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「移転価格文書化とBEPSを踏まえた日本企業のとるべき対応」

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「移転価格文書化とBEPSを踏まえた日本企業のとるべき対応」
2016 年 5 月 9 日
TMI 総合法律事務所
<クライアント各位>
TMI 国際税務特別セミナーのご案内
「移転価格文書化とBEPSを踏まえた日本企業のとるべき対応」
日
時: 2016年6月1日(水) 10:00~12:00(受付開始9:30)
14:00~16:00(受付開始13:30)
会
6月2日(木) 14:00~16:00(受付開始13:30)
場: TMI総合法律事務所 22階セミナールーム
(〒106-6123 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー)
講
師: TMI総合法律事務所
稲垣光隆 顧問弁護士
道盛大志郎 顧問弁護士
岩品信明 弁護士・税理士
吉岡博之 弁護士・ニューヨーク州弁護士
参加費: 無料
対象者: 経理部・経営企画部を中心に、法務部・知財部・人事部などで国際税務
を取り扱う方々
※社内の経理部・経営企画部の方にもお知らせ頂けますと幸いです。
謹啓 貴社ますますご盛栄のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお
礼申し上げます。
近時、パナマ文書や OECD の BEPS(税源浸食と利益移転)プロジェクト、欧米企業の行き
過ぎた節税スキームなど、国際税務に強い関心が集まっています。今後、BEPS プロジェクトに
基づき各国で税制改正が行われることにより、移転価格税制、PE(恒久的施設)の概念、タック
スヘイブン対策税制、租税条約の濫用防止など、国際税務の様々な項目において従来の枠
組みが大きく変更されることになります。
国内外での不測の課税処分などの税務リスクを低減し、また、効果的な節税手法を導入す
るためにも、グローバル企業の経営にとって国際税務の知識は必要不可欠になっています。
その中でも、優先的に対応しなければならないのは、移転価格文書化です。今回の税制改正
により、来年末を期限として、移転価格文書化が法令上義務付けられました。そのため、日本
企業は、海外子会社から必要な情報を収集し、全世界的な視野に立って移転価格税制を再
構築して文書化する必要があります。本セミナーでは、日本企業のための効果的な移転価格
文書化について分かり易く解説いたします。
また、BEPS を踏まえ、グローバル企業は、ビジネスの仕組みを大きく変更しなければならな
い場合があります。例えば、アマゾンのように消費者のいる国に大型倉庫を保有する場合には、
今までは消費者の国では課税されませんでしたが、今後は課税されることになると考えられま
す。また、新興国が BEPS プロジェクトを利用して自国の税収を増加させるために恣意的に課
税することも懸念されています。そこで、BEPS を踏まえた日本企業のとるべき対応についても
ご説明いたします。
ご多忙中とは存じますが、移転価格文書化対応を検討されている方や、国際税務のビジネ
スへの影響について関心のある方は、是非ともご参加賜りたく、ご案内差し上げます。
謹白
当事務所では、経済産業省から委託を受け、「BEPS を踏まえた各国動向及び日本企業
※
の対応に関する調査」を行い、調査報告書をまとめました。同報告書では、難解な BEPS 最
終報告書の概要を解説し、日本企業の主要な進出先国(欧米及びアジアの合計11か国)
の BEPS 対応の税制改正を調査し、有識者からのコメントをまとめました。グローバル企業に
とって有益な情報をまとめていますので、併せてご参照下さい。
「BEPS を踏まえた各国動向及び日本企業の対応に関する調査」
http://www.meti.go.jp/policy/external_economy/toshi/kokusaisozei/2015report.html
【本セミナーの概要】
1. 国際税務の潮流(OECDのBEPSプロジェクト、パナマ文書など)
2. 移転価格文書化義務付け
文書化義務付けの概要、作成義務者、作成義務の免除、適用時期、使用言語、作成の
ポイントなど
3. BEPSを踏まえた日本企業のとるべき対応
ビジネスへの影響と日本企業にとっての効果的な対応など
~質疑応答~
(項目及び順序は変更することがありますので、ご了承ください)
【講師紹介】
稲垣光隆
<経歴>
弁護士。80 年東大法卒業、同年大蔵省(現 財務省)入省、以後、省内各部局、白河税
務署、日本銀行、在米大使館のポストを歴任。08 年東海財務局長、09 年主計局次長、
11 年 財務総合政策研究所長、12 年関税局長、13 年国税庁長官。15 年 1 月 TMI 総合
法律事務所顧問就任、16 年第二東京弁護士会登録。
道盛大志郎
<経歴>
弁護士。78 年東大法卒業、79 年大蔵省(現 財務省)入省、83 年カルフォルニア大学バ
ークレー校ビジネススクール卒業(MBA 取得)。以後、省内各部局、岸和田税務署長、ブ
リュッセル駐在等を歴任。00 年主税局税制第三課長、02 年主税局税制第二課長、08 年
理財局次長等、10 年関東信越国税局長、10 年内閣官房内閣審議官(内閣官房国家戦
略室)、12 年東京国税局長、13 年税務大学校長、14 年国土交通省政策統括官、15 年同
省退職、16 年第一東京弁護士会登録、TMI 総合法律事務所顧問弁護士就任。
岩品信明
<経歴>
弁護士・税理士。IFA 会員。95 年国家公務員Ⅰ種試験(法律職)合格、97 年東大法卒業、
00 年弁護士登録、05 年ノースウェスタン大ロースクール卒業(LL.M.)。07 年東京国税局
調査第一部 国際調査課 国際税務専門官(任期付公務員)。09 年任期満了により TMI
総合法律事務所に復帰。10 年経団連 国際課税委員会(オブザーバー)、税理士登録。
11 年経済産業省 外国事業体課税研究会 委員就任。16 年日本 CFO 協会国際税務部
会顧問、筑波大学ビジネス科学研究科(企業法学専攻)非常勤講師。
東京国税局在職中は、調査第一部所管の上場企業を主たる対象として、組織再編、移転
価格税制、タックスヘイブン対策税制など法人税・国際課税に関する税務調査に関与し、
課税処分案の検討、税法解釈・判例調査、審査請求・税務訴訟対応を行う。現在は、税
務調査対応、税務訴訟、M&A を業務とする。
<主要著作>
「BEPS を踏まえた各国動向及び日本企業の対応に関する調査」(平成 27 年度経済産業
省委託調査)、「租税判例百選(第 5 版)」(共著、有斐閣)、「国際税務の疑問点」(共著、
ぎょうせい)など多数。
吉岡博之
<経歴>
弁護士・ニューヨーク州弁護士。04 年東大法卒業、06 年東大大学院法学政治学研究科
法曹養成専攻卒業、07 年弁護士登録、11 年公認会計士試験合格、14 年ペンシルバニ
ア大学ロースクール卒業(LL.M.)、15 年ニューヨーク州弁護士登録。現在は、税務調査
対応、M&A などを業務とする。
<主要著作>
「BEPS を踏まえた各国動向及び日本企業の対応に関する調査」(平成 27 年度経済産業
省委託調査)など。
【お申込方法】
弊所ホームページ(http://www.tmi.gr.jp/)を開いていただき、トップページ左側下部の「セミ
ナー・講演」欄より本セミナー申込フォームにアクセスの上、必要事項を送信くださいますよう
お願いいたします。
お申込期間
: 5 月 10 日(火) 10:00 ~ 5 月 16 日(月) 17:00
お申込フォーム : http://www.tmi.gr.jp/seminar/2016/zeimuseminar0510.html
※備
考: お申込は1社2名様まで、各回先着120名様の受付とさせていただきます。
(ご好評につき満席となった場合には、ご出席いただけない場合がございます。
予めご了承ください。)
<本件に関するお問い合わせ先>
TMI 総合法律事務所
担当:秘書 荒武江梨子
電話:(03)6438-5511(代表) e-mail:[email protected]
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