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吉村昭歴史小説の世界
第37回(平成28年度 第1回)県立長崎図書館講座 講 −吉村昭歴史小説の世界− 演 講 師 長崎を舞台とした 小説をよむ 本 馬 貞 夫 氏 長崎県長崎学アドバイザー ほん ま さだ お 【本馬先生からのメッセージ】 吉村昭という人物を一言で表すと、それは「律儀」だと思 います。 「戦艦武蔵」 ( 『新潮』 )で世に出てから長崎と県立図 書館は格別な存在となりました。エッセイには「惚れ込ん」 だ長崎が数多く登場しますし、唯一の吉村昭文学展を長崎図 書館で開催することもできました。そして、死の直前まで推 敲を重ねた遺稿「死顔」は『新潮』に掲載されました。 ここでは永島正一・石田保といった先輩諸氏の後を受け て歴史小説に史料を提供したこと、いっしょにお酒を飲ん だことなどをお話しします。 本館所蔵「芳名録」 『吉村昭歴史小説の世界∼史実を歩く∼』 本馬貞夫 著 (2013 年 ) 本馬貞夫氏 プロフィール 昭和 23 年、長崎市に生まれる。山口大学文理学部を卒業後、長崎県立高校教員、県立長崎図書 館副館長兼郷土課長、長崎県文化振興課参事などを経て、 現在、 長崎県長崎学アドバイザー。 また、学校法人瓊浦学園理事、純心大学講師(非常勤)、長崎市文化財審議委員も務められる 一方、 長崎くんちや精霊流しのテレビ解説など、多岐にわたって活躍されている。 主に日本近世・近代史を専門とし、 『貿易都市長崎の研究』 (2009 年・九州大学出版会) のほか、 『九州の蘭学』 (共著 2009 年・思文閣)、『吉村昭歴史小説の世界∼史実を歩く∼』 (2013 年・自 費出版) 等の著書がある。 5月21日(土)13:30∼15:30 平成 28年 長崎県 立 長崎図書館 2階講堂 入 場 無 料・申 込 不 要 主 催 長崎県立長崎図書館 後 援 長崎新聞社 西日本新聞社長崎総局 朝日新聞社 毎日新聞社長崎支局 読売新聞西部本社 NHK長崎放送局 NBC長崎放送 KTNテレビ長崎 NCC長崎文化放送 NIB長崎国際テレビ 長崎ケーブルメディア エフエム長崎 入場無料 4/26 ∼ (火) 6/26(日) 長崎ゆかりの文学展〈第1回企画展〉 「長崎の島の物語」の御案内 長崎県立長崎図書館 9:30∼17:00 4階 郷土資料展示室 今回の企画展では、白石一郎や今井美沙子、吉田修一、司馬遼太郎、 吉田絃二郎らの作品を通して、島を舞台に繰り広げられる様々な物語を 紹介します。 長崎市立山1-1-51 ☎095-826-5257 http://www.lib.pref.nagasaki.jp