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民謡の心をより多くの方に 知ってもらいたい
日 OF PEOPLE 11 本各地で歌い継がれてきた民 謡。 農 作 業 や 漁 で 仕 事 が は か ど る よ う に 歌 っ た り、 お め で た い と き に 歌 っ た り、 古 く か ら さ ま ざ ま な 場 面 で 歌 わ れ て き ま し た。 鴨 田 さ ん は 民謡の歌い手として今後の活躍が期 待される一人です。 「民謡を始めたのは小学2年生のと き。近所の民謡教室に通っていた祖母 に誘われたのがきっかけです」と鴨田 さんは民謡との出会いを話します。 高校2年生のときから本格的に民謡 に取り組みはじめ、持ち前の強い向上 心と熱心な練習が実を結び、さまざま な民謡大会で優勝するようになりまし た。これまでも、北海盆唄全国大会成 年の部で優勝したほか、昨年 月に千 歳で行われたNHKのど自慢で優勝す 【かもた ゆき さん】北斗 ●小学2年のときから民謡を歌いはじめ、さまざまな大会で入 賞するなど活躍。昨年 11 月に千歳で行われた「NHKのど自慢」 でも優勝しました。 民謡の心をより多くの方に 知ってもらいたい るなど輝かしい成績を残しています。 お客さんの前で歌いたい」と将来の夢 現 在 は、 毎 日 の 自 宅 で の 練 習 の ほ を語ります。 か 、 週 に 2 ~ 3 回 は 師 匠 の も と で の 鴨 田 さ ん は、 全 道 ・ 全 国 規 模 の さ ま ざ ま な 民 謡 大 会 の ほ か、 地 域 の 夏 けいこを続けています。 「民謡は心で歌うものと師匠に言わ 祭 り や 盆 踊 り 大 会 な ど で 民 謡 の 歌 い れ た 言 葉 を 大 切 に し て い ま す。 い か 手 と し て ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 に も 積 極 的 に 相 手 に 気 持 ち を 伝 え る か が 今 の 課 に参加しています。 題 で す 」 と 歌 唱 技 術 の 向 上 に 意 欲 的 「民謡を歌うことで昔の人たちの営み がよく分かります。また、歌い終わり、 に取り組みます。 「民謡を通じてさまざまな方に出会 拍手をもらったときは本当に感動しま い多くのことを学ぶことで、人として す。 民 謡 は 高 齢 者 の も の と 感 じ る 方 が 成長できていると感じます。特に祖母 多 い よ う で す が そ う で は あ り ま せ ん。 や師匠には、歌だけではなくあいさつ 民 謡 の 良 さ を 子 ど も た ち や 若 い 方 に も や礼儀など日ごろの姿勢の指導もして 広 め た い と 思 い ま す 」 と 熱 い ま な ざ し いただき、本当に感謝しています」と で語ってくれました。 感謝の気持ちを忘れません。 「いつかは自分のショーを開きたい ですね。ステージに立ってたくさんの 景 風 E L P O E P F O Y R る い の 人 E N E C S SCENERY 鴨田 有起 20 広報ちとせ2月号 さん YUKI KAMOTA