支援チームの設置
(2)認知症地域支援推進員の配置
《介護保険指定事業》
1
介護保険事業
(1)通所介護事業
(2)介護予防通所介護事業
(3)居宅介護支援事業
2
介護予防事業
(1)通所型介護予防事業(複合型)
(運動器の機能向上・口腔機能向上・栄養改善)
(2)通所型閉じこもり等予防事業
《子ども・子育てプラザ事業》
(1)
子育て活動支援事業
(2)
地域子育て拠点支援事業(つどいの広場事業)
(3)
ファミリー・サポート・センター事業
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