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Aal

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Aal
はじめに
本書は,ドイツ語の正確な発音を効率よく身につけたい人のための DVD・CD 付
き発音教材です。DVD を使うことで実際の口の動きや舌の位置などを確かめなが
ら発音の仕方を学んでいくことができます。DVD の視覚的・聴覚的情報は,発音
する際の具体的なイメージを作り出すのに役立ちます。そして CD を繰り返し聞く
ことで正しい発音を身につけていくことができます。また,本書には詳しい発音の
仕方が解説されていますので,理論的に理解しながら学んでいくことができます。
日本語を話す際には,日本語の音韻体系に合った口や舌の動きをしています。ドイ
ツ語を発音するには,日本語を発音するときよりも口を大きく動かしたり,舌をこ
れまで使ったことのない場所に置いたりすることがあります。ドイツ語には日本語
と比べて音が多くありますので(日本語 母音 5 個,ドイツ語 母音 17 個,日本語
子音 19 個,ドイツ語 子音 22 個),日本語よりもドイツ語を発音するときの方が口
や舌の動きが複雑になるといえます。
発音練習は,よくスポーツのトレーニングにたとえられます。ドイツ語を発音する
ために口や舌などの動かし方を新たに覚えるには,十分にトレーニングを積まなけ
ればなりません。視覚や聴覚からの情報と共にトレーニングは毎日行いましょう。
発音ができれば聞き取りもたやすくなります。というのも,発音と聞き取りは密接
なつながりがあるからです。リスニング力を高めたい人も本書を使ってまずは発音
を身につけてください。そうすれば聞き取りも上達するでしょう。
発音が良ければドイツ語が「できる」という印象を与えることにもつながります。
また,発音が不十分だと相手に理解してもらうために負担をかけてしまい,何度も
聞き返されたり,外国人としての心理的な隔たりを感じさせてしまうことにもつな
がりかねません。ドイツ語話者とのコミュニケーションを円滑に行うために発音は
とても重要です。
著 者 本 書 で 使 用 し て い る 発 音 記 号 は, 国 際 音 声 学 会 の IPA(Internationales Phonetisches
Alphabet)で使用されているものです。
1
■本書の使い方■
3 発音の仕方が解説されていま
1 第 1 章では,ドイツ語の
す。よく読んで,頭の中で自分の口
発音を理論的に学びます。
や舌の動きを想像してみましょう。
そして実際に自分の口や舌を動かし
2 第 2 章,第 3 章の各ペー
て正しい動きを実践してください。
ジの頭には,そのページで練
日本人学習者は同じような間違いを
習する「音」が発音記号で書
しやすいので,本書ではそれに配慮
かれています。その下には口
してあります。
の写真と口の中の図があり,
舌をどの位置に置き,肺から
の息の流れは口からなのか,
Lektion 1
[aː] [a]
鼻から出るのかといったこと
日本語の「ア」よりも口を大きく開ける!
が確かめられます。
Aal [áːl]
21
all [ál]
ウナギ
すべての
4 DVD を見てお手本通り
の発音を心がけてください。
最初からできなくても何度も
ドイツ語の [a] は,日本語の「ア」よりも口を大きく開けて発音します。舌を
繰り返し練習することで徐々
下げて口を縦に 2 倍に開けるようなイメージで発音しましょう。
„a“ には長母音 [aː] と短母音 [a] がありますが,その違いは長さだけで,音質は
に正しい発音ができるように
同じ母
同じです。長短の区別は,
続く子音の数や (Name [náːmǝ], Hand [hánt]),
なります。日本語の発音の仕
(S.21 参照)
。
音が連続する場合 (Aal [áːl]),h が続く場合 (ihn [íːn]) で決まります
方とは異なる舌の動かし方を
の少し力を入れましょう。日本語のアクセントは
アクセントのある母音を発音する際には,ほん
「高低アクセント」ですが,ドイツ語のアクセン
新たに学んでいくという作業
トは「強弱アクセント」ですので強さを意識して
。
発音することが望まれます(S.20 参照)
高
前舌
中舌
後舌
中高
中低
低
a, aː
をするのですから,ドイツ語
の発音を完全に身につけるに
ス
〉
〉
〉
〉
〉
〉
〉
〉
〉 テップ
は少し時間がかかります。毎
1.
2.
3.
4.
5.
日 15 分から 30 分ほど練習
22
してください。しばらく練習
し,DVD や CD の 音 と 自 分
の発音が一致してくれば正し
い発音ができた証拠です。
2
1
28
次の a 音は長母音ですか,それとも短母音ですか?
聞いてどちらかに ✓ を入れましょう。続いて発音しましょう。
長母音
短母音
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
alt
Atem
Hahn
Gast
Saal
古い,年取った
息
雄鶏
客
大広間
a+子音 2 こ
a+子音 1 こ
a+h
a+子音 2 こ
a+a
5 練習問題は,ステップ 1 からステップ 3 に分かれてい
ます。ステップ 1 は音に慣れるための聞き取り練習ですの
で,主に音と文字の関係が取り上げられています。ステップ
2 ではそれぞれの音だけでなく,似た音と対比させたり,日
本人が間違えやすい音の組み合わせや,文章の中に入れたり
して音や単語を練習できるように工夫されています。ステッ
プ 3 では,実際の会話文の内容を理解し,比較的長い文を
発音する練習をします。早口言葉もここに含まれます。
6 第 4 章では,アクセント
やイントネーション,そして
ス
〉
〉
〉
〉
〉
〉
〉
〉 テップ
2
会話中の「音の変化」につい
23
ての説明も後半に扱われてい
[aː]-[a] を含む単語を発音しましょう。
1.
2.
3.
4.
□ Aal [áːl]
□ all [ál]
すべての
□ Bahn [báːn] 電車
□ Bank [báŋk]
銀行,ベンチ
□ Tag [táːk]
日
□ Tank [táŋk]
タンク
□ kam [káːm]
来た(過去形) □ Kamm
ウナギ
4
4
4
4
[kám]
ます。日常会話のドイツ語で
は前後の音の影響を受けて別
くし
の音に変わったり,音が消え
質問を聞いて Ja で答えましょう。
1.
2.
3.
4.
5.
Ist das ein Aal?
Ist das ein Ka4 mm?
Ist das Sahne?
Ist das eine Ta4 sche?
Ist das ein Ba4 ll?
Ja, das ist ein Aal
.
.
.
.
.
たりする場合がありますが,
この規則を知っていれば発音
はもちろん,聞き取りもたや
( )のうちどちらかの単語が流れます。どちらかを聞き取り,しるしをつけまし
ょう。続いて発音しましょう。
1. Ist das eine ( Bahn/Bank )?
− Nein, das ist keine ( Bahn/Bank ), sondern eine ( Bahn/Bank).
2. Ist das ein ( Wal/Wall )?
− Nein, das ist kein ( Wal/Wall ), sondern ein ( Wal/Wall ).
3. Ist das Zimmer ( kahl/kalt )?
− Ja, das Zimmer ist sehr ( kahl/kalt ).
ス
3
次の文の (a)∼(c) の部分を聞き取り,正しいものを選びましょう。
その後,発音しましょう。
パーティで出会って
〉
〉
〉
〉
〉
〉
〉
〉 テップ
○ Guten Tag! Mein Name ist Axel Dahlmann.
□ Guten Tag! Mein Name ist Hahn, Hanna Hahn. ( a ) Sie schon lange
24
hier?
すくなるでしょう。
7 付録として巻末にドイツ
語技能検定試験(独検)3・
4 級レベルの聞き取り問題を
載せました。本書で学んだ成
果が結果に表れることを期待
しています。
○ Ja, schon acht Jahre. Ich bin ( b ) bei der Axa Bank.
□ Ich bin ( c ). Ich arbeite bei der Anke AG.
(a) 1. Arbeiten
2. Studieren
3. Warten
(b) 1. Arbeiter
2. Angestellter
3. Arbeitnehmer
(c)
2. Bankkauffrau
3. Fotografin
1. Fachkraft
29
← 本書「実践編」(第 2 章,第 3 章)
3
16:9
4
2
5
目 次
3
はじめに/各ページの構成
第 1 章 理論編《ドイツ語発音のポイント》
9
10
Ⅰ . ドイツ語の母音
1. 舌の高さ 2. 舌の前後 3. 唇の丸め(円唇・非円唇)
4. 緊張母音・弛緩母音 5. 二重母音 6. 日独母音の対比
13
Ⅱ . ドイツ語の子音
1. 調音位置 2. 調音法 3. 有声音・無声音
16
Ⅲ . ドイツ語文字の読み方
1. 母音の読み方
1) 長母音
2)二重母音
3) 変母音(Umlaut)
4) r の母音化
2. 子音の読み方
1) 末尾音硬化
2) 注意すべき子音
3) 語尾の (e)n,(e)m, (e)l
4) 子音連続
Ⅳ . 語アクセントの位置
20
1. アクセント位置
2. アクセントのある母音の長短
3. アクセントのない接頭辞
4. 接尾辞の -ei, -ieren など
5. 略語のアクセント
6. 短縮語のアクセント
Ⅴ . 日本語とドイツ語のリズムの違い
22
★ 発音記号一覧表
24
母音/二重母音/子音(無声子音・有声子音)/その他の子音の読み方
6
第 2 章 実践編《母音》
1
Lektion 2
Lektion 3
Lektion 4
Lektion 5
Lektion 6
Lektion 7
Lektion 8
Lektion 9
Lektion 10
Lektion 11
Lektion 12
Lektion
[aː] [a]
[iː] [ɪ]
[uː] [ʊ]
[oː] [ɔ]
[eː] [ɛ]
[ə]
[ɐ]
[øː] [œ]
[yː] [ʏ]
[a‿ɪ]
[a‿ʊ]
[ɔ‿ɪ]
27
Aal [áːl]
Miete [míːtə]
Fuß [fúːs]
Ofen [óːf(ə)n]
Beet [béːt]
bitte [bɪ́tə]
Bier [bíːɐ̯]
Öfen [ǿːf(ə)n]
Hüte [hýːtə]
Eis [á‿ɪs]
Haus [há‿ʊs]
neu [nɔ́‿ɪ]
all [á́l]
Mitte [mɪ́tə]
Fluss [flʊ́s]
offen [ɔ́f(ə)n]
Bett [bɛ́t]
öffnen [œ́fn(ə)n]
Hütte [hʏ́tə]
第 3 章 実践編《子音》
Lektion 13
Lektion 14
Lektion 15
Lektion 16
Lektion 17
Lektion 18
Lektion 19
Lektion 20
Lektion 21
Lektion 22
Lektion 23
Lektion 24
Lektion 25
Lektion 26
Lektion 27
Lektion 28
Lektion 29
Lektion 30
Lektion 31
[p] [b]
[t] [d]
[k] [ɡ]
[s] [z]
[ʃ] [ʒ]
[f] [v]
[x] [ç]
[ʀ] [ʁ] [r]
[l]
[n] [ŋ]
[m]
[ʔ]
[h]
[j]
[p‿f]
[t‿s]
[t‿ʃ]
[kv]
[ks]
子音配列
28
30
32
34
36
38
39
40
42
44
46
48
51
Pass [pás]
Tier [tíːɐ̯]
Kasse [kásə]
Glas [ɡláːs]
schon [ʃóːn]
fein [fá‿ɪn]
Nacht [náxt]
grau [ɡʁá‿ʊ]
Lamm [lám]
dann [dán]
man [mán]
in [ʔɪ́n]
hin [hɪ́n]
ja [jáː]
Pfund [p‿fʊ́nt]
Zeit [t‿sáɪt]
deutsch [dɔ́‿ɪt‿ʃ]
quer [kvéːɐ̯]
links [lɪ́nks]
Bass [bás]
dir [díːɐ̯]
Gasse [ɡásə]
Gläser [ɡlɛ́ːzɐ]
Genie [ʒeníː]
Wein [vá‿ɪn]
nicht [nɪ́çt]
Dank [dáŋk]
52
54
56
58
60
62
64
66
68
70
72
73
74
76
77
78
79
80
81
82
7
第 4 章 アクセントとイントネーション
89
Ⅰ . 語アクセント
90
Ⅱ . 文アクセント
91
1. 通常の文アクセント
2. 対立的な文アクセント
3. 感情的な文アクセント
Ⅲ . イントネーション
93
1. 平叙文と決定疑問文
2. 命令文と決定疑問文
3. 平叙文と補足疑問文
4. ていねいな疑問文
5. アクセント単位としての語群
【発展】音変化(おんへんか)
1. 同化
99
99
1. 1. 鼻音の同化
1. 2. 有声子音の同化
2. 音脱落
102
2. 1. 語末の e 音の脱落
2. 2. 会話での e 音脱落の表記
2. 3. さらなる変化
2. 4. よりドイツ語らしい発音をするために
2. 5. 同子音の一方の音の脱落
3.弱くなる音(母音弱化)
付録 聞き取り問題にチャレンジ
《ドイツ語技能検定試験の聞き取り問題形式》
☆練習問題の解答,日本語訳文は付属別冊に掲載しています☆
8
106
108
第2章
実践編
母 音
Vokale
ドイツ語の母音は,肺からの息(呼気)が
① 声帯の振動を伴って発せられ(有声音),
② 声道で閉鎖されたり狭められたりせずに
口から流れ出る音です。
[a],[i] などそれぞれの母音を区別するには,舌を上下・
前後させて口の中の形状を変えます。
ドイツ語の母音は,日本語とは違い唇を丸めて発音され
るものも多くあり,ドイツ語の母音は日本語の母音より
数が多く,その分細かく区分されています。
Lektion 1
[aː] [a]
日本語の「ア」よりも口を大きく開ける!
Aal [áːl]
21
all [ál]
ウナギ
すべての
ドイツ語の [a] は,日本語の「ア」よりも口を大きく開けて発音します。舌を
下げて口を縦に 2 倍に開けるようなイメージで発音しましょう。
„a“ には長母音 [aː] と短母音 [a] がありますが,その違いは長さだけで,音質は
同じです。長短の区別は,続く子音の数や (Name [náːmǝ], Hand [hánt]),同じ母
音が連続する場合 (Aal [áːl]),h が続く場合 (ihn [íːn]) で決まります(S.21 参照)。
アクセントのある母音を発音する際には,ほん
の少し力を入れましょう。日本語のアクセントは
「高低アクセント」ですが,ドイツ語のアクセン
トは「強弱アクセント」ですので強さを意識して
発音することが望まれます(S.20 参照)。
ス
〉
〉
〉
〉
〉
〉
〉
〉
〉 テップ
1
1.
2.
3.
4.
5.
22
28
高
前舌
中舌
後舌
中高
中低
低
a, aː
次の a 音は長母音ですか,それとも短母音ですか?
聞いてどちらかに ✓ を入れましょう。続いて発音しましょう。
長母音
短母音
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
alt
Atem
Hahn
Gast
Saal
古い,年取った
息
雄鶏
客
大広間
a+子音 2 こ
a+子音 1 こ
a+h
a+子音 2 こ
a+a
ス
〉
〉
〉
〉
〉
〉
〉
〉 テップ
2
23
[aː]-[a] を含む単語を発音しましょう。
1.
2.
3.
4.
□ Aal [áːl]
□ all [ál]
すべての
□ Bahn [báːn] 電車
□ Bank [báŋk]
銀行,ベンチ
□ Tag [táːk]
日
□ Tank [táŋk]
タンク
□ kam [káːm]
来た(過去形) □ Kamm
ウナギ
4
4
4
4
[kám]
くし
質問を聞いて Ja で答えましょう。
1.
2.
3.
4.
5.
Ist das ein Aal?
Ist das ein Ka4 mm?
Ist das Sahne?
Ist das eine Ta4 sche?
Ist das ein Ba4 ll?
Ja, das ist ein Aal
.
.
.
.
.
( )のうちどちらかの単語が流れます。どちらかを聞き取り,しるしをつけまし
ょう。続いて発音しましょう。
1. Ist das eine ( Bahn/Bank )?
− Nein, das ist keine ( Bahn/Bank ), sondern eine ( Bahn/Bank).
2. Ist das ein ( Wal/Wall )?
− Nein, das ist kein ( Wal/Wall ), sondern ein ( Wal/Wall ).
3. Ist das Zimmer ( kahl/kalt )?
− Ja, das Zimmer ist sehr ( kahl/kalt ).
ス
3
次の文の (a)∼(c) の部分を聞き取り,正しいものを選びましょう。
その後,発音しましょう。
パーティで出会って
〉
〉
〉
〉
〉
〉
〉
〉 テップ
○ Guten Tag! Mein Name ist Axel Dahlmann.
□ Guten Tag! Mein Name ist Hahn, Hanna Hahn. ( a ) Sie schon lange
24
hier?
○ Ja, schon acht Jahre. Ich bin ( b ) bei der Axa Bank.
□ Ich bin ( c ). Ich arbeite bei der Anke AG.
(a) 1. Arbeiten
2. Studieren
3. Warten
(b) 1. Arbeiter
2. Angestellter
3. Arbeitnehmer
(c)
2. Bankkauffrau
3. Fotografin
1. Fachkraft
29
Lektion 22
[n] [ŋ]
[n] では歯茎に舌先をつける!
dann [dán]
5
Dank [dáŋk]
それから
感謝
舌先を前歯の裏の根元(歯茎)のところにしっかりつけて唇をわずかに開き,
「ンー」と言うと息が鼻から出る [n] になります。
[ŋ] を発音するには,舌の奥の方を持ち上げ,口の天井の柔らかいところ(軟
口蓋)につけて完全に空気をふさいで鼻から息を出します。[k] や [ɡ] を発音す
るところと同じ場所です。鼻から息を出して発音する [n], [ŋ] は「鼻音」と呼ば
れます。
スペル
ng の 2 文 字 で [ŋ] と 発 音 し ま す。ng を [ŋɡ] と 分 け て 発 音 す る の は,Ungarn
[ʊ́ŋɡaʁn] のように外来語に限られます。しかし,Enkel [ɛ́ŋk(ə)l] のように nk は
[ŋk] と別々に発音します。
ス
1
6
〉
〉
〉
〉
〉
〉
〉
〉
〉 テップ
[n] を発音しましょう。
□ Name [náːmə] 名前
□ nett [nɛ́t]
□ Kanne [kánə]
□ Sahne [záːnə] 生クリーム
4
ポット
4
親切な
日本語では,語末の「ん」は喉の奥を閉じて発音する [ŋ] か [ɴ] です。「カン」や
「ビン」の「ン」を発音すると舌が奥([ŋ] 軟口蓋,[ɴ] 口蓋垂)をふさいでいること
が感じられるでしょう。ドイツ語の語末の kann [kán] や bin [bɪ́n] の [n] と区別しま
しょう。
70
[n] を発音しましょう。
□ Sohn [zóːn]
息子
□ finden [fɪ́nd(ə)n] 見つける
4
ス
〉
〉
〉
〉
〉
〉
〉
〉 テップ
2
□ nein [ná‿ɪn]
いいえ
□ Lektion [lɛkt‿sióːn](教科書の)課
7
[ŋ]-[ŋk] を含む単語を発音しましょう。
1. □ Engel [ɛ́ŋ(ə)l]
4
2. □ singen [zɪ́ŋən]
4
天使
□ Enkel [ɛ́ŋk(ə)l]
歌う
□ sinken [zɪ́ŋk(ə)n] 沈む
4
孫
4
次の問い合わせに対し,以下の広告の内容をもとに答えましょう。
語学学校への問い合わせ電話
1.
2.
3.
4.
Wann fangen die Kurse an? − Am Montag, den elften Januar.
Welche Kurse gibt es?
−
.
Was kostet ein Kurs?
− Einhundertzehn Euro
.
Wie kann man sich zu einem Kurs anmelden?
− Per E-Mail oder per Telefon.
Fremdsprache Schule
Beginn: 11.01.(M
ontag)
Kurse: Anfängerkurse, M
ittelstufenkurse
Gebühr: jeder Kurs 110 Euro
ス
Anmeldung: per E-Mail oder per Telefon
3
次の文の (a)∼(c) の部分を聞き取り,正しいものを選びましょう。
その後,発音しましょう。[n] には が,前後の環境で [m] になっ
たものには が,[ŋ] には がついています(S.100 参照)。
車内アナウンス
〉
〉
〉
〉
〉
〉
〉
〉 テップ
Meine Damen und Herren, wir erreichen in wenigen Minuten den
8
Frankfurter ( a ). Sie haben Anschluss an den ICE 539 um 10.28 Uhr nach
Wien, an den IC 3417 um 10.32 Uhr nach München und an den RE 2861
um 10.35 Uhr nach Münster. Wir verabschieden uns von allen
Fahrgästen, die in Frankfurt ( b ) und bedanken uns, dass Sie mit uns
gefahren sind. Ich wünsche Ihnen noch eine ( c ) Weiterfahrt.
(a) 1. Bahnhof
2. Hauptbahnhof
3. Bahnhof Süd
(b) 1. aussteigen
2. einsteigen
3. umsteigen
(c)
2. angenommene
3. angenehme
1. schöne
71
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