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平成25年度 (2013年度)
機関番号 研究種目番号 審査区分番号 細目番号 分割番号 34416 06 1 3205 1 整理番号 0002 平成25年度 (2013年度) 基盤研究(C)(一般)研究計画調書 平成 24 年 11月 2日 2版 新規 研究種目 基盤研究(C) 分 野 人文学 分 科 言語学 細 目 外国語教育 審査区分 一般 細目表 キーワード 教授法・カリキュラム論 細目表以外の キーワード 逆向き設計 研究代表者 氏名 所属研究機関 部 局 職 (フリガナ) ヤマザキ ナオキ (漢字等) 山崎 直樹 関西大学 外国語学部 教授 コミュニケーション文法の確立と中国語教育の基盤の再設計 研究課題名 年度 平成25年度 研 究 経 費 千円未満の 端数は切り 捨てる 使用内訳(千円) 研究経費 設備備品費 消耗品費 旅費 人件費・謝金 (千円) 1,769 175 64 1,280 250 0 平成26年度 1,620 70 20 1,280 250 0 平成27年度 1,560 60 20 1,280 200 0 平成28年度 0 0 0 0 0 0 平成29年度 0 0 0 0 0 0 4,949 305 104 3,840 700 0 総計 開示希望の有無 その他 審査結果の開示を希望する 研究計画最終年度前年度応募 -- - 1 - 研究組織(研究代表者、研究分担者及び連携研究者) 所属研究機関 部局 職 氏名(年齢) 30230402 (50) ヤマザキ ナオキ 研 究 代 表 者 山崎 直樹 70512383 (42) ウエムラ マキコ 研 究 分 担 植村 麻紀子 者 (34416)関西大学 平成25年度 エフォ 研究経費 ート (千円) (%) 中国語教育,中国語学 修士(文学) (206)外国語学部 305 20 326 20 406 20 326 10 406 20 研究統括,教授法設計 (20)教授 (32510)神田外語大学 中国語教育,中国語学 修士(言語学) (206)外国語学部 教授法設計 (22)講師 80404797 (47) スズキ ケイカ 研 究 分 担 鈴木 慶夏 者 (20102)釧路公立大学 中国語学,中国語教育 博士(言語文化学) (310)経済学部 中間言語分析 (27)准教授 50548592 (39) ナカニシ チカ 研 究 分 担 中西 千香 者 (23901)愛知県立大学 中国語学,中国語教育 修士(中国研究) (206)外国語学部 機能分析 (27)准教授 70390367 (37) ニシ カオリ 研 究 分 担 西 香織 者 合計 現在の専門 学位 役割分担 中国語学,中国語教育 (27101)北九州市立大学 博士(言語文化学) (206)外国語学部 談話分析 (27)准教授 5 名 研究経費合計 - 2 - 1,769 34416-06-1-3205-1-0002 様式S-1-8 応募内容ファイル(添付ファイル項目) 基 盤 C ( 一 般 ) - 1 研 究 目 的 本欄には、研究の全体構想及びその中での本研究の具体的な目的について、冒頭にその概要を簡潔にまとめて記述した上で、適 宜文献を引用しつつ記述し、特に次の点については、焦点を絞り、具体的かつ明確に記述してください。 (記述に当たっては、 「科 学研究費助成事業における審査及び評価に関する規程」(公募要領66頁参照)を参考にしてください。) ① 研究の学術的背景(本研究に関連する国内・国外の研究動向及び位置づけ、応募者のこれまでの研究成果を踏まえ着想に至っ た経緯、これまでの研究成果を発展させる場合にはその内容等) ② 研究期間内に何をどこまで明らかにしようとするのか ③ 当該分野における本研究の学術的な特色・独創的な点及び予想される結果と意義 研 究 目 的 ( 概 要 ) ※ 当該研究計画の目的について、簡潔にまとめて記述してください。 「コミュニケーション・ゴールを設定し、Backward Design ですべてを設計していく」アプロ ーチは、多くの中国語教師がその有用性を認めながらも現場で実行することを躊躇している。本 研究課題の目的は、「コミュニケーション・ゴールとコミュニケーション文法の対応付け」を網 羅的に行うことにより、上述のアプローチに基づいた学習プランの具体例を、長期間の中国語学 習にも耐えられるような包括性と体系性をもって示し、それを「年間指導計画」「年間教材案」 という形で利用可能にし、ピア・セミナーという場で中国語教育関係者と共有していくことであ る。 ̶̶̶̶̶ (1) 研究の学術的背景 ̶̶̶̶̶ Backward Design(逆向き設計)によるコミュニカティブな中国語教育への不安 コミュニケーション・ゴール(以下 C-Goal)を初めに設定し、コミュニケーション能力を測る (※1) 評価法をそれに合わせて定め、そこから授業・教材を設計していくというアプローチ は一般 にもその意義が認められつつある。本課題の研究組織は、同じ構成で「中国語コミュニケーショ ン文法およびその導入のための教材・教授法の構築」(基盤研究 C)、2010-2012、以下「前課 題」)を遂行し、このアプローチの有用性及びそのために必要な言語学的・言語教育学的基盤に ついて研究を重ね、数回の公開ワークショップで関係者と成果を共有してきた。 ※1 代表的実践例は『外国語学習のめやす 2012∼高等学校の中国語と韓国語教育からの提言』(TJF, 2012)であ る。以下、『めやす 2012』と称する。 しかし、教育の現場を見ると、このアプローチをコース全体で実現している例は少ない。その理 由は、教える側に以下の不安∼「構造に関する知識を積み上げてから(例: 基本文型を一通り学 んでから)でないとコミュニカティブな活動は無理では?」「一年のコースをすべてこの方式で やり通せるのか?」「コース全体をこの方式で貫いた時、言語体系の把握に必要な何かが欠落し てしまうのではないか(例: 把 構造は教えられるのか)」∼があるからであると推測される。 本研究課題の目指すもの 本課題では、上述の方式とその基盤について実践例を網羅的に整え、未習段階からのコースであ ろうと数年間の長期コースであろうとこの方式は実行可能であること、そしてその結果、懸念さ れているような欠落は起こらないこと、さらに前課題で提示した成果∼機能分析(例: 前置詞の 機能分析)、語用論的研究(例: 感謝と応答、呼称語)、中間言語研究(例: 前置詞句の位置の認 識)、社会言語学的研究(例:人間関係の基準の相違)∼を学習項目配置に生かすことにより、学 習者内部に、従来の方式よりも豊かな言語体系が構築できることを実例でもって証明したい。 「コミュニケーション文法」とは何か コミュニケーション能力は、コミュニケーションを遂行するために必要な「言語、文化、および グローバル社会のさまざまな問題に関する知識や技能」を含む。本研究では、このうち特に言語 領域および関連する文化領域に関連する能力を扱う。 本課題の「コミュニケーション文法」(以下 C-文法)の意味するところは「言語の構造と運用 を規定する規則の体系」である。これは狭義の文法はもとより、言語運用に影響する社会慣習の 体系や、あるコミュニケーションを遂行するのに必要な知識と技能の体系も含む。本課題は、こ の C-文法を、C-Goal から導きだされた「コミュニケーション能力を育成する言語教育の構成 要素」と対応付けようとするものである。 研究機関名 関西大学 研究代表者氏名 山崎直樹 基 盤 C ( 一 般 ) - 2 研 究 目 的 ( つ づ き ) 「基盤の設計」とは 課題名にある「基盤の設計」は次の問いかけに対する回答である。(A)コミュニケーション能力 育成過程の中に言語領域の知識と技能はどう位置づけられるか、(B)言語領域の知識は談話にお ける機能という観点からどう整理されるか、(C)学習者に言語領域の知識をどのように認知させ るか、学習者内部の中間言語体系の構築のためのアフォーダンスとしての教材はどうあるべき か、(D)社会習慣に根ざした言語運用の規則はどう体系化されるか、である。 これまでの成果と課題 本研究組織は、前課題で上記の(A)-(D)について成果を挙げ、それを公開ワークショップという形 で中国語教育関係者と共有してきた。しかし、前課題は以下の 2 点で不十分である。(i)中国語教 育で最も重要なトピックの幾つかを取り上げ成果を挙げたが、「1 年間の中国語のコース」をす べて再構築できるほど網羅的な成果を挙げたわけではない、(ii)この方式に共感する中国語教師 が同様のアプローチを採ることを志した場合の指針になるような体系的に十全な方法論を提出 したわけではない。ゆえに、上述の「中国語教師の不安」を払拭できないでいると認識している。 ̶̶̶̶̶ (2) 研究期間内に何をどこまで明らかにしようとするのか̶̶̶̶̶ 本課題は「C-Goal と C-文法の対応づけ」を第一の目的に掲げ、前課題での成果のうちの逆向 (※2) き設計によるコース設計およびそれを実現するためのさまざまな授業案と 、中国語の構造と (※3) 運用に関する問い直し との対応付けを試みる。 ※2※3「中国語コミュニケーション文法を考える」http://www2.itc.kansai-u.ac.jp/ ymzknk/kome/index.html その後、(a)1 年のコースをカバーできる網羅的な事例を提案する、(b)コース設計と教材設計の ための体系化された方法論を提案する、(c)前項 2 つの成果をセミナー(およびそれを記録した アーカイブズ)で関係者に伝えていく、を目標にして研究を進める。 ̶̶̶̶ (3) 本研究の学術的な特色・独創的な点及び予想される結果と意義 ̶̶̶̶ 特色・独創性:C-Goal と C-文法の対応付けによる解答 中国語に関する機能主義的な分析・語用論的な分析は多い。しかし、これらを中国語学習の基本 的な設計の中に組み込んだ例はない。特に、達成すべき C-Goal を最初に定め、そこからコース 設計を逆向きに行い、そこに配置された学習要素と C-文法を対応付けた例は皆無である。 中国語教育の分野で「初級者が学習すべき文型・語彙」の一覧表はいくつか作られたが、教育の 現場には普及していない。それは到達すべき目標が設定されていないまま選定された学習要素だ からである。また、逆向き設計によるコミュニカティブな中国語教育の有用性は認めても、包括 的に実行に移している教師は少ない。それは、ゴールから始めて適切な学習項目を選択するまで の間には、教師が考慮すべき問題があまたあるからである。 本研究課題はこれらの問題を解決する具体例を提案するという点で、類例のない研究である。 特色・独創性:成果の公開・蓄積・共有の方式 これまでは成果を公開ワークショップという形で関係者と共有してきた。今回はこれに代わり、 ピア・セミナーを行う。日本では「同輩(ピア)」に対するセミナーは一般的ではないが、授業 案のような詳細なプランを、背景も含めて聴衆に理解してもらうには、この形式が理想的である。 このセミナーにおいて、1 年のコース設計の具体例とその基本原則を伝え、同様のアプローチを 採用する教育者に指針を示したい。また、セミナーをビデオで記録しアーカイブズ化し、それを 公開するという共有方式も実行する。このような成果の共有方式は類例が少ないと思われる。 本課題の意義 コミュミニカティブなゴールから逆向きにコースを設計するアプローチを導入するときには、解 決すべき現実的な問題が非常に多い。本研究課題は、このような問題に対し、細部にわたって責 任ある解答例を提案するものである。 基 盤 C ( 一 般 ) - 3 研 究 計 画 ・ 方 法 本欄には、研究目的を達成するための具体的な研究計画・方法について、冒頭にその概要を簡潔にまとめて記述した上で、平成 25年度の計画と平成26年度以降の計画に分けて、適宜文献を引用しつつ、焦点を絞り、具体的かつ明確に記述してください。 ここでは、研究が当初計画どおりに進まない時の対応など、多方面からの検討状況について述べるとともに、研究計画を遂行する ための研究体制について、研究分担者とともに行う研究計画である場合は、研究代表者、研究分担者の具体的な役割(図表を用い る等)、学術的観点からの研究組織の必要性・妥当性及び研究目的との関連性についても述べてください。 また、研究体制の全体像を明らかにするため、連携研究者及び研究協力者(海外共同研究者、科研費への応募資格を有しない企 業の研究者、大学院生等(氏名、員数を記入することも可))の役割についても必要に応じて記述してください。 なお、研究期間の途中で研究環境が大きく変わる場合は、研究実施場所の確保や研究実施方法等についても記述してください。 研 究 計 画 ・ 方 法( 概 要 )※ 研究目的を達成するための研究計画・方法について、簡潔にまとめて記述してくだ さい。 平成 25 年度は、「1年間のコースのプラン」の基礎となる複数のコミュニケーション・ゴール を、学習者の知的発達を促すべく設置された大きな主題(例: 家族、環境問題、グローバル社会 …)の下に相互に関連するよう配置し、機能分析、語用論、中間言語研究、社会言語学的研究に おける当研究組織のこれまでの成果を生かして、そのゴールを達成するために必要な学習項目の 選定と配置をする。26 年度以降は、このゴールとコミュニケーション文法の対応付けを完成さ せ、年間コースプランの全体像を構築するための作業に着手する。また、随時、国内外の学会で 成果を発表し、中国語教育関係者へのセミナーも開催していく。 ̶̶̶̶ 平成 25 年度 ̶̶̶̶ コミュニケーション・ゴールの設定 最終年度に完成させる年間授業計画に向け、まずコミュニケーション・ゴール(C-Goal)を設 定する。このゴールは、授業計画をより普遍性の高いものにするため『外国語学習のめやす 2012 ∼高等学校の中国語と韓国語教育からの提言』 (国際文化フォーラム, 2012、以下『めやす 2012』) のコミュニケーション能力指標から採用する。また、このゴールが相互に関連のないものであっ ては、学習者が学習の成果を有機的に関連づけられないので、複数のゴールを統合する大きな Thematic Unit(主題中心の単元)を設定する予定である(Thematic Unit に関しては、『め やす 2012』p.82 を参照)。【この設定作業は、植村および山崎が中心となり、全員で協議して 進める】 なお、この過程で、関西学院大学の胡玉華講師の協力を仰ぎ、ゴール設定へのアドバイスを求め る。胡講師は『中国語教育とコミュニケーション能力の育成―「わかる」中国語から「できる」 中国語へ』(東方書店, 2009)の著者であり、また当研究組織の山崎・植村と同じく『めやす 2012』作成プロジェクトの構成員であるので、当課題の意義と目標の共有に関して問題はない。 このゴール自体は包括的なゴール(遠隔ゴール)であるが、これを比較的小さな具体的ゴール(直 近ゴール)に分解し、さらにそれを個別のタスクに分解していく。これは例えば、「日中の若者 の日常生活」という大きな主題を設定し、そこから「余暇の過ごしかたについて話し合うことが できる」というゴールを派生させ、さらに「好きな物・事を紹介する」というタスクを設置する 作業である。この作業については、すでに、当研究組織による「中国語コミュニケーション文法 およびその導入のための教材・教授法の構築」(基盤研究 C)、2010-2012、以下「前課題」) の遂行時に相当数の成果を蓄積したので、それを整理する作業が中心となる。【この作業は、全 員がそれぞれ、自身の成果を発展させる形で遂行する】 学習項目候補の選定 前項で述べたタスクへの分解の過程で、そのタスクにはどのような学習要素̶̶語彙、文型、語 用論的・社会言語学的な習慣、つまり本研究課題でいう「コミュニケーション文法(C-文法)」 的要素̶̶を含めたらよいかを考える。 学習要素の選定にあたっては、組織の各員が自身の研究蓄積のある分野の専門的見地から関与す る。主な分担は、機能的・表現論的見地(中西)、語用論的・社会言語学的見地(西)、中間言 語研究的見地(鈴木)である。 研究機関名 関西大学 研究代表者氏名 山崎直樹 基 盤 C ( 一 般 ) - 4 研 究 計 画 ・ 方 法 ( つ づ き ) 成果の発表 これらの研究成果を、中国語教育に関する国際学会で、随時、発表していく【鈴木・西の担当】。 鈴木・西は前課題においても、積極的にその成果を海外で公表し反響を呼んでいるので、本課題 でもこの活動を継続する。 また、初年度よりセミナーを開催し、前課題の成果と当該年度の成果を併せて、関係者と共有し て行く【セミナーは全員で担当する】。 ̶̶̶̶ 平成 26 年度以降 ̶̶̶̶ C-Goal と C-文法の対応 この年度は、下に述べる「2つの方向」からコース設計の擦り合わせを行う。 (i)C-Goal に到達する道筋である個々のタスクからは、どのような「C-文法」的要素が学習要素 として必要であるかという逆向き設計と、(ii)学習者が学習者内部の言語体系を適切に構築して いくためにはどのような学習要素をどのような順番で配列すべきかという体系構築の観点から の設計、との間の調整を行い、最適なコースの設計をする。【(i)は主に山崎と植村が担当し、(ii) は主に鈴木・中西・西が担当する】 授業と教材の設計 ゴールと学習要素が確定した時点で、授業と教材の設計に着手する。 この「設計」は、コミュニカティブなタスクの設計、授業で必要に応じて実施するプロジェクト ワークのような大掛かりなプランの設計、学習者が自ら「発見」を行えるようアフォーダンスと して与える教材の設計などを含む。【プロジェクト型学習は主に植村が担当し、アフォーダンス としての教材設計は鈴木が担当する】 コースデザイン(年間指導計画案)の完 成 この方式に共鳴する中国語教育関係者 が、すぐに実践に移せるように、前年 度の成果を、ある程度長期間にわたる コースの計画として整備し、個々の授 業案、教材案とともに公開する。 セミナー開催、記録、アーカイブズ化 中国語教育関係者に対し、本研究課題 が提案する方式に対する理解を深めて もらうため、また、この方式を実施す る際の具体的な諸問題に関する疑問に 答えるため、数回にわたって、この方 式を詳細に解説するセミナーを実施す る。【セミナーは全員が担当する】 Thematic Unit(主題中心単元)の設定 C-Goalへの分割 <遠隔ゴール> 2013年度 の目標 2014年度 以降の目標 具体的・個 別的なゴー 年間コ ース案 ルへの分割 <直近ゴー ル> C-Goalと C-文法の 対応付け 個々の授業で使 うタスクの設定 セミナー アーカイ ブズ 2014年度 の目標 機能・語用論的観点/中間言語研究からのフィルタリング ある段階の学習者に必要だとされる学習項目 慣習 文化 語彙 文型 その他 2013年度 の目標 同時に、このセミナーを録画し、指導 計画や教材の資料とともにアーカイブズ化し、中国語教育関係者への閲覧の便を図る体制を整備 する。【アーカイブズ化は山崎が担当する】 本課題の主要目的およびその進行計画の関係を示したのが上の図である。この流れに沿って作業 を完成させる予定である。 基 盤 C ( 一 般 ) - 5 今回の研究計画を実施するに当たっての準備状況及び研究成果を社会・国民に発信する方 法 本欄には、次の点について、焦点を絞り、具体的かつ明確に記述してください。 ① 本研究を実施するために使用する研究施設・設備・研究資料等、現在の研究環境の状況 ② 研究分担者がいる場合には、その者との連絡調整状況など、研究着手に向けての状況(連携研究者及び研究協力者がいる場合 についても必要に応じて記述してください。) ③ 本研究の研究成果を社会・国民に発信する方法等 (1)研究環境の状況: この課題は、同じ研究者組織による「中国語コミュニケーション文法および その導入のための教材・教授法の構築」 (2010-2012, 以下、前課題)の研究の継続・発展・統 合なので準備状況に問題はない。 (2)研究者間の連携: 前課題においても問題はなかったが、今回は前課題よりも研究組織内での理 解共有のための機会を多く設ける予定である。 (3)成果共有の方法: 「研究計画」でも述べたようにピア・セミナーを開催し成果を共有する。ま た、セミナーをビデオ撮影してアーカイブズにし、希望者にこれを貸し出す予定である。 (4) ウ ェ ブ サ イ ト : 前 課 題 に お い て 、「 中 国 語 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 文 法 を 考 え る http://www2.itc.kansai-u.ac.jp/ ymzknk/kome/」を立ち上げ、ワークショップの開催情報や 使用した資料をすべて閲覧できるようにした。本課題でも、このサイトで研究成果とセミナー の情報を発信していく。 研 究 計 画 最 終 年 度 前 年 度 の 応 募 を 行 う 場 合 の 記 入 事 項 (該当者は必ず記入してください(公募要領18 頁参照)) 本欄には、研究代表者として行っている平成 25 年度が最終年度に当たる継続研究課題の当初研究計画、その研究によって得られ た新たな知見等の研究成果を記述するとともに、当該研究の進展を踏まえ今回再構築して本研究を応募する理由(研究の展開状況、 経費の必要性等)を記述してください。 (なお、本欄に記述する継続研究課題の研究成果等は、基盤 C(一般)-8 の「これまでに受 けた研究費とその成果等」欄に記述しないでください。) 研究種目 名 審査区 分 課題番 号 研 究 課 題 名 研 究 期 間 平成 年度~ 平成 25 年度 当 初 研 究 計 画 及 び 研 究 成 果 等 応 募 す る 理 由 研究機関名 関西大学 研究代表者氏名 山崎直樹 基 盤 C ( 一 般 ) - 6 研 究 業 績 本欄には、研究代表者及び研究分担者が最近5カ年間に発表した論文、著書、産業財産権、招待講演のうち、本研究に関連する重 要なものを選定し、現在から順に発表年次を過去にさかのぼり、発表年(暦年)毎に線を引いて区別(線は移動可)し、通し番号を 付して記入してください。なお、学術誌へ投稿中の論文を記入する場合は、掲載が決定しているものに限ります。 また、必要に応じて、連携研究者の研究業績についても記入することができます。記入する場合には、二重線を引いて区別(二重 線は移動可)し、研究者毎に、現在から順に発表年次を過去にさかのぼり記入してください(発表年毎に線を引く必要はありません。)。 発表論文名・著書名 等 発表年 研究代表者・分担者 氏名 (例えば発表論文の場合、論文名、著者名、掲載誌名、査読の有無、巻、最初と最後の頁、発表年(西暦) について記入してください。) (以上の各項目が記載されていれば、項目の順序を入れ替えても可。著者名が多数にわたる場合は、主な著 者を数名記入し以下を省略(省略する場合、その員数と、掲載されている順番を○番目と記入)しても可。 なお、研究代表者には二重下線、研究分担者には一重下線、連携研究者には点線の下線を付してください。) 2012 以降 山崎直樹 1. 「ことばをオモチャのように扱う中国語学習支援ソフトの構想」, 山崎直樹, 『言 語処理学会第 18 回年次大会発表論文集』, pp.813-816. 査読有. 2012. 2. 「中国語でクローズテストを作ってみる」, 山崎直樹, 『漢字文献情報処理研究』 (漢字文献情報処理研究会)第 13 号, pp.176-182. 査読有. 2012. 植村麻紀子 3. 「21 世紀型スキルの養成と中国語教育―『「つながる」をキーワードに』, 植村麻 紀子, 中国語教育(中国語教育学会)第 10 号, pp.105-125. 査読有. 2012. 鈴木慶夏 4. 「中間言語の発達過程における *我学习汉语在大学”*我们去七点吧”」, 鈴木慶夏, 『中国語教育』(中国語教育学会)第 10 号, pp.126-154. 査読有. 2012. 5. 「The Cause of the Interlanguage Production of *Wo xuexi Hanyu zai daxue 」, Suzuki Keika. 《国际汉语教材的理念与教学实践研究:第十届国际汉语教学学术研讨 会论文集》(浙江大学出版社, 徐为民、何文潮主编), pp.135-140. 査読有. 2012. 6. 「从“运用”到“知识”的语法教学法 --- 基于逆向设计的真实任务」, 铃木庆夏, 《华 文教学丛书》(新加坡华文教研中心). 査読有. 印刷中. 中西千香 7. 『E メールの中国語』(白水社), 中西千香. 査読無. 2012. 西香織 8. 「如何譲日本漢語教材活起来」, 西香織, 《国際漢語教材的理念与教学実践研究: 第十届国際漢語教学学術研討会論文集》(浙江大学出版社, 徐為民・何文潮主編), pp.374-378. 査読有. 2012. 9. 「美国漢語学習者的漢語感謝回応模式」, 西香織, Canadian TCSL Journal (加拿 大中文教学学報). 査読有. 印刷中. 10. 「日本高校漢語教学離国際化、現代化還有多遠?」,西香織,『全球化語境下的高校 国際漢語教学』(学林出版社), 洪歴建主編. 査読有. 印刷中. 11. 「中国語の呼びかけ語の語用論的機能について―出会いのあいさつを中心に―」, 西香織, 中国語教育(中国語教育学会)第 10 号, pp. 231-250. 査読有. 2012. 2011 植村麻紀子 12. 『高校生からの中国語 2』, 小渓教材研究チーム(植村麻紀子共同執筆), 白帝社. 査読無. 2011. 中西千香 13. 「機能からみた前置詞の再分類―実から虚へ―」, 中西千香, 『愛知県立大学外国 語学部紀要』(言語・文学編), 第 43 号, pp.313-332. 査読無. 2011. 西香織 14. 「漢語告別言語行為的調査与分析」, 西香織, 『北九州市立大学外国語学部紀要』 第 130 号, pp.8-24. 査読無. 2011. 15. 「中国語学習者の『ほめ』に対する応答における中間言語語用論研究」, 西香織, 『中 国語教育』(中国語教育学会)第 9 号, pp.185-207. 査読有. 2011. 基 盤 C ( 一 般 ) - 7 研 究 業 績 ( つ づ き ) 2010 山崎直樹 16. 「 了 の導入̶教科書における提示法の検討」, 山崎直樹, 『中国語教育』(中 国語教育学会)第 8 号, pp.67-79. 査読有. 2010. 植村麻紀子 17. 「世界の外国語教育スタンダードとこれからの中国語教育」, 植村麻紀子, 『中 国語教育』(中国語教育学会)第 8 号, pp.80-103. 査読有. 2010. 鈴木慶夏 18. 「論文白相間的叙事体中文雅語体形式的 9 卷, 第 3 期, pp.244-254. 査読有. 2010. 中西千香 19. 「現代中国語 対 における機能分化について」, 中西千香, 『言語と文化』, 第 22 号, pp.35-53. 査読無. 2010. 西香織 20. 「日本漢語学習者在任務型活動中的停頓原因分析」, 西香織, 『国際漢語教学実 践与思考:第八届国際漢語教学学術研討会論文選集』, pp.311-317. 査読有. 2010. 章功能」, 鈴木慶夏, 『語言科学』第 21.「謙 表現の形骸化―『どういたしまして』と 里( 里) を例に―」, 西香織,『東 アジア言語文化研究』第 11 集, pp.1-22. 査読有. 2010 2009 2008 山崎直樹 22. 「『ほめ』に対する応答の日中大学生比較」, 西香織, 『北九州市立大学外国語学 部紀要』第 129 号, pp.73-95. 査読無. 2010 23. 「理想の中国語辞書を考える̶正確で効率的な探索のために̶」, 山崎直樹, 『中 国 21』(愛知大学現代中国学会), Vol. 31. 査読無. 2009. 中西千香 24. 『気持ちが伝わる! 中国語リアルフレーズ BOOK』, 中西千香, 研究社. 査読無. 2009. 西香織 25. 「中国語における感謝に対する応答の考察―サービス業従事者の言語行動・非言 語行動―」, 西香織,東アジア言語文化研究(東アジア言語文化研究会). 査読有. 2009. 植村麻紀子 26. 「感謝に対する応答の社会言語学的考察―『道を尋ねる』場面を中心に―」, 西 香織, 中国語教育(中国語教育学会)第 7 号, pp.104-126. 査読有. 2009. 27. 「文法・構造シラバスと場面・機能シラバスの接点を探る―『中国語初級段階学 習指導ガイドライン』と『高等学校の中国語と韓国朝鮮語:学習のめやす(試行版)』 の比較を通して―」,植村麻紀子, 『成蹊大学一般研究報告』 (成蹊大学)第 40 巻第 5 分冊, pp. 1-41. 査読有. 2008. 鈴木慶夏 28. 「初級レベルにおける疑問詞連鎖構文の導入について」, 鈴木慶夏, 『中国語教 育』(中国語教育学会)第 6 号, pp. 56-82. 査読有. 2008. 中西千香 29. 「辞書における動詞項目に如何なる前置詞情報を盛り込むべきか」, 中西千香, 『中国語教育』(中国語教育学会)第 6 号, pp.177-195. 査読有. 2008. 西香織 30. 「感謝に対する応答の表現を初級でどう教えるか」, 西香織, 『中国語教育』 (中 国語教育学会)第 6 号, pp.34-54. 査読有. 2008. 研究機関名 関西大学 研究代表者氏名 山崎直樹 基 盤 C ( 一 般 ) - 8 こ れ ま で に 受 け た 研 究 費 と そ の 成 果 等 本欄には、研究代表者及び研究分担者がこれまでに受けた研究費(科研費、所属研究機関より措置された研究費、府省・地方公 共団体・研究助成法人・民間企業等からの研究費等。なお、現在受けている研究費も含む。)による研究成果等のうち、本研究の立 案に生かされているものを選定し、科研費とそれ以外の研究費に分けて、次の点に留意し記述してください。 ① それぞれの研究費毎に、研究種目名(科研費以外の研究費については資金制度名)、期間(年度)、研究課題名、研究代表者 又は研究分担者の別、研究経費(直接経費)を記入の上、研究成果及び中間・事後評価(当該研究費の配分機関が行うものに 限る。)結果を簡潔に記述してください。 (平成23年度又は平成24年度の科研費の研究進捗評価結果がある場合には、基盤 C(一般)-9「研究計画と研究進捗評価を受けた研究課題の関連性」欄に記述してください。) ② 科研費とそれ以外の研究費は線を引いて区別して記述してください。 科学研究費補助金 研究代表者: 山崎直樹 種別:基盤研究(C),期間:平成 22∼24 年度 課題名:中国語コミュニケーション文法およびその導入のための教材・教授法の構築 課題番号:22520601,代表・分担の別:代表 経費:平成 22 年度: 90 万円,同 23 年度: 90 万円,同 24 年度: 80 万円,合計: 260 万円 成果:申請中の課題の先駆となった課題で、この成果により、コミュニケーション能力を育成す る中国語教育を展開するにあたって、現在の研究水準では何が欠けているか(=中国語教 育の基盤が不完全であること)が明らかになった。申請中の課題はこの基盤をより強固に するためのものである。また、積極的に公開ワークショップを開催したことにより、この 問題意識を日本各地の中国語教育関係者と共有できた。 研究代表者: 山崎直樹 種別:基盤研究(C),期間:平成 18∼19 年度 課題名:第二言語学習の視点からの中国語辞書の検証 課題番号:18520434,代表・分担の別:代表 経費:平成 18 年度: 160 万円,平成 19 年度: 100 万円,合計: 260 万円 成果:この課題の研究により,現在,日本で出版されている中国語辞典の記述,特に文法に関わ る記述が,いかに一般のユーザーにとって理解しにくい記述であるか(文型を記述する意 識が希薄なこと,一般の学習者が多機能語の使い分けについて直観的に把握できるような 記述がないこと……など)が問題点として浮かび上がった。本応募課題は,そのような辞 書の記述の改善のための基礎研究にもなりうるはずである。 研究代表者: 山崎直樹 種別:基盤研究(B),期間:平成 13∼16 年度 課題名:中国語普通話文法と方言文法の多様性と普遍性に関する類型論的・認知言語学的研究 課題番号:13410129,代表・分担の別:分担 経費:平成 13 年度: 600 万円,同 14 年度: 350 万円,同 15 年度: 230 万円,同 16 年度: 250 万円,合計: 1430 万円 成果:本応募課題の申請者(山崎)は,その分担分野である現代中国語普通話の politeness strategy の研究を進める過程で,現代中国語の記述において,語用論的研究および文を超 えた単位(=談話)の研究がまだ未発達であることを痛感した。本応募課題で,語用論や 談話レベルの現象にも重点を置いているのは,この不備を補うためでもある。 基 盤 C ( 一 般 ) - 9 研 究 計 画 と 研 究 進 捗 評 価 を 受 け た 研 究 課 題 の 関 連 性 ・本欄には、本応募の研究代表者が、平成23年度又は平成24年度に、「特別推進研究」、「基盤研究(S)」、 「若手研究(S)」又は「学術創成研究費」の研究代表者として、研究進捗評価を受けた場合に記述してください。 ・本欄には、研究計画と研究進捗評価を受けた研究課題の関連性(どのような関係にあるのか、研究進捗評価を受けた研究を具 体的にどのように発展させるのか等)について記述してください。 研究機関名 関西大学 研究代表者氏名 山崎直樹 基 盤 C ( 一 般 ) - 1 0 人 権 の 保 護 及 び 法 令 等 の 遵 守 へ の 対 応 (公募要領5頁参照) 本欄には、研究計画を遂行するにあたって、相手方の同意・協力を必要とする研究、個人情報の取り扱いの配慮を必要とする研 究、生命倫理・安全対策に対する取組を必要とする研究など法令等に基づく手続きが必要な研究が含まれている場合に、どのよう な対策と措置を講じるのか記述してください。 例えば、個人情報を伴うアンケート調査・インタビュー調査、提供を受けた試料の使用、ヒト遺伝子解析研究、組換えDNA実 験、動物実験など、研究機関内外の倫理委員会等における承認手続きが必要となる調査・研究・実験などが対象となります。 なお、該当しない場合には、その旨記述してください。 本研究課題の対象分野は該当しない。 研 究 経 費 の 妥 当 性 ・ 必 要 性 本欄には、「研究計画・方法」欄で述べた研究規模、研究体制等を踏まえ、次頁以降に記入する研究経費の妥当性・必要性・積 算根拠について記述してください。また、研究計画のいずれかの年度において、各費目(設備備品費、旅費、人件費・謝金)が全 体の研究経費の90%を超える場合及びその他の費目で、特に大きな割合を占める経費がある場合には、当該経費の必要性(内訳 等)を記述してください。 1. 国内旅費 本課題の主要な目的の1つは、各地でセミナーを開き、日本国内の中国語教育関係者に本課題の 成果を伝えることである。経費節減のため、セミナー開催地は研究者の所属大学を会場とし、当 該年度の活動計画の打ち合わせ会合とセミナーのための旅費を各 1 回計 2 回、4 人分を毎年度計 上した。 2. 海外旅費 分担者のうち、鈴木と西は、毎年、東アジア各地で開催される中国語教育に関する国際学会で、 複数回の研究発表を行っている。この参加費用を2回分 2 人分、毎年度計上した。 3. 設備備品費 初年度には、セミナーを記録しアーカイブズ化するための機器(デジタルビデオカメラ、ビデオ ミキサー、ハードディスク)を各1台計上した。ビデオミキサーは、セミナー講師の音声および 画像とプレゼンテーション資料の画像を進行に応じて編集するためである。 その他、関連分野の図書資料購入費を計上した。 4. 人件費 資料整理およびセミナー開催時のための作業補助者の人件費と、カリキュラム策定・教材作成時 のインフォーマントとしてネイティブスピーカーを雇用するための人件費を計上した。 設 備 備 品 費 の 明 細 基 盤 C ( 一 般 ) - 1 1 (金額単位:千円) 消 耗 品 費 の 明 細 記入に当たっては、基盤研究(C)(一般)研究計画調書作成・記入要領を 記入に当たっては、基盤研究(C) (一般)研究計画調 参照してください。 書作成・記入要領を参照してください。 年度 25 品名・仕様 (数量×単価)(設置機関) 中国語教育,コミュニケーション教育に 関する図書資料 (5 @16)(釧路公立大学,神田外語 大学,愛知県立大学,関西大学,北九 州市立大学) デ ジ タ ル ビ デ オ ミ キ サ ー ( Roland 4-channel Video Mixer V-4) 1 @95(関西大学) 計 金 額 品 名 金 額 デジタルビデオカメラ(SONY HDR-CX270V) 1 @35(関西大学) 35 データ保存用ハードディスク (Buffalo HD-LS2.0TU2J) 1 @9 9 80 95 175 セミナー開催時の文具 計 20 64 26 中国語教育,コミュニケーション教育に 関する図書資料 (5 @14)(釧路公立大学,神田外語 大学,愛知県立大学,関西大学,北九 州市立大学) 計 27 中国語教育,コミュニケーション教育に 関する図書資料 (5 @12)(釧路公立大学,神田外語 大学,愛知県立大学,関西大学,北九 州市立大学) 計 研究機関名 関西大学 セミナー開催時の文具 70 70 計 セミナー開催時の文具 60 60 計 20 20 20 20 研究代表者氏名 山崎直樹 基 盤 C ( 一 般 ) - 1 2 (金額単位:千円) 旅 費 等 の 明 細 (記入に当たっては、基盤研究(C)(一般)研究計画調書作成・記入要領を参照してください。) 国内旅費 外国旅費 人件費・謝金 そ の 他 年度 事 項 金額 事 項 金額 事 項 金額 事 項 金額 25 打ち合わせ 学会参加 資 料 整 理 補 大阪(関西大 学にて) 2日 1回 4 人(植村、鈴 木、中西、西) セミナー及び その準備 大阪(関西大 学にて) 2日 1回 4 人(植村、鈴 木、中西、西) 計 26 打ち合わせ 千葉(神田外 語大) 2日 1回 4 人(山崎、鈴 木、中西、西) セミナー及び その準備 千葉(神田外 語大) 2日 1回 4 人(山崎、鈴 木、中西、西) 27 計 打ち合わせ 愛知(愛知県 立大) 2日 1回 4 人(山崎、植 村、鈴木、西) 160 (オースト ラリア・亜太 地区国際漢 語教学学会) 3 日 1回 2 人(鈴木、西) 助・セミナー開 催補助者謝金 ( 30h 5 人 @1 ) 480 学会参加(中 国・国際漢語教 学研討会) 3 日 1回 2 人(鈴木、西) 480 計 960 インフォーマ ント謝礼 ( 20h 5 人 @1 ) 150 100 160 320 160 160 320 160 セミナー及び その準備 愛知(愛知県 立大) 2日 1回 4 人(山崎、植 村、鈴木、西) 160 計 320 学会参加 (韓国/シ ンガポール /中国・亜太 地区国際漢 語教学学会) 3 日 1回 2 人(鈴木、西) 学会参加 (中国・国際 漢語教学研 討会) 3 日 1回 2 人(鈴木、西) 計 学会参加 (韓国/シ ンガポール /中国・亜太 地区国際漢 語教学学会) 3 日 1回 2 人(鈴木、西) 学会参加 (中国・国際 漢語教学研 討会) 3 日 1回 2 人(鈴木、西) 計 計 資 料 整 理 補 助・セミナー開 催補助者謝金 ( 30h 5 人 @1 ) 480 インフォーマ ント謝礼 ( 20h 5 人 @1 ) 250 計 0 150 100 480 960 480 計 資 料 整 理 補 助・セミナー開 催補助者謝金 ( 20h 5 人 @1 ) インフォーマ ント謝礼 ( 20h 5 人 @1 ) 250 計 0 計 0 100 100 480 960 計 200 研究代表者のみ作成・添付 基 盤 C ( 一 般 ) - 1 3 研 究 費 の 応 募 ・ 受 入 等 の 状 況 ・ エ フ ォ ー ト 本欄は、第2段審査(合議審査)において、 「研究資金の不合理な重複や過度の集中にならず、研究課題が十分に遂行し得るかど うか」を判断する際に参照するところですので、本人が受け入れ自ら使用する研究費を正しく記載していただく必要があります。 本応募課題の研究代表者の応募時点における、(1)応募中の研究費、(2)受入予定の研究費、(3)その他の活動、について、 次の点に留意し記入してください。なお、複数の研究費を記入する場合は、線を引いて区別して記入してください。具体的な記載 方法等については、研究計画調書作成・記入要領を確認してください。 ① 「エフォート」欄には、年間の全仕事時間を100%とした場合、そのうち当該研究の実施等に必要となる時間の配分率 (%)を記入してください。 ② 「応募中の研究費」欄の先頭には、本応募研究課題を記入してください。 ③ 科研費の「新学術領域研究(研究領域提案型)」にあっては、「計画研究」、「公募研究」の別を記入してください。 ④ 所属研究機関内で競争的に配分される研究費についても記入してください。 (1)応募中の研究費 資金制度・研究費名(研究期 研究課題名(研究代表者氏名) 役 割 間・配分機関等名) (代表・ 分担の 別) 平 成 25 年 度 の 研 究 経 費 (期 間 全 体 の 額 ) (千円) エ フ ォ ー ト(%) 【本応募研究課題】 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 代表 基盤研究(C) (一般)文 法 の 確 立 と 中 国 語 (H25∼H27) 教育の基盤の再設計 305 (837) 20% 基盤研究(B) (一般)品 詞 素 性 情 報 つ き 古 分担 (H25∼H27) 典漢文コーパスの発 展的応用(安岡孝一) 548 (1644) 10% 研究機関名 関西大学 研究内容の相違点及び他の研究費に加 えて本応募研究課題に応募する理由 (科研費の研究代表者(又は拠点リーダー等のようにプロ グラム全体の研究費の受入研究者)の場合は、研究期間全 体(又はプログラム全体)の受入額を記入すること) (総額 4949 千円) 古典中国語自動解析システ ムの開発の基礎となるコー パス構築の研究である。申請 者(山崎)は,中国語の統語 構造と品詞体系に関する知 識を提供すべく参加してお り,コミュニケーション文法 の構築とは分野の異なる研 究である。 研究代表者氏名 山崎直樹 研究代表者のみ作成・添付 基 盤 C ( 一 般 ) - 1 4 研 究 費 の 応 募 ・ 受 入 等 の 状 況 ・ エ フ ォ ー ト ( つ づ き ) (2)受入予定の研究費 資金制度・研究費名(研究期 研究課題名(研究代表者氏名) 役 割 間・配分機関等名) (代表・ 分担の 別) 平 成 25 年 度 の 研 究 経 費 (期 間 全 体 の 額 ) (千円) エ フ 研究内容の相違点及び他の研究費に加 ォ ー えて本応募研究課題に応募する理由 (科研費の研究代表者(又は拠点リーダー等のようにプ ト(%) ログラム全体の研究費の受入研究者)の場合は、研究期 間全体(又はプログラム全体)の受入額を記入すること) (3)その他の活動 上記の応募中及び受入予定の研究費による研究活動以外の職務として行う 研究活動や教育活動等のエフォートを記入してください。 合 計 (上記(1)、(2)、(3)のエフォートの合計) 70% 100 (%)