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「シンデレラウミウシの彼女」 「とっぴんしゃん」 山本一力 「サクラ咲く
「クリオネのしっぽ」 なつみ 長崎夏海/文 佐藤真紀子/絵 〈講談社〉 こうきょうじゅく 「あたしは、学校は 公 共 塾 なのだと考えることにして いる。友だちを作ったり、楽しく時間を過ごしたりする ためのものでもない。」ある事件をきっかけにそう思う み う ゆい ようになった美羽が心を許せる友だちは、唯だけでした。 中2の6月、「危険人物」の転校生・サッチと出会う までは…… 「シンデレラウミウシの彼女」 きさらぎ 如月かずさ/著 たうみまゆ/画 「ミサゴのくる谷」 ジル・ルイス/作 〈講談社〉 さくまゆみこ/訳 〈評論社〉 中学二年のガクは、幼なじみに恋をしている。……幼なじみの スコットランドの農場に住むカラムは、保護鳥である マキは、自分とおなじ男。「マキが女だったらこの思いを伝え 渡り鳥・ミサゴを助けます。アイリスと名づけられ、生態の られるのに」と密かに祈ってしまうガクだったが、ある朝、その 調査のための発信機をつけて旅立ちますが、途中で電波が 願いがかなってしまい―― 途切れてしまいます。アフリカに渡るミサゴとそれを見守る ことを通してつながっていく少年少女たちの壮大な物語。 いちりき 「とっぴんしゃん」 山本一力/著 〈講談社〉 「サクラ咲く」 ふかがわ もんぜんなかちょう つじむら み づき 辻村深月/文 〈光文社〉 ふ ゆ き ちょう 真冬の江戸・深川では、門前 仲 町 と冬木 町 対抗の子ども わざくら 同士の技比べが行われていた。 こけん 長年の伝統行事は町の沽券もかかわって、 ぎすぎすとした雰囲気で始まったが・・・。 ぶつかりあうなかで互いを認め合う子ども たちと、時に優しく時に厳しい大人たちの 物語。 塚原マチは自分の意見を主張できない性格を直したい 中学 1 年生の女の子。ある日、図書室で見つけた本の 中にあったメモが、今の自分の気持ちと重なり気になる。 マチは勇気を出して返事を書いた。まだ見ぬ困っている はずの誰かへ…。 ほんの少し、勇気を出したくなる物語。他 2 編。 *裏へ続きます 「光のうつしえ 廣島 ヒロシマ 広島」 く つ き しょう 朽木 祥 /文 「アサギをよぶ声」 しげみ 森川成美/著 〈講談社〉 とうろう のぞみ 小さな頃から夏が来るたびに灯籠を見送ってきた中学生の希未。 スカイエマ/絵 〈偕成社〉 母とふたり、村のはずれで暮らすアサギは、女には なれない「戦士」をめざすことにした。自ら弓と矢を つくって、戦士・ハヤからこっそりと弓の扱いを ある時、母が流す灯籠に名前が書かれていないことを不思議に 思います。そして見知らぬ老婦人から年齢を問われ…。 希未はこのことをきっかけに、よく知らなかった「あの日」の ことを周りの人に聞かせてもらうことにしたのですが…。 教わるアサギに、あるとき「声」がきこえてきて…… 「3年7組食物調理科」 〈講談社〉 食物調理科、通称・ショクチョウ―高校からプロの料理人 「負けないパティシエガール」 ジョーン・バウアー/著 須藤靖貴/著 灰島かり/訳 〈小学館〉 フォスターはお菓子作りの名人!毎日焼く得意のカップケーキは、 を育てるちょっと変わった学校で、3 年 7 組の 30 人は日々 調理に明け暮れている。人に喜んでもらう料理を作るのって、 食べた人がうなるほど。夢は〈パティシエガール〉としてTV番組に 単純だけど難しい! 失敗しても先生に叱られても、夢に 出演することです。でもフォスターは、読み書きができないという 向かって頑張る高校生たちの熱くて美味しい青春小説です。 大きな問題を抱えていました。この困難に向き合うことを決意した 「サリーの帰る家」 彼女ですが…ケーキのようにあまくはありません! エリザベス・オハラ/作 もりうちすみこ/訳 頑張れフォスター!! 〈さ・え・ら書房〉 サリーは 13 歳。本を読むのが好きな、普通の女の子です。 びんぼう ところが、ある日突然父さんが死んでしまい、家は貧乏に。 「明日は海からやってくる」 杉本りえ/文 やと スカイエマ/絵 〈ポプラ社〉 りゅう た 竜 太は高校を出たら漁師になるつもりだ。コンビニも 何もないけれど、この島が好きだ。都会から来て今では サリーは「雇われ人の市」に立ち、見知らぬ人の家へ働きに でなければならなくなりました。 続編の「サリーのえらぶ道」完結編の「サリーの愛する人」もあります。 とう こ すっかり地元っ子の灯子の発案で、文化祭に たつしま 〈辰島ニュース〉をつくることになった。 そんなある日、尊敬する漁師トクさんの 船が戻らないという知らせが入り…。 灯子と竜太の出会いをえがいた 「おちゃのじかん」 土橋とし子/作 <佼成出版社> 「りんごかも しれない」 ヨシタケ シンスケ/作 <ブロンズ新社> 「地球のまん中 わたしの島」も読んでね! 夏によむよむ 2014(ティーンズ版)