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保健だより 6月号

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保健だより 6月号
兵庫県立阪神昆陽高等学校
保健室 平成 26 年度 №3
まず、中間考査おつかれさまでした。6 月は中間考査からスタートしましたね。皆さん出来はどうだった
でしょうか。良いスタートがきれましたか。
さて、6 月といえば梅雨の時期です。雨で肌寒い日がある一方、天気が良いと夏のように暑くなる日もあ
り、体調を崩しやすくなります。引き続き、体調管理に気をつけていきましょう。また、雨が降ると地面が
滑りやすくなるので、登下校中の転倒には十分注意しましょう。梅雨の時期は、じめじめとして気分まで落
ち込みがちですが、楽しいことを見つけて、梅雨を乗り切りましょうね。
雨の中で部活動の練習をしたり、傘がないからと、雨にぬれながら登下校を
したりする人はいませんか。雨にぬれてしまったときが要注意です。
かぜなどの体調不良につながることはもちろんのこと、長い時間体がぬれた
状態が続くと、急に体温が下がり、生命が危険な状態になることもあるのです。
実際に、野外でのイベントで雨に打たれ、多くの人が急激な体調の悪化で病院に
運ばれた例もあります。
もし雨で体がぬれてしまったときは、なるべく早く、乾いた衣類に着替える
ようにしましょう。そして何より、雨で体をぬらすことがないようにすることが
大切です。いつ雨が降ってきても大丈夫なように、折りたたみ傘を常備すること、
また、日ごろから天気予報をチェックすると良いかもしれませんね。
今月はここにも
注意!!
熱 中 症
熱中症は、最高気温が 30℃以上の日や、最低気温が 25℃以下にならない日が続くときに発生
しやすく、7 月下旬~8 月上旬にかけて急増します。
6 月は、それほど気温は高くないのですが、梅雨ということもあり雨が多く湿度が高いこと、体
が暑さに慣れていないことなどから、熱中症が発生する危険があります。湿度が 70%を超えてい
るとき、激しい運動をするときには、特に注意が必要です。
最近、保健室にも、熱中症の症状での来室があります。ですので、まだ6月だから熱中症の心配
はないと気をぬかず、水分補給など熱中症の予防にしっかり取り組んでいきましょう。
6月4日から10日までは「歯と口の健康週間」でした。
「歯の衛生週間」だったものが、歯だけでなく、
口の中全体の健康増進を目指す目的で、平成25年に55年ぶりに変更されました。
食べものを取り入れる器官である歯や口は、生きていくために欠かせないものです。皆さんは、毎食後・
寝る前に、毎日歯みがきはできているでしょうか。むし歯や歯周病等の予防のためには、歯みがきをするこ
とがとても大切です。
また、先日の歯科検診の結果、むし歯のある人がとても多かったように思います。一度できてしまったむ
し歯は、自然に治ることはなく、早期治療が大切です。早めに歯科医院に受診しましょう。
歯は、からだ全体の健康に関係している!
歯(口)の健康に気をつけていると、むし歯や歯周
炎を予防できるだけではありません。
最近の研究では、糖尿病や脳の血管の病気の予防
につながったり、入院しても
その日数が短くなったりする
ことが分かっています。
歯は、どのくらいかたい?
地球上で一番かたい天然の物質はダイヤモン
ドです。ダイヤモンドのかたさを 10 とすると、
歯のエナメル質→6~7、歯の象牙質→5~6
くらいです。
鉄→4、金→2 なので、
歯は鉄よりかたいのです。
夜食によるむし歯が増えている!
最近、夜食が原因と思われるむし歯が増えていま
す。塾やバイトなどで夜遅くに帰宅したり、夜遅く
まで起きていたりして、夜食を食べる機会が増えて
いませんか?
夜、寝ている間は、だ液の分泌が
減って、むし歯が発生しやすくなり
ます。夜、寝る前の歯みがきを忘れ
ずにしましょう。
8020 運動とは?
「80 歳で自分の歯が 20 本以上」という健康
目標の一つです。年をとったとき、自分の歯がた
くさん残っている人は、元気に生活できることが
分かっています。
皆さんが歯を大切にすることは、今だけでな
く、これから何十年も先の
「元気のもと」になるのです。
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◆保健室からのお知らせ◆
4 月から 6 月にかけて、健康診断を行っています。検診の結果、所見のあった人には、
「検診結果のお知
らせ」を茶封筒に入れて渡しています。お知らせの下半分には、「受診済証」がついていますので、受診し
た病院の先生に記入してもらい、それを担任または養護教諭に提出してください。
検診で見つかった所見は、重大な病気の初期症状であることもあります。自分のからだのためにも、この
お知らせは保護者の方に渡し、ぜひ病院に受診してください。
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