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VOL.21を読む - 日本ELFシステム協会

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VOL.21を読む - 日本ELFシステム協会
89
[ザ・ジェルファ]
・
August & September
Vol.21
JELFA 会員の皆様に毎月お届けする最新ニュースです。 ・JELFA 総会報告 /ELF バケットシステム導入市場一覧 ...2-3P
・JELFA フォーラム 2010 開催報告 ...4-5P
・JELFA 会員向け・無料セミナー開催報告 ...6-7P
・利用品目紹介第9回 アスター ...8P
ジェルファ コラム
流通品質の再確認
NPO 法人日本 ELF システム協会 理事 矢敷達雄
(兵庫県生花株式会社 梅田生花市場 執行役員)
当時は、長年当たり前のように続い
ていた乾式から湿式へと “ 大きな変化
” の緊張感があり、バケット、湿式
縦箱での出荷品に対し前処理や抗菌剤
の使用について、細やかな指導、チェッ
クがなされていました。
ここ数年は乾式から湿式への変化は
弊社が JELFA に入会したのが 2003 緩やかになりましたが、出荷形態は様々
年 1 月で、すでに ELF バケットでの出 で、いろいろな容器で流通されるよう
荷をしていただいていた JA みなべいな になりました。顧客の期待に応え、満
みの影響と JELFA が提唱している切花 足のいく商品を供給すべき卸売会社の
流通の基本理念に賛同したからでした。 立場として、それらの商品の流通品質
当初普及のペースは速く、同年 8 月 の把握、管理が甘くなっており、出荷
から 2 年間で約 80%のバラが ELF バ 者任せになっていた感があります。
ケットで出荷されるようになりました。 今後も顧客に安心して購入し満足し
またそれと並行して洋花を中心に乾式 て頂けるよう高品質の商品の供給を目
から湿式へ出荷形態の移行が行われま 指す卸売会社として、コールドチェー
した。
ン確立のためのインフラの整備に取り
ELF
バ
品目 ケット
紹介
エル
組みます。そして、切花のバケット・
湿式縦箱出荷における基本である「清
潔な容器を使っているか、水道水を利
用しているか、適切な処理剤を使用し
ているか」等のバクテリア対策を該当
出荷者が取られているかの調査を行っ
ていきます。
出荷者の流通品質管理の確認を行い、
チェックを続けることで ELF バケット
システムが築いてきた流通品質の信頼
を維持し、切花流通全体のレベルアッ
プに繋げていきたいと思います。
花き業界が厳しい状況である今だ
からこそ会員の構成が多岐にわたる
JELFA の活動が必要で、卸売会社の視
点で流通品質の向上のため JELFA の活
動に参加してまいります。
フ
note9
ELF バケット流通量のご報告 2010 年 7 月末現在
★月間流通量
品目別に ELF バケット荷姿の色々
をお送りしております。
7 月の流通量
427,500 個
利用品目紹介
第9回
アスター
詳しくは
8 ページをご
覧ください。
総計流通量 29,835,487(2001 年から 2010 年 7 月末まで)
The JELFA 1
Report
JELFA 総会報告
総会にあたっての会長あいさつ 谷口 勇
特定非営利活動法人日本ELFシステム協会の第 1 回通常総会に当り、ご
日経新聞朝刊は「2008 年以降のリーマンショックによる景気の悪化から
挨拶を申し上げます。
法人需要とか、若い世代中心に花を飾る習慣が薄れている」とか、又、農水
世界のサッカーファンのみならず一般の市民まで熱狂の渦の中に巻き込んだ
省によると半年間花を買わない家庭は全体の2割、1回しか買わなかった家
ワールドカップ南アフリカ大会が7月12日未明の決勝戦でスペインが初優
庭も2割近かったとか、様々な情報と併せて伝えておりました。
勝を遂げて終わりましたが、期せずして同じ日に我が国の参議院議員選挙の
世の中大きく様変わりを続けております。電車に乗れば携帯でメールを交
結果が出ました。菅内閣発足後の初めての選挙でしたが与党の過半数獲得と
信する人の多いこと、さらに今後多機能の携帯端末が益々市場に出回るであ
いうわけにはいかなかったのであります。強い経済、強い財政、強い社会保
ろうと言われております。家計支出の中で家族挙げて利用の度合いを深めて
障を標榜してスタートを切ったばかりの菅内閣の前途にとって厳しい船出に
参りますとき、花を求める経済的枠組みに少なからず影響を与えること必定
なった次第です。
でありましょう。勿論、過去の例に照らしてみてもこの傾向に歯止めを打つ
さて、昨今の花き業界の状況でありますが、依然として低迷状態が続いて
ことは不可能であります。周辺、世の中の様変わりする姿を見るのに不足し
おります。去る7月8日の日経新聞の朝刊には「不況長引く花き業界」とタ
ません。少子高齢化が加速を続ける中、都市部への人口が集中する一方、山
イトルをつけて「法人需要減・家で飾らず、産地・小売店消費喚起に躍起」
間僻地が空疎化を拡大しております。大型商業施設の進出に伴い、在来の商
と副題を添えて厳しい模様を赤裸々に伝えておりました。例年この会の挨拶
店街が衰弱するという現象が各地に見られます。教育問題を含めて生活水準
の中で引用させて頂いております総務省発表の「花き消費に関する資料」の
は向上し、余暇への取り組み方は一段と緻密化をしております。総べて「金」
うち「切花一世帯当りの消費支出額の推移」の項で数値を見ましても、切花
に絡む社会現象であります。世の中斯様に極めて流動的に変化を続けている
に関しましては下押し傾向のままであります。平成 10 年 5 月が 1,108 円、
のであります。
12 年後の平成 22 年 5 月 863 円、実に 77.8%、22%強も下げております。
花き業界としては確たる視点をもって消費者の満足を得られる花を心を込
同時発表の「月別家計消費支出の推移」の項で、同じ平成 10 年 5 月と平
めて提供しなければなりません。JELFA(NPO法人日本ELFシステ
成 22 年 5 月の数値を比較しますと、平成 10 年が 312,411 円、平成 22 年が
ム協会)の果たすべき役割は極めて大きいものがあると思う次第であります。
280,714 円、率では 89.9%となっておりますが、切花支出への金額減の割合
甚だ簡略ではございますが、総会に当ってのご挨拶とさせていただきます。
が 77.8%と大きく減っております。
2010年度事業について
NPO 法人化第 2 期目となる今年度は、ELF バケットシステムのスタートからは 10 年目
となります。これまでの活動をいかし、より明瞭で使いやすいシステムとする活動を進
め、ELF バケットシステムの普及と啓発を行っていきたいと考えております。また、
JELFA が基本に掲げる『流通品質』を大きな課題としながら、花き業界の消費拡大とな
るよう、より実践的で公共的な組織として、役割を果たしていきたいと考えております。
(1)ELF バケットシステムの普及・啓発に関する事業
・ELF バケットシステムの普及・啓発を目的とした市場・産地訪問・展示会参加
・ホームページによる、ELF バケットシステムについての情報の提供
・会報誌による、ELF バケットシステム・その他についての情報の提供
・ELF バケット適正利用マークの発行・普及(システムの浸透・消費者への普及を図る)
(2) 花き業界についての調査・研究及びその公表に関する事業
・花き業界についての調査・研究及びその公表
・消費拡大を目的としたマーケティング活動
(生産・流通・販売各分野のマーケティングを行い、花き業界の消費拡大に向けた活動を行う)
(3) 花き業界の活性化を目的とした研修会・セミナー等の企画・開催に関する事業
・花き業界の活性化を目的とした研修会・セミナー等の企画・開催
・花きの基礎的流通研修を目的とし、花き流通先進国および周辺国を視察する。
・JELFA 研究会の開催(ELF バケットシステム利用生産者をメンバーとした会議をおこなう)
(4) 花き業界に関連する個人・団体への協力・支援に関する事業
・花き業界に関連する個人・団体に対しての助言及び指導
・ELF システム事業部のサポート
2 The JELFA
2010 年 7 月 21 日、特定非営利活動法人日本ELFシステム協会の第1回通常総会が行われました。 正会員 115 名中 68 名(内、書面表決者数 47 名)によって定款に定める定足数 1/2 を超え、総会が開会、
会長の谷口を議長に全議案が承認されました。
2010 年度〜 2011 年度役員について
任期:2010 年 9 月 1 日〜 2012 年 8 月 31 日
常務理事
理事
監事
代表理事 会長
谷口 勇
理事 副会長
柏村 哲徳
日本植物運輸株式会社
代表取締役社長
理事
米田 裕史
株式会社コルヌコピア
代表取締役社長
理事
青山 松夫
兼弥産業株式会社
代表取締役社長
理事
佐無田 仁
株式会社フラワーオークションジャパン
常務取締役
理事
石田 秀樹
株式会社サンクス
代表取締役社長
理事
菅家 博昭
有限会社昭和花き研究会
代表取締役
理事
木本 孝行
木本生花株式会社
代表取締役社長
理事
三沢 一
東京フラワーポート株式会社
代表取締役社長
理事
矢敷 達雄
兵庫県生花株式会社 梅田生花市場
執行役員
監事
河原 利明
有限会社ライズカワハラ
代表取締役社長
監事
客野 茂樹
イワタニアグリグリーン株式会社
物流システム部部長
ELFバケットシステム導入市場一覧 (2010 年 7 月末現在)
〈北海道・東北〉
1
北海道
3
宮城県
5
宮城県
7
福島県
9
福島県
〈関東・甲信越〉
10
茨城県
12
茨城県
14
栃木県
札幌花き園芸株式会社
2
青森県
株式会社青森花卉
株式会社仙花
株式会社石巻花卉園芸
株式会社福島花き
郡山花き株式会社
4
6
8
宮城県
秋田県
福島県
仙台生花株式会社
秋田生花株式会社
株式会社いわき中央生花
株式会社茨城県水戸中央花き市場
常磐園芸生花地方卸売市場
株式会社宇都宮花き
11
13
15
茨城県
栃木県
群馬県
北関東花き株式会社
フロリード株式会社(とちぎフラワータウン)
群馬県中央園芸株式会社(高崎市総合地方卸売市場)
17
19
21
23
25
27
埼玉県
東京都
東京都
東京都
神奈川県
新潟県
株式会社埼玉園芸市場
株式会社フラワーオークションジャパン
株式会社第一花き
株式会社世田谷花き
株式会社南関東花き園芸卸売市場
群馬県中央園芸株式会社(長岡園芸卸売市場)
30
32
34
富山県
静岡県
静岡県
株式会社富山中央花き園芸
株式会社浜松生花地方卸売市場
株式会社静岡県花き園芸卸売市場
36
38
40
42
44
46
愛知県
三重県
大阪府
大阪府
兵庫県
岡山県
株式会社JFP
株式会社伊勢生花地方卸売市場
兵庫県生花株式会社 梅田生花市場
株式会社泉州花卉総合卸売市場
株式会社姫路生花卸売市場
岡山総合花き株式会社
49
51
53
福岡県
熊本県
沖縄県
久留米花卉園芸農業協同組合
熊本県花き園芸農業協同組合
株式会社沖縄県花卉卸売市場
16
埼玉県
群馬県中央園芸株式会社(熊谷花市場)
18
埼玉県
鴻巣花き株式会社
20
東京都
株式会社東日本板橋花き
22
東京都
東京フラワーポート株式会社
24
神奈川県
川崎花卉園芸株式会社
26
神奈川県
横浜花き園芸株式会社
28
新潟県
株式会社新花
〈近畿・東海・中国〉
29
石川県
株式会社金沢花市場地方卸売市場
31
長野県
株式会社長野中央園芸市場
33
静岡県
株式会社するが花き卸売市場
35
37
39
41
43
45
愛知県
愛知県
京都府
大阪府
大阪府
兵庫県
47
広島県
〈九州・沖縄〉
48
福岡県
50
長崎県
52
沖縄県
株式会社名港フラワーブリッジ
株式会社名古屋花き卸売市場
京都生花株式会社
西日本花き株式会社
株式会社鶴見花き
兵庫県生花株式会社 神戸花き
株式会社花満
福岡県花卉農業協同組合
長崎花き園芸農業協同組合
沖縄県くみあい生花株式会社
The JELFA 3
JELFAフォーラム2010開催
7 月 21 日(水)JELFA フォーラム 2010 を開催いたしました。
今回は、アメリカから鮮度保持剤メーカーのフローラライフ社副社長のジ Jim Daly 氏
ム・デイリー氏をお招きし、アメリカ花き業界の動向・この10年の変化 (ジム デイリー)
と今後の展開についてをコールドチェーン、品質管理の視点から講演をい
学歴・経歴
ただきました。
イリノイ工科大学で生物化学の修士号を取得。
ニューヨーク工科大学で経営学修士号を取得。
鮮度保持の分野で 20 年以上のキャリアがあり、その調
査研究、製造工程、生産者から消費者に渡るまでの商品
のケアについて、多大なる貢献をしている。 ソサイエティ・オブ・アメリカンフローリスト発行の「花
と植物のケアマニュアル」や「フローラライフ・ケア&
ハンドリングマニュアル」を共同執筆。
アメリカ花き流通の変化
徹底したコールドチェーンと鮮度・品質管理を学ぶ
花卉業界で鮮度保持用商品の世界的トップメーカーであ
るフローラライフ社の副社長(グローバル運営と研究分
野を担当)
。また、スミザーズオアシスカンパニーの副
社長も兼務している。
〈プログラム〉
14:30 開会
16:40 休憩
会長あいさつ JELFA 会長 谷口 勇
17:30 質疑応答
来賓あいさつ 農林水産省 花き対策振興室 室長 佐分利応貴 氏
17:30 ELFA 報告「アメリカ流通調査報告」
JELFA 事務局
14:40 講 演
18:00 閉会あいさつ JELFA 常務理事 青山松夫
「アメリカ花き流通の変化 −徹底したコールドチェーンと鮮度・
懇親会
品質管理を学ぶ」Floralife 社 副社長 Jim Daly 氏 〜講演よりピックアップ〜
花き産業について
1980 年代の流通・販売チャンネルは卸売業者であった。
1990 年、大型店舗・ホームセンターでの販売が急激に伸び、2000 年代になり、より大型店・ホームセンターの販売がひろがっ
た。そして、アメリカでは新しい流通形態として、インターネットによる販売が始まった。
2010 年現在、アメリカでは約 15%がインターネットによる販売となっており、卸売業者が減少傾向にある。今後 2020 年に
はよりインターネット販売が伸び、卸売業者による販売が減少するだろうと予想している。大きく流通が変化してきている。
アメリカ市場
アメリカの流通は、約 85%が南米産地からの流通となる(図右側
の流通)
。南米からの荷物はカーゴ会社によりマイアミまで空輸さ
れる。その後、大半は卸売業者にわたり、トラック輸送によりア
メリカ全土へ流通される。
4 The JELFA
報告
●フローラライフ社
1983 年にイリノイ州シカゴで初めて製品紹介された。その後、フローラライフⓇ、イージードーズⓇなど市場展開。2007
年1月にスミザーズオアシス社と合併し、より高いブランド力で世界市場へ販路を拡大させている。
輸送中の温度管理と品質について
南米からアメリカへの輸送
農場では 18℃とまだ高いが、採花後の出荷準備、空港への輸送では2℃まで温度を下げる。航空機による輸送中は温度が上
がってしまうが、マイアミ到着後、プレクーリングを施し冷却する。アメリカ全土への輸送は飛行機が早い地域もあるが、
飛行機による輸送は低温管理が出来ないため、アメリカ国内輸送は温度管理が出来るトラック輸送となっている。
卸売業者・小売業者での管理
品質管理について、卸売業者や小売店でも低温の必要性、また水温も低く保たれていることが重要であること、店舗ディス
プレイについてなどグラフを取り入れ細かく講演いただきました。
最後に
ヨーロッパやアメリカの花き流通状況だけでなく、日本の花き流通チャンネルの変化を捉え対応すべきである。
日本の消費を伸ばすためにも、様々なニーズに応えるような流通チャンネルを構築した方がよい。
流通チャンネルを構築すると同時に品質維持をするために、徹底した温度管理がとても重要。
と、お話されました。講演後の質疑応答も活発に行われた講演となりました。
The JELFA 5
〈講師紹介〉
JELFA の会員(正会員・準会員)向け
無料セミナー開催報告
タイトル
有限会社昭和花き研究会会長
菅家博昭氏
「いちばん大切なこと ~品質の行方~」
第2回目の JELFA の会員向け無料セミナーを 7 月21 日(水)に開催いたしました。会員向けセミナーでは、“花
き業への提言”をテーマに花き業界内の方に、今後するべきこと、取り組み、メッセージを語っていただいています。
2回目の今回は、
カスミ草生産者である昭和花き研究会の菅家さんに「いちばん大切なこと ~品質の行方~」をテー
マに語っていただきました。
★講演より抜粋
染めカスミ草の6色セット販売
バケット流通によって、流通の中でのプロモーションが可能になった。
販促活動の方向性
1 割を即時に変化させ、結果を見て、2 割、7 割と変化させ、ベーシック化していく。
スーパーやコンビニの商品構成がこれであり、これにより、効率的な販促(レギュ
ラー販促)と効果的な販促(情報発信型販促)を同時に仕掛けることが出来る。
※生産グループ内で栽培方法などを改善する場合、また新しい取り組みをする場
合、全体を一度に変化させるのは難しい場合が多い。最初に1割で実施し、結果・
効果を見て全体に変化させていくことで、社会変化に対応していく。
昭和花き研究会の取り組み①・・・バケット流通の導入(目標は採花ロス率の低減)
従来、採花後、選花場所までの移動はコモ包みのままであった。これを、前処理剤入りのバケツを用意し、採花後すぐに前
処理剤に入れるようにした。結果、選別時のロス率が 30%軽減した。
→研究会全員の一致後に実施したため、導入までに時間がかかったが、今後取り組みは役員で決定後すぐに実施することに
なった。
従来(コモ包のまま)
6 The JELFA
現在(バケット使用)
★講演概要★
・カスミ草6色セット販売・・・開放型のELFバケットで、流通の中でプロモーション出来る。
・成長のステップ・・・流通の成長ステップ、産地の成長ステップ
・安全・安心のための施策を具体化
・生産設計・・・標準化設計、品質設計、使う立場で設計
・昭和花き研究会の取り組み①・・・バケット流通の導入(目標は採花ロス率の低減)
・品質・・・流通品質、情報品質、社会的品質、品質の広がり
・販促活動の方向性
・昭和花き研究会の取り組み②・・・スーパーでの販売
・海外の販売状況紹介・・・ヨーロッパの保証販売、地産地消、リパックなど
・パブリックリレーションズ(パブリシティ)
昭和花き研究会の取り組み②・・・スーパーでの販売
①1本からの手渡し販売→消費者との対話時間を長くする
②商品のドライフラワー状態のものを展示→最終状態(長く楽しめること)を明示することでの消費喚起
③パブリックリレーションズ→報道の有効利用
1週間前の会議(販売日の朝刊に掲載)と販売日当日の記事、の2回の報道をしてもらう。効率的に報道してもらうために、
季節イベント(七夕など)に合わせて開催する。昨年の報道記事情報を一緒に送る(追跡報道となるので、記事になりやすい)
。
❶
❷
❸
★最後に、
品質管理というと真面目にきちんと仕事をすることになるが、最終的には消費を喚起しなければならない。それを踏まえ、
品質管理と販促活動の2つのことを同時に進める必要がある。
と言われ、講演を終えました。
<昭和村でのカスミ草栽培写真>
ハウスのほとんどは秋に解体し、春に組み立てられる
防虫ネットを張った状態
開花・染色室
The JELFA 7
ELF
バ
利用 ケット
品目
紹介
エル
フ
毎月シリーズで、「ELF バケット利用品目紹介」と題して ELF バケット
の荷姿をお送りしております。第9回は、アスターの紹介です。
note9
ステラレッド
華ピュアローズ
30 本入り
50cm
ナナ
アスター
ステラ
60 本入り
60cm
ネネブルーフロスト
40 本入り
70cm
40 本入り
50cm
清涼殿
50 本入り
80cm
50 本入り
90cm
ザ・ジェルファ
JELFA 会報誌「The JELFA」では、生産者の皆様から ELF バケット荷姿写真を募集しております。
上記写真のように、側面から撮影した荷姿写真とポイントのコメントをお送りください。
ご連絡は下記メールアドレスへ件名を「ELF バケット荷姿ノート」でお願いいたします。
情報お待ちして
おります!
※回覧してください。なお、各部署や個人宛など社内の複数発送も賜ります。ご連絡ください。
JELFA のホームページ
セミナーの報告など様々な情報を公開しています。
http://www.jelfa.net
8 The JELFA
発行:特定非営利活動法人 日本 ELF システム協会
編集:JELFA 事務局
東京都大田区東海2−2−1 大田市場花き部FAJ内新館4階
TEL/FAX 03-3799-5817
E-mail [email protected]
郵送先 〒 143-8721 大田市場内郵便局 私書箱39号
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