滋賀医科大学 研究シーズ

滋賀医科大学
研究シーズ
小動物のＭＲ画像
■ キーワード
ＥＳ細胞、幹細胞、標識、ＭＲ画像、細
胞画像、分子イメージング
■ 概要
本学には実験動物用のＭＲ装置が整
備され、小型のマウス・ラットから中型
のイヌ、ウサギ、サルまで様々な動物
のＭＲＩ計測ができる。
いぬぶし
としろう
犬伏 俊郎
教授
ＭＲ医学総合研究センター
主な経歴：工学博士（京都大学）
所属学会：日本磁気共鳴医学会（理事）、
国際磁気共鳴医学会、日本化学会、米
国化学会、米国生物物理学会など
■ 内容
今日、核磁気共鳴（Nuclear Magnetic Resonance; ＮＭＲ）法は一般の人にも身近な存在になっ
ている。例えば、病院での臨床検査では、しばしばＭＲＩ（ＭＲ画像）による検査が含まれ、臨床診
断にはもはや欠かすことができない手法にまで到達している。しかしながら、小･中型動物用のＭ
Ｒ画像装置はそれほど整備されていない。本学には、動物用のＭＲＩ装置、磁場強度２テスラ（２万
ガウス、30cm 口径）と７テスラ（７万ガウス、40cm 口径）の 2 台が整備されている。ことに、７テスラＭ
ＲＩ装置では、小動物に特化した傾斜磁場コイルが付備し、マウス等の高解像度ＭＲＵが得られる
ようになっている。また、遺伝子改変動物（Ｐ１ａ）の計測も可能である。もちろん、この方法は動物
のみならず、植物など他の生命体にも適用できる。
分野・業種
バイオ・ライフサイエンス
シーズにかかわり
・小･中型動物の病態モデルのＭＲＩ計測
希望する研究課題
・動物以外の生命体（植物、昆虫、ペット・・・）、あるいは、果物やパックされた食料品の内部構造検索。
コメント・メッセージ
人と同様に、様々な動物のＭＲ画像診断が可能。さらには、植物、果物、パック食料品にも応用が可能
かも。
特許出願状況
なし
Shiga University of Medical Science
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