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広島大学の大学院に入学するためには 正規の課程

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広島大学の大学院に入学するためには 正規の課程
◎ 広島大学の大学院に入学するためには
大学院の正規の課程には,博士課程前期(修士課程)と博士課程後期(博士課程)とがあります。本学の大学院の授業は,外国
人留学生に対する場合でも大部分は日本語によって行われています。この点を十分考慮し,入学以前に日本語を習得しておくこと
が必要です。ここでは,正規の課程の修業年限,取得できる学位,出願資格,出願方法等を説明します。
なお,研究科によっては,外国人留学生に対して特別な選考を行う研究科もあります。詳しいことを知りたい方は,各研究科支
援室の担当(21 ページ参照)へ問い合わせてください。
○ 正規の課程
博士課程前期(修士課程)の標準修業年限は 2 年です。また,2 年以上在学し,当該研究科の定めた所要の科目及び単位を修得
し,必要な研究指導を受けた後,論文審査ならびに最終試験に合格すれば,修士の学位が与えられます。
博士課程後期の標準修業年限は 3 年です。また,3 年以上在学し,当該研究科の定めた所要の科目及び単位を修得し,必要な
研究指導を受けた後,論文審査ならびに最終試験に合格すれば,博士の学位が与えられます。
ただし,医歯薬保健学研究科(医歯薬学専攻)は,博士課程のみの課程で,標準修業年限は 4 年です。
博士課程前期(修士課程)又は法務研究科の出願資格
次の各号のいずれかに該当する者,あるいは入学日前日までに該当する見込みの者。
(1)
(2)
大学を卒業した者 *
学校教育法(昭和 22 年法律第 26 号。以下「法」という。)第 104 条第 4 項の規定により独立行政法人大学評価・学
位授与機構から学士の学位を授与された者
(3)
外国において,学校教育における 16 年の課程を修了した者
(4)
外国の学校が行う通信教育における授業科目を我が国において履修することにより当該外国の学校教育における 16
年の課程を修了した者
(5)
我が国において,外国の大学の課程(その修了者が当該外国の学校教育における 16 年の課程を修了したとされるも
のに限る。)を有するものとして当該外国の学校教育制度において位置付けられた教育施設であって,文部科学大臣が
別に指定するものの当該課程を修了した者
(6)
専修学校の専門課程(修業年限が 4 年以上であることその他の文部科学大臣が定める基準を満たすものに限る。)で
文部科学大臣が別に指定するものを文部科学大臣が定める日以後に修了した者
(7)
文部科学大臣の指定した者
(8)
法第 102 条第 2 項の規定により大学院に入学した者であって,その後に入学させる本学大学院において,大学院にお
ける教育を受けるにふさわしい学力があると認めたもの
(9)
本学大学院において,個別の入学資格審査により,大学を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者であって,
22 歳に達したもの
(10) 大学に 3 年以上在学した者(これに準ずる者として文部科学大臣が定める者を含む。)であって,本学大学院が定め
る単位を優秀な成績で修得したと認めるもの
* 大学を卒業した者とは,法第 83 条に定める日本の大学を卒業した者を指します。学士課程を国外の大学で卒業さ
れた方は,「(1)大学を卒業した者」以外の出願資格に該当することをご確認ください。
博士課程後期の出願資格
次の各号のいずれかに該当する者,あるいは入学日前日までに該当する見込みの者。
(1)
修士の学位又は専門職学位(法第 104 条第 1 項の規定に基づき学位規則(昭和 28 年文部省令第 9 号)第 5 条の 2 に
規定する専門職学位をいう。以下同じ。)を有する者
(2)
外国において,修士の学位又は専門職学位に相当する学位を授与された者
(3)
外国の学校が行う通信教育における授業科目を我が国において履修し,修士の学位又は専門職学位に相当する学位を
授与された者
(4)
我が国において,外国の大学院の課程を有するものとして当該外国の学校教育制度において位置付けられた教育施設
であって,文部科学大臣が別に指定するものの当該課程を修了し,修士の学位又は専門職学位に相当する学位を授与さ
7
れた者
(5)
国際連合大学本部に関する国際連合と日本国との間の協定の実施に伴う特別措置法(昭和 51 年法律第 72 号)第 1 条
第 2 項に規定する 1972 年 12 月 11 日の国際連合総会決議に基づき設立された国際連合大学(以下「国際連合大学」と
いう。)の課程を修了し,修士の学位に相当する学位を授与された者
(6)
外国の学校,第 4 号の指定を受けた教育施設又は国際連合大学の教育課程を履修し,大学院設置基準第 16 条の 2 に
規定する試験及び審査に相当するものに合格し,修士の学位を有する者と同等以上の学力があると認められた者
(7)
(8)
文部科学大臣の指定した者
本学大学院において,個別の入学資格審査により,修士の学位又は専門職学位を有する者と同等以上の学力があると
認めた者であって,24 歳に達したもの
医歯薬保健学研究科医歯薬学専攻の出願資格
次の各号のいずれかに該当する者,あるいは入学日前日までに該当する見込みの者。
(1)
大学の医学,歯学,薬学又は獣医学の学部において医学,歯学又は修業年限 6 年の薬学若しくは獣医学を履修してこ
れらの学部を卒業した者
(2)
法第104条第4項の規定により独立行政法人大学評価・学位授与機構から学士の学位(専攻分野が医学,歯学又は獣医
学)
を授与された者
(3)
外国において,学校教育における18年の課程(最終の課程は,医学,歯学,薬学又は獣医学)を修了した者
(4)
外国の学校が行う通信教育における授業科目を我が国において履修することにより当該外国の学校教育における18年
の課程(最終の課程は,医学,歯学,薬学又は獣医学)を修了した者
(5)
我が国において,外国の大学の課程(その修了者が当該外国の学校教育における18年の課程(最終の課程は,医学,歯
学,薬学又は獣医学)を修了したとされるものに限る)を有するものとして当該外国の学校教育制度において位置付けられ
た教育施設であって,文部科学大臣が別に指定するものの当該課程を修了した者
(6)
文部科学大臣の指定した者
(7)
法第102条第2項の規定により大学院(医学,歯学,薬学又は獣医学を履修する課程に限る)に入学した者であって,そ
の後に入学させる本学大学院において,大学院における教育を受けるにふさわしい学力があると認めたもの
(8)
本学大学院において,個別の入学資格審査により,大学を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者であって,
24歳に達したもの
(9)
大学の医学,歯学若しくは獣医学を履修する課程又は薬学を履修する課程のうち臨床に係る実践的な能力を培うこと
を主たる目的とするものに4年以上在学した者(これに準ずる者として文部科学大臣が定める者を含む。)であって,本
学大学院が定める単位を優秀な成績で修得したと認めるもの
出願手続
博士課程前期(修士課程)及び博士課程後期(博士課程)に入学を希望する者の主な提出書類は,次のとおりです。
出願手続については入学を希望する 1 年位前までに各研究科に照会してください。
(1)
入学志願票(所定の用紙を各研究科に請求してください)
(2)
成績証明書(出身大学長(学部長)等が作成のうえ厳封したもの)
(3)
卒業等(見込)証明書(出身大学(学部・研究科)の長が作成したもの)
(4)
推薦書(出身大学(学部・研究科)の長が作成したもの)
(5)
住民票の写し又は住民票記載事項証明書(日本に在住している方のみ提出してください)
(6)
その他(研究科によっては論文・研究計画書等の提出を求めることがあります)
一部の研究科では,インターネット出願を利用できます。
詳細は,各研究科の学生募集要項を参照してください。
選抜方法
博士課程前期(修士課程)及び博士課程後期(博士課程)に入学を希望する者は,本学で行われる入学試験を受けなけれ
ばなりません。選考は,筆記試験,口述試験及び提出された書類等により行われます。
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◎ 大学院リーディングプログラムについて
本学は文部科学省の「博士課程教育リーディングプログラム」に採択された 2 つの「博士課程リーダー育成プログラム」を設置
しています。プログラムはともに、従来の学問領域・研究領域の枠組みを超えて地域・国際的諸課題にチャレンジする、イノベー
ティブなグローバルリーダーの育成を目的としています。まさに本学が目指す平和を希求する国際的教養人の 1 つの「かたち」で
あると確信しています。
○
放射線災害復興を推進するフェニックスリーダー育成プログラム
本プログラムでは,放射線災害に適正に対応し,明確な理念の下で復興を主導できる判断力と行動力を有した,国際的に活躍で
きる分野横断的統合的グローバルリーダー( フェニックスリーダー)を育成します。そのため,原爆からの復興を支えた広島大
学の実績と経験を生かして,医学,環境学,工学,理学,社会学,教育学,心理学等の各専門学術分野を結集し,「放射線災害復
興学」を確立し,“放射線災害から生命を護る人材”,“放射能から環境を護る人材”,“放射能から社会と子どもを護る人
材”を育成することを通して,放射線災害からの復興を牽引し,21 世紀のモデルとなる,安全・安心の新社会システムの樹立に
貢献します。
放射線災害医療コース(4年一貫制)
放射能環境保全コース(5年一貫制)
放射能社会復興コース(5年一貫制)
プログラムの詳細についてはこちらを参照してください。URL: http://www.hiroshima-u.ac.jp/lp/program/ra/
○
たおやかで平和な共生社会創生プログラム
現代社会は科学技術が目覚ましく進歩する一方で自然災害の多発や貧困,地域紛争など多くの困難を抱えています。こうした課
題に挑戦し,世界の平和と持続的な発展に貢献するために,本プログラムを開設しました。教育や医療などの基本的なサービスに
恵まれない条件不利地域の抱える課題解決を図るため,新しい技術やアプローチを開発・実践し,多文化共生に貢献するリーダー
育成を目指します。
文化創生コース(5年一貫制)
技術創生コース(5年一貫制)
社会実装コース(5年一貫制)
プログラムの詳細についてはこちらを参照してください。URL: http://taoyaka.hiroshima-u.ac.jp/
○
大学院リーディングプログラムの学生支援
奨励金
本プログラムに合格し,入学した者には,次の支援を実施します。ただし,途中でこのプログラムを離籍する者は,その時点で
支援を打ち切るものとします。
·
奨励金の支給(月額 18~20 万円予定)
·
その他修学上必要となる経費について、本プログラムが定める範囲において支給します。
※ 上記の経済支援は,平成 28 年(2016)年 4 月現在のものであり,放射線災害復興を推進するフェニックスリーダー育成プロ
グラムは平成 30 年 3 月まで,たおやかで平和な共生社会創生プログラムは平成 32 年 3 月までの予定です。
※
奨励金を受給する者は,入学料・授業料を納付しなければなりません。
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