交通死亡事故多発に伴う交通安全宣言文

交通死亡事故多発に伴う交通安全宣言文
富岡市では、交通事故の減少を目指し、様々な対策を講じてきました
が、今年になって昨日までに４人の方が交通事故により尊い命を失って
います。
特に１１月２１日と２２日の２日間で２人の方が犠牲になっており
極めて深刻な事態となっています。
交通事故、とりわけ交通死亡事故は、被害者のみならず、加害者も含
めて、それぞれの家族の平穏な生活を一瞬にして狂わせてしまいます。
当市は、富岡製糸場が世界文化遺産となり全国的に注目される地域と
なったことで市外からの車や観光客が増加するなど、交通を取り巻く環
境はさらに厳しさを増しております。
これから年末にかけて、人と車の動きは一段と活発になり、気ぜわし
さとも重なって、交通事故が大幅に増加することが懸念されます。
こうしたことから、これ以上交通事故で悲しむ人を絶対に出さないた
めに市民の皆さんに次のことを提唱し、交通安全を宣言いたします。
１
車を運転するときは、速度を控え、安全を確認し、ゆとりを持って
運転します。
２
歩行者・自転車利用者は、車に十分注意して、交通ルールを確実に
守ります。
３
夕方は、早めのライト点灯や明るい服装、反射材の着用など、お互
いに自分の存在を確認できるよう注意します。
市民の皆さん一人ひとりが、交通安全を自分のこととして考え、交通
ルールと交通マナーを守り、交通事故のない富岡市を目指しましょう。
平成２７年１１月２７日
富岡市長
岩井
賢太郎