Comments
Description
Transcript
佐賀大学医学部附属病院医療ガス安全管理実施要項
佐賀大学医学部附属病院医療ガス安全管理実施要項 (平成16年4月1日制定) (趣旨) 第1 この要項は,佐賀大学医学部附属病院における医療ガス設備の安全管理を適 切に行うため,必要な事項を定めるものとする。 (安全管理体制) 第2 2 医療ガスに係る安全管理体制は,別紙第1のとおりとする。 医療ガス安全管理体制の関係者の業務内容は,次のとおりとする。 ① 安全管理責任者 医療ガス全般の安全管理を図り,患者の安全を確保するための業務を総括す る。 ② 監督責任者 実施責任者及び使用責任者の業務を指導監督するとともに,保守点検並びに 医 療 ガ ス 設 備 に 係 る 新 設 , 増 設 及 び 部 分 改 造 の 工 事 (以 下 「 工 事 等 」 と い う 。 ) の完了に伴う試験及び検査を行う。 ③ 実施責任者 監督責任者の下に,保守点検及び工事等の指導を行うとともに,監督責任者 が行う試験及び検査に関する業務を補佐する。 ④ 設備管理者 設備管理者は,次に掲げる業務を行う。 ア 医療ガス設備点検表(別表第1)のうち,設備管理者が行うこととされて いる日常点検及び定期点検に関すること。 イ 医療ガス設備に異常を認めたときは,必要な措置を講じ,その結果を実施 責任者に報告すること。 ウ 医療ガス設備の関係図面及び保守点検に必要な図書類の整備に関すること。 エ その他医療ガス設備の整備及び保守に関すること。 ⑤ 使用責任者 使用責任者は,当該部署における医療ガス設備機器に関して,次に掲げる業 務を行う。 ア 医療ガス設備点検表のうち,使用責任者が行うこととされている日常点検 に関すること。 イ 医療ガス設備機器の適正な取扱方法の周知等に関すること。 ウ 医療ガス設備機器に異常を認めたときは,必要な措置を講じ,その結果を 監督責任者に報告すること。 エ ⑥ その他医療ガス設備機器の使用上の安全確保に関すること。 工事責任者 工事責任者は,次に掲げる業務を行う。 ア 工事等の計画及び実施に関すること。 イ 工事等の実施内容について,あらかじめ関係者へ周知徹底を図ること。 ウ 工事等完了後の使用前の試験及び検査による安全の確認に関すること。 (保守点検) 第3 保守点検は,医療ガス設備点検表の点検項目,時期及び指定する点検者によ り,次に掲げる要領に従って実施するものとする。 ① 日常点検 ア 日常点検は,事故の発生防止又は早期発見に努めるため,機器周辺を巡回 し,ガス漏れや機械の異常音を聞くなど目視を重点に行う。 イ 日常点検時に異常を発見した場合は,速やかに設備管理者に連絡する。設 備管理者は,直ちに適切な処置をとり,処置完了後は使用者立会いの下で安 全確認を行い,所定の様式により記録を作成する。ただし,フロート式酸素 湿潤器等二次側器具に異常を発見した場合は,速やかに経営管理課に連絡す る。経営管理課は直ちに適切な処置をとり,処置完了後は,使用者が経営管 理課立ち会いの下で安全確認を行う。 ② 定期点検 ア 安全管理責任者は,定期点検を実施使用とするときは,文書により関係部 署の職員に対して,実施の日程及び内容の周知徹底を図る。 イ 定期点検の際は,その設備を設置施工したときの竣工図及び保守点検要領 書を携帯して参考にする。 ウ 定 期 点 検 ( 12 か 月 ) を 行 っ た 場 合 は , 使 用 と す る 設 備 の す べ て が 安 全 で , かつ所定の機能を備えていることを,あらかじめ監督責任者において確認し, 所定の様式により安全管理者に報告する。 2 日常点検及び定期点検は,必要に応じてその業務を委託することができる。 (工事等実施時の留意事項) 第4 工事責任者は,工事等を実施しようとするときは,施工計画書を作成し,工 事の日程及び実施内容についてあらかじめ文書により安全管理責任者の承認を得 るものとする。 2 安全管理責任者は,あらかじめ文書により第2に定める医療ガス安全管理体制 の関係者及びチーフレジデントに工事等の内容の周知徹底を図るものとする。 (工事等完了後の安全確認) 第5 工事等完了後の試験及び検査は,医療ガス設備の使用に先立って,この設備 のすべてが安全で,かつ所定の機能を備えていることの立証を目的として,特に 次に掲げる事項に留意して行う。 ① 耐圧・気密試験用のガスは,管内に,その管が送るべきガスで置換されてい る場合を除き,清潔な脱脂乾燥空気又は窒素ガスを用いる。 ② 試験区域内のすべてのアウトレット及びガスを止めたシャットオフバルブに は , 誤 使 用 を 防 止 す る た め ,「 試 験 中 に つ き 使 用 禁 止 」 の 標 識 を 付 け る 。 ③ 気密試験は,1種のガス系統ごとに加圧して行った後,ガスの同定試験とし て,加圧ガスが試験中の系統からのみ取り出し得ることを確認しながら放出を 行う。また,閉塞がないことの確認も併せて行う。 この試験は,複数系統を同時に行ってはならない。 ④ シャットオフバルブ,各種アウトレット,警報システム及び供給装置の機能, 気密,清浄度,性能等について,設計諸元を満足するかどうかの試験・検査を 行う。 ⑤ 新設及び増設の場合は,すべての試験・検査が完了し合格した後,意図した ガスで置換し,その濃度を確認する。この場合,配管のすべての箇所に試験ガ スの残存があってはならない。 2 監督責任者は,これらの試験・検査がすべて完了し合格した後,試験・検査の 実施部位別に計測諸元等の記録が記載された所定の合格証明書により安全管理責 任者に報告する。合格証明書には,実施責任者,工事責任者,施行者等立会人の 署名と日付けを記録する。 (記録の作成・保存) 第6 保守点検業務並びに工事等に伴う安全確認のための試験及び検査の記録は, 設備管理者等において5年間保存するものとする。 (非常時の対応) 第7 医療ガス設備の事故により医療ガスの供給が停止した場合等,非常時の対応 については,次によるものとする。 ① 簡易供給設備の確保 各部署の使用責任者は,非常時の予備供給用として,必要に応じ酸素・笑気 等のボンベ及び圧力調整器を確保しておくこと。 ② 非常事態発生時の対応 ア 設備管理者は,直ちに非常事態発生を関係者に知らせるとともに,原因を 調査し,早期復旧に万全を期すこと。 イ 使用責任者は,直ちに予備設備に切り替えるなど,患者の安全確保に万全 を期すこと。 ウ 設備管理者及び使用責任者は,非常事態の内容について,速やかに安全管 理責任者に報告すること。 エ 安全管理責任者は,患者の安全の確保その他非常時にとるべき処置につい て,関係者に対し適切な指示を与えること。 オ 医療ガス設備の異常を知らせる警報が鳴った場合の連絡体制は,別紙第2 のとおりとする。 (知識の普及・啓発) 第8 安全管理責任者は,次の事項に関して,必要に応じパンフレットの配布,講 習会等を行い,医療ガスに関する知識の普及及び啓発に努めるものとする。 ① 医療ガスの安全管理に関する諸規則,医療ガス安全管理体制等の周知 ② 医療ガス設備全般に関する知識の普及 ③ 医療ガス設備の取扱方法等の周知 (その他) 第9 医療ガス設備の修理及び定期点検については,医学部附属病院医療ガス安全 管理委員会の議を経ることなく,安全管理責任者の指示の下に実施することがで きるものとする。 付 記 この要項は,平成16年4月1日から実施する。 別表第1(第2,第3関係) 医 療 ガ ス 設 備 点 検 表 △:使用責任者 日常点検 ○:設備管理者 区 分 点 検 項 目 毎日 使用 3か 6か 9か 12か 時 日常点検 区 分 点 検 項 目 毎日 1液化酸素 弁には,すべて常時開又は閉の表 (CE設備) 示札が付いているか。(表示札 は,正しく操作した後に取り付け られていること。) 定期点検 使用 3か 6か 9か 12か 時 月 月 月 月 ○ 圧力計の指示に異常はないか。ま た,液面計は,無圧時の零点は良 いか。 定期点検 月 月 月 月 ○ ○ ○ ○ 端子の緩み及び焼損はない 警 か。 報 電 絶縁抵抗は2MΩ以上である 源 か。 ○ ○ ○ ○ 警報システム検出器の作動は確実 か。 液面計(残量) mmAq ○ タンク内圧 Mpa ○ 圧力検出器の作動圧力及び液面検 出器の設定値は良いか。 配管一次圧 Mpa ○ 検出器の作動と遠隔警報表示盤と の連動及び表示灯は良いか。 ○ CE本体及び附属品の試験チェッ ク ○ 圧力制御装置(調整器)に異常及 び異音がないか。 ○ 本体及び周辺の配管の気密は良い か。 ○ 液化ガス装置部に平常と比べて異 常な霜付きはないか。 ○ 圧力計・液面計の検定較正 ○ フェンス,出入口及び扉に異常は ないか。 ○ フェンス内に作業用具以外の物品 が放置されていないか。 ○ 安 全 弁 の 作 動 ガス漏れ音はないか。 計 器 送気圧他より0.03Kg Mpa 以上高いこと。 Mpa 設備の周囲5m以内に油脂類,プ ロパンガスなどの可燃物及び火気 はないか。 液化酸素補充受入時のガスの同定 は良いか。 装置各部に塗装のはく離・発せ い・腐食・損傷はないか。 基礎ボルトが緩んでいないか。 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 一次圧力用は,規定値どおり であるか。 ○ 二次圧力用は,規定値どおり であるか。 ○ 吹出量が十分で,吹止り後の ガス漏れがないこと。 ○ タンクの断熱性能は正常か。 ○ 各種バルブは,円滑に動くこと。 ○ 設 置 施 設 周 辺 法定表示事項(警戒標識・立 入禁止・火気厳禁・医薬品添 付文書)が明確になっている こと。 管理責任者氏名,緊急時連絡 先等が明示されているか。 ○ ○ ○ ○ 日常点検 区 分 点検項目 毎日 定期点検 日常点検 使用 3か 6か 9か 12か 時 月 月 月 上記に変更があったときに修 正が正しく行われているか。 タンクローリー停止位置が正 しく明示されているか。 ○ 消化器が完備しているか。 ○ ○ ○ 区 分 点検項目 毎日 月 ○ 管理責任者氏名,緊急時連絡先等 が明示されているか。 ○ 消火装置が完備しているか。 弁には,すべて常時開又は閉の表 示札が付いているか。(表示札 は,正しく操作した後に取り付け られていること。) ガス漏れ音はないか。 区 分 点検項目 毎日 2マニホー ルド関係 ①マニホー ルド室内 外 定期点検 使用 3か 6か 9か 12か 時 月 月 月 使用 3か 6か 9か 12か 時 月 月 月 ○ 月 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ②酸素 マニホー ルド (自動切替) 日常点検 定期点検 月 ○ ○ 圧 右側バンク元圧 Mpa ○ 力 左側バンク元圧 Mpa ○ 計 送気圧 Mpa ○ バンク切替わり時の表示灯点灯確 認 ○ ボンベ連結導管のねじれ・へこ み・折れがないか。 ○ マニホールド室内にボンベ及び作 業用具以外の物が放置されていな いか。 ○ ボンベは,転倒防止用鎖等でしっ かり保持されているか。 ○ 室内出入口扉の開閉及び換気に支 障はないか。 ○ 圧力制御装置(調整器)に異常, 異音,着霜又は結露はないか。 ○ 室内外の周囲2m以内に火気及び 可燃物がないか。 ○ 容器連結導管の両端の接続部にガ ス漏れはないか。 ○ ○ ○ ○ 警報電源箱の表示灯は正常か。 ○ 逆止弁の機能は良いか。 ○ ○ ○ ○ 出入口扉の損傷及び施錠の状態 ○ ○ かぎの保管場所は,明確に正しく 管理されているか。 ○ ○ 法定標識(火気厳禁・関係者以外 立入禁止・油脂可燃物持込禁止・ 高圧ガス貯蔵所等)は,明示され ているか。 ○ ○ 各部の固定に緩みはないか。 ○ 本体・機器の塗装のはく離や腐食 はないか。 切替装置のハンドルは,円滑に動 くか。 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 日常点検 区 分 点検項目 毎日 定期点検 日常点検 使用 3か 6か 9か 12か 時 月 月 月 一次側圧力の設定は正常か。 現圧力を記入する。 Mpa メインシャットオフバルブに損傷 異常はないか。表示は良いか。 ○ ○ ○ 装置内部のガス漏れはないか。 ○ 各圧力計の検定試験を行う。 ○ 一次側安全弁が常用圧力で漏れが ないか。 ○ 二次側安全弁が常用圧力で漏れが ないか。 警報用圧力スイッチの作動圧力は 正常か。 圧力スイッチと警報発信との連動 は良いか。 電源装置の端子に腐食はないか。 ○ ○ ○ 絶縁抵抗は,2MΩ以上あるか。 電装品の焼損はないか。 常時操作する弁の開閉は円滑か, 又は漏れがないか。 ③笑気 マニホー 点検項目及び日常・定期点検は, 酸素マルニホールドに準ずる。 ルド (自動切替) ④窒素 マニホー 点検項目及び日常・定期点検は, ルド 酸素マルニホールドに準ずる。 (自動切替) ○ 点検項目 毎日 ⑤窒素 マニホー ルド (手動切替) 中央ボンベ庫 弁には,すべて常時開又は閉の表 示札が付いているか。表示札は, 正しく操作した後に取り付けられ ていること。 ○ ガス漏れ音はないか。 ○ 圧 右側バンク元圧 Mpa ○ 力 左側バンク元圧 Mpa ○ 計 送気圧 Mpa ○ ○ ボンベ連結導管のねじれ・へこ み・折れがないか。 ○ ○ ボンベは,転倒防止用鎖等でしっ かり保持されているか。 ○ ○ 圧力制御装置(調整器)に異常・ 異音・着霜又は結露はないか。 ○ ○ 容器連結導管の両端の接続部にガ ス漏れはないか。 ○ ○ 分 月 ○ ○ 区 ○ ○ 定期点検 使用 3か 6か 9か 12か 時 月 月 月 月 ○ ○ ○ ○ 各部の固定に緩みはないか。 ○ ○ 本体・機器の塗装のはく離や腐食 はないか。 ○ ○ ○ ○ 装置内部のガス漏れはないか。 ○ ○ ○ ○ 各圧力計の検定試験を行う。 ○ 二次側安全弁が常用圧力で漏れが ないか。 ○ 常時操作する弁の開閉は円滑か, 又は漏れがないか。 ○ 日常点検 区 分 点検項目 毎日 定期点検 日常点検 使用 3か 6か 9か 12か 時 月 月 月 区 分 空気圧縮機 ⑨EOガス マニホー 点検項目及び日常・定期点検は, 窒素マニホールドに準ずる。 ルド (手動切替) 制御装置 日常点検 3圧縮空気 起動,停止,交互運転等の機能及 供給装置 び表示灯は良いか。 運転中の異常振動・異常音がない か。 表示灯は正常か。 ○ バルブ類の開閉は正しいか。 表示札の確認 ○ 給水及び排水の状態は良いか。 ○ 安全弁の漏れはないか。 ○ 一次圧 M p a ○ 送気圧 M p a ○ 露点計(5℃以下) ℃ ○ 電流 A ○ 使用 3か 6か 9か 12か 時 月 月 月 月 器 ⑧ヘリウム マニホー 点検項目及び日常・定期点検は, 窒素マニホールドに準ずる。 ルド (手動切替) 点検項目 モーターの過熱はないか。 計 ⑦炭酸ガス マニホー 点検項目及び日常・定期点検は, 窒素マニホールドに準ずる。 ルド (手動切替) 分 毎日 月 ⑥窒素 マニホー 点検項目及び日常・定期点検は, ルド (手動切替) 窒素マニホールドに準ずる。 薬剤部横ボン ベ庫 区 点検項目 定期点検 毎日 ○ ○ 定期点検 使用 3か 6か 9か 12か 時 月 月 月 月 各機器の水抜きを行う。 オートドレンの作動は良いか。 ○ 圧力調整器の固定用ハンドルの ロックが緩んでいないか。 ○ 各機器の固定が緩んでいないか。 ○ ○ 塗装のはく離・腐食はないか。 ○ ○ ○ ○ ベルトの損傷や緩みがないか。 ○ ○ ○ ○ 吸気フィルターの目詰りはない か。 ○ ○ ○ ○ 圧力調整器の二次圧は正常か。 ○ ○ ○ ○ 安全弁の作動圧は正常か。 ○ 圧力調整器のシート漏れはない か。 ○ 自動運転用圧力スイッチの作動は 良いか。 ○ ○ 圧縮機の性能及び容量は良いか。 ○ ○ 日常点検 区 分 点検項目 定期点検 日常点検 使用 3か 6か 9か 12か 区 分 点検項目 毎日 月 月 月 月 ○ ○ ○ ○ 圧力スイッチの作動範囲の精度チ ェック並びに圧力計,露点計の検 定を行う。 時 空気槽 ケース及び機器に塗装のはく離は ないか。 ○ 機器の固定に緩みはないか。 ○ ○ ○ ○ 月 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 送気主配管のバブル開閉は円滑 か,また漏れはないか。 ○ ○ ○ ○ 絶縁抵抗は,2MΩ以上あるか。 ○ 警報装置の機能は正常か。 ○ 品質 送気配管中のCO・CO2 ・油分 及び水分量の点検 ○ 機械室 機械室出入口の施錠とかぎの管理 ○ オートドレンは正常か。(必要で あれば分解整備) ○ ○ ○ 接続部のガス漏れはないか。 ○ ○ 装置のがい部からの漏れがない か。 ○ ○ フィルターエレメントの交換を行 う。 ○ ガスケットに損傷及び異常はない か。 ○ 運転制御盤 ○ 安全管理責任者氏名,緊急時の連 絡先等の表示は良いか。 消化装置は,完備されているか。 ○ ○ 電流計を基準計器でチェックして 定格値と照合する。 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ フィルターエレメントの交換を行 う。 月 リレーの損傷や端子の緩みがない か。 コンデンサーが汚れていないか。 除菌フィルタ 装置の清掃 ー 接続部のガス漏れはないか。 月 ○ アフタークーラーの気密は良い か。 圧縮空気 フィルター 月 機器の固定に緩みはないか。 ○ タンク内のドレン抜き エアードライ ケース及び機器に塗装のはく離は ヤー ないか。 使用 3か 6か 9か 12か 毎日 時 警報検出器の作動は良いか。 定期点検 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 日常点検 区 分 点検項目 定期点検 日常点検 使用 3か 6か 9か 12か 区 分 点検項目 毎日 月 月 月 月 時 起動・停止・交互運転等の機能及 び表示灯は良いか。 ○ 真空ポンプの性能と容量は良い か。 運転中の機械,電装品,チャッ キ,パイプその他の異常振動及び 異常音はないか。 ○ 警報検出器の作動は良いか。 モーターは,過熱していないか。 ○ 真空スイッチの作動範囲の精度を チェック並びに真空計の検定を行 う。 消音器の効果は良いか。 ○ 給水及び排水の状態は良いか。 ○ 吸引附属機器 ケース・機器の塗装のはく離及び 装置 腐食はないか。 機器の固定に緩みはないか。 真空度(ポンプ運転) Mpa ○ 〃 (ポンプ停止) Mpa ○ 使用 3か 6か 9か 12か 毎日 時 4吸引装置 定期点検 計 月 電流 A ○ レシーバータンクのドレンのチェ ック ○ バルブ類の開閉は正しいか。 表示札の確認 ○ レシーバータ ケース・機器の塗装のはく離及び ンク 腐食はないか。 ○ 吸引主配管のバルブの開閉は円滑 か。 各機器の固定は,緩んでいない か。 塗装のはく離・腐食はないか。 排水管の点検及び清掃 ○ ○ ○ チャッキ弁と内部機構の分解点検 (点検業者の勧告による。) 自動運転用真空スイッチの作動範 囲は良いか。 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 運転制御盤 ○ ○ 月 ○ 機器の固定に緩みはないか。 タンクのドレンの点検 月 ○ 給水量及び水位は正常か。 器 月 ○ リレーの焼損や端子の緩みはない か。 ○ 電流計を基準計器でチェックして 定格値と照合する。 ○ ○ ○ 絶縁抵抗は,2MΩ以上あるか。 ○ 警報装置の機能は正常か。 ○ ○ ○ 5余剰ガス吸 点検項目及び日常・定期点検は, 引装置 吸引装置に準ずる。 (手術部) 日常点検 区 分 定期点検 日常点検 使用 3か 6か 9か 12か 点検項目 区 分 毎日 時 6アウトレッ ト等 カバーの緩み,開き又はいたずら ①シャット がないか。 オフバル ブ ②アウトレ ねじの緩みがないか。 ット (バルブ本 リングカバーの緩み,損傷がない か。 体) 酸 素 笑 気 圧縮空気 吸 引 アダプターを差し込んだときのロ ックの固過ぎ及び緩み過ぎはない か。 月 月 月 月 時 △ ( 随 時 ) 移動式スタンドのがたつきやキャ スターのきしみはないか。 △ 麻酔器・人工呼吸器などとの接続 ホースのアダプターに異常はない か。 △ △ △ ④天井懸垂 動くときの異音がないか。 装置 外面の損傷がないか。 △ アダプター差込み前後のガス漏れ の有無 △ ⑤警報シス テムの警 報表示盤 (1階東病 棟) △ △ 表示灯及びカバーに損傷はない か。 △ 表示灯の点灯確認 (電源ランプのみ) △ △ 警報発信時の処置,連絡先等を示 したものがあるか。又は決まりが はっきりしているか。 ③ホース ホースがねじれていないか。 アッセン 電動及び手動リール型は,引き出 ブリー したところで確実に止まるか,ま た円滑に戻るか。 △ 警報発信時にガス名とその時刻を 記入すること。 ホースのガス別区分の表示は良い か。(記号・名称・色彩区別) △ アダプターピンの欠落等の損傷が ないか。 △ ホースバンド及び締付具は緩んで いないか。 △ △ △ コラム・アーム内でのガス漏れ音 はないか。 △ 壁付型の場合,湿潤器の接続が正 しく垂直になるか。 使用していないアウトレットに器 具やホースが接続されたままにな っていないか。 使用 3か 6か 9か 12か 点検項目 毎日 定期点検 ⑥フロート アダプターピンの欠落等の損傷が 式酸素湿 ないか。 潤器 (流量計付) ボルトは清潔か。 水位は良いか。 フロートカバーが緩んでいない か。(緩みがある場合は,目盛り の向きが変わり,ガスが漏れるこ とがある。) △ △ △ △ △ △ 月 月 月 月 日常点検 区 分 点検項目 定期点検 日常点検 使用 3か 6か 9か 12か 区 分 点検項目 毎日 使用 3か 6か 9か 12か 毎日 時 流量調節が円滑にできるか。 △ 気泡の出具合に異常はないか。 △ 調節弁を閉めたときに泡が出てい ないか。 △ ⑦吸 壁掛式 ボルトの上縁及びふたのパッキン 引器 架車体 にひび・亀裂はないか。また,脱 着は良いか。 定期点検 △ フロートの上昇による逆流防止の ストッパー機能は良いか。 △ ボルトは清潔か。 △ 吸引圧力の調整は,スムーズにで きるか。 △ アダプターピンの欠落等の損傷が ないか。 △ 低圧持 低圧持続式は,調整ノブを閉めた 続 ときに吸引が止まるか。 △ 低圧持続式の本体下部から水漏れ はないか。 △ 月 月 月 月 時 月 月 ⑧シャット 表示は,正しく行われているか。 オフバル (取扱方法とそのバルブの制御区 ブ 域) (酸素) 窓板の損傷はないか。 月 月 ○ ○ パイプの締付部からの漏れはない か。 ○ バルブを閉にしたとき,下流への 漏れはないか。 ○ 開閉ハンドルの動きは円滑か。 ○ ⑨シャット 点検項目及び日常・定期点検は, オフバル 酸素のシャットオフバルブに準ず ブ る。 (笑気) ⑩シャット 点検項目及び日常・定期点検は, オフバル 酸素のシャットオフバルブに準ず ブ る。 (圧縮空気) ⑪露出配管 パイプの損傷及び支持具の緩みは ないか。 ○ 配管の接合部や曲がり部からのガ ス漏れはないか。 ○ ⑫アウトレ キャップ等の附属品はあるか。 ット (バルブ本 リングカバーの作動は正常か。 体) ○ ○ ○ ○ 日常点検 区 分 点検項目 定期点検 日常点検 使用 3か 6か 9か 12か 区 分 点検項目 毎日 (6ヵ月点 検は,酸 素のみ) バルブロックの機能は良いか。 ガスの同定確認を行う。配管工事 があったときは全数,通常は1区 画ごとに最低2か所 ガスの流量と圧力は正常か。 (特定流量下で圧力の低下度を検 査する。) アウトレットバルブ取付部の緩み とガス漏れはないか。 アウトレットバルブ本体からのガ ス漏れの場合は,アウトレットパ ッキンの交換を行う。 ⑬ホース ホースの劣化・変形・亀裂はない アッセン か。(内径の10倍の内半径に曲げ ブリー てチェックする。) 月 月 月 月 ○ ○ ○ ○ ○ 7警報システ ム (1階東病 棟,高エネ ルギー治療 棟) 警報検出器の発信作動は良いか。 各圧力検出器及び液面検出器(C E) これらの作動設定が変わっていな いか。 (手動で作動させて行う。) 月 月 ○ 月 月 ○ ○ 電源装置各部の端子の緩みはない か。 ○ 関連装置(自動切替マニホール ド)との連動は良いか。 ○ 電源装置の絶縁抵抗は,2MΩ以 上あるか。 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ホースの接続部にガス漏れはない か。 ○ ⑭天井懸垂 内筒を外して接続部に漏洩検知液 装置 を付けてチェックする。 (コラム・ 内部ホースの変形及び異常はない アーム) か。 時 ○ 天吊型及びリール型は,固定配管 との接続部にガス漏れはないか。 自動巻上式の巻上機能は良いか。 また,天井取付部のガス漏れはな いか。 使用 3か 6か 9か 12か 毎日 時 酸 素 笑 気 圧縮空気 吸 引 定期点検 ○ ○ ○ 発信時の処置・連絡通報先等を記 したフローシートの記載事項と責 任者表示板の姓名に変更はない か。 ○ 別紙第1(第2関係) 医療ガス安全管理体制 医療ガス安全管理委員会 (委員長:病院長) 管 理 者(学部長) 安全管理責任者(病院長) 監督責任者(手術部長) 実施責任者(施設課長) 使 用 外 設 備 管 理 者 等 施※ 設二 課次 機側 械器 保具 全は 係経 長営 管 理 課 物 流 管 理 係 長 工 事 責 任 者 施 設 課 機 械 係 長 来 責 任 病 中 央 診 棟 療 施 設 等 各 看 診 護 療 部 科 長 長 各 部 長 者 別紙第2(第7関係) 医療ガス設備の異常を知らせる警報が鳴った場合の連絡体制 A ローカル警報 (発見者) ○ 1階東病棟ステーション 酸 素 (O) 圧縮空気 (A) 使用責任者 実施責任者 監督責任者 (各診療科長及び各部長) (施 設 課 長 ) (手 術 部 長 ) ○ 高エネルギー治療診療室 笑 気 (N) 酸 素 (O) ○ 手術部受付 [ 機械駆動用窒素(N 2 ) B ] 供給源装置警報 設備管理者等 ○ 液化酸素CE設備 液化酸素 (O) 圧縮空気 (A) 施設課機械保全係長 ※二次側器具は経営管理課物流管理係長 ○ 各種医療ガスボンベ庫 笑 気 (N) 機 械 駆 動 用 窒 素 ( N 2) ○ 病院主機械室 圧縮空気 吸引装置 EOガス (A) (V) (EO) ○ 屋上機械室 手 術 室 吸引装置 (V) 余 剰 吸 引 装 置 ( E X) 凡例 通信連絡 信号警報 安全管理責任者 (病院長)