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高性能農業機械等の試験研究 実用化の促進及び
高性能農業機械等の試験研究、 実用化の促進及び導入に関する 基本方針参考資料 平成20年8月 生産局農業生産支援課 高性能農業機械等の試験研究、実用化の促進及び導入に関する基本方針参考資料 目 Ⅰ 次 機種別資料 1 トラクター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 2 乗用型田植機・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8 3 水田用の乗用型多目的作業機(水田用栽培管理ビークル)・・・・・・・・・・9 4 防除用動力散布機・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 5 コンバイン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 6 ハーベスター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16 7 いも類用の乗用型収穫機(汎用いも類収穫機)・・・・・・・・・・・・・・・21 8 野菜接ぎ木ロボット・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22 9 野菜用の乗用型全自動移植機・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26 10 野菜用の乗用型多目的作業機(野菜用栽培管理ビークル)・・・・・・・・・・27 11 キャベツ用の収穫期・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28 12 ごぼう用の収穫機・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・29 13 だいこん用の収穫機・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30 14 ねぎ用の収穫機・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31 15 はくさい用の収穫機・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32 16 野菜用のほ場内運搬作業車・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・33 17 ほ場内野菜残さ収集機・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34 18 野菜残さたい肥化装置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35 19 樹園地用の乗用型多目的作業機・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36 20 果樹用の電磁誘導式防除用自動散布機・・・・・・・・・・・・・・・・・・37 21 果樹用の接触誘導式防除用自動散布機・・・・・・・・・・・・・・・・・・38 22 簡易草地更新機・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39 仮定数値・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40 Ⅱ その他 1. 計算式(作業可能面積・経費計算)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・41 2. 主要農業機械の年間固定費率(原価計算方式)・・・・・・・・・・・・・・44 3. 主要農業機械の格納所要床面積(例 )・・・・・・・・・・・・・・・・・・45 4. 利用限界傾斜度・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46 - 目次1 - 機種別資料 1 トラクター (1)利用規模の下限 ア 田 (ア) 機械の作業可能面積の計算 (作業日数)×(1日の作業時間)×(実作業率) (作業可能面積)= (作 業 能 率) 水稲単作田利用 項目 単位 作業能率(代かき2回) 時/ha 作業日数 日 1日作業時間 時間 実作業率 作業可能面積 ha 水稲麦2毛作田利用 項目 単位 作業能率 耕起 荒代、植代 計 時/ha 作業日数 日 1日作業時間 時間 実作業率 作業可能面積 ha C D H K A=(D*H*K)/C C D H K Ⅰ 3.4 14.0 8.0 0.7 23.0 Ⅱ 2.5 14.0 8.0 0.7 31.3 Ⅲ 2.1 14.0 8.0 0.7 37.3 Ⅰ 3.9 6.8 10.7 25.0 8.0 0.7 13.0 Ⅱ 2.7 5.0 7.7 25.0 8.0 0.7 18.1 Ⅲ 2.2 4.2 6.4 25.0 8.0 0.7 21.8 A=(D*H*K)/C 注 トラクター(田利用)の作業日数に関する前提 1 体系・地域 対象地域 分類 一毛田(水稲単作)の場合 ────────────────────全国 ①水稲は中,稚苗 二毛田(稲麦二毛作)の場合 ──────────────────── 麦が小麦である場合 九州北部 ②水稲は中,稚苗 九州南部 ③水稲は中,稚苗 麦が大麦である場合 関東平坦部 ④水稲は中苗 九州北部 ⑤水稲は中,稚苗 九州南部 ⑥水稲は中,稚苗 東北以北,北陸,山陰は水田二毛作はほとんどないか,または極めて少ないので,除外する。 東海・瀬戸内は九州北部と関東平坦部の間に、四国南部・畿南は九州北部と九州南部の間に位置づけられると仮定する。 (1) 水稲移植期と麦類の収穫期 分類 移植準備作業期間 14日間 ① 15日間 ② 6月15日~6月30日 25日間 ③ 6月5日~6月30日 15日間 ④ 6月10日~6月25日 25日間 ⑤ 6月5日~6月30日 35日間 ⑥ 5月25日~6月30日 区分 関東平坦部 九州北部 九州南部 6月15日~25日 6月15日~30日 稚苗 6月10日~20日 水稲 6月15日~30日 6月15日~30日 中苗 6月10日~25日 移植 6月1日~15日 5月20日~6月5日 小麦収穫期 6月5日~20日 5月25日~6月5日 5月10日~25日 大麦収穫期 6月1日~10日 麦の期間は農林水産省統計情報部,「昭和62年度作物統計」を参考にした。 関東平坦部は群馬、埼玉県、九州北部は福岡、佐賀県、九州南部は宮崎、鹿児島県の平坦地をそれぞれ対象とした期日である。 2 作業日数 一毛作については休閑期に耕うんを行い、移植期に近づいてから代かきを行うものとし、その期間は全国一律に14日間とした。 二毛作については、麦類収穫期から移植期の間に耕うん、代かきを行うものとし、その期間は前表により計算した。 以上により一毛作については14日、二毛作については25日として計算した。 -1- (イ)耕うん整地作業の請負料金との対比の計算 (機械の年間固定費) ──────────── +(ha当たり変動費) (ha当たり作業請負料金)> ( 利 用 規 模 ) 項目 購入価格 トラクタ 千円 ロータリ 水田ロータ 固 定 費 年固定比率 トラクタ % ロータリ 水田ロータ ① ①’ ①'' ② ②' ②'' ③=①*②*1000 年固定費 ③'=①'*②'*1000 ③''=①''*②''*1000 ④=③+③'+③'' 円 ㍑/hr ⑤ 円/㍑ ⑥ 円/hr ⑦=⑤*⑥ 円/hr ⑧=⑦*0.3 人 ⑨ オペレーター労賃 円/hr ⑩=⑨*2,218 ⑪=C*(⑦+⑧+⑩)/K ha当たり変動費 円 ha当たり作業請負料金 円 ⑫ 利用規模の下限 X<④/(⑫-⑪) ha 燃料 燃料消費量 燃料単価 燃料費 変 潤滑油費 動 費 労賃 オペレーター人員 注 Ⅰ 3,122 ─ 499 0.23 0.28 0.24 718,060 ─ 122,105 840,165 7.0 113 791 237 1 2,218 49,622 228,270 4.8 Ⅱ 4,026 686 727 0.24 0.28 0.24 966,240 192,423 177,897 1,336,560 11.0 113 1,243 373 1 2,218 42,173 228,270 7.2 トラクターⅠ類については本体価格にロータリを含む。 ha当たり作業別請負料金は、水田2毛作の料金を使用した。 -2- Ⅲ 6,385 992 863 0.24 0.28 0.24 1,532,400 278,256 211,176 2,021,832 17.0 113 1,921 576 1 2,218 43,111 228,270 11.0 イ 畑 (ア) 機械の作業可能面積の計算 (作業日数)×(1日の作業時間)×(実作業率) ──────────────────── (作業可能面積)= (作 業 能 率) ロータリー使用の場合 項目 単位 Ⅰ Ⅱ Ⅲ 作業能率 耕起(ボトムプラウ) 8.8 4.5 1.9 砕土(ロータリー) 2.4 2.0 1.7 計 時/ha C 11.2 6.5 3.6 30.0 30.0 30.0 作業日数 日 D 8.0 8.0 8.0 1日作業時間 時間 H 0.7 0.7 0.7 実作業率 K A=(D*H*K)/C 作業可能面積 ha 15.0 25.8 46.6 ハロー使用の場合 項目 単位 作業能率 耕起(ボトムプラウ) - Ⅱ 4.5 0.8 5.3 25.0 8.0 0.7 26.4 砕土(ディスクハロー) 計 時/ha 日 時間 作業日数 1日作業時間 実作業率 作業可能面積 ha C D H K A=(D*H*K)/C - (イ)耕うん整地作業の請負料金との対比の計算 (機械の年間固定費) ────────── (ha当たり作業請負料金)> ( 利 用 規 模 ) ロータリー使用の場合 項目 購入価格 トラクタ 千円 ボトムプラウ ロータリ Ⅱ 3,122 190 ─ 0.23 0.27 ロータリ 0.28 年固定費 トラクタ 円 ③=①*②*1000 718,060 ボトムプラウ ③'=①'*②'*1000 51,870 ③''=①''*②''*1000 ロータリ ─ ④=③+③'+③'' 769,930 燃料 燃料消費量 ㍑/hr ⑤ 7.0 燃料単価 円/㍑ ⑥ 113 変 燃料費 円/hr ⑦=⑤*⑥ 791 動 潤滑油費 円/hr ⑧=⑦*0.3 237 費 労賃 オペレーター人員 人 ⑨ 1 オペレーター労賃 円/hr ⑩=⑨*2,218 2,218 ⑪=C*(⑦+⑧+⑩)/K ha当たり変動費 円 51,941 ha当たり作業請負料金 円 ⑫ 155,440 利用規模の下限 X<④/(⑫-⑪) ha 7.5 注 トラクターⅠ類については本体価格にロータリを含む。 固 定 費 年固定比率 トラクタ % Ⅰ ① ①’ ①'' ② ②' ②'' ボトムプラウ -3- 4,026 424 686 0.24 0.27 0.28 966,240 115,752 192,423 1,274,415 11.0 113 1,243 373 1 2,218 35,601 155,440 10.7 Ⅳ 1.7 1.5 3.2 30.0 8.0 0.7 52.5 Ⅲ 1.9 0.7 2.6 25.0 8.0 0.7 53.8 Ⅳ 1.7 0.6 2.3 25.0 8.0 0.7 60.8 + (ha当たり変動費) Ⅲ 6,385 547 992 0.24 0.27 0.28 1,532,400 149,331 278,256 1,959,987 17.0 113 1,921 576 1 2,218 24,250 155,440 15.0 Ⅳ 8,359 604 1,085 0.24 0.27 0.28 2,006,160 164,892 304,343 2,475,395 22.0 113 2,486 746 1 2,218 24,913 155,440 19.0 ハロー使用の場合 項目 購入価格 トラクタ 千円 ボトムプラウ ディスクハロー 固 定 費 年固定比率 トラクタ % ボトムプラウ ディスクハロー Ⅱ 4,026 424 608 0.24 0.27 0.27 966,240 115,752 162,944 1,244,936 11.0 113 1,243 373 1 2,218 29,028 155,900 9.9 ① ①’ ①'' ② ②' ②'' ③=①*②*1000 年固定費 燃料 燃料消費量 燃料単価 変 燃料費 動 潤滑油費 費 労賃 オペレーター人員 オペレーター労賃 ha当たり変動費 ha当たり作業請負料金 利用規模の下限 ③'=①'*②'*1000 ③''=①''*②''*1000 ④=③+③'+③'' 円 ㍑/hr ⑤ 円/㍑ ⑥ 円/hr ⑦=⑤*⑥ 円/hr ⑧=⑦*0.3 人 ⑨ 円/hr ⑩=⑨*2,218 ⑪=C*(⑦+⑧+⑩)/K 円 円 ⑫ X<④/(⑫-⑪) ha -4- Ⅲ 6,385 547 664 0.24 0.27 0.27 1,532,400 149,331 177,952 1,859,683 17.0 113 1,921 576 1 2,218 17,514 155,900 13.5 Ⅳ 8,359 604 777 0.24 0.27 0.27 2,006,160 164,892 208,236 2,379,288 22.0 113 2,486 746 1 2,218 17,906 155,900 17.3 (2)トラクター用作業機の標準的作業能率及び実作業率 ア 田 作業機名 作業内容 トラクター の類別 水田用ボトムプラウ 耕起 Ⅰ Ⅱ Ⅲ チゼルプラウ 耕起 Ⅱ Ⅲ Ⅳ 駆動ディスクプラウ 耕起 Ⅰ (ツーウェイ型) Ⅱ ロータリー 耕起 Ⅰ Ⅱ Ⅲ ロータリー 砕土 Ⅰ Ⅱ Ⅲ カルチパッカー 砕土・鎮圧 Ⅰ Ⅱ Ⅲ レーザ均平機 均平 Ⅱ Ⅲ 畦塗り機 畦塗り Ⅰ Ⅱ 代かき機 代かき Ⅰ Ⅱ Ⅲ ライムソアー 石灰散布 Ⅰ Ⅱ Ⅲ マニュアスプレ 堆肥散布 Ⅰ ッダー Ⅱ ブロードキャス Ⅰ 施肥 ター Ⅱ 不耕起V溝直播機 施肥播種 Ⅰ,Ⅱ Ⅱ,Ⅲ Ⅲ,Ⅳ ドリルシーダー 施肥播種 Ⅰ Ⅱ 動力噴霧機 農薬散布 Ⅰ Ⅱ 動力散粉機 農薬散布 Ⅰ Ⅱ サブソイラー 心土破砕・ Ⅰ 暗渠 Ⅱ Ⅲ 溝掘り機 溝堀 Ⅰ Ⅱ Ⅲ 作業能率 実作業率 備考 C(時/ha) K 作業幅0.91m(12"×3) 3.1 0.7 1.22m(12"×4) 2.3 0.7 1.83m(12"×6) 1.6 0.7 作業幅1.8m 1.4 0.7 2.1m 1.2 0.7 2.7m 0.9 0.7 作業幅1.9m 3.5 0.7 1.9m 2.5 0.7 作業幅1.7m 3.9 0.7 2.0m 2.7 0.7 2.4m 2.2 0.7 作業幅1.7m 3.1 0.7 2.0m 2.4 0.7 2.4m 2.0 0.7 作業幅2.0m 1.4 0.8 3.0m 1.0 0.8 6.0m 0.5 0.8 作業幅3.2m 3.0 0.7 4.0m 2.4 0.7 ドラム外径750mm 350m/時 0.7 850mm 450m/時 0.7 作業幅2.4m 3.4 0.7 2回がけの 3.5m 2.5 0.7 場合 4.1m 2.1 0.7 作業幅2.4m 1.5 0.5 2.7m 1.3 0.5 3.9m 0.9 0.5 容量1.4㎥ 1.7 0.3 2.2㎥ 1.7 0.3 0.7 0.5 容量260㎥ 0.7 0.5 400㎥ 作業幅1.6m(8条播き) 2.2 0.6 水稲用 1.7 0.6 作業幅2.0m(10条播き) 作業幅2.4m(12条播き) 1.3 0.6 7条 2.4 0.6 田直播 13条 1.3 0.6 1.3 0.8 作業幅10m程度 薬液吐30ℓ/分 0.71 0.8 作業幅15m程度 出し量55ℓ/分 作業幅30m程度 分剤吐5㎏/分 0.22 0.8 作業幅30m程度 出し量8㎏/分 0.14 0.8 1本 2,100m/時 0.7 1~2本 2,100 0.7 3本 2,100 0.7 溝幅15~40㎝ 700m/時 0.7 PTO駆動式 700 0.7 PTO駆動式 2,600 0.7 けん引式 2,600 0.7 けん引式 作業機の大きさ ア 畑 作業機名 作業内容 畑用ボトムプラウ 耕起 チゼルプラウ 耕起 トラクター の類別 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅱ Ⅲ Ⅳ 作業機の大きさ 作業幅0.36m(14"×1) 0.71m(14"×2) 1.22m(16"×3) 1.37m(18"×3) 作業幅1.8m 2.1m 2.7m -5- 作業能率 実作業率 備考 C(時/ha) K 8.8 0.7 4.5 0.7 1.9 0.7 1.7 0.7 1.4 0.7 1.2 0.7 0.9 0.7 -5作業機名 作業内容 ロータリー 耕起 ロータリー 砕土 バーチカルハロー 砕土 ディスクハロー 砕土 カルチパッカー 砕土・鎮圧 ライムソアー 石灰散布 マニュアスプレ ッダー 堆肥散布 ブロードキャス ター 施肥・播種 ドリルシーダー 施肥播種 プランター 施肥・播種 ポテトプランタ ー トランスプラン ター カルチベーター ばれいしょ 施肥・播種 移植 スラリーインジ ェクター ヘドロ状 ふん尿注入 モアー (レシプロ) モアー (フレール) モアー (ディスク) テッダレーキ (ロータリー) テッダレーキ (ロータリー) モアーコンディ ショナー ヘーベーラ 牧草刈取 中耕除草 牧草刈取 牧草刈取 転草 集草 牧草圧砕 牧草拾上 梱包 細断型ロールベー 梱包 ラ トラクター の類別 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅰ Ⅱ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅰ Ⅱ,Ⅲ Ⅰ Ⅱ,Ⅲ Ⅰ Ⅱ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅰ Ⅱ Ⅰ Ⅱ Ⅰ Ⅱ Ⅰ Ⅱ Ⅰ Ⅱ Ⅱ Ⅲ Ⅰ Ⅱ,Ⅲ Ⅰ,Ⅱ, Ⅲ,Ⅳ 作業機の大きさ 作業幅1.7m 2.0m 2.4m 作業幅1.7m 2.0m 2.4m 2.8m 作業幅1.8m 2.1m 3.0m 作業幅2.5m 3.0m 3.2m 作業幅2.0m 3.0m 6.0m 8.0m 作業幅2.4m 3.6m 3.9m 重量2,000㎏ 3,000㎏ 4,500㎏ 容量260ℓ 500ℓ 1,000ℓ 7条 13条 2条 4条 6条 2条 4条 2条 4条 3畦 4畦 容量500~800ℓ 800~1,500ℓ 1,500~3,000ℓ 作業幅1.5m 2.1m 作業幅1.4m 1.6m 作業幅1.4m 1.6m 作業幅2.5m 4.8m 作業幅2.5m 4.8m 作業幅1.7m 2.1m 作業幅3.5m 5.0m 成形室直径 0.80m,0.86m 成形室直径1.0m(ラッ Ⅱ,Ⅲ,Ⅳ パなし) 成形室直径1.0m(ラッ Ⅲ,Ⅳ パ付き),成形室直径 1.15m(ラッパ付き) -6- 作業能率 実作業率 備考 C(時/ha) K 2.6 0.7 2.2 0.7 1.9 0.7 2.4 0.7 2.0 0.7 1.7 0.7 1.5 0.7 1.6 0.7 1.4 0.7 1.0 0.7 0.8 0.7 1回がけの場合 0.7 0.7 0.6 0.7 1.4 0.8 1.0 0.8 0.5 0.8 0.4 0.8 1.5 0.5 1.0 0.5 0.9 0.5 1.5 0.3 1.5 0.3 1.5 0.3 0.7 0.5 0.7 0.5 0.7 0.5 2.4 0.6 1.3 0.6 5.2 0.6 2.6 0.6 1.7 0.6 4.3 0.6 2.2 0.6 10.8 0.6 5.4 0.6 1.4 0.8 1.1 0.8 10.0~20.0 0.3 6.7~10.0 0.3 5.0~6.7 0.3 2.1 0.7 1.5 0.7 2.7 0.7 1.4 0.7 1.4 0.7 1.2 0.7 0.9 0.7 0.5 0.7 0.9 0.8 0.5 0.7 1.4 0.7 1.2 0.7 1.1 0.7 0.8 0.7 4.0~6.5 0.7 収穫はコーン ハーベスタによる 3.0 0.7 収穫はコーン ハーベスタによる 2.0 0.7 収穫はコーン ハーベスタによる -6作業機名 作業内容 トラクター の類別 サブソイラー 心土破砕・ Ⅱ 暗渠 Ⅲ Ⅳ 心土作溝土層改良 心土破砕・ Ⅰ 機 暗渠 Ⅱ,Ⅲ Ⅳ 作業機の大きさ 1本 2本 3本 1本 2本 3本 作業能率 実作業率 備考 C(時/ha) K 2,100m/時 0.7 2,100m/時 0.7 2,100m/時 0.7 3,100m/時 0.7 3,100m/時 0.7 3,100m/時 0.7 注 1 作業能率は,ほ場内で作業機が作業するすべての時間を含めた値である。 2 実作業率は,農道,路面の状態,耕地の分散程度,車庫との距離等の条件を考慮した おおよその目安である。 3 作業能率及び実作業率は「農林省農事試験場作業技術部研究成績」(1968),「全購連 畑作機械化の手引き」(1970),「農作業便覧」,「農業機械施設便覧」(1998)等による。 -7- 2 乗用型田植機 (1)利用規模の下限 ア 機械の作業可能面積の計算 (作業日数)×(1日の作業時間)×(実作業率) ──────────────────── (作業可能面積)= (作 業 能 率) 項目 作業能率 作業日数 1日作業時間 実作業率 作業可能面積 単位 時/ha 日 時間 ha C D H K A=(D*H*K)/C Ⅰ 4.8 10.0 8.0 0.7 11.6 Ⅱ 3.7 10.0 8.0 0.7 15.1 Ⅲ 3.0 10.0 8.0 0.7 18.6 Ⅳ 2.2 10.0 8.0 0.7 25.4 イ 請負料金との対比の計算 (ha当たり作業請負料金)> 項目 固 購入価格 定 年固定比率 費 年固定費 燃料 燃料消費量 燃料単価 燃料費 潤滑油費 変 労賃 人 オペレーター 動 員 補助者 費 労 オペレーター 賃 補助者 合計 ha当たり変動費 単位 千円 % 円 ㍑/hr 円/㍑ 円/hr 円/hr 人 人 円/hr 円/hr 円/hr 円 ha当たり作業請負料金 円 利用規模の下限 ha ① ② ③=①*②*1000 ④ ⑤ ⑥=④*⑤ ⑦=⑥*0.3 ⑧ ⑨ ⑩=⑧*2,218 ⑪=⑨*1,082 ⑫=⑩+⑪ ⑬=C*(⑥+⑦+⑫)/K ⑭ X<③/(⑭-⑬) (田植機の年間固定費) ─────────── + (ha当たり変動費) ( 利 用 規 模 ) Ⅰ 1,204 0.263 316,652 1.5 135 203 61 1 1 2,218 1,082 3,300 24,434 78,250 5.9 Ⅱ 2,019 0.263 530,997 2.0 135 270 81 1 1 2,218 1,082 3,300 19,298 78,250 9.1 Ⅲ 2,706 0.263 711,678 2.5 135 338 101 1 1 2,218 1,082 3,300 16,023 78,250 11.5 (2)ほ場作業量 類別 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ 植付条 数 (条) 4 5 6 7 8 10 作業速度 (m/秒) 0.65~1.00 0.65~1.00 0.65~1.00 0.71 0.65~1.08 0.65~1.03 理論作業量 ほ場作業効率 ほ場作業量 (ha/時) 0.28~0.43 0.35~0.54 0.42~0.65 0.54 0.56~0.93 0.70~1.11 (%) 65~75 60~70 55~68 65 45~58 45~55 注 1 回転植付機構を有するもの。 2 昭和61~平成13年度の型式検査成績より作成した。 3 条間は30cm又は33cmである。 4 ほ場作業量には枕地処理時間は含まない。 -8- (ha/時) 0.21~0.28 0.25~0.32 0.27~0.36 0.35 0.31~0.50 0.39~0.56 Ⅳ 3,283 0.263 863,429 3.0 135 405 122 1 1 2,218 1,082 3,300 12,026 78,250 13.1 3 水田用の乗用型多目的作業機(水田用栽培管理ビークル) (1)利用規模の下限 ア 機械の作業可能面積の計算 (作業日数)×(1日の作業時間)×(実作業率) (作業可能面積)= (作 業 能 率) 田植機アタッ 液剤少量散布 チメント装着 機アタッチメ 項目 単位 による田植え ント装着によ 作業 る病害虫防除 作業能率 時/ha C 3.0 1.0 10.0 3.0 作業日数 日 D 8.0 6.0 1日作業時間 時間 H 0.7 0.8 実作業率 K 作業可能面積 ha A=(D*H*K)/C 18.6 14.4 病害虫防除作業については1回の適期は3日間 3回と仮定 雑草防除・施肥作業については1回の適期は7日間 各2回と仮定 粒状物散布機 アタッチメン ト装着による 雑草防除・施 1.0 7.0 8.0 0.8 44.8 イ 耕うん整地作業の請負料金との対比の計算 (機械の年間固定費) (ha当たり作業請負料金)> +(ha当たり変動費) ( 利 用 規 模 ) 項目 単位 購入価格 本機分 千円 アタッチ 合計 年固定比率 % 年固定費 円 燃料 燃料消費量 ㍑/hr 燃料単価 円/㍑ 燃料費 円/hr 潤滑油費 円/hr 労賃 人 オペレーター 人 変 員 補助者 人 動 労 オペレーター 円/hr 費 賃 補助者 円/hr 合計 円/hr ha当たり変動費 円 作業回数 回 合計 固 定 費 ha当たり作業請負料金 利用規模の下限 注 円 ha 田植機アタッ チメント装着 による田植え 作業 666 ① 1,150 ①’ 1,816 ①'' ② 0.263 ③=①''*②*1000 477,608 ⑤ 2.5 ⑥ 135 ⑦=⑤*⑥ 338 ⑧=⑦*0.3 101 ⑧ 1 ⑨ 1 ⑩=⑧*2,218 2,218 ⑪=⑨*1,082 1,082 ⑫=⑩+⑪ 3,300 ⑫=C*(⑦+⑧+⑪)/K 16,023 ⑬ 1 ⑭=⑫*⑬ 16,023 78,250 ⑮ X<③/(⑮-⑭) 液剤少量散布 機アタッチメ ント装着によ る病害虫防除 666 1,380 2,046 0.263 538,098 2.5 135 338 101 1 1 2,218 1,082 3,300 4,673 3 14,020 68,001 236,919 9.0 粒状物散布機 アタッチメン ト装着による 雑草防除・施 888 1,650 2,538 0.263 667,494 2.5 135 338 101 1 1 2,218 1,082 3,300 4,673 4 18,694 90,668 ・ha当たり作業別請負料金は、田植78,250×1、病害虫防除22,667×3、雑草防除22,667×2、施肥22,667×2の和とした。 ・作業機の購入価格は、作業実面積に対する作業時間の割合に応じ、仮定した。 ・ha当たり変動費は、作業の実面積当たりの費用を算出した。 (2)ほ場作業量 作業別 植付条数 (条) 田植作業 6~8 作業別 防除作業 作業別 施肥等作業 作業速度 (m/秒) 0.65~1.08 理論作業量 (㎡/秒) 1.17~2.59 ほ場作業効率 (%) 45~68 ほ場作業量 (ha/時) 0.27~0.50 有効散布幅 (m) 5.4~10.0 作業速度 (m/秒) 0.5~0.8 理論作業量 (㎡/秒) 0.97~2.90 ほ場作業効率 (%) 50~70 ほ場作業量 (ha/時) 0.65~1.50 有効散布幅 (m) 5.4~10.0 作業速度 (m/秒) 0.5~0.8 理論作業量 (㎡/秒) 0.97~2.90 ほ場作業効率 (%) 50~70 ほ場作業量 (ha/時) 0.65~1.50 -9- 4 防除用動力散布機 (1)利用規模の下限 ア 機械の作業可能面積の計算 (作業日数)×(1日の作業時間)×(実作業率) (作業可能面積)= (作 業 能 率) (ア)動力噴霧機 項目 作業能率 毎時吐き出し量 単位 時/ha ℓ/時 圃場作業効率 ㌶当たり薬液散布量 作業日数 1日作業時間 実作業率 作業可能面積 ℓ/ha 日 時間 ha C=Y/(E*q) q E Y D H K A=(D*H*K)/C Ⅰ 1.30 1,800 0.6 1,400 3.0 6.0 0.8 11.0 Ⅱ 0.71 3,300 0.6 1,400 3.0 6.0 0.8 20.2 Ⅲ 0.39 6,000 0.6 1,400 3.0 6.0 0.8 36.9 Ⅳ 0.19 12,000 0.6 1,400 3.0 6.0 0.8 75.7 (イ)スピードスプレヤー 項目 単位 作業能率 時/ha 毎時吐き出し量 ℓ/時 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ C=Y/(E*q) 2.75 1.19 0.85 0.60 q 1,300 3,000 4,200 6,000 圃場作業効率 E 0.7 0.7 0.7 0.7 ㌶当たり薬液散布量 ℓ/ha Y 2,500 2,500 2,500 2,500 3.0 3.0 3.0 3.0 作業日数 日 D 6.0 6.0 6.0 6.0 1日作業時間 時間 H 0.8 0.8 0.8 0.8 実作業率 K 作業可能面積 ha A=(D*H*K)/C 5.2 12.1 16.9 24.0 注 1 病害虫防除については,発生の変異性及びその公共的性格から広域一斉防除を要求されるため 作業能率を基準として利用規模の下限を検討することが妥当である。 2 諸係数 ア) 動力噴霧機 :実際に作業できる日数 液剤防除では3日と仮定する。 D (日) :1日の作業時間 噴霧機防除では6時間と仮定する。 H (時) Y (ℓ/ha) :ha当たり薬液散布量 水田、畑の防除では、防除対象、作物の状態により600~2,000ℓの 幅があるが、標準の1,400ℓと仮定する。 機械の毎分吐出し量をq′(ℓ/分)とすればq=60q′。 q (ℓ/時) :毎時吐出し量 噴霧機防除では0.8と仮定する。 K :実作業率 噴霧機防除では0.6と仮定する。 E :ほ場作業効率 イ) スピードスプレヤー :実際に作業できる日数 D (日) :1日の作業時間 H (時) Y (ℓ/ha) :ha当たり薬液散布量 q (ℓ/時) :毎時吐出し量 K :実作業率 E :ほ場作業効率 3 果樹防除では3日と仮定する。 果樹防除では6時間と仮定する。 2,000~6,000ℓの幅があるが、2,500ℓと仮定する。 毎分吐出し量をq′(ℓ/分)とすればq=60q′。 スピードスプレヤーでは0.8と仮定する。 スピードスプレヤーでは0.7と仮定する。 作業速度 走行式の動力散布機により防除作業を行うときの作業速度は,②式により求めることができる。 10・q V= ・・・・・・② L・Y V (km/時) :作業速度 毎分吐出し量をq′(ℓ/分)とすればq=60q′。 q (ℓ/時) :毎時吐出し量 :ノズルの有効散布幅 L (m) Y (ℓ/ha) :ha当たり薬液散布量 イ 防除作業の請負料金との対比の計算 (ア)動力噴霧機 (機械の年間固定費) (ha当たり作業請負料金)> +(トラクターのha当たり固定費)+(ha当たり変動費) ( 利 用 規 模 ) -10- 項目 Ⅰ 購入価格 Ⅱ 1,073 3,122 0.238 0.23 1.30 600 255,374 1,556 7.0 113 791 237 1 1 2,218 1,082 3,300 7,033 22,667 18.2 (3.7) ① トラクター ①’ 動力噴霧機 % ② 固 年固定比率 トラクター ②' 定 ha当たり機械利用時間 時間/ha ③ 費 トラクタ年間稼働時間 時間 ④ 動力噴霧機 ⑤=①*②*1000 年固定費 ⑥=①'*②'*1000*③/④ トラクター 燃料 燃料消費量 ㍑/hr ⑦ 燃料単価 円/㍑ ⑧ 燃料費 円/hr ⑨=⑦*⑧ 潤滑油費 円/hr ⑩ =⑨*0.3 変 労賃 人 オペレーター 人 ⑪ 動 員 補助者 人 ⑫ 費 労 オペレーター 円/hr ⑬=⑪*2,218 賃 補助者 円/hr ⑭=⑫*1,082 合計 円/hr ⑮=⑬+⑭ ⑯=C*(⑨+⑩+⑮)/K 合計 円 ha当たり作業請負料金 円 ⑰ 利用規模の下限 X<⑤/(⑰-⑯-⑥) ha 動力噴霧機 千円 (5回散布の場合の実面積) (イ)スピードスプレヤー 算出方法は動力噴霧機に同じ 項目 単位 千円 ① 固 購入価格 定 年固定比率 % ② 費 年固定費 円 ③=①*②*1000 燃料 燃料消費量 ㍑/hr ④ 燃料単価 円/㍑ ⑤ 燃料費 円/hr ⑥=④*⑤ 潤滑油費 円/hr ⑦=⑥*0.3 変 労賃 人 オペレーター 人 ⑧ 動 員 補助者 人 ⑨ 費 ⑩=⑧*2,218 労 オペレーター 円/hr 賃 補助者 円/hr ⑪=⑨*1,082 合計 円/hr ⑫=⑩+⑪ ⑬=C*(⑥+⑦+⑫)/K ha当たり変動費 円 ha当たり作業請負料金 円 ⑭ 利用規模の下限 ha X<③/(⑭-⑬) Ⅰ Ⅱ 1,865 0.236 439,767 4.0 113 452 136 1 0 2,218 0 2,218 9,644 38,425 15.3 (3.1) (5回散布の場合の実面積) 1,666 4,026 0.238 0.24 0.71 600 396,508 1,143 11.0 113 1,243 373 1 1 2,218 1,082 3,300 4,363 22,667 23.2 (4.7) 2,867 0.236 676,039 7.0 113 791 237 1 1 2,218 1,082 3,300 6,438 38,425 21.2 (4.3) Ⅲ 4,178 6,385 0.238 0.24 0.39 600 994,364 996 17.0 113 1,921 576 1 1 2,218 1,082 3,300 2,826 22,667 52.8 (10.6) Ⅲ 4,308 0.236 1,015,826 12.0 113 1,356 407 1 1 2,218 1,082 3,300 5,379 38,425 30.8 (6.2) Ⅳ 6,533 8,359 0.238 0.24 0.19 600 1,554,854 635 22.0 113 2,486 746 1 1 2,218 1,082 3,300 1,551 22,667 76.0 (15.2) Ⅳ 5,984 0.236 1,411,027 15.0 113 1,695 509 1 1 2,218 1,082 3,300 4,128 38,425 41.2 (8.3) (2)防除機の作業速度 防除 機の 種類 動力 噴霧 機 ス ピー ドス プレ ヤー 類 ノズルの種類 別 散布量 有効散布幅 薬液吐出し量 作業速度 (ℓ/ha) (m) (ℓ/時) (km/時) Ⅰ ブームノズル ~ Ⅱ 畦畔散布ノズル 600~2,000 Ⅲ ブームノズル, 畦畔散布ノズル Ⅳ ブームノズル 600~2,000 15~20 600~2,000 20~ Ⅰ 立木用噴頭 ~ Ⅲ Ⅳ 立木用噴頭 2,500~6,000 4~10 2,500~6,000 4~10 Ⅰ 棚作り用噴頭 ~ Ⅲ 2,000~4,000 3.5~7 5~15 1,800~6,000 1.7~5.5 (30~100ℓ/分) 6,000~12,000 1.7~5.5 (100~200ℓ/分) 12,000~ 2.7~5.5 (200ℓ/分~) 3,000~9,000 1.0~3.0 (50~100ℓ/分) 3,000~9,000 1.8~3.0 (100~160ℓ/分) 1,200~4,200 1.0~3.0 (20~70ℓ/分) -11- 備考 作業速度は作 業者のほ場内 歩行速度 作業速度はス ピードスプレ ヤー等の果樹 園内走行速度 5 コンバイン (1)利用規模の下限 ア 機械の作業可能面積の計算 (作業日数)×(1日の作業時間)×(実作業率) (作業可能面積)= (作 業 能 率) Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ 稲 麦 稲 麦 稲 麦 稲 麦 大豆 そば はとむぎ 稲 麦 大豆 そば 作業能率 時/ha C=Y/(E*q) 6.80 4.90 4.80 3.70 3.20 2.50 3.00 1.70 2.30 2.20 3.30 2.00 1.10 1.60 1.50 機械の毎時収穫穀粒流量 (t/時) 1.46 1.17 2.10 1.54 3.10 2.30 3.30 3.40 1.22 1.30 1.30 5.00 5.20 1.74 1.90 q ほ場作業効率 E 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 ha当たり収量(稲の場合は籾) (t/ha) Y 7 4 7 4 7 4 7 4 2 2 3 7 4 2 2 作業日数 日 D 20 10 20 10 20 10 20 10 9 10 15 20 10 9 10 1日作業時間 時間 H 6 10 6 10 6 10 6 10 8 8 8 6 10 8 8 実作業率 K 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 A=(D*H*K)/C 12.3 14.2 17.5 18.9 26.2 作業可能面積 ha 28 28 41.1 21.9 25.4 25.4 42 63.6 31.5 37.3 注 1 作業日数は、水稲では2品種、麦では同一種類で2品種の組み合わせ栽培を前提として水稲20日、麦10日とした。 大豆では、大豆のみの収穫を前提として9日とした。 項目 単位 2 自脱型コンバインの性能(水稲収穫の場合) 項目 作業能率 穀粒流量 穀粒損失 損傷粒 刃幅(m) 0.8以上 Ⅰ 1.2未満 1.2以上 Ⅱ 1.6未満 Ⅲ 1.6以上 (時/ha) (t/時) 7.5 0.8 ~ ~ 4.4 1.9 5.2 1.5 ~ ~ 2.9 3.4 3.0 2.9 ~ ~ 2.3 4.3 (%) 0.5 ~ 2.2 0.8 ~ 2.7 1.2 ~ 2.7 3 普通型コンバインの性能 項目 水稲 作業能率 穀粒流量 穀粒損失 刃幅(m) (時/ha) (t/時) (%) 0.8以上 4.1 2.9 1.3 Ⅳ ~ ~ ~ 4.7 2.5未満 2.4 2.5 2.5 2.8 2.0 Ⅴ 2.5以上 ~ ~ ~ 8.2 1.3 4.0 項目 刃幅(m) 0.8以上 Ⅳ 2.5未満 Ⅴ 2.5以上 作業能率 (時/ha) 8.3 ~ 2.2 2.2 ~ 1.4 大豆 穀粒流量 穀粒損失 (t/時) (%) 0.3 ~ 約4 2.2 1.3 ~ 約4 2.4 作業能率 (時/ha) 8.6 ~ 3.0 2.8 ~ 1.9 はとむぎ 穀粒流量 穀粒損失 (t/時) (%) 0.5 ~ 約4 1.4 1.5 ~ 約4 2.3 項目 刃幅(m) 0.8以上 Ⅳ 2.5未満 Ⅴ 2.5以上 (%) 0.1 ~ 0.6 0.1 ~ 0.6 0.1 ~ 0.7 収量(籾) (25%水分) (トン/ha) 5.0 ~ 8.0 5.0 ~ 8.0 5.0 ~ 8.0 損傷粒 (%) 0.1 ~ 0.8 0.2 ~ 3.0 麦類(小麦) 作業能率 穀粒流量 穀粒損失 (時/ha) (t/時) (%) 2.6 3.0 0.2 ~ ~ ~ 1.5 6.5 1.4 1.4 4.1 0.1 ~ ~ ~ 15.7 3.0 0.4 損傷粒 (%) 0.0 ~ 0.7 約0.3 そば 作業能率 穀粒流量 穀粒損失 (時/ha) (t/時) (%) 8.5 0.3 1.0 ~ ~ ~ 1.7 1.7 4.0 1.8 1.6 2.0 ~ ~ ~ 1.2 2.4 3.0 損傷粒 (%) 0.0 ~ 0.1 約0.5 -12- 損傷粒 (%) 0.0 ~ 0.1 0.2 ~ 1.1 損傷粒 (%) 0.0 ~ 0.4 約0.2 はとむぎ 2.30 1.90 0.7 3 15 8 0.7 36.5 イ 請負料金との対比の計算 (ア)大豆,そば,はとむぎ単独利用の場合 (機械の年間固定費) ──────────── + (ha当たり変動費) ( 利 用 規 模 ) (ha当たり作業請負料金)> 稲 項目 作業能率 実作業率 固 購入価格 定 年固定比率 費 年固定費 燃料 燃料消費量 燃料単価 燃料費 変 潤滑油費 動 費 労賃 オペレーター人員 単位 時/ha 千円 % 円 ㍑/hr 円/㍑ 円/hr 円/hr 人 オペレーター労賃 円/hr ha当たり変動費 円 ha当たり作業請負料金 円 利用規模の下限 ha 麦 項目 作業能率 実作業率 固 購入価格 定 年固定比率 費 年固定費 燃料 燃料消費量 燃料単価 燃料費 変 潤滑油費 動 費 労賃 オペレーター人員 単位 時/ha 千円 % 円 ㍑/hr 円/㍑ 円/hr 円/hr 人 オペレーター労賃 円/hr ha当たり変動費 円 ha当たり作業請負料金 円 利用規模の下限 ha C K ① ② ③=①*②*1000 ④ ⑤ ⑥=④*⑤ ⑦=⑥*0.3 ⑧ ⑨=⑧*2,218 ⑩=C*(⑥+⑦+⑨)/K ⑪ X<③/(⑪-⑩) C K ① ② ③=①*②*1000 ④ ⑤ ⑥=④*⑤ ⑦=⑥*0.3 ⑧ ⑨=⑧*2,218 ⑩=C*(⑥+⑦+⑨)/K ⑫ X<③/(⑪-⑩) Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ 6.8 4.8 3.2 3.0 2.0 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 3,889 5,552 8,230 8,552 20,770 0.247 0.247 0.247 0.236 0.236 960,583 1,371,344 2,032,810 2,018,272 4,901,720 4.0 6.0 8.0 10.0 19.0 113 113 113 113 113 452 678 904 1,130 2,147 136 203 271 339 644 1 1 1 1 1 2,218 2,218 2,218 2,218 2,218 27,254 21,253 15,512 15,801 14,312 179,810 179,810 179,810 179,810 179,810 6.3 8.7 12.4 12.4 29.7 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ 4.9 3.7 2.5 1.7 1.1 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 3,889 5,552 8,230 8,552 20,770 0.247 0.247 0.247 0.236 0.236 960,583 1,371,344 2,032,810 2,018,272 4,901,720 4.0 6.0 8.0 10.0 19.0 113 113 113 113 113 452 678 904 1,130 2,147 136 203 271 339 644 1 1 1 1 1 2,218 2,218 2,218 2,218 2,218 19,639 16,383 12,119 8,954 7,871 135,500 135,500 135,500 135,500 135,500 8.3 11.6 16.5 16.0 38.5 大豆、そば、はとむぎ 項目 作業能率 実作業率 固 購入価格 定 年固定比率 費 年固定費 燃料 燃料消費量 燃料単価 燃料費 変 潤滑油費 動 費 労賃 オペレーター人員 単位 時/ha 千円 % 円 ㍑/hr 円/㍑ 円/hr 円/hr 人 オペレーター労賃 円/hr ha当たり変動費 円 ha当たり作業請負料金 円 利用規模の下限 ha Ⅳ Ⅴ 大豆 そば はとむぎ 大豆 そば はとむぎ C 2.3 2.2 3.3 1.6 1.5 2.3 K 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 5,300 ① 5,300 5,300 12,300 12,300 12,300 ② 0.236 0.236 0.236 0.236 0.236 0.236 ③=①*②*1000 1,250,800 1,250,800 1,250,800 2,902,800 2,902,800 2,902,800 ④ 10.0 10.0 10.0 19.0 19.0 19.0 ⑤ 113 113 113 113 113 113 ⑥=④*⑤ 1,130 1,130 1,130 2,147 2,147 2,147 ⑦=⑥*0.3 339 339 339 644 644 644 ⑧ 1 1 1 1 1 1 ⑨=⑧*2,218 2,218 2,218 2,218 2,218 2,218 2,218 ⑩=C*(⑥+⑦+⑨)/K 12,114 11,588 17,382 11,449 10,734 16,458 ⑪ 116,800 110,000 141,000 116,800 110,000 141,000 X<③/(⑪-⑩) 12.0 12.8 10.2 27.6 29.3 23.4 -13- (イ)大豆、そば、はとむぎ汎用利用の場合(本体は稲又は麦で償却済み、専用部品費及び本機修理費を大豆等で償却 する) 大豆、そば、はとむぎ 項目 作業能率 実作業率 購入価格 本体 部品 固 年固定比率 (修理) 定 費 単位 時/ha 千円 千円 % % C K ① ①' ② ②' ③=①*②*1000 ③'=①'*②'*1000 年固定費 燃料 燃料消費量 燃料単価 燃料費 潤滑油費 労賃 オペレーター人員 円 ㍑/hr 円/㍑ 変 円/hr 円/hr 動 費 人 オペレーター労賃 円/hr ha当たり変動費 円 ha当たり作業請負料金 円 利用規模の下限 ha ④=③+③' ④ ⑤ ⑥=④*⑤ ⑦=⑥*0.3 ⑧ ⑨=⑧*2,218 ⑩=C*(⑥+⑦+⑨)/K ⑪ X<③/(⑪-⑩) 大豆 2.3 0.7 8,552 2,000 0.043 0.236 367,736 472,000 839,736 10.0 113 1,130 339 1 2,218 12,114 116,800 8.1 -14- Ⅳ Ⅴ そば はとむぎ 大豆 そば はとむぎ 2.2 3.3 1.6 1.5 2.3 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 8,552 8,552 20,770 20,770 20,770 2,000 2,000 4,000 4,000 4,000 0.043 0.043 0.043 0.043 0.043 0.236 0.236 0.236 0.236 0.236 367,736 367,736 893,110 893,110 893,110 472,000 472,000 944,000 944,000 944,000 839,736 839,736 1,837,110 1,837,110 1,837,110 10.0 10.0 19.0 19.0 19.0 113 113 113 113 113 1,130 1,130 2,147 2,147 2,147 339 339 644 644 644 1 1 1 1 1 2,218 2,218 2,218 2,218 2,218 11,588 17,382 11,449 10,734 16,458 110,000 141,000 116,800 110,000 141,000 8.6 6.8 17.5 18.6 14.8 (2)運搬車の能率 機種 単位 歩行型ト ラクター 用トレー 項目 ラー 最大積載量 t 0.5 荷台 形式 普通 容積 ㎥ 0.5 ㎞/時 8 走行速度 籾の状態 袋詰 積載量 ㎏ 300(8袋) 距離(片道) ㎞ 0.5 1 往復走行時間 分 4 8 分 2 2 積込時間 分 2 2 荷下ろし時間 分 計量時間 荷下ろし場にお 分 - 乗用型トラクター用トレーラー トラック 1.5 2.0 普通 1.1 12 バラ 600 備考 1 5 3 7 5 5 2 10 3 7 5 5 袋詰 700(18袋) 1 2 5 10 7 7 7 7 5 5 5 5 25 1.4 30 1.2 29 1.4 ダンプ 1.1 12 バラ 600 1 2 5 10 3 3 1 1 5 5 5 5 普通 2.0 25 バラ 1,100 1 2 2 5 6 6 13 13 5 5 5 5 袋詰 1,400(36袋) 1 2 14 14 5 5 2 5 14 14 5 5 40 2.1 43 2.0 ダンプ 2.0 25 バラ 1,100 1 2 2 5 6 6 1 1 5 5 5 5 距離を仮 定した場 けるあそび時間 合計時間 能率 注 1 2 分 t/時 8 2.2 12 1.5 34 1.2 19 1.9 24 1.5 31 2.1 34 1.9 19 3.5 22 3.0 「バラ」ではコンバインから直接積込み,「袋詰」では農道,または農家の庭先にあるものを2名で積込 むものとし,荷下しは「バラ」「袋詰」ともに2名で行うものとする。 バラ籾の積込み時間は12,000㎏/時,荷下し時間は5,000㎏/時,ダンプで36,000㎏/時とした。 (3)運搬車の必要台数の計算例 N=G/L G=I+J L=T/(S・Y) 項目 荷下し運搬時間 往復運転時間 運転距離 運搬速度 計量時間 荷下し遊び時間 積込み荷下し時間 運搬中の積載量 運搬車1台分の袋数 1袋の穀物重量 積込能率 荷下し能率 運搬車1杯分のほ場作業時間 コンバインのほ場作業量 ha当たり収量 運搬車の台数 単位 G=I+J I=2x/a+i 1+i2 x a i1 i2 J=T(1/J 1-1/J2) T=n*t n t J1 J2 L=T/(S*Y) S Y N=G/L (時) (時) (km) (㎞/時) (時) (時) (時) (㎏) (㎏/時) (㎏/時) (ha/時) (㎏/ha) タンカータイプ 0.34 0.3 1 20 0.1 0.1 0.04 578 12,000 60,000 0.41 0.2 7,000 1 注 タンカータイプでは (1.3㎥× 100㎏/0.18㎥× 0.8) ↑ ↑ ↑ タンク容積 100㎏の容積 充填率 -15- バガータイプ 0.43 0.3 1 20 0.1 0.1 0.13 450 15 30 720 900 0.64 0.1 7,000 1 備考 バガータイプ(例えば 自脱型)のみ タンカータイプではタ ンク1杯分を1回で運ぶ 6 ハーベスター 6-1 フォーレージハーベスター 利用規模の下限 ア 機械の作業可能面積の計算(延刈取り面積) (作業日数)×(1日の作業時間)×(実作業率) (作業可能面積)= (作 業 能 率) 項目 作業能率 ほ場作業効率 毎時処理能力 単位 時/ha Ⅰ C=Y/(E*q) E q Y D (t/時) (t/ha) 年間最低作業可能日数 日 (北海道以外) 1日作業時間 時間 実作業率 作業可能面積 ha ha当たり刈取り1回の平均収量 注 ( H K A=(D*H*K)/C Ⅱ 5.0 0.6 6.7 20 20 (25) 8 0.6 19.2 (24.0) 4.0 0.6 8.3 20 20 (25) 8 0.6 24.0 (30.0) Ⅲ 3.1 0.6 10.6 20 20 (25) 8 0.6 30.9 (38.7) Ⅳ 0.7 0.6 44.5 20 20 (25) 8 0.6 137.1 (171.4) )内は北海道以外での数値である。 イ 請負料金との対比の計算 (フォーレージハーベスターの年間固定費) +(トラクターのha当たり固定費)+(ha当たり変動費) ( 利 用 規 模 ) (ha当たり作業請負料金)> 項目 購入価格 ハーベスター トラクター 年固定比率 ハーベスター 固 トラクター 定 千円 ① ①’ % ② ②' ha当たり機械利用時間 時間/ha ③ 費 トラクタ年間稼働時間 時間 ④ 年固定費 ハーベスター 円 ⑤=①*②*1000 ⑥=①'*②'*1000*③/④ トラクター 円 燃料 燃料消費量 ㍑/hr ⑦ 燃料単価 円/㍑ ⑧ 変 燃料費 円/hr ⑨=⑦*⑧ 動 潤滑油費 円/hr ⑩=⑨*0.3 費 労賃 オペレーター人員 人 ⑪ オペレーター労賃 円/hr ⑫=⑪*2,218 ⑬=C*(⑨+⑩+⑫)/K ha当たり変動費 円 ha当たり作業請負料金 円 ⑭ 利用規模の下限 X<⑤/(⑭-⑬-⑥) ha Ⅰ Ⅱ Ⅲ 1,058 3,122 0.253 0.23 5.00 600 267,674 5,984 7.0 113 791 237 1 2,218 27,053 69,500 7.4 1,410 4,026 0.253 0.24 4.00 600 356,730 6,442 11.0 113 1,243 373 1 2,218 25,559 69,500 9.6 3,748 6,385 0.253 0.24 3.10 600 948,244 7,917 17.0 113 1,921 576 1 2,218 24,362 69,500 25.5 -16- Ⅳ 29,518 0.238 7,025,284 56.0 113 6,328 1,898 1 2,218 12,185 69,500 122.6 6-2 ポテトハーベスター 利用規模の下限 ア 機械の作業可能面積の計算 (作業日数)×(1日の作業時間)×(実作業率) (作業可能面積)= (作 業 能 率) 項目 作業能率 年間最低作業可能日数 1日作業時間 実作業率 作業可能面積 単位 時/ha 日 時間 ha Ⅱ Ⅰ C D H K A=(D*H*K)/C 澱粉用 8.9 30 8 0.8 21.5 食用 6.7 30 8 0.8 28.6 10.7 30 8 0.8 17.9 イ 請負料金との対比の計算 (ハーベスターの年間固定費) +(トラクターのha当たり固定費)+(ha当たり変動費) (ha当たり作業請負料金)> ( 利 用 規 模 ) 項目 単位 購入価格 ハーベスター 千円 ① トラクター ①’ 年固定比率 ハーベスター % ② 固 トラクター ②' 定 ha当たり機械利用時間 時間/ha ③ 費 トラクタ年間稼働時間 時間 ④ 年固定費 ハーベスター 円 ⑤=①*②*1000 ⑥=①'*②'*1000*③/④ トラクター 円 燃料 燃料消費量 ㍑/hr ⑦ 燃料単価 円/㍑ ⑧ 燃料費 円/hr ⑨=⑦*⑧ 潤滑油費 円/hr ⑩=⑨*0.3 変 人 オペレーター 人 ⑪ 動 員 補助者 人 ⑫ 費 労 オペレーター 円/hr ⑬=⑪*2,218 賃 補助者 円/hr ⑭=⑫*1,082 合計 円/hr ⑮=⑬+⑭ ha当たり変動費 ⑯=C*(⑨+⑩+⑮)/K 円 ha当たり作業請負料金 円 ⑰ 利用規模の下限 ha X<⑤/(⑰-⑮-⑥) Ⅰ 2,315 3,122 0.26 0.23 8.90 600 608,845 10,651 7.0 113 791 237 1 1 2,218 1,082 3,300 48,152 106,000 13.0 -17- Ⅱ 澱粉用 3,310 4,026 0.26 0.24 6.70 600 870,530 10,790 11.0 113 1,243 373 1 1 2,218 1,082 3,300 41,171 106,000 16.2 食用 4,633 6,385 0.26 0.24 10.70 600 1,218,479 27,328 11.0 113 1,243 373 1 3 2,218 3,246 5,464 94,694 212,000 13.6 6-3 ビートハーベスター 利用規模の下限 ア 機械の作業可能面積の計算 (作業日数)×(1日の作業時間)×(実作業率) (作業可能面積)= (作 業 能 率) 項目 作業能率 年間最低作業可能日数 1日作業時間 実作業率 作業可能面積 単位 時/ha 日 時間 ha Ⅰ C D H K A=(D*H*K)/C Ⅱ 3.2 20 10 0.8 50.0 Ⅲ 2.3 20 10 0.8 69.5 2 20 10 0.8 80.0 イ 請負料金との対比の計算 (ハーベスターの年間固定費) +(トラクターのha当たり固定費)+(ha当たり変動費) (ha当たり作業請負料金)> ( 利 用 規 模 ) 項目 購入価格 ハーベスター 千円 ① トラクター ①’ 年固定比率 ハーベスター % ② 固 トラクター ②' 定 ha当たり機械利用時間 時間/ha ③ 費 トラクタ年間稼働時間 時間 ④ 年固定費 ハーベスター 円 ⑤=①*②*1000 ⑥=①'*②'*1000*③/④ トラクター 円 燃料 燃料消費量 ㍑/hr ⑦ 燃料単価 円/㍑ ⑧ 変 燃料費 円/hr ⑨=⑦*⑧ 動 潤滑油費 円/hr ⑩=⑨*0.3 費 労賃 オペレーター人員 人 ⑪ オペレーター労賃 円/hr ⑫=⑪*2,218 ha当たり変動費 ⑬=C*(⑨+⑩+⑫)/K 円 ha当たり作業請負料金 円 ⑭ 利用規模の下限 ha X<⑤/(⑭-⑬-⑥) Ⅰ 3,151 4,026 0.253 0.24 3.20 600 797,203 5,153 11.0 113 1,243 373 1 2,218 15,336 77,000 14.2 -18- Ⅱ 4,500 6,385 0.253 0.24 2.30 600 1,138,500 5,874 12.0 113 1,356 407 1 2,218 11,445 77,000 19.1 Ⅲ 19,545 0.238 2.00 600 4,651,710 13.0 113 1,469 441 1 2,218 10,319 77,000 69.8 6-4 ビーンハーベスター 利用規模の下限 ア 機械の作業可能面積の計算 (作業日数)×(1日の作業時間)×(実作業率) (作業可能面積)= (作 業 能 率) 項目 作業能率 年間最低作業可能日数 1日作業時間 実作業率 作業可能面積 単位 時/ha 日 時間 Ⅰ C D H K A=(D*H*K)/C ha Ⅱ 5.0 30 4 0.8 19.2 2.5 30 4 0.8 38.4 イ 請負料金との対比の計算 (ハーベスターの年間固定費) +(ha当たり変動費) (ha当たり作業請負料金)> ( 利 用 規 模 ) 項目 固 購入価格 定 年固定比率 費 年固定費 燃料 燃料消費量 燃料単価 変 燃料費 動 潤滑油費 費 労賃 オペレーター人員 オペレーター労賃 ha当たり変動費 ha当たり作業請負料金 利用規模の下限 Ⅰ 千円 % 円 ㍑/hr 円/㍑ 円/hr 円/hr 人 円/hr 円 円 ha ① ② ③=①*②*1000 ④ ⑤ ⑥=④*⑤ ⑦=⑥*0.3 ⑧ ⑨=⑧*2,218 ⑩=C*(⑥+⑦+⑨)/K ⑪ X<③/(⑪-⑩) -19- 651 0.26 171,213 2.1 135 284 85 1 2,218 16,166 33,600 9.9 Ⅱ 2,272 0.26 597,536 2.7 135 365 109 1 2,218 8,412 33,600 23.8 6-5 ケーンハーベスター 利用規模の下限 ア 機械の作業可能面積の計算 (作業日数)×(1日の作業時間)×(実作業率) (作業可能面積)= (作 業 能 率) 項目 作業能率 ほ場作業効率 毎時理論処理能力 年間最低作業可能日数 1日作業時間 実作業率 作業可能面積 単位 時/ha Ⅰ C=1/St/E E St D H K A=(D*H*K)/C ha/時 日 時間 ha Ⅱ 11.4 0.6 0.146 75 8 0.5 26.3 Ⅲ 15.2 0.6 0.110 75 8 0.5 19.7 7.2 0.6 0.230 65 8 0.6 43.3 イ 請負料金との対比の計算 (ハーベスターの年間固定費) +(ha当たり変動費) (ha当たり作業請負料金)> ( 利 用 規 模 ) 項目 固 購入価格 定 年固定比率 費 年固定費 燃料 燃料消費量 燃料単価 変 燃料費 動 潤滑油費 費 労賃 オペレーター人員 オペレーター労賃 ha当たり変動費 ha当たり作業請負料金 利用規模の下限 Ⅰ 千円 % 円 ㍑/hr 円/㍑ 円/hr 円/hr 人 円/hr 円 円 ha ① ② ③=①*②*1000 ④ ⑤ ⑥=④*⑤ ⑦=⑥*0.3 ⑧ ⑨=⑧*2,218 ⑩=C*(⑥+⑦+⑨)/K ⑪ X<③/(⑪-⑩) -20- 6,000 0.238 1,428,000 5.7 113 644 193 1 2,218 69,662 271,833 7.1 Ⅱ 14,440 0.238 3,436,720 25.0 113 2,825 848 1 2,218 179,071 407,750 15.1 Ⅲ 31,150 0.238 7,413,700 48.0 113 5,424 1,627 1 2,218 111,230 407,750 25.1 7 いも類用の乗用型収穫機(汎用いも類収穫機) (1) 利用規模の下限 ア 機械の作業可能面積の計算 (作業日数)×(1日の作業時間)×(実作業率) (作業可能面積)= (作 業 能 率) 項目 作業能率 年間最低作業可能日数 1日作業時間 実作業率 作業可能面積 単位 時/ha 日 時間 ha C D H K A=(D*H*K)/C ばれいしょ 14.3 30 8 0.8 13.4 かんしょ 10.0 30 8 0.8 19.2 さといも 20.0 30 8 0.8 9.6 イ 請負料金との対比の計算 (収穫機の年間固定費) (ha当たり作業請負料金)> ( 利 用 規 模 ) +(ha当たり変動費) 項目 ばれいしょ かんしょ 固 購入価格 10,000 10,000 千円 ① 定 年固定比率 % ② 0.248 0.248 円 ③=①*②*1000 2,480,000 2,480,000 費 年固定費 燃料 燃料消費量 ㍑/hr ④ 4.0 4.0 燃料単価 円/㍑ ⑤ 113 113 燃料費 円/hr ⑥=④*⑤ 452 452 潤滑油費 円/hr ⑦=⑥*0.3 136 136 変 人 オペレーター 人 ⑧ 1 1 動 員 補助者 人 ⑨ 3 3 費 労 オペレーター 円/hr ⑩=⑧*2,218 2,218 2,218 賃 補助者 円/hr ⑪=⑨*1,082 3,246 3,246 合計 円/hr ⑫=⑩+⑪ 5,464 5,464 ha当たり変動費 ⑬=C*(⑥+⑦+⑫)/K 円 108,172 75,645 ha当たり作業請負料金 円 ⑭ 555,066 358,683 利用規模の下限 ha X<③/(⑭-⑬) 5.6 8.8 注 購入価格は10,000,000円と想定 注 ha当たり作業請負料金は、 ばれいしょ 34.20 (10a当たり収穫時間)×10×1,082×1.5= かんしょ 22.10 (10a当たり収穫時間)×10×1,082×1.5= さといも 55.72 (10a当たり収穫時間)×10×1,082×1.5= (2)ほ場作業量 作業別 収穫条数 (条) ばれいしょ 1 かんしょ 1 さといも 1 作業速度 (m/秒) 0.28 0.40 0.20 理論作業量 (㎡/秒) 0.28 0.40 0.20 -21- ほ場作業効率 (%) 70 70 70 さといも 10,000 0.248 2,480,000 4.0 113 452 136 1 3 2,218 3,246 5,464 151,290 904,336 3.3 555,066 358,683 904,336 ほ場作業量 (ha/時) 0.07 0.10 0.05 8 野菜接ぎ木ロボット (1)ロボット単独で導入の場合 利用規模の下限 ア 機械の作業可能能率の計算 項目 単位 作業能率 株/h C 750 年間稼働日数 日 D 22 1日作業時間 時間 H 8 実作業率 K 0.7 成苗率 G 0.9 有効接ぎ木苗製造可能能率 株/年 A=C*D*H*K*G 83,160 注 1 作業日数は,きゅうり,すいか又はメロンの接ぎ木を行った場合である。 2 成苗率は定植可能な苗の割合である。 イ 人力による接ぎ木作業との対比の計算 ロボットを使用した作業体系の作業能率と同程度の慣行体系のコスト及び必要作業人員を比較 (ア)ロボット体系 野菜接ぎ木ロボットの年間固定費=購入価格×24.0% 植付けポット自動搬送装置の年間固定費=購入価格×24.0% 年間変動費=年間機械利用時間×(電力料+潤滑油費+時間当たり労賃×作業人員) (イ)慣行体系 年間変動費=年間作業時間×時間当たり労賃×作業人員 時間当たり労賃=1,407円(慣行体系の接ぎ木作業者),1,082円(その他の補助者) 項目 固 購入価格 定 年固定比率 費 年固定費 年間機械利用時間 電力料 潤滑油費 変 人 作業者 動 員 補助者 費 労 作業者 賃 補助者 合計 ha当たり変動費 合計 千円 % 円 時間 円/kwh 円 円/hr 円/hr 円/hr 円/hr ① ② ③=①*②*1000 ④=D*H*K ,D*H ⑤ ⑥=⑤*0.3 ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪=⑦*⑨+⑧*⑩ 円 円 ⑫=④*(⑤+⑥+⑪) ロボット体系 7,070 0.240 1,696,800 123 15 4.5 1,082 ⑬=③+⑫ -22- 6 6,492 800,915 2,497,715 慣行体系 0 176 0 0 1,407 1,082 8 3 14,502 2,552,352 2,552,352 (2)自動搬送装置付きの場合 利用規模の下限 ア 機械の作業可能能率の計算 項目 単位 作業能率 株/h C 750 年間稼働日数 日 D 36 1日作業時間 時間 H 8 実作業率 K 0.7 成苗率 G 0.9 有効接ぎ木苗製造可能能率 株/年 A=C*D*H*K*G 136,080 注 1 作業日数は,きゅうり,すいか又はメロンの接ぎ木を行った場合である。 2 成苗率は定植可能な苗の割合である。 イ 人力による接ぎ木作業との対比の計算 条件は(1)と同じ 項目 ロボット体系 購入価格 ロボット 千円 ① 7,070 固 自動搬送装置 千円 ② 6,000 定 年固定比率 % ③=① 0.203 費 ③=(①+②)*③*1000 年固定費 円 2,653,210 年間機械利用時間 時間 ④=D*H*K ,D*H 202 電力料 円/3kwh ⑤ 45 潤滑油費 円 ⑥=⑤*0.3 13.5 変 人 作業者 円/hr ⑦ 1,082 動 員 補助者 円/hr ⑧ 費 労 作業者 円/hr ⑨ 4 賃 補助者 円/hr ⑩ 合計 ⑪=⑦*⑨+⑧*⑩ 4,328 ha当たり変動費 ⑫=④*(⑤+⑥+⑪) 円 886,073 合計 円 ⑬=③+⑫ 3,539,283 -23- 慣行体系 0 288 0 0 1,407 1,082 8 3 14,502 4,176,576 4,176,576 **前提 22日 自動搬送装置なし [参考資料補足] Ⅰ 野菜接ぎ木ロボット単独導入の場合 1 野菜接ぎ木ロボットによるきゅうり接ぎ木費用試算 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13) (14) (15) (16) (17) 野菜接ぎ木ロボット価格 野菜接ぎ木ロボットの年間固定費 接ぎ木作業日数 1日の作業時間 実作業率 1日の実作業時間 1時間当たり接ぎ木株数 成苗率 年間生産有効接ぎ木株数 年間機械利用時間 電力料 潤滑油費 1時間当たり賃金 作業人員 年間変動費 年間接ぎ木費用 1株当たり費用 千円 千円 日 時間 時間 株/時 % 株/年 時間 円/kwh 円 円/時間 人 千円 千円 円/株 A C E F G H R U T I J K L M N O P A*0.24 F*G E*H*R*U E*H J*0.3 I*(J+K+L*M) C+N O/T 7,070 1,697 22 (きゅうり 11日×年2作) 8.0 0.7 5.6 750 90 83,160 123 15.0 (ロボット1kW) 4.5 1,082 6 801 2,498 30.1 2 慣行接ぎ木体系における接ぎ木費用試算(ロボットと同数の株を同期間に生産すると仮定) 有効接ぎ木苗数 人力による接ぎ木の成苗率 年間接ぎ木株数 接ぎ木作業日数 1日に接ぎ木する株数 1日の作業時間 実作業率 1日の実作業時間 1人1時間当たり接ぎ木株数 1人1日当たり接ぎ木株数 接ぎ木に必要な人数 苗運搬・移植・養生作業日数 総必要人数 1時間当たり賃金(作業者) (補助者) (15) 年間接ぎ木費用 (16) 1株当たり費用 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13) (14) 株 % 株 日 株 時間 時間 株/時間 株/日 人 人 人 円 千円 円/株 A B C D E F G H I J K L M N N' O P A/B C/D F*G H*I E/J K+L N'*1.3 D*F*((K*N)+(L*N')) O/A 83,160 90 92,400 22 4,200 8 0.7 5.6 100 560 8 3 11 1,407 1,082 2,552 30.7 (苗運搬=1人 移植・養生=2人) 3 用語の定義 機械的接ぎ木成功率(%)=S÷T×100 活着率(%) =K÷T×100 成苗率(%) =N÷T×100 (注)接ぎ木成功株数 S (接着面が合っている接ぎ木苗) 活着株数 K (活着した株) 成苗株数 N (本葉がおおよそ3枚以上で本圃に定植可能な接ぎ木苗) 供試株数 T (供給した苗数) -24- **前提 36日 自動搬送装置あり Ⅱ 自動搬送装置付きの場合 1 野菜接ぎ木ロボットによるきゅうり接ぎ木費用試算 (1) 野菜接ぎ木ロボット価格 千円 A (2) 自動搬送装置の価格 千円 B (3) 野菜接ぎ木ロボットの年間固定費 千円 C (4) 自動搬送装置の年間固定費 千円 D (5) 接ぎ木作業日数 日 E (6) 1日の作業時間 時間 F (7) 実作業率 G (8) 1日の実作業時間 時間 H (9) 1時間当たり接ぎ木株数 株/時 R (10) 成苗率 % U (11) 年間生産有効接ぎ木株数 株/年 T (12) 年間機械利用時間 時間 I (13) 電力料 円/3kwh J (14) 潤滑油費 円 K (15) 1時間当たり賃金 円/時間 L (16) 作業人員 人 M (17) 年間変動費 千円 N (18) 年間接ぎ木費用 千円 O (19) 1株当たり費用 円/株 P A*0.24 B*0.24 F*G E*H*R*U E*H J*0.3 I*(J+K+L*M) C+D+N O/T 7,070 6,000 1,697 1,440 36 (キュウリ11日×年2作+スイカ又はメロン14日) 8 0.7 5.6 750 90 136,080 202 45 (ロボット1kW+自動搬送装置2kW) 13.5 1,082 4 886 4,023 29.6 2 慣行接ぎ木体系における接ぎ木費用試算(ロボットと同数の株を同期間に生産すると仮定) (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13) (14) 有効接ぎ木苗数 人力による接ぎ木の成苗率 年間接ぎ木株数 接ぎ木作業日数 1日に接ぎ木する株数 1日の作業時間 実作業率 1日の実作業時間 1人1時間当たり接ぎ木株数 1人1日当たり接ぎ木株数 接ぎ木に必要な人数 苗運搬・移植・養生作業日数 総必要人数 1時間当たり賃金(作業者) (補助者) (15) 年間接ぎ木費用 (16) 1株当たり費用 株 % 株 日 株 時間 時間 株/時間 株/日 人 人 人 円 千円 円/株 A B C D E F G H I J K L M N N' O P A/B C/D F*G H*I E/J K+L N'*1.3 D*F((K*N)+(L*N')) O/A -25- 136,080 90 151,200 36 4,200 8 0.7 5.6 100 560 8 3 11 1,407 1,082 4,177 30.7 (苗運搬=1人 移植・養生=2人) 9 野菜用の乗用型全自動移植機 (1)利用規模の下限 ア 機械の作業可能面積の計算 (作業日数)×(1日の作業時間)×(実作業率) (作業可能面積)= (作 業 能 率) 項目 作業能率 作業日数 1日作業時間 実作業率 作業可能面積 単位 時/ha 日 時間 ha 本機 C D H K A=(D*H*K)/C 9.5 20 8 0.7 11.7 比較機(参考) 33.1 20 8 0.7 3.3 イ 比較機との対比の計算 (比較機の年間固定費) (本機の年間固定費) +(ha当たり変動費)> ( 利用規模 ) 項目 固 購入価格 定 年固定比率 費 年固定費 燃料 燃料消費量 燃料単価 変 燃料費 動 潤滑油費 費 労賃 オペレーター人員 オペレーター労賃 ha当たり変動費 利用規模の下限 (2)ほ場作業量 類別 本機 比較機 +(ha当たり変動費) ( 利用規模 ) 本機 千円 % 円 ㍑/hr 円/㍑ 円/hr 円/hr 人 円/hr 円 ha 形式 乗用型全自動式 歩行型全自動式 3,580 0.238 852,040 4.0 135 540 162 1 2,218 39,629 6.7 ① ② ③=①*②*1000 ④ ⑤ ⑥=④*⑤ ⑦=⑥*0.3 ⑧ ⑨=⑧*2,218 ⑩=C*(⑥+⑦+⑨)/K X<③/(⑪-⑩) 作業速度 (m/秒) 0.35 0.2 理論作業量 (㎡/秒) 0.42 0.12 -26- 比較機 1,510 0.238 359,380 1.0 135 135 41 1 2,218 113,202 ほ場作業効率 (%) 70 70 ほ場作業量 (ha/時) 0.1058 0.0302 10 野菜用の乗用型多目的作業機(野菜用栽培管理ビークル) (1)利用規模の下限 ア 機械の作業可能面積の計算 (作業日数)×(1日の作業時間)×(実作業率) (作業可能面積)= (作 業 能 率) 中耕機アタッチメ 防除機アタッチメ 追肥機アタッチ ント装着による中 ント装着による病 メント装着によ 耕作業 害虫防除作業 る追肥作業 作業能率 時/ha C 2.8 0.9 2.8 作業日数 日 D 6 3 6 1日作業時間 時間 H 8 6 8 実作業率 K 0.7 0.7 0.7 作業可能面積 ha A=(D*H*K)/C 12.0 14.0 12.0 病害虫防除作業については1回の適期は3日間 4回と仮定 追肥作業については1回の適期は6日間 2回と仮定 項目 単位 イ 請負料金との対比の計算 (作業機の年間固定費) +(ha当たり変動費) (ha当たり作業請負料金)> ( 利用規模 ) 項目 購入価格 本機 固 アタッチ 定 年固定比率 費 年固定費 千円 % 円 燃料 燃料消費量 燃料単価 燃料費 潤滑油費 人 オペレーター 変 員 補助者 動 労 オペレーター 費 賃 補助者 合計 ha当たり変動費 作業回数 ㍑/hr 円/㍑ 円/hr 円/hr 人 人 円/hr 円/hr 円/hr 円 回 合計 ha当たり作業請負料金 円 合計 利用規模の下限 ha (2)ほ場作業量 植付条数 作業別 (条) 中耕作業 3 作業別 中耕作業 作業別 追肥作業 中耕機アタッチメ 防除機アタッチメ 追肥機アタッチ ント装着による中 ント装着による病 メント装着によ 耕作業 害虫防除作業 る追肥作業 576 1,153 576 ① 390 1,125 670 ①' ② 0.263 0.263 0.263 ③=(①+①')*②*1000 254,124 598,983 327,764 (1,180,871) (③の合計) ④ 2.5 2.5 2.5 ⑤ 135 135 135 ⑥=④*⑤ 338 338 338 ⑦=⑥*0.3 101 101 101 ⑧ 1 1 1 ⑨ 1 1 1 ⑩=⑧*2,218 2,218 2,218 2,218 ⑪=⑨*1,082 1,082 1,082 1,082 ⑬=⑩+⑪ 3,300 3,300 3,300 ⑭=C*(⑥+⑦+⑬)/K 14,956 4,807 14,956 ⑮ 2 4 2 ⑯=⑭*⑮ 29,912 19,228 29,912 (79,052) (⑯の合計) ⑰ 80,230 22,667 80,230 ⑱=⑮*⑰ 160,460 90,668 160,460 (411,588) (⑱合計) 3.6 X<③/(⑱-⑯) 作業速度 (m/秒) 0.6 理論作業量 (㎡/秒) 1.08 ほ場作業効率 (%) 83 ほ場作業量 (ha/時) 0.35 有効散布幅 (m) 7.2 作業速度 (m/秒) 0.5 理論作業量 (㎡/秒) 3.6 ほ場作業効率 (%) 77 ほ場作業量 (ha/時) 1.1 作業幅 (条) 3 作業速度 (m/秒) 0.6 理論作業量 (㎡/秒) 1.08 ほ場作業効率 (%) 83 ほ場作業量 (ha/時) 0.35 -27- 11 キャベツ用の収穫機 (1)利用規模の下限 ア 機械の作業可能面積の計算 (作業日数)×(1日の作業時間)×(実作業率) (作業可能面積)= (作 業 能 率) 項目 作業能率 作業日数 1日作業時間 実作業率 作業可能面積 単位 時/ha 日 時間 ha Ⅰ C D H K A=(D*H*K)/C 34.8 50 8 0.8 9.1 イ 請負料金との対比の計算 (収穫機の年間固定費) +(ha当たり変動費) (ha当たり作業請負料金)> ( 利用規模 ) 項目 固 購入価格 定 年固定比率 費 年固定費 燃料 燃料消費量 燃料単価 燃料費 潤滑油費 変 人 オペレーター 動 員 補助者 費 労 オペレーター 賃 補助者 合計 ha当たり変動費 ha当たり作業請負料金 利用規模の下限 Ⅰ 千円 % 円 ㍑/hr 円/㍑ 円/hr 円/hr 人 人 円/hr 円/hr 円/hr 円 円 ha (2)ほ場作業量 類別 作業速度 (m/秒) Ⅰ 0.19 2,550 0.238 606,900 0.9 113 102 31 1 2 2,218 2,164 4,382 196,368 405,750 2.9 ① ② ③=①*②*1000 ④ ⑤ ⑥=④*⑤ ⑦=⑥*0.3 ⑧ ⑨ ⑩=⑧*2,218 ⑪=⑨*1,082 ⑫=⑩+⑪ ⑬=C*(⑥+⑦+⑫)/K ⑭ X<③/(⑭-⑬) 理論作業量 (㎡/秒) 0.11 ほ場作業効率 (%) 70 -28- ほ場作業量 (ha/時) 0.029 12 ごぼう用の収穫機 (1)利用規模の下限 ア 機械の作業可能面積の計算 (作業日数)×(1日の作業時間)×(実作業率) (作業可能面積)= (作 業 能 率) 項目 作業能率 作業日数 1日作業時間 実作業率 作業可能面積 単位 時/ha 日 時間 ha Ⅰ C D H K A=(D*H*K)/C 38.5 70 8 0.8 11.6 イ 請負料金との対比の計算 (収穫機の年間固定費) +(ha当たり変動費) (ha当たり作業請負料金)> ( 利用規模 ) 項目 固 購入価格 定 年固定比率 費 年固定費 燃料 燃料消費量 燃料単価 燃料費 潤滑油費 変 人 オペレーター 動 員 補助者 費 労 オペレーター 賃 補助者 合計 ha当たり変動費 ha当たり作業請負料金 利用規模の下限 Ⅰ 千円 % 円 ㍑/hr 円/㍑ 円/hr 円/hr 人 人 円/hr 円/hr 円/hr 円 円 ha (2)ほ場作業量 類別 植付条数 (条) Ⅰ 1 9,000 0.238 2,142,000 12.0 113 1,356 407 1 1 2,218 1,082 3,300 243,657 447,000 10.6 ① ② ③=①*②*1000 ④ ⑤ ⑥=④*⑤ ⑦=⑥*0.3 ⑧ ⑨ ⑩=⑧*2,218 ⑪=⑨*1,082 ⑫=⑩+⑪ ⑬=C*(⑥+⑦+⑫)/K ⑭ X<③/(⑭-⑬) 作業速度 (m/秒) 0.2 理論作業量 (㎡/秒) 0.12 -29- ほ場作業効率 (%) 60 ほ場作業量 (ha/時) 0.026 13 だいこん用の収穫機 (1)利用規模の下限 ア 機械の作業可能面積の計算 (作業日数)×(1日の作業時間)×(実作業率) (作業可能面積)= (作 業 能 率) 項目 作業能率 作業日数 1日作業時間 実作業率 作業可能面積 単位 時/ha 日 時間 ha Ⅰ C D H K A=(D*H*K)/C 31.8 50 8 0.8 10.0 イ 請負料金との対比の計算 (収穫機の年間固定費) +(ha当たり変動費) (ha当たり作業請負料金)> ( 利用規模 ) 項目 Ⅰ 固 購入価格 7,400 千円 ① 定 年固定比率 % ② 0.238 円 ③=①*②*1000 1,761,200 費 年固定費 燃料 燃料消費量 ㍑/hr ④ 1.9 燃料単価 円/㍑ ⑤ 113 燃料費 円/hr ⑥=④*⑤ 215 潤滑油費 円/hr ⑦=⑥*0.3 65 変 人 オペレーター 人 ⑧ 1 動 員 補助者 人 ⑨ 2 費 労 オペレーター 円/hr ⑩=⑧*2,218 2,218 賃 補助者 円/hr ⑪=⑨*1,082 2,164 合計 円/hr ⑫=⑩+⑪ 4,382 ha当たり変動費 ⑬=C*(⑥+⑦+⑫)/K 円 185,315 ha当たり作業請負料金 円 ⑭ 389,520 利用規模の下限 ha X<③/(⑭-⑬) 8.7 ha当たり作業請負料金:389,520円(1,623円×240時間) (2)ほ場作業量 類別 作業速度 (m/秒) Ⅰ 0.18~0.30 理論作業量 (ha/時) 0.04~0.06 ほ場作業効率 (%) 56~74 -30- ほ場作業量 (ha/時) 0.03 14 ねぎ用の収穫機 (1)利用規模の下限 ア 機械の作業可能面積の計算 (作業日数)×(1日の作業時間)×(実作業率) (作業可能面積)= (作 業 能 率) 項目 Ⅰ 単位 作業能率 時/ha C 28.2 作業日数 日 D 90 1日作業時間 時間 H 8 (3) 実作業率 K 0.8 作業可能面積 ha A=(D*H*K)/C 20.4 (7.6) 注 ( )内は、収穫後の調製作業{皮むき、根切り等}を考慮したものである。 イ 請負料金との対比の計算 (収穫機の年間固定費) +(ha当たり変動費) (ha当たり作業請負料金)> ( 利用規模 ) 項目 Ⅰ 固 購入価格 2,980 千円 ① 定 年固定比率 % ② 0.238 円 ③=①*②*1000 709,240 費 年固定費 燃料 燃料消費量 ㍑/hr ④ 1.6 燃料単価 円/㍑ ⑤ 135 燃料費 円/hr ⑥=④*⑤ 216 潤滑油費 円/hr ⑦=⑥*0.3 65 変 人 オペレーター 人 ⑧ 1 動 員 補助者 人 ⑨ 1 費 労 オペレーター 円/hr ⑩=⑧*2,218 2,218 賃 補助者 円/hr ⑪=⑨*1,082 1,082 合計 円/hr ⑫=⑩+⑪ 3,300 ha当たり変動費 ⑬=C*(⑥+⑦+⑫)/K 円 126,230 ha当たり作業請負料金 円 ⑭ 681,660 利用規模の下限 ha X<③/(⑭-⑬) 1.3 ha当たり作業請負料金:681,660円(1,623円×420時間) (2)ほ場作業量 類別 作業速度 (m/秒) Ⅰ 0.06~0.16 理論作業量 (ha/時) 0.02~0.06 ほ場作業効率 (%) 82~97 -31- ほ場作業量 (ha/時) 0.02~0.05 15 はくさい用の収穫機 (1)利用規模の下限 ア 機械の作業可能面積の計算 (作業日数)×(1日の作業時間)×(実作業率) (作業可能面積)= (作 業 能 率) 項目 作業能率 作業日数 1日作業時間 実作業率 作業可能面積 単位 時/ha 日 時間 ha Ⅰ C D H K A=(D*H*K)/C 37.2 70 8 0.8 12.0 イ 請負料金との対比の計算 (収穫機の年間固定費) +(ha当たり変動費) (ha当たり作業請負料金)> ( 利用規模 ) 項目 Ⅰ 固 購入価格 3,300 千円 ① 定 年固定比率 % ② 0.238 費 年固定費 円 ③=①*②*1000 785,400 燃料 燃料消費量 ㍑/hr ④ 0.9 燃料単価 円/㍑ ⑤ 135 燃料費 円/hr ⑥=④*⑤ 124 潤滑油費 円/hr ⑦=⑥*0.3 37 変 人 オペレーター 人 ⑧ 1 動 員 補助者 人 ⑨ 2 費 労 オペレーター 円/hr ⑩=⑧*2,218 2,218 賃 補助者 円/hr ⑪=⑨*1,082 2,164 合計 円/hr ⑫=⑩+⑪ 4,382 ⑬=C*(⑥+⑦+⑫)/K ha当たり変動費 円 211,250 ha当たり作業請負料金 円 ⑭ 490,146 利用規模の下限 ha X<③/(⑭-⑬) 2.9 ha当たり作業請負料金: 490,146円 (1,623円×302時間) (2)ほ場作業量 類別 作業速度 (m/秒) Ⅰ 0.16 理論作業量 (ha/時) 0.035 ほ場作業効率 (%) 80 -32- ほ場作業量 (ha/時) 0.03 16 野菜用のほ場内運搬作業車 利用規模の下限 ア 機械の作業可能面積の計算 (作業日数)×(1日の作業時間)×(実作業率) (作業可能面積)= (作 業 能 率) 項目 作業能率 作業日数 1日作業時間 実作業率 作業可能面積 単位 時/ha 日 時間 ha Ⅰ C D H K A=(D*H*K)/C 10.0 30 8 0.6 14.4 イ 請負料金との対比の計算 (作業機の年間固定費) +(ha当たり変動費) (ha当たり作業請負料金)> ( 利用規模 ) 項目 Ⅰ 固 購入価格 2,370 千円 ① 定 年固定比率 % ② 0.263 円 ③=①*②*1000 623,310 費 年固定費 燃料 燃料消費量 ㍑/hr ④ 4.0 燃料単価 円/㍑ ⑤ 135 燃料費 円/hr ⑥=④*⑤ 540 潤滑油費 円/hr ⑦=⑥*0.3 162 変 人 オペレーター 人 ⑧ 1 動 員 補助者 人 ⑨ 1 費 労 オペレーター 円/hr ⑩=⑧*2,218 2,218 賃 補助者 円/hr ⑪=⑨*1,082 1,082 合計 円/hr ⑫=⑩+⑪ 3,300 ha当たり変動費 ⑬=C*(⑥+⑦+⑫)/K 円 66,700 ha当たり作業請負料金 円 ⑭ 243,450 利用規模の下限 ha X<③/(⑭-⑬) 3.6 ha当たり作業請負料金:243,450円(1,623円×150時間) 10a=6t=600箱 100a=6,000箱 1回2箱 3,000回×50m(往復)=150km 時速1kmで運搬 150(km)÷1(km/時)=150(時間) -33- 17 ほ場内野菜残さ収集機 利用規模の下限 ア 機械の作業可能面積の計算 (作業日数)×(1日の作業時間)×(実作業率) (作業可能面積)= (作 業 能 率) 項目 作業能率 作業日数 1日作業時間 実作業率 作業可能面積 単位 時/ha 日 時間 ha Ⅰ C D H K A=(D*H*K)/C 10.0 18 8 0.7 10.0 イ 薬剤散布費用との対比の計算 (残さ収集機の年間固定費) (ha当たり薬剤散布費用)> ( 利用規模 ) 項目 購入価格 +(トラクターのha当たり固定費)+(ha当たり変動費) Ⅰ 5,500 3,122 0.253 0.230 10 600 1,391,500 11,968 7.0 113 791 237 1 2,218 46,371 421,628 3.9 ① トラクター ①’ 年固定比率 残さ収集機 % ② 固 トラクター ②' 定 ha当たり機械利用時間 時間/ha ③ 費 トラクタ年間稼働時間 時間 ④ 年固定費 ⑤=①*②*1000 ⑥=①'*②'*1000*③/④ 円 燃料 燃料消費量 ㍑/hr ⑦ 燃料単価 円/㍑ ⑧ 変 燃料費 円/hr ⑨=⑦*⑧ 動 潤滑油費 円/hr ⑩=⑨*0.3 費 人 オペレーター人員 人 ⑪ 員 オペレーター労賃 円/hr ⑫=⑪*2,218 ha当たり変動費 ⑬=C*(⑨+⑩+⑫)/K 円 ha当たり作業請負料金 円 ⑭ 利用規模の下限 ha X<③/(⑭-⑬) 残さ収集機 千円 ha当たり作業請負料金: 単価 216,600 1,083円 薬剤費 198,296 3,541円 資材費 労賃 6,732 1,082円 421,628 合計 数量 200ℓ 56本 6.2時間 備考 クロールピクリン200ℓ ポリマルチ(長さ100m×幅1.8m) 1日8時間×実作業率0.7÷人の作業率0.9 -34- 18 野菜残さたい肥化装置 ① バッチ式 (50kg×5日+5日発酵)×2 ② 連続式 50kg×90日 区分 単位 バッチ式 連続式 備考 50 50 1日当たり処理能力 kg/日 kg 月間処理能力 1,000 1,000 5日×4週×1日当たり処理能力 kg 年間処理能力 12,000 12,000 12月×月間処理能力(1,000kg) 購入価格 円 10,000,000 10,000,000 年間固定費 (23.8%) 円 2,380,000 2,380,000 耐用年数7年 年間変動費 円 455,968 345,802 電気料 円/年 300,000 240,000 副資材費 円/年 110,000 37,000 おがくず 副産物梱包資材 円/年 18,000 5,000 30円/袋 人件費 円 27,968 63,802 労賃(874円/時間)×利用期間(1日8時間)×4回 作業人員0.2人/日 労賃(874円/時間)×利用期間(1日1時間)×(365/5)回 円 年間経費 2,835,968 2,725,802 年間固定費+年間変動費 38 29 年間変動費/年間処理能力 残さ1kg当たり処理費用 円 装置費用を含む 円 236 227 年間経費/年間処理能力 kg 年間たい肥生産量 6,000 1,800 円/年 副産物費 160,000 48,000 400円/袋 (1袋15kg) 日 利用期間 240 240 20日×12月 副産物を除いた年間経費 円 2,675,968 2,677,802 年間経費-副産物費 残さ1kg当たり処理費用 円 223 223 上記経費/年間処理能力 -35- 19 樹園地用の乗用型多目的作業機 (1)利用規模の下限 ア 機械の作業可能面積の計算 (作業日数)×(1日の作業時間)×(実作業率) (作業可能面積)= (作 業 能 率) 項目 単位 Ⅰ 作業能率 時/ha C=y/(E*q) 2.7 毎時吐き出し量 ℓ/時 q 3,200 圃場作業効率 E 0.7 ha当たり薬液散布量 ℓ/ha Y 6,000 作業日数 日 D 3 1日作業時間 時間 H 6 実作業率 K 0.8 作業可能面積 ha A=(D*H*K)/C 5.3 注 Y(ℓ/ha):ha当たりの薬液散布量。樹種等によりかなりの幅があるが、主対象がカンキツ類 であることを考慮して6,000ℓとした。 q(ℓ/時):機械の毎時吐出し量。市販機2型式に搭載された動力噴霧機の給水量がそれぞれ 45、60(ℓ/分)であることから,吐出し量を53(ℓ/分)とした。 K :実作業率。スピードスプレヤーと同程度とした。 E :ほ場作業効率。スピードスプレヤーと同程度とした。 イ 請負料金との対比の計算 (機械の年間固定費) +(ha当たり変動費) (ha当たり作業請負料金)> ( 利用規模 ) 項目 固 購入価格 定 年固定比率 費 年固定費 燃料 燃料消費量 燃料単価 変 燃料費 動 潤滑油費 費 労賃 オペレーター人員 オペレーター労賃 ha当たり変動費 ha当たり作業請負料金 利用規模の下限 Ⅰ 千円 % 円 ㍑/hr 円/㍑ 円/hr 円/hr 人 円/hr 円 円 ha ① ② ③=①*②*1000 ④ ⑤ ⑥=④*⑤ ⑦=⑥*0.3 ⑧ ⑨=⑧*2,218 ⑩=C*(⑥+⑦+⑨)/K ⑪ X<③/(⑪-⑩) (5回散布の場合の実面積) (2)乗用型多目的作業機の作業速度 有効散布幅 薬液吐出し量 類 散布量 (ℓ/ha) (m) (ℓ/時) Ⅰ 2,500~5,000 4~5 2,400 2,633 0.236 621,388 3.0 135 405 122 1 2,218 9,264 38,425 21.4 (4.3) 作業速度 (km/時) 1.0~1.5 -36- 20 果樹用の電磁誘導式防除用自動散布機 (1)利用規模の下限 ア 機械の作業可能面積の計算 (作業日数)×(1日の作業時間)×(実作業率) (作業可能面積)= (作 業 能 率) 項目 単位 Ⅰ 作業能率 時/ha C=y/(E*q) 0.9 毎時吐き出し量 ℓ/時 q 3,000 圃場作業効率 E 0.9 ha当たり薬液散布量 ℓ/ha Y 2,500 作業日数 日 D 3 1日作業時間 時間 H 6 実作業率 K 0.8 作業可能面積 ha A=(D*H*K)/C 15.4 注 1 病害虫防除については,発生の変異性及びその公共的性格から広域一斉防除を要求されるため 作業能率を基準として利用規模の下限を検討することが妥当である。 2 諸係数 D (日):実際に作業できる日数・・・・・ 果樹防除では3日と仮定する。 H (時):1日の作業時間 ・・・・・・・・・・ 果樹防除では6時間と仮定する。 Y(ℓ/ha) :ha当たり薬液散布量・・・・・・・・・・ 2,000~6,000ℓの幅があるが,2,500ℓと仮定する。 q(ℓ/時) :毎時吐出し量 ・・・・・・・・・・ 毎分吐出し量をq′(ℓ/分)とすればq=60q′。 K :実作業率 ・・・・・・・・・・ 0.8と仮定する。 E :ほ場作業効率・・・・・・・・・・ 0.9と仮定する。 3 作業速度 果樹用の電磁誘導式防除用自動散布機により防除作業を行うときの作業速度は,②式により求める ことができる。 10・q V= …② L・Y V(km/時) :作業速度 q(ℓ,kg/時):毎時吐出し量・・・・・毎分吐出し量をq′(ℓ,kg/分)とすればq=60q′。 L(m) :噴頭の有効散布幅 Y(ℓ,kg/ha):ha当たり散布量 イ 請負料金との対比の計算 (機械の年間固定費) +(ha当たり変動費) (ha当たり作業請負料金)> ( 利用規模 ) 項目 固 購入価格 定 年固定比率 費 年固定費 燃料 燃料消費量 燃料単価 変 燃料費 動 潤滑油費 費 労賃 オペレーター人員 オペレーター労賃 ha当たり変動費 ha当たり作業請負料金 利用規模の下限 Ⅰ 千円 % 円 ㍑/hr 円/㍑ 円/hr 円/hr 人 円/hr 円 円 ha 7,950 0.236 1,876,200 7.0 135 945 284 1 2,218 4,007 38,425 54.6 (10.9) ① ② ③=①*②*1000 ④ ⑤ ⑥=④*⑤ ⑦=⑥*0.3 ⑧ ⑨=⑧*2,218 ⑩=C*(⑥+⑦+⑨)/K ⑪ X<③/(⑪-⑩) (5回散布の場合の実面積) (2)果樹用の電磁誘導式防除用自動散布機の作業速度 噴頭の種類 散布量 有効散布幅 薬液吐出し量 (ℓ/ha) (m) (ℓ/時) 棚作り用噴頭 2,000~4,000 3.5~7 1,200 ~4,200 (20~70ℓ/分) 立木用噴頭 2,500~6,000 4~10 3,000 ~9,000 (50~150ℓ/分) -37- 作業速度 (km/時) 1.1~2.9 1.0~3.0 備考 作業速度は果樹 用の電磁誘導式 防除用自動散布 機の果樹園内走 行速度 21 果樹用の接触誘導式防除用自動散布機 (1)利用規模の下限 ア 機械の作業可能面積の計算 (作業日数)×(1日の作業時間)×(実作業率) (作業可能面積)= (作 業 能 率) 項目 作業能率 毎時吐出し量 圃場作業効率 単位 時/ha ℓ/時 ha当たり薬液散布量 ℓ/ha 作業日数 1日作業時間 実作業率 作業可能面積 日 時間 ha Ⅰ C=y/(E*q) q E Y D H K A=(D*H*K)/C 8.3 1,200 0.5 5,000 3 6 0.8 1.7 イ 請負料金との対比の計算 (ha当たり作業請負料金)> 項目 固 購入価格 定 年固定比率 費 年固定費 燃料 燃料消費量 燃料単価 変 燃料費 動 潤滑油費 費 労賃 オペレーター人員 オペレーター労賃 ha当たり変動費 千円 % 円 ㍑/hr 円/㍑ 円/hr 円/hr 人 円/hr 円 ha当たり作業請負料金 円 利用規模の下限 ha (機械の年間固定費) ( 利用規模 ) +(ha当たり変動費) Ⅰ ① ② ③=①*②*1000 ④ ⑤ ⑥=④*⑤ ⑦=⑥*0.3 ⑧ ⑨=⑧*2,218 ⑩=C*(⑥+⑦+⑨)/K ⑪ X<③/(⑪-⑩) (10回散布の場合の実面積) 1,500 0.236 354,000 1.5 135 203 61 1 2,218 25,751 57,638 11.2 (1.1) ha当たり作業請負料金:57,638円(38,425円×1.5(密植率)) (2)果樹用の接触誘導式防除用自動散布機の作業速度 噴頭の種類 散布量 有効散布幅 薬液吐出し量 (ℓ/ha) (m) (ℓ/時) 立木用噴頭 3,000~6,000 2~4 900 ~1,500 (15~ 20ℓ/分) -38- 作業速度 (km/時) 0.7~1.2 備考 作業速度は果樹 用の接触誘導式 防除用自動散布 機の果樹園内走 行速度 22 簡易草地更新機 利用規模の下限 ア 機械の作業可能面積の計算(延面積) (作業日数)×(1日の作業時間)×(実作業率) (作業可能面積)= (作 業 能 率) 項目 作業能率 圃場作業効率 作業日数 1日作業時間 実作業率 作業可能面積 単位 時/ha 日 時間 ha Ⅰ C E D H K A=(D*H*K)/C 2.0 0.7 15 6 0.7 31.5 イ 請負料金との対比の計算 (ha当たり作業請負料金)> 項目 単位 購入価格 更新機 千円 トラクター 年固定比率 更新機 % 固 トラクター 定 ha当たり機械利用時間 時間/ha 費 トラクタ年間稼働時間 時間 年固定費 更新機 トラクター 円 燃料 燃料消費量 ㍑/hr 燃料単価 円/㍑ 変 燃料費 円/hr 潤滑油費 動 円/hr 費 労賃 オペレーター人員 人 オペレーター労賃 円/hr ha当たり変動費 円 ha当たり作業請負料金 円 利用規模の下限 ha (機械の年間固定費) ( 利用規模 ) Ⅰ 2,300 6,385 0.236 0.240 2 600 542,800 5,108 17.0 113 1,921 576 1 2,218 13,471 66,000 11.5 ① ② ② ②' ③ ④ ⑤=①*②*1000 ⑥=①'*②'*1000*③/④ ④ ⑤ ⑥=④*⑤ ⑦=⑥*0.3 ⑧ ⑨=⑧*2,218 ⑩=C*(⑥+⑦+⑨)/K ⑪ X<③/(⑪-⑩) -39- +(ha当たり変動費)+(トラクターのha当たり固定費) ○ 仮定数値 項 目 単 位 数値 出 典 ・ 積 算 等 時間当り労賃 2,218 平成18年賃金構造基本統計調査 厚生労働省統計表データベースシステム オペレータ 円/時 年齢階級別きまって支給する現金給与額所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額 産業計 企業規模計 男子労働者 学歴計 所定内給与額/所定内実労働時間数 372.7千円/168時間 補助者 円/時 1,082 平成18年農村物価指数(農林水産省統計情報部 平成19年5月31日公表) 農業臨時雇用賃金(年平均)1日当たり 男 8,653円/8時間 燃料費 ガソリン 軽油 電気料 平成18年農村物価指数(農林水産省統計情報部 平成19年5月31日公表) 円/ℓ 135 農業生産資材の購入価格(年平均) ガソリン 円/ℓ 113 農業生産資材の購入価格(年平均) 軽油 18ℓ:2,041円 平成18年農村物価指数(農林水産省統計情報部 平成19年5月31日公表) 平成18年農村物価指数(農林水産省統計情報部 平成19年5月31日公表) 円/kwh 耕起作業 請負料金 円/10a 代かき作業 請負料金 円/10a 機械田植作業 請負料金 円/10a 機械刈取作業 請負料金 円/10a 48 農業生産資材の購入価格(年平均) 農用電力 1ヶ月30KWh:1,429円 7,795 平成17年農作業料金・農業労賃に関する調査結果 全国農業会議所 2007 3月 部分農作業受託料金(個人農家)全国平均 耕起 7,516 平成17年農作業料金・農業労賃に関する調査結果 全国農業会議所 2007 3月 部分農作業受託料金(個人農家)全国平均 代かき 7,825 平成17年農作業料金・農業労賃に関する調査結果 全国農業会議所 2007 3月 部分農作業受託料金(個人農家)全国平均 機械田植(苗代金別) 17,981 平成17年農作業料金・農業労賃に関する調査結果 全国農業会議所 2007 3月 部分農作業受託料金(個人農家)全国平均 機械刈取 作業時間 かんしょ収穫 さといも収穫 キャベツ収穫 時/10a 時/10a 時/10a 22.1 平成17年産工芸作物等の生産費 農林水産省統計情報部 平成19年3月 投下労働時間 収穫脱穀 原料用かんしょ平均 55.7 平成17年産品目別統計 農林水産省統計情報部 平成19年6月 作業別労働時間 収穫 さといも 25.0 平成17年産品目別統計 農林水産省統計情報部 平成19年6月 作業別労働時間 収穫 キャベツ 【資材費】 ポリマルチ 円/100m 3,541 平成18年農村物価指数(農林水産省統計情報部 平成19年5月31日公表) 農業生産資材の購入価格(年平均)全国平均 諸材費 -40- 農業用ポリエチレン Ⅱ その他 1.計算式(作業可能面積・経費計算) (1)ほ場作業量 S=St・E= ただし, S U・B・E 10 :ほ場作業量(ha/時) St:理論作業量(ha/時) E :ほ場作業効率 U :作業速度(㎞/時) B :作業幅(m)〔掘削作業では行程間隔〕 (2)作業能率 C= 1 S ただし, Ct= 1 St Ct= C :作業能率(時/ha) S :ほ場作業量(ha/時) Y q Ct:理論作業能率(時/ha) St:理論作業能率(ha/時) Y :ha当たり処理量(ton/ha,㎏/ha, /ha又はm/ha) 〔収穫作業でhaは当たり収量,散布等作業ではha当たり資材必要量,掘削作業ではha当 たり掘削距離〕 q :機械の毎時処理量(ton/時,㎏/時, /ha,又はm/時) 〔収穫作業では機械の毎時処理能力,散布等作業では機械の毎時吐出し能力,掘削作業 では機械の作業速度〕 (3)作業可能面積 H・K C Ad= A=D・Ad= = ただし, D・H・K C D・H・K・E Ct Ad:1日の作業可能面積(ha/日) A :年間の作業可能面積(ha) D :作業期間(日) H :1日の作業時間(時/日) K :実作業率〔1日の作業時間の内ほ場内作業時間の割合〕 C :作業能率(時/ha) Ct:理論作業能率(時/ha) E :ほ場作業効率 - 41 - (4)運搬車の必要台数 ア アンローディングタイプのもの(主としてフォーレージハーベスターで,荷受け口にて運搬車の荷下ろ し時間待ちを生じない状態の場合) (ア)ハーベスターが時間待ちをしないためには L+I+J+Ww L N= Ww≧0 (イ)運搬車がほ場で時間待ちをしないためには L+I+J L+Wh N= ただし, Wh≧0 N :運搬車の台数(台) L :ハーベスターによる積込み時間(時) 〔ほ場におけるトレーラーのつけ換えや収穫物の積換えを含む〕 Ww:運搬車のほ場での待ち時間(時) Wh:ハーベスターの待ち時間(時) イ I :往復運搬時間(時) J :荷下し時間(時) タンカータイプのもの(主としてコンバイン及びポテトハーベスター,ビートハーベスター,類別Ⅲの ケーンハーベスター) G L N= ただし, G=I+J L= T S・Y N:運搬車の台数(台) G:運搬・荷下し時間(時) L:運搬車一杯分のほ場作業時間(時) I:往復運搬時間(時) J:荷下し時間(時) T:運搬車の積載量(ton) S:ほ場作業量(ha/時) Y:ha当たり処理量(ton/時) (5)経費計算(年間) ア 固定費 O=P・r ただし,O:固定費(円) P:購入価格(円) r:固定費率(%) - 42 - イ ha当たり変動費 (f+W)・ΣC K V= f=1.3e・g ただし,V:ha当たり変動費(円/ha) ΣC:ha当たり機械利用時間(時/ha)〔作業能率の総和〕 f:時間当たり燃料及び潤滑油費(円/時) W:時間当たり労賃(円/時) K:実作業率〔1日の作業時間の内ほ場内作業時間の割合〕 e:時間当たり燃料消費量( /時) g:燃料単価(円/ ) ウ ha当たり機械利用経費 O Z=−+V X ただし,Z:ha当たり機械利用経費(円/ha) O:固定費(円) X:利用規模(ha) V:ha当たり変動費(円/ha) エ 機械利用経費 M=X・Z ただし,M:機械利用経費(円) X:利用規模(ha) Z:ha当たり機械利用経費(円/ha) - 43 - 2.主要農業機械の年間固定費率(原価計算方式) 年 間 固 定 費 率 の 内 訳 機 械 名 省令によ 資本利子 年間固定 減 価 る耐用年 費率 償 却 費 修 理 費 車 庫 費 租税公課 数 及保険料 乗用型トラクター(Ⅱ~Ⅳ) 7 24.0 14.3 4.70 1.5 3.50 乗用型トラクター(Ⅰ) 7 23.0 14.3 3.70 1.5 3.50 ボトムプラウ 7 27.3 14.3 4.00 5.5 3.50 ロータリー 7 28.1 14.3 6.25 4.0 3.50 ディスクハロー 7 26.8 14.3 4.00 5.0 3.50 ツースハロー 7 25.3 14.3 2.00 5.5 3.50 サブソイラー 7 22.8 14.3 2.00 3.0 3.50 ローラー 7 24.8 14.3 1.00 6.0 3.50 カルチパッカー 7 24.8 14.3 1.00 6.0 3.50 代かき機 7 24.5 14.3 1.67 5.0 3.50 マニュアスプレッダー 7 22.9 14.3 3.10 2.0 3.50 ライムソアー 7 25.3 14.3 2.00 5.5 3.50 ブロードキャスター 7 23.3 14.3 2.00 3.5 3.50 ドリルシーダー 7 23.8 14.3 4.00 2.0 3.50 田植機 7 26.3 14.3 5.00 3.5 3.50 動力噴霧機 7 23.8 14.3 4.00 2.0 3.50 スピードスプレヤー 7 23.6 14.3 3.78 2.0 3.50 コンバイン(自脱型) 7 24.7 14.3 5.40 1.5 3.50 コンバイン(普通型) 7 23.6 14.3 4.30 1.5 3.50 フォーレージハーベスター 7 25.3 14.3 4.00 3.5 3.50 7 23.8 14.3 4.00 2.0 3.50 7 26.3 14.3 5.00 3.5 3.50 7 24.8 14.3 5.00 2.0 3.50 7 25.3 14.3 4.00 3.5 3.50 7 23.8 14.3 4.00 2.0 3.50 ビーンハーベスター 7 26.3 14.3 5.00 3.5 3.50 ケーンハーベスター 7 23.8 14.3 4.00 2.0 3.50 7 23.8 14.3 4.00 2.0 3.50 多目的作業機 7 23.6 14.3 3.78 2.0 3.50 トレーラー 7 22.8 14.3 2.00 3.0 3.50 〃 (自走式) ポテトハーベスター 〃 (自走式) ビートハーベスター 〃 〃 (自走式) (乗用型) トラック 7 24.3 14.3 5.00 1.5 3.50 注 年間固定費の内訳の各数値については、全国的な平均値としての目安を示すものであり、 地域によってかなりの幅があることに留意する必要がある。 -44- 3.主要農業機械の格納所要床面積(例) 機 種 所 要 床面積 機 種 所 要 床面積 ㎡ ㎡ トラクター (30PS 級) 10.6 フォーレージハーベスター (1.3~1.5m) 13.6 トラクター (50PS 級) 13.0 フォーレージハーベスター (自走式) 26.8 トラクター (80PS 級) 15.3 テッダーレーキ (シリンダー) ボトムプラウ (14~16"×1) 3.1 ヘイベーラー (タイト) 20.4 ボトムプラウ (14~16"×2) 4.4 ファームワゴン (2t) 18.1 ボトムプラウ (16"×3) 7.3 ポテトハーベスター (1 条) 19.0 ロータリー (1.5m) 4.6 ビートハーベスター (1 条) 20.1 ロータリー (1.8m) 5.3 ビーンハーベスター (2 条) 10.5 ディスクハロー (16"×16) 5.2 ケーンハーベスター ツースハロー (30 本×3) 10.4 サブソイラー (1 本爪) 2.1 トレーラー (1t) 12.6 代 かき機 (2.0~2.5m) 5.6 トレーラー (2t) 16.1 代 かき機 (2.6~3.3m) 6.9 (全 農 「機 械 化 一 貫 体 系 標 準 指 標 」等 に よ り 作 成 ) カルチパッカー (2.4m) 10.9 ローラー (2.5m) 8.8 マニュアスプレッダー (1.5t) 11.9 機 械 の 間 隔 (ト ラ ク タ ー そ の 他 大 型 機 械 は 長 マニュアスプレッダー (3t) 15.1 さ 2m、 幅 0.6m 及 び 作 業 機 は 長 さ 1m、 幅 ライムソアー (320ℓ) 10.6 0.3m)を 考 慮 し て 算 出 し 、 同 じ 機 種 で も 銘 柄 ブロードキャスター (150~400ℓ) 2.8 によって異なるおおよその数値であること ドリルシーダー (13 条) 11.4 田植機 (乗用型 6 条) 13.0 動力噴霧機 (200~500ℓ) 5.0 スピードスプレヤー (600ℓ) 11.7 コンバイン(自 脱 型 ) (4~5 条) 15.0 コンバイン(普 通 型 ) (4.6m) 22.5 20.0 乗用型多目的作業機 注 9.2 8.0 ト ラ ク タ ー 及 び 作 業 機 の 全 長 ,全 幅 を 基 に に留意する必要がある。 - 45 - 4.利用限界傾斜度 フレール型ダブルカット型フォーレージハーベスターの静止横転角は、トラクターに搭載した状 態 で 約 42 度 で あ り 、普 通 の ト ラ ク タ ー の 静 止 横 転 角 と ほ ぼ 同 じ で あ る 。自 走 式 の 場 合 、さ ら に 耐 傾 斜性が増加するものと考えられる。牧草収穫での傾斜地作業限界は、トラクターやハーベスターの 横転よりも運搬車の走行性と転倒に規制されることが多い。 ト ラ ッ ク 、 ト レ ン チ ャ ー の 満 載 時 の 走 行 性 は 、 等 高 線 、 登 板 作 業 に お い て 平 均 13~ 15 度 ま で で 、 それ以上になるとスリップ、横滑り、横転の危険が生ずる。なお、草地には波状地(複合傾斜)が あり、既耕地とは異なった作業上の不利な条件が多い。したがって、高馬力で輪距が広く、前輪荷 重の大きいもの、できれば四輪駆動のものを用いることが望ましい。 傾斜地における利用限界傾斜度は、作業の種類により、また土性等によって異なるが、作業精度 と 作 業 の 安 全 と を 考 慮 し て 、等 高 線 作 業 の 場 合 8 度 程 度 、傾 斜 方 向 の 作 業 の 場 合 10 度 程 度 、草 地 の 場 合 は 15 度 程 度 と い え よ う 。 作 業 能 率 は 平 坦 地 の 70~ 80% 程 度 と な る 。 傾斜地での作業別の利用限界傾斜度 鉱質土壌(四国) 作 業 機 等高線 登降坂作業 作 業 洪積層火山灰土(東北) 等高線 作 業 登降坂作業 洪積層火山灰土(関東) 等高線 作 業 ボトムプラウ 12° 8(登)~15°(降) 10° 13°(斜) 18° ロータリー 15 8(登)~12(降) 11(登)~14(降) (クローラー) ディスクハロー 12~15 8~12 12~13 14(斜) 21 ツースハロー 12~15 12 12~13 14(斜) (クローラー) 12 ライムソアー 登降坂作業 8~10 カルチパッカー 12 12 マニュアスプレッダー 8~12 8 12 ブロードキャスター 15 15 12~13 ドリルシーダー 12 12 8~10 モアー 15 12 14~16 15(降)~18(登) 21 (クローラー) フォーレージハーベスター 12 ワッフラー 18 レーキ(回転輪) 13~14 16~18 ヘイベーラー 12~13 15(登)~13(降) - 46 - 12(登)~16(降)