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No,29(平成25年2月14日発行) - 生涯学習ほっかいどう
も く じ ◆☆きらり☆~地域で輝く企業~[日高管内] ・酪農教育ファーム リチェズヒルズ・・1 ◆地域発[後志管内、宗谷管内] 【はじめまして新企業です】 ・北海道福心会 真狩羊蹄園・・・・・・2 【我が社の子育て環境づくり】 ・山本建設株式会社・・・・・・・・・・2 ◆家庭教育支援の輪を広げる[上川管内] ・上川 23 ネット「ほっかいどうあったか ファミリー川柳コンテスト」の取組・・・3 ◆新・情報館[檜山管内、十勝管内] 【新たなネットワークづくりに挑む!】 ・地域のネットワーク充実に向けて ~「家庭教育サポート企業全道フォーラム」 参加者の声~ ・・・・・・・・・・・・4 【知りたい・学びたい・つながりたい】 ・子どもたちの将来の夢をはぐくむ・・・5 ◆Stop!ザ・ネットトラブル・・・・・6 ほっかいどう元気ファミリー フォトコンテスト【準大賞】 「ソリ遊び楽しいな!」 ♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦ リチェズヒルズは日高と十 勝を結ぶ通称「天馬街道」沿い (浦河町)にあり、乳牛と黒毛 和牛 44 頭を飼育しています。 教育委員会や学校と連携し、 搾乳体験や授乳体験、町内にあ るダム湖「うらら湖」でのカヌ ーやカヤック体験を通じて、子 どもたちの健全育成に取り組 んでいます。 また、子育てサークルや道外 からの修学旅行の体験活動の 受け入れも行っています。 ♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦ 従業員の集合写真 東部小学校宿泊学習 町教委主催事業 リチェズヒルズのみなさん 宿泊学習 搾乳体験 「体験で訪れる子どもから学ぶことがたくさんある」 と話す富岡一也代表。 「牛から出る牛乳は冷たくないんだ あ~」という子どもたちの発言に、何より驚かれたそう です。 「好奇心旺盛な子どもたちが、体験活動を通じて学ぶ ことは豊富にあるため、今後も様々な体験活動を提供し ていきたい。 」とお話しされていました。 -1- 冨岡一也代表 昨年6月に協定を締結しました特別養護老人ホ ーム・真狩羊蹄園を運営する北海道福心会を紹介 します。 福心会では、毎年、学校の職場見学や職場体験 を受け入れているほか、子どもをもつ職員が積極 的に参観日等の学校行事へ参加できる体制を整 えています。また、職員の家庭において「早寝早 起き朝ごはん」など、生活リズム向上の取組も進 めています。 さらに、学校支援地域本部が取り組んでいる街 頭見守り活動に参加し、入所者や職員が真狩小学 校の校門前で登校してくる児童へ「おはよう」 「い ってらっしゃい」と優しく声をかけています。 羊蹄園の田中勝己さんは、 「子どもたちの元気な 声や挨拶が聞こえると、地域全体が活気づき ます。入所者の方々も、子どもたちから元気 をもらっているようです。」と話していまし た。このほか、道教委が行っている「学生ボ ランティア学習サポート事業」の充実のた め、真狩中学校に派遣される大学生に、施設 の一室を宿泊場所として提供しました。 子どもたちのために何ができるのか、職場 や家庭などから取り組めることは何か、を 日々考え、これからもさまざまな取組を進め ることにしています。 自然エネルギーを利用した雪氷 平成 14 年から、市内声問地区の前浜における清 冷熱による貯蔵庫の研究を進めて 掃活動を毎年実施しています。さらに国道沿いでの おり、環境学習に取り組んでいる学 花壇整備や交通安全に関する道標を作成するなど、 校の施設見学を積極的に受け入れ 景観づくりをサポートする取組を推進しています。 ています。 施設見学の受入れ 社内において家庭教育に関す る情報提供を行うとともに、子育 て中の社員には学校行事への積 極的な参加を奨励しています。 社内での普及啓発 -2- 海岸清掃 景観づくり 上川教育局では、上川23ネットと連携し、温かく愛情に包まれた家庭教育の充実、心の豊かさをもた らす潤いある地域づくりを目指して家庭教育サポート企業の皆様や地域の社会教育団体と連携し、「上川 コ・ラボ事業+」を推進しています。 子どもたちの望ましい生活習慣、読書習慣、学習習慣、運動習慣の定着に向けた取組など、今後も、こ れまでの取組を継続することはもとより、今回、上川23ネットが作成したポスターを全道に発信するな ど、家庭教育支援の輪を広げるため、協力していきます。 上川管内家庭教育サポート企業ネットワー ク「上川23ネット」では、今年度の川柳コ ンテストのテーマを「いじめはしない ~あた たかい心・思いやりの心~」として、全道の 家庭教育サポート企業等から作品を募集しま した。 全道各地から集まった作品は394点。家 庭教育サポート企業等だけではなく、一般の 方や、青少年教育施設の事業に参加した子ど もたちから、数多くの心温まる作品が集まり ました。 入賞した作品は、「家庭教育推進ポスター」 に掲載します。ポスターを地域において掲示 したり、各種事業等の際に配布したりするこ とにより、家庭教育サポート企業等からいじ め根絶のメッセージを発信し、全道に家庭教 育支援の輪を広げていきます。 子どもたちの「あたたかい心・思いやり の心」を育むために、家庭における親子の かかわりは、何よりも重要と考えます。 川柳を考えることを通して、いじめを許 さない心や生命を大切にする心を育む家 庭教育について、全道の家庭教育サポート 企業の皆様と一緒に考えることができれ ばと思い、今年の川柳コンテストを企画し ました。 数多くの作品をお寄せいただき、ありが とうございました。これからも子どもたち のための取組をそれぞれの立場から、推進 してまいりましょう。 上川 23 ネット代表 髙 橋 稔 髙橋建設(株)代表取締役 -3- 11月に開催された「家庭教育サポート企業全道フォーラム」(道南会場)に、檜山管内から「江差信用金庫」 と「株式会社ホテルニューえさし」の2社が参加しました。道南では、これまでサポート企業同士の交流がなか ったため、参加された企業の皆様にとっては、大変有意義な場になったようです。 戸澤 一寿 人事課長 町中 隆夫 支配人 これまでも地域貢献に力を入れており、支店ごと フォーラムでは、講演を聞いて「なるほど」と思 に地域で行なわれる事業には、清掃活動やお祭りへ うことが多く、楽しく聞けた。企業として参考にな の協力などに積極的に参加している。 ることが多かった。 学校との連携では、江差高等学校のインターンシ 各企業との話し合いの中では、他の企業の取組を ップの受け入れや、江差町内の中学校の職場体験を 聞いて参考になり、それぞれの企業ががんばってい 行っている。また、函館市の支店では、小学生も受 るということを知ることができた。 け入れている。 フォーラムに参加してから、従業員と家庭での様 フォーラムでは、他の企業の取組を伺うことがで 子を話す機会が増え、家庭教育を意識するようにな き、大変参考になった。企業も、なかなか余裕がな った。 いのが現状だが、地域のため、子どもたちのために、 これまでも、中学生や高校生の職場体験を行って できる範囲で、できることを少しでも取り組んでい いるが、企業だから伝えられることがあると思うの きたいと、改めて感じた。 で、今後も継続して取り組んで行きたい。 檜山管内家庭教育サポート企業の取組 江差高等学校の職場体験で、檜山管内8社のサポート企業が生徒の受け入れ に協力しました。また、各地域で中学生の職場体験も行っており、サポート企 業が、子どもたちの学びをサポートしています。 -4- 十勝教育局では、サポート企業親子向け情報紙「とかち・ みたい・しりたい」を発行しています。これは、就学前後の 子どもが保護者と色々な仕事について会話することをとお して、多様な産業への興味・関心を高め将来の夢をはぐくむ ことをねらっています。 作成に当たっては、まず、協力企業を訪問し、業務内容や ふだん私たちが見ることのできないバックヤードの仕事な どについて説明を受けます。 次に、子どもが興味をもつ内容で、かつ、わかりやすく伝 わる表現となるよう企業担当者の方と協議をしながら紙面 の構成を決めます。 これからも家庭教育サポート企業の皆さんにご協力をい ただきながら、たくさんの種類のお仕事を子どもたちに紹介 してまいります。 (株)ザ・本屋さん:本のならべ方の工夫やバック ヤードの仕事内容について教えていただきま した。 帯広信用金庫:銀行にある 機械やお金の秘密について 教えていただきました。 株式会社満寿屋商店(ますや パン) :厨房の中を見学・取材 させていただきました。 「とかち・みたい・しりたい」~親子見学会~と題して、 紙面だけでなく、実際に職場を見学する活動も行いました。 夏休み期間中と 10月の土曜日のさわやかな朝の時間に、パ ン屋さんの見学や、工事現場での測量体験などをさせていた だき、有意義な時間を過ごしました。 株式会社満寿屋商店(ま すやパン) :コック帽や白 衣を用意していただき、 職人さんの手さばきを間 近で見ることができまし た。 サポート企業各社では、これまでも多様な地域貢 献の取組が行われています。十勝教育局では、今後 も、企業の皆さんと一緒に家庭教育支援や豊かな地 域づくりに向けて取り組んでいきたいと考えてい ます。 (株)アスワン:様々な種類の重機の役割を教えていただきま した。また、実際に測量も体験をさせていただきました。 -5- 北海道教育委員会では、子どもたちを有害な情報から守るため、 「ネットパトロール」の実施や「携帯電話のフィ ルタリングの徹底や家庭でのルールづくり」の啓発などに取り組んでいます。これまでも、このたよりをはじめ PTA 関係者の研修会等、さまざまな機会を通じてその必要性などについて呼びかけてきました。 次に紹介するデータを参考に、改めて携帯電話等の使用について親子で話し合ってみましょう。 ○保護者への質問 「あなたのお子さまは携帯電話でインターネットを利 用していますか?」 ○子どもへの質問 (同じ親子) 「あなたは携帯電話でインターネットを利用していま すか?」 99.4 95.7 100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 親は 子どもがインターネットをして いない と思っているが・・・ 子どもは インターネットに結構アクセス している 86.4 75.2 65.2 39 小学校 保護者の認識 ① 有害なサイトにアクセスしたことがある? 中学校 高等学校 子どもの実態 アクセスした有害サイトの種類は?(%) ある 7% 50.8 アダルトサイト 27.2 出会い系サイト 26.2 学校裏サイト 闇サイト ない 93% 21.1 自殺サイト 13.3 5.8 薬物サイト ② ③ トラブルにあったことがある? 0 10 20 30 50 60 トラブルにあった状況は(%) 61.1 迷惑メールなど(広告除く) ない 36% 15.6 メールでの悪口、嫌がらせ ある 64% 9.4 掲示板やプロフでのトラブル 2.8 個人情報の流出、悪用 ④ 40 ⑤ 0 10 20 30 40 50 60 70 出展 ①TTドコモ「ケータイ安全教室」資料より ②~⑤H23 北海道青少年有害情報対策実行委員会「携帯電話の利用に関する意識等調査」 ここにも注意 ・携帯ゲーム機(PSP 等)もインターネットにアクセスできます。 ・友だちを装って、出会い系サイトにアクセスさせるメールがあります。 ・せっかくのフィルタリングを解除してしまう親が結構多い。 携帯電話等は、大人はもちろん、子どもたちにも欠かせないものになってきていますが、保護者の知らないところで、 子どもはネット上のトラブルにあっています。子どもと携帯電話を持つ理由や使う目的を十分話し合い、その危険性を 理解させた上で持たせるようにしましょう。また、携帯電話やインターネットを安全に、安心して使用するために、子 どもの成長に合わせて親子で携帯電話に関するルールを考えたり、普段から話し合える環境を作りましょう。 ◇サポート企業だよりについてのご意見(このような話題も掲載してほしい…)をお寄せください。 【連絡先】北海道教育庁生涯学習課 担当 稲村 電話 011-231-4111(内線 35-524) [email protected] -6-